プランターで手軽に作れる夏野菜とは?これがおすすめ!
プランターで楽しむベランダ菜園に興味を抱いているけれど、始めるタイミングが分からないという方も多いかもしれません。もしベランダ菜園を始めるなら、春から夏にかけての季節がチャンス。この季節なら、夏野菜の豊富な収穫を楽しむことができます。今回はプランターで手軽に作れる夏野菜や育て方、おすすめの食べ方などについてご紹介します。
- 目次
- 1. 春から始めるプランター栽培
- 2. 春から始めるベランダ菜園におすすめの夏野菜
- 2-1. ミニトマト
- 2-2. オクラ
- 2-3. ナス
- 2-4. 枝豆
- 2-5. ピーマン
- 3. 初心者ならまずこれ!春から始めるおすすめの葉野菜
- 3-1. チンゲンサイ
- 3-2. リーフレタス
- 3-3. ミツバ
- 3-4. ほうれん草
- 3-5. 小松菜
- 4. 底が深いプランターを使えば簡単!春から始められるおすすめの根菜
- 4-1. サツマイモ
- 4-2. カブ
- 4-3. ミニ大根
- 4-4. ニンジン
- 4-5. ショウガ
- 5. 夏に食べたい!春から始めるベランダ菜園におすすめの香味野菜
- 5-1. 青しそ
- 5-2. 葉ネギ
- 5-3. バジル
- 5-4. ローズマリー
- 6. まとめ
01春から始めるプランター栽培
新しい生活が始まる春。実はベランダでも手軽に始められるプランター栽培を始めるにも最適な季節です。特に夏に収穫できる夏野菜の種類も豊富です。
夏野菜の代表的なものといえば、ベランダ菜園にも最適なトマトやオクラ、ナスなど。
これらの野菜は初心者でも簡単に育てられるだけでなく、栄養も豊富。
食卓に並べやすいものや料理に応用できるものもあり、ベランダ菜園の楽しみをたっぷりと味わうことができます。
02春から始めるベランダ菜園におすすめの夏野菜
春は夏野菜のベランダ菜園を始めるのに最適の時期。ではどのような夏野菜がベランダ菜園に向いているのでしょうか。
2-1ミニトマト
ミニトマトはベランダ菜園のスタートにぴったリの存在です。
また、夏野菜といえばトマトというほど、春に植える植物を代表する野菜のひとつ。
トマトは夏野菜の中でも栄養価が高いことで知られていて、特にアンチエイジング作用を含んだリコピンなど、夏バテにも効果があると言われています。
ミニトマトの植え付けを始める場合、最適なのが四月下旬から五月中旬にかけて。トマトは25℃から30℃で生育する植物なので、この気温を目安にするとよいでしょう。
ミニトマトの苗を選ぶときには、茎が太く、葉が分厚いものがベスト。土は水はけのよい栄養たっぷりの土がよいでしょう。ミニトマトには専用の土もありますが、最初から肥料が含まれている培養土を選ぶと簡単です。
ミニトマトを育てるときには日当たりが重要。できるだけよく日が当たる場所にプランターを移動するとよいでしょう。
トマトは生で食べるだけでなく、火を通しても甘さが増して、さらに美味しく楽しめます。もしたくさん収穫できたときには、トマトソースにしたり、オーブンで水分を飛ばしてドライトマトにしたり、オイルに漬けておくと長期間保存することができます。
2-2オクラ
オクラも夏が旬の野菜のひとつ。アフリカ原産のオクラは暑さに強いため、ベランダでの栽培にも最適です。
オクラの植え付けの時期は五月。暑さを好む性質を持っているため、気温が上がってから植え付けを行うと生育を早く進めることができます。七月から十月上旬に収穫することができます。
プランターで育てる場合、しっかりと土に肥料を混ぜ込んで土を元気にしておくことが重要。また、実が大きくなってからは肥料を追加することも忘れないようにしましょう。
オクラはビタミンはもちろん、カルシウムや鉄分などのミネラルや食物繊維も豊富な野菜。茹でるだけで食べるのはもちろん、スープや炒め物など様々な料理に使用することができます。
2-3ナス
水分を豊富に含んだナスは夏野菜の代表的な存在です。植え付けを行うときは四月下旬から五月中旬がおすすめの季節。この時期に植え付けを行うと、六月から十月にかけて収穫を行うことができます。
ナスを栽培するときは、土の水はけに注意しましょう。また、しっかりと肥料を混ぜた元気な土で育てることが重要です。
また、ナスを育てるときには支柱も欠かせません。しっかりとナスの茎を安定させることで、健康なナスを収穫することができます。できれば土をビニールなどで覆っておくと、土の乾燥や雑草の害を防ぐことができます。
なお、害虫が増えるのを防ぐためにも、ときどき霧吹きで葉の裏に水をかけてやることも忘れないようにしましょう。
ナスは肥料をたっぷりと必要とする野菜なので、植え付けてから三週間程度を目安に固形肥料を与えて、一週間に一度程度の割合で液体肥料を与えると、たくさんの実を収穫することができます。
ナスは煮てもよし、焼いてもよしの万能野菜で、皮の紫色にはアントシアニンの一種が含まれています。できれば皮ごと料理するのがよいでしょう。
2-4枝豆
夏といえばビールと枝豆と思い浮かべる方も多いかもしれません。枝豆は昔から夏の風物詩のひとつですが、そんな枝豆もベランダ菜園で簡単に育てることができます。
枝豆の植え付けの季節は五月下旬。七月中旬から八月上旬ごろに収穫することができます。
枝豆は比較的生命力の強い植物ですが、乾燥した環境は苦手。そのため、水はたっぷり与えて育てましょう。
特にベランダで育てる場合、風が強いと乾燥が進みがち。さらにコンクリートの熱や、室外機の風が当たるとさらに乾燥してしまうため、こまめに土の状態を確認することが必要です。特に豆ができて大きくなる時期には多くの水が必要になります。
一方、マメ科の植物なのであまり肥料は必要としませんが、もし実があまり大きくならない、元気がないという場合にはタイミングを見て追肥を行います。
枝豆はゆでで食べるだけでなく、ご飯や炒め物、スープなどにも活用することが可能。たんぱく質をはじめビタミンも豊富なので、積極的に摂取したい野菜のひとつです。
2-5ピーマン
ピーマンが嫌いな子どもは多いものですが、取れたての新鮮なピーマンは苦味よりも甘味を強く感じることができるため、ぜひベランダ菜園で育ててみたい食べ物のひとつです。
ピーマンの植え付けの時期は四月下旬から五月中旬。収穫期は六月から十一月と長期間楽しめることもメリットです。
ピーマンを育てるときには、植え付ける前に苦土石灰や堆肥などを使用してしっかり土を作っておきます。プランターでピーマンを栽培すると、どうしても土が少なくなるため、しっかりと肥料を与えておきましょう。
なお、ピーマンは通気性のよい環境を好む植物。ときどき根本の土をほぐして空気が入るようにすると生育がよくなります。
ピーマンは一株で多くの実が取れる植物で、使い方も炒めものや煮物、和食や洋食など幅広く使用することができます。
03初心者ならまずこれ!春から始めるおすすめの葉野菜
ベランダ菜園では、実ができる野菜だけでなく、葉野菜も簡単に栽培を行うことができます。
3-1チンゲンサイ
中華料理などでおなじみのチンゲン菜は四月中旬から五月が植え付けの時期。暑さにも強いためベランダでも栽培が可能です。また、小型の品種であるミニチンゲン菜も育てやすい品種です。
チンゲン菜は日当たりを好むため、できるだけ日の当たる場所で栽培を行いましょう。
種から育てるときには、直にまくこともできますが、害虫の被害が心配な場合にはポットを利用するとよいでしょう。
また、水を上げるときには気温が高くなると根を傷めることがあるため、午前中に行いましょう。
3-2リーフレタス
リーフレタスは種をまいてから約二か月で収穫ができるため、ベランダ菜園初心者でも楽しめる野菜です。
また、中心から新しい芽が次々に出て来るため、外側の葉から収穫していけば、長期間新鮮なリーフレタスを楽しむことができます。
リーフレタスの植え付けは四月中旬から五月上旬、収穫は六月から七月上旬です。
リーフレタスは種から育てることもできますが、風で種が飛ばされてしまうこともあるため、土が乾燥しないように濡れた新聞紙などで土を覆っておくとよいでしょう。また、リーフレタスの種は光を好むため深くまきすぎないように注意しましょう。
リーフレタスは短期間で成長する野菜ですが、乾燥が苦手なので、常に土が乾いていないか注意することが必要です。
3-3ミツバ
ミツバは茎が細い野菜ですが、実は非常に生命力が強い野菜で、初心者でも簡単に栽培することができます。暑さにも強いため、ベランダ菜園にも最適。ただし、乾燥には弱いため、夜間に土が乾いてしまうと生育が悪くなってしまうことがあります。それを防ぐためにも、しっかり土の状態を確認しましょう。
ミツバの植え付けの時期は四月から六月上旬。収穫は六月から八月上旬まで可能です。
ミツバは栽培期間が非常に短いため、あらかじめ土にしっかりと肥料を混ぜ込んでおくことが必要です。もし種で育てる場合、ミツバの種は硬くて発芽しにくいため、一晩浸水させるとより発芽しやすくなります。
3-4ほうれん草
ほうれん草は涼しい気候を好む野菜ですが、環境に注意すればベランダのプランターでも簡単に栽培することができます。植え付けから収穫までは一か月から二か月と短期間で楽しめるのも魅力のひとつ。
ほうれん草の植え付けは三月下旬から四月上旬、収穫は四月下旬から六月上旬です。もし気温が高い場合には暑さに強い品種を選ぶとより栽培が簡単になります。もし温度が高すぎるという場合には、遮光ネットなどで光をさえぎってあげるとよいでしょう。
また、ほうれん草は夜間の部屋の光や街頭の光なども苦手なので、ベランダで栽培を行うときには夜の環境に注意してあげるとよいでしょう。
ほうれん草は育てやすい野菜ですが、肥料が足りない場合や、土壌が酸性になっていると上手く成長しないことがあります。
3-5小松菜
小松菜は一年を通して植え付け・収穫が可能な野菜です。発芽の温度は15℃から35℃と幅広いため、寒い季節を避ければ思い立ったときに栽培をスタートすることができます。
また、ホームセンターなどでは様々な品種が販売されているため、栽培する環境に合わせた品種を選ぶと、初心者でもすぐに栽培を行うことができるでしょう。
ただし、間引きが遅れると生育が遅くなってしまうため、株同士の間隔が十分かどうか注意するとよいでしょう。
04底が深いプランターを使えば簡単!春から始められるおすすめの根菜
土の下に出来る根菜はプランター栽培では無理だと思いがち。しかし、底が深くしっかりと土が入るプランターを使えば、根菜も簡単に育てることができます。
4-1サツマイモ
サツマイモといえば、プランターでは栽培しにくいというイメージですが、実際は底が深いものを選ぶことで、家庭のベランダでもサツマイモを育てることができます。
サツマイモの植え付けは五月中旬から六月下旬、収穫は十月一杯行えます。
サツマイモは通気性と排水性のよい土が好みなので、植える前の土づくりをしっかりと行いましょう。また、野菜の中でも苗選びが重要になるため、新鮮で健康な苗を選ぶとよいでしょう。
よい苗を選ぶとサツマイモは丈夫に育ちますが、肥料を吸いやすいので、肥料の与えすぎに注意が必要になります。
4-2カブ
カブは三月上旬から六月下旬の春まきと、八月中旬から十月上旬の秋まきがありますが、春まきの場合には収穫は五月下旬から七月下旬に行うことができます。春まきは成長の速度が速い反面、害虫の被害を受けることがあるため注意しましょう。
また、カブはしっかり肥料を与えることが必要。根が大きくなる時期には、栄養が不足しないようにきちんと肥料を与えてあげましょう。
4-3ミニ大根
ベランダ菜園のプランターで栽培する場合、成長しても小さめサイズのミニ大根を選ぶのがよいでしょう。
ダイコンは春取り、夏取り、秋冬取りの三つの種類がありますが、夏取りの場合には四月下旬に植え付け、五月から六月に収穫を行います。
大根も育てやすい野菜ですが、収穫が遅れるとスが入ってしまうことがあります。あまり置きすぎず、早めに収穫するのがよいでしょう。
4-4ニンジン
にんじんは約三か月で収穫できるため、ベランダ菜園の初心者でも栽培が簡単です。最近では、プランターに向いた小さな品種の種や苗も販売されているため、それらの品種を選ぶとより手軽に栽培を行うことができます。
にんじんの植え付けは三月から五月が目安。ただし、七月から九月の夏に植え付けを行うこともできます。春に植え付けをした場合、収穫は五月から七月、夏に植え付けを行うと、十月から十二月が収穫の季節になります。
にんじんは乾燥が苦手な野菜ですが湿気が逃げないと根が弱るため、水はけのよい筒づくりが重要。また、土がしっかり乾いてから水を上げるのもよい方法です。
4-5ショウガ
栄養が豊富で薬味として使い勝手のよいショウガ。ショウガは光を嫌う野菜なので、空いたスペースなどでもきちんと育てることができます。
ショウガは苗や種ではなく、「種ショウガ」を植えて育てる植物。しっかりと健康な種ショウガを選ぶことが重要です。
種ショウガを植えたあとは、芽が出るまでしっかりと水やりを行いましょう。
05夏に食べたい!春から始めるベランダ菜園におすすめの香味野菜
食卓に加えると普段の料理がワンランクアップするものといえばハーブをはじめとする香味野菜です。スーパーなどで購入するとどうしても高価になりがちな香味野菜ですが、ベランダ菜園で育てておくと、使いたいときに使いたい量だけ料理に加えることができます。
5-1青しそ
日本のハーブとして代表的な存在が青しそです。しそは古くから薬用としても使われ、様々な料理の薬味としても重宝される存在。
もし青しそを植え付けるときは五月から六月がおすすめの季節。収穫は六月から八月まで可能です。
青しそは初心者でも簡単に育てられる植物ですが、腐葉土や堆肥などの肥料をしっかりと混ぜて、保水力の高い土を用いるとさらに収穫量をアップすることができます。また、一週間に一度程度を目安に液体肥料を与えることで、より香りのよい青しそを収穫することができます。
青しそは暑さにも強い植物ですが、水が不足すると葉が小さくなったり、縮んだりしてしまうこともあるため、乾燥や水切れには注意。なお、プランター栽培の場合には、根の近くを腐葉土などで覆うと水分が蒸発するのを防ぐことができます。
青しそはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富。防腐効果も高いため、刺身のツマとしても使用できます。
5-2葉ネギ
成長が早く暑さにも丈夫な葉ネギはベランダ菜園に最適な存在です。また、葉ネギは春先に苗を植えておけば、何度も収穫できる野菜。
葉ネギの植え付けは六月から十一月。収穫は七月から始まり、十二月ごろまで行えます。
葉ネギを育てるときには日当たりが重要。季節によって日当たりが変わる場合には、その都度、プランターを移動させて日当たりを確保しましょう。また、土が乾燥した場合にはしっかりと水を与えること。水を入れても土があふれないように、プランターのぎりぎりまで土を入れず、ある程度余裕を持っておくことが必要です。
5-3バジル
暑さを好み生命力の強いバジルは、ベランダ菜園に最適です。手間が少ないため初心者にもおすすめです。
バジルを植えるときには、五月から七月の暑くなる前の季節がベスト。
土の表面が乾いたらしっかりと水をやり、成長したら液体肥料を週に一度を目安に与えるとよいでしょう。
なお、バジルはアブラムシがつきやすいハーブですが、もし虫がついた場合には、葉を摘み取って駆除するのがよいでしょう。
5-4ローズマリー
ローズマリーは乾燥を好むハーブなので、水やりを忘れがちという人も最適。また年中を通してハーブを楽しむことが可能。
ローズマリーの植え付けの時期は三月から六月。
日当たりと風通しの良い場所に置いておくと、手間を掛けずにハーブの香りを楽しむことができます。
06まとめ
春は初心者でもプランター栽培を楽しめる季節。夏野菜は収穫量も多く、初心者でも栽培が簡単。ベランダ菜園を始めたいという方は、春を目安にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。
夏野菜の代表的なものといえば、ベランダ菜園にも最適なトマトやオクラ、ナスなど。
これらの野菜は初心者でも簡単に育てられるだけでなく、栄養も豊富。
食卓に並べやすいものや料理に応用できるものもあり、ベランダ菜園の楽しみをたっぷりと味わうことができます。
2-1ミニトマト
ミニトマトはベランダ菜園のスタートにぴったリの存在です。
また、夏野菜といえばトマトというほど、春に植える植物を代表する野菜のひとつ。
トマトは夏野菜の中でも栄養価が高いことで知られていて、特にアンチエイジング作用を含んだリコピンなど、夏バテにも効果があると言われています。
ミニトマトの植え付けを始める場合、最適なのが四月下旬から五月中旬にかけて。トマトは25℃から30℃で生育する植物なので、この気温を目安にするとよいでしょう。
ミニトマトの苗を選ぶときには、茎が太く、葉が分厚いものがベスト。土は水はけのよい栄養たっぷりの土がよいでしょう。ミニトマトには専用の土もありますが、最初から肥料が含まれている培養土を選ぶと簡単です。
ミニトマトを育てるときには日当たりが重要。できるだけよく日が当たる場所にプランターを移動するとよいでしょう。
トマトは生で食べるだけでなく、火を通しても甘さが増して、さらに美味しく楽しめます。もしたくさん収穫できたときには、トマトソースにしたり、オーブンで水分を飛ばしてドライトマトにしたり、オイルに漬けておくと長期間保存することができます。
2-2オクラ
オクラも夏が旬の野菜のひとつ。アフリカ原産のオクラは暑さに強いため、ベランダでの栽培にも最適です。
オクラの植え付けの時期は五月。暑さを好む性質を持っているため、気温が上がってから植え付けを行うと生育を早く進めることができます。七月から十月上旬に収穫することができます。
プランターで育てる場合、しっかりと土に肥料を混ぜ込んで土を元気にしておくことが重要。また、実が大きくなってからは肥料を追加することも忘れないようにしましょう。
オクラはビタミンはもちろん、カルシウムや鉄分などのミネラルや食物繊維も豊富な野菜。茹でるだけで食べるのはもちろん、スープや炒め物など様々な料理に使用することができます。
2-3ナス
水分を豊富に含んだナスは夏野菜の代表的な存在です。植え付けを行うときは四月下旬から五月中旬がおすすめの季節。この時期に植え付けを行うと、六月から十月にかけて収穫を行うことができます。
ナスを栽培するときは、土の水はけに注意しましょう。また、しっかりと肥料を混ぜた元気な土で育てることが重要です。
また、ナスを育てるときには支柱も欠かせません。しっかりとナスの茎を安定させることで、健康なナスを収穫することができます。できれば土をビニールなどで覆っておくと、土の乾燥や雑草の害を防ぐことができます。
なお、害虫が増えるのを防ぐためにも、ときどき霧吹きで葉の裏に水をかけてやることも忘れないようにしましょう。
ナスは肥料をたっぷりと必要とする野菜なので、植え付けてから三週間程度を目安に固形肥料を与えて、一週間に一度程度の割合で液体肥料を与えると、たくさんの実を収穫することができます。
ナスは煮てもよし、焼いてもよしの万能野菜で、皮の紫色にはアントシアニンの一種が含まれています。できれば皮ごと料理するのがよいでしょう。
2-4枝豆
夏といえばビールと枝豆と思い浮かべる方も多いかもしれません。枝豆は昔から夏の風物詩のひとつですが、そんな枝豆もベランダ菜園で簡単に育てることができます。
枝豆の植え付けの季節は五月下旬。七月中旬から八月上旬ごろに収穫することができます。
枝豆は比較的生命力の強い植物ですが、乾燥した環境は苦手。そのため、水はたっぷり与えて育てましょう。
特にベランダで育てる場合、風が強いと乾燥が進みがち。さらにコンクリートの熱や、室外機の風が当たるとさらに乾燥してしまうため、こまめに土の状態を確認することが必要です。特に豆ができて大きくなる時期には多くの水が必要になります。
一方、マメ科の植物なのであまり肥料は必要としませんが、もし実があまり大きくならない、元気がないという場合にはタイミングを見て追肥を行います。
枝豆はゆでで食べるだけでなく、ご飯や炒め物、スープなどにも活用することが可能。たんぱく質をはじめビタミンも豊富なので、積極的に摂取したい野菜のひとつです。
2-5ピーマン
ピーマンが嫌いな子どもは多いものですが、取れたての新鮮なピーマンは苦味よりも甘味を強く感じることができるため、ぜひベランダ菜園で育ててみたい食べ物のひとつです。
ピーマンの植え付けの時期は四月下旬から五月中旬。収穫期は六月から十一月と長期間楽しめることもメリットです。
ピーマンを育てるときには、植え付ける前に苦土石灰や堆肥などを使用してしっかり土を作っておきます。プランターでピーマンを栽培すると、どうしても土が少なくなるため、しっかりと肥料を与えておきましょう。
なお、ピーマンは通気性のよい環境を好む植物。ときどき根本の土をほぐして空気が入るようにすると生育がよくなります。
ピーマンは一株で多くの実が取れる植物で、使い方も炒めものや煮物、和食や洋食など幅広く使用することができます。
03初心者ならまずこれ!春から始めるおすすめの葉野菜
ベランダ菜園では、実ができる野菜だけでなく、葉野菜も簡単に栽培を行うことができます。
3-1チンゲンサイ
中華料理などでおなじみのチンゲン菜は四月中旬から五月が植え付けの時期。暑さにも強いためベランダでも栽培が可能です。また、小型の品種であるミニチンゲン菜も育てやすい品種です。
チンゲン菜は日当たりを好むため、できるだけ日の当たる場所で栽培を行いましょう。
種から育てるときには、直にまくこともできますが、害虫の被害が心配な場合にはポットを利用するとよいでしょう。
また、水を上げるときには気温が高くなると根を傷めることがあるため、午前中に行いましょう。
3-2リーフレタス
リーフレタスは種をまいてから約二か月で収穫ができるため、ベランダ菜園初心者でも楽しめる野菜です。
また、中心から新しい芽が次々に出て来るため、外側の葉から収穫していけば、長期間新鮮なリーフレタスを楽しむことができます。
リーフレタスの植え付けは四月中旬から五月上旬、収穫は六月から七月上旬です。
リーフレタスは種から育てることもできますが、風で種が飛ばされてしまうこともあるため、土が乾燥しないように濡れた新聞紙などで土を覆っておくとよいでしょう。また、リーフレタスの種は光を好むため深くまきすぎないように注意しましょう。
リーフレタスは短期間で成長する野菜ですが、乾燥が苦手なので、常に土が乾いていないか注意することが必要です。
3-3ミツバ
ミツバは茎が細い野菜ですが、実は非常に生命力が強い野菜で、初心者でも簡単に栽培することができます。暑さにも強いため、ベランダ菜園にも最適。ただし、乾燥には弱いため、夜間に土が乾いてしまうと生育が悪くなってしまうことがあります。それを防ぐためにも、しっかり土の状態を確認しましょう。
ミツバの植え付けの時期は四月から六月上旬。収穫は六月から八月上旬まで可能です。
ミツバは栽培期間が非常に短いため、あらかじめ土にしっかりと肥料を混ぜ込んでおくことが必要です。もし種で育てる場合、ミツバの種は硬くて発芽しにくいため、一晩浸水させるとより発芽しやすくなります。
3-4ほうれん草
ほうれん草は涼しい気候を好む野菜ですが、環境に注意すればベランダのプランターでも簡単に栽培することができます。植え付けから収穫までは一か月から二か月と短期間で楽しめるのも魅力のひとつ。
ほうれん草の植え付けは三月下旬から四月上旬、収穫は四月下旬から六月上旬です。もし気温が高い場合には暑さに強い品種を選ぶとより栽培が簡単になります。もし温度が高すぎるという場合には、遮光ネットなどで光をさえぎってあげるとよいでしょう。
また、ほうれん草は夜間の部屋の光や街頭の光なども苦手なので、ベランダで栽培を行うときには夜の環境に注意してあげるとよいでしょう。
ほうれん草は育てやすい野菜ですが、肥料が足りない場合や、土壌が酸性になっていると上手く成長しないことがあります。
3-5小松菜
小松菜は一年を通して植え付け・収穫が可能な野菜です。発芽の温度は15℃から35℃と幅広いため、寒い季節を避ければ思い立ったときに栽培をスタートすることができます。
また、ホームセンターなどでは様々な品種が販売されているため、栽培する環境に合わせた品種を選ぶと、初心者でもすぐに栽培を行うことができるでしょう。
ただし、間引きが遅れると生育が遅くなってしまうため、株同士の間隔が十分かどうか注意するとよいでしょう。
04底が深いプランターを使えば簡単!春から始められるおすすめの根菜
土の下に出来る根菜はプランター栽培では無理だと思いがち。しかし、底が深くしっかりと土が入るプランターを使えば、根菜も簡単に育てることができます。
4-1サツマイモ
サツマイモといえば、プランターでは栽培しにくいというイメージですが、実際は底が深いものを選ぶことで、家庭のベランダでもサツマイモを育てることができます。
サツマイモの植え付けは五月中旬から六月下旬、収穫は十月一杯行えます。
サツマイモは通気性と排水性のよい土が好みなので、植える前の土づくりをしっかりと行いましょう。また、野菜の中でも苗選びが重要になるため、新鮮で健康な苗を選ぶとよいでしょう。
よい苗を選ぶとサツマイモは丈夫に育ちますが、肥料を吸いやすいので、肥料の与えすぎに注意が必要になります。
4-2カブ
カブは三月上旬から六月下旬の春まきと、八月中旬から十月上旬の秋まきがありますが、春まきの場合には収穫は五月下旬から七月下旬に行うことができます。春まきは成長の速度が速い反面、害虫の被害を受けることがあるため注意しましょう。
また、カブはしっかり肥料を与えることが必要。根が大きくなる時期には、栄養が不足しないようにきちんと肥料を与えてあげましょう。
4-3ミニ大根
ベランダ菜園のプランターで栽培する場合、成長しても小さめサイズのミニ大根を選ぶのがよいでしょう。
ダイコンは春取り、夏取り、秋冬取りの三つの種類がありますが、夏取りの場合には四月下旬に植え付け、五月から六月に収穫を行います。
大根も育てやすい野菜ですが、収穫が遅れるとスが入ってしまうことがあります。あまり置きすぎず、早めに収穫するのがよいでしょう。
4-4ニンジン
にんじんは約三か月で収穫できるため、ベランダ菜園の初心者でも栽培が簡単です。最近では、プランターに向いた小さな品種の種や苗も販売されているため、それらの品種を選ぶとより手軽に栽培を行うことができます。
にんじんの植え付けは三月から五月が目安。ただし、七月から九月の夏に植え付けを行うこともできます。春に植え付けをした場合、収穫は五月から七月、夏に植え付けを行うと、十月から十二月が収穫の季節になります。
にんじんは乾燥が苦手な野菜ですが湿気が逃げないと根が弱るため、水はけのよい筒づくりが重要。また、土がしっかり乾いてから水を上げるのもよい方法です。
4-5ショウガ
栄養が豊富で薬味として使い勝手のよいショウガ。ショウガは光を嫌う野菜なので、空いたスペースなどでもきちんと育てることができます。
ショウガは苗や種ではなく、「種ショウガ」を植えて育てる植物。しっかりと健康な種ショウガを選ぶことが重要です。
種ショウガを植えたあとは、芽が出るまでしっかりと水やりを行いましょう。
05夏に食べたい!春から始めるベランダ菜園におすすめの香味野菜
食卓に加えると普段の料理がワンランクアップするものといえばハーブをはじめとする香味野菜です。スーパーなどで購入するとどうしても高価になりがちな香味野菜ですが、ベランダ菜園で育てておくと、使いたいときに使いたい量だけ料理に加えることができます。
5-1青しそ
日本のハーブとして代表的な存在が青しそです。しそは古くから薬用としても使われ、様々な料理の薬味としても重宝される存在。
もし青しそを植え付けるときは五月から六月がおすすめの季節。収穫は六月から八月まで可能です。
青しそは初心者でも簡単に育てられる植物ですが、腐葉土や堆肥などの肥料をしっかりと混ぜて、保水力の高い土を用いるとさらに収穫量をアップすることができます。また、一週間に一度程度を目安に液体肥料を与えることで、より香りのよい青しそを収穫することができます。
青しそは暑さにも強い植物ですが、水が不足すると葉が小さくなったり、縮んだりしてしまうこともあるため、乾燥や水切れには注意。なお、プランター栽培の場合には、根の近くを腐葉土などで覆うと水分が蒸発するのを防ぐことができます。
青しそはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富。防腐効果も高いため、刺身のツマとしても使用できます。
5-2葉ネギ
成長が早く暑さにも丈夫な葉ネギはベランダ菜園に最適な存在です。また、葉ネギは春先に苗を植えておけば、何度も収穫できる野菜。
葉ネギの植え付けは六月から十一月。収穫は七月から始まり、十二月ごろまで行えます。
葉ネギを育てるときには日当たりが重要。季節によって日当たりが変わる場合には、その都度、プランターを移動させて日当たりを確保しましょう。また、土が乾燥した場合にはしっかりと水を与えること。水を入れても土があふれないように、プランターのぎりぎりまで土を入れず、ある程度余裕を持っておくことが必要です。
5-3バジル
暑さを好み生命力の強いバジルは、ベランダ菜園に最適です。手間が少ないため初心者にもおすすめです。
バジルを植えるときには、五月から七月の暑くなる前の季節がベスト。
土の表面が乾いたらしっかりと水をやり、成長したら液体肥料を週に一度を目安に与えるとよいでしょう。
なお、バジルはアブラムシがつきやすいハーブですが、もし虫がついた場合には、葉を摘み取って駆除するのがよいでしょう。
5-4ローズマリー
ローズマリーは乾燥を好むハーブなので、水やりを忘れがちという人も最適。また年中を通してハーブを楽しむことが可能。
ローズマリーの植え付けの時期は三月から六月。
日当たりと風通しの良い場所に置いておくと、手間を掛けずにハーブの香りを楽しむことができます。
06まとめ
春は初心者でもプランター栽培を楽しめる季節。夏野菜は収穫量も多く、初心者でも栽培が簡単。ベランダ菜園を始めたいという方は、春を目安にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。
3-1チンゲンサイ
中華料理などでおなじみのチンゲン菜は四月中旬から五月が植え付けの時期。暑さにも強いためベランダでも栽培が可能です。また、小型の品種であるミニチンゲン菜も育てやすい品種です。
チンゲン菜は日当たりを好むため、できるだけ日の当たる場所で栽培を行いましょう。
種から育てるときには、直にまくこともできますが、害虫の被害が心配な場合にはポットを利用するとよいでしょう。
また、水を上げるときには気温が高くなると根を傷めることがあるため、午前中に行いましょう。
3-2リーフレタス
リーフレタスは種をまいてから約二か月で収穫ができるため、ベランダ菜園初心者でも楽しめる野菜です。
また、中心から新しい芽が次々に出て来るため、外側の葉から収穫していけば、長期間新鮮なリーフレタスを楽しむことができます。
リーフレタスの植え付けは四月中旬から五月上旬、収穫は六月から七月上旬です。
リーフレタスは種から育てることもできますが、風で種が飛ばされてしまうこともあるため、土が乾燥しないように濡れた新聞紙などで土を覆っておくとよいでしょう。また、リーフレタスの種は光を好むため深くまきすぎないように注意しましょう。
リーフレタスは短期間で成長する野菜ですが、乾燥が苦手なので、常に土が乾いていないか注意することが必要です。
3-3ミツバ
ミツバは茎が細い野菜ですが、実は非常に生命力が強い野菜で、初心者でも簡単に栽培することができます。暑さにも強いため、ベランダ菜園にも最適。ただし、乾燥には弱いため、夜間に土が乾いてしまうと生育が悪くなってしまうことがあります。それを防ぐためにも、しっかり土の状態を確認しましょう。
ミツバの植え付けの時期は四月から六月上旬。収穫は六月から八月上旬まで可能です。
ミツバは栽培期間が非常に短いため、あらかじめ土にしっかりと肥料を混ぜ込んでおくことが必要です。もし種で育てる場合、ミツバの種は硬くて発芽しにくいため、一晩浸水させるとより発芽しやすくなります。
3-4ほうれん草
ほうれん草は涼しい気候を好む野菜ですが、環境に注意すればベランダのプランターでも簡単に栽培することができます。植え付けから収穫までは一か月から二か月と短期間で楽しめるのも魅力のひとつ。
ほうれん草の植え付けは三月下旬から四月上旬、収穫は四月下旬から六月上旬です。もし気温が高い場合には暑さに強い品種を選ぶとより栽培が簡単になります。もし温度が高すぎるという場合には、遮光ネットなどで光をさえぎってあげるとよいでしょう。
また、ほうれん草は夜間の部屋の光や街頭の光なども苦手なので、ベランダで栽培を行うときには夜の環境に注意してあげるとよいでしょう。
ほうれん草は育てやすい野菜ですが、肥料が足りない場合や、土壌が酸性になっていると上手く成長しないことがあります。
3-5小松菜
小松菜は一年を通して植え付け・収穫が可能な野菜です。発芽の温度は15℃から35℃と幅広いため、寒い季節を避ければ思い立ったときに栽培をスタートすることができます。
また、ホームセンターなどでは様々な品種が販売されているため、栽培する環境に合わせた品種を選ぶと、初心者でもすぐに栽培を行うことができるでしょう。
ただし、間引きが遅れると生育が遅くなってしまうため、株同士の間隔が十分かどうか注意するとよいでしょう。
4-1サツマイモ
サツマイモといえば、プランターでは栽培しにくいというイメージですが、実際は底が深いものを選ぶことで、家庭のベランダでもサツマイモを育てることができます。
サツマイモの植え付けは五月中旬から六月下旬、収穫は十月一杯行えます。
サツマイモは通気性と排水性のよい土が好みなので、植える前の土づくりをしっかりと行いましょう。また、野菜の中でも苗選びが重要になるため、新鮮で健康な苗を選ぶとよいでしょう。
よい苗を選ぶとサツマイモは丈夫に育ちますが、肥料を吸いやすいので、肥料の与えすぎに注意が必要になります。
4-2カブ
カブは三月上旬から六月下旬の春まきと、八月中旬から十月上旬の秋まきがありますが、春まきの場合には収穫は五月下旬から七月下旬に行うことができます。春まきは成長の速度が速い反面、害虫の被害を受けることがあるため注意しましょう。
また、カブはしっかり肥料を与えることが必要。根が大きくなる時期には、栄養が不足しないようにきちんと肥料を与えてあげましょう。
4-3ミニ大根
ベランダ菜園のプランターで栽培する場合、成長しても小さめサイズのミニ大根を選ぶのがよいでしょう。
ダイコンは春取り、夏取り、秋冬取りの三つの種類がありますが、夏取りの場合には四月下旬に植え付け、五月から六月に収穫を行います。
大根も育てやすい野菜ですが、収穫が遅れるとスが入ってしまうことがあります。あまり置きすぎず、早めに収穫するのがよいでしょう。
4-4ニンジン
にんじんは約三か月で収穫できるため、ベランダ菜園の初心者でも栽培が簡単です。最近では、プランターに向いた小さな品種の種や苗も販売されているため、それらの品種を選ぶとより手軽に栽培を行うことができます。
にんじんの植え付けは三月から五月が目安。ただし、七月から九月の夏に植え付けを行うこともできます。春に植え付けをした場合、収穫は五月から七月、夏に植え付けを行うと、十月から十二月が収穫の季節になります。
にんじんは乾燥が苦手な野菜ですが湿気が逃げないと根が弱るため、水はけのよい筒づくりが重要。また、土がしっかり乾いてから水を上げるのもよい方法です。
4-5ショウガ
栄養が豊富で薬味として使い勝手のよいショウガ。ショウガは光を嫌う野菜なので、空いたスペースなどでもきちんと育てることができます。
ショウガは苗や種ではなく、「種ショウガ」を植えて育てる植物。しっかりと健康な種ショウガを選ぶことが重要です。
種ショウガを植えたあとは、芽が出るまでしっかりと水やりを行いましょう。
05夏に食べたい!春から始めるベランダ菜園におすすめの香味野菜
食卓に加えると普段の料理がワンランクアップするものといえばハーブをはじめとする香味野菜です。スーパーなどで購入するとどうしても高価になりがちな香味野菜ですが、ベランダ菜園で育てておくと、使いたいときに使いたい量だけ料理に加えることができます。
5-1青しそ
日本のハーブとして代表的な存在が青しそです。しそは古くから薬用としても使われ、様々な料理の薬味としても重宝される存在。
もし青しそを植え付けるときは五月から六月がおすすめの季節。収穫は六月から八月まで可能です。
青しそは初心者でも簡単に育てられる植物ですが、腐葉土や堆肥などの肥料をしっかりと混ぜて、保水力の高い土を用いるとさらに収穫量をアップすることができます。また、一週間に一度程度を目安に液体肥料を与えることで、より香りのよい青しそを収穫することができます。
青しそは暑さにも強い植物ですが、水が不足すると葉が小さくなったり、縮んだりしてしまうこともあるため、乾燥や水切れには注意。なお、プランター栽培の場合には、根の近くを腐葉土などで覆うと水分が蒸発するのを防ぐことができます。
青しそはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富。防腐効果も高いため、刺身のツマとしても使用できます。
5-2葉ネギ
成長が早く暑さにも丈夫な葉ネギはベランダ菜園に最適な存在です。また、葉ネギは春先に苗を植えておけば、何度も収穫できる野菜。
葉ネギの植え付けは六月から十一月。収穫は七月から始まり、十二月ごろまで行えます。
葉ネギを育てるときには日当たりが重要。季節によって日当たりが変わる場合には、その都度、プランターを移動させて日当たりを確保しましょう。また、土が乾燥した場合にはしっかりと水を与えること。水を入れても土があふれないように、プランターのぎりぎりまで土を入れず、ある程度余裕を持っておくことが必要です。
5-3バジル
暑さを好み生命力の強いバジルは、ベランダ菜園に最適です。手間が少ないため初心者にもおすすめです。
バジルを植えるときには、五月から七月の暑くなる前の季節がベスト。
土の表面が乾いたらしっかりと水をやり、成長したら液体肥料を週に一度を目安に与えるとよいでしょう。
なお、バジルはアブラムシがつきやすいハーブですが、もし虫がついた場合には、葉を摘み取って駆除するのがよいでしょう。
5-4ローズマリー
ローズマリーは乾燥を好むハーブなので、水やりを忘れがちという人も最適。また年中を通してハーブを楽しむことが可能。
ローズマリーの植え付けの時期は三月から六月。
日当たりと風通しの良い場所に置いておくと、手間を掛けずにハーブの香りを楽しむことができます。
06まとめ
春は初心者でもプランター栽培を楽しめる季節。夏野菜は収穫量も多く、初心者でも栽培が簡単。ベランダ菜園を始めたいという方は、春を目安にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。
5-1青しそ
日本のハーブとして代表的な存在が青しそです。しそは古くから薬用としても使われ、様々な料理の薬味としても重宝される存在。
もし青しそを植え付けるときは五月から六月がおすすめの季節。収穫は六月から八月まで可能です。
青しそは初心者でも簡単に育てられる植物ですが、腐葉土や堆肥などの肥料をしっかりと混ぜて、保水力の高い土を用いるとさらに収穫量をアップすることができます。また、一週間に一度程度を目安に液体肥料を与えることで、より香りのよい青しそを収穫することができます。
青しそは暑さにも強い植物ですが、水が不足すると葉が小さくなったり、縮んだりしてしまうこともあるため、乾燥や水切れには注意。なお、プランター栽培の場合には、根の近くを腐葉土などで覆うと水分が蒸発するのを防ぐことができます。
青しそはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富。防腐効果も高いため、刺身のツマとしても使用できます。
5-2葉ネギ
成長が早く暑さにも丈夫な葉ネギはベランダ菜園に最適な存在です。また、葉ネギは春先に苗を植えておけば、何度も収穫できる野菜。
葉ネギの植え付けは六月から十一月。収穫は七月から始まり、十二月ごろまで行えます。
葉ネギを育てるときには日当たりが重要。季節によって日当たりが変わる場合には、その都度、プランターを移動させて日当たりを確保しましょう。また、土が乾燥した場合にはしっかりと水を与えること。水を入れても土があふれないように、プランターのぎりぎりまで土を入れず、ある程度余裕を持っておくことが必要です。
5-3バジル
暑さを好み生命力の強いバジルは、ベランダ菜園に最適です。手間が少ないため初心者にもおすすめです。
バジルを植えるときには、五月から七月の暑くなる前の季節がベスト。
土の表面が乾いたらしっかりと水をやり、成長したら液体肥料を週に一度を目安に与えるとよいでしょう。
なお、バジルはアブラムシがつきやすいハーブですが、もし虫がついた場合には、葉を摘み取って駆除するのがよいでしょう。
5-4ローズマリー
ローズマリーは乾燥を好むハーブなので、水やりを忘れがちという人も最適。また年中を通してハーブを楽しむことが可能。
ローズマリーの植え付けの時期は三月から六月。
日当たりと風通しの良い場所に置いておくと、手間を掛けずにハーブの香りを楽しむことができます。
この講座は!プロの監修を受けています!
元・航空会社勤務。
海外での出産、育児の中でオーガニック、無農薬野菜の大切さに目覚める。
帰国後、当時海外ほど無農薬食材が普及していない日本の現状に気付き、自ら栽培を始める。