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カクテルソムリエ

カクテルベースとは?種類やアレンジ方法・組み合わせる材料を徹底解説

カクテルベースとは、カクテルの主成分となる酒や飲料のことを指します。
これにより、カクテルの風味や特性が決まります。一般的なベースには、ジン、ウォッカ、ラム、テキーラ、ウイスキーなどがあります。
それぞれが持つ個性を活かし、フルーツジュースやシロップ、ビターなどの材料と組み合わせることで、多彩なアレンジが可能です。
カクテルを作るときに大切なのが「ベース」です。バーでカクテルを注文するときや、家庭でカクテルを作るときにポイントになるベースを知っておけば、カクテルづくりが楽しく、簡単になります。今回はカクテルベースの種類についてご紹介します。

これを押さえればプロっぽい!カクテルベースの種類について
目次

01カクテルベースの基本

カクテルベースの基本は以下の通りです。 ・カクテルベースの定義 ・カクテルにおけるベースの重要性 こちらを順にご紹介します。

1-1カクテルベースの定義

カクテルベースとは、カクテルの主成分となる酒や飲料のことを指し、これにより、カクテルの風味や特性が決まり、一般的なカクテルベースには、ジン、ウォッカ、ラム、テキーラ、ウイスキーなどがあります。 それぞれのベースは独自の風味を持ち、他の材料と組み合わせることで多彩な味わいを生み出します。 例えば、ジンをベースにすると、爽やかでハーバルな風味が楽しめるでしょう。 一方、ウォッカはクリアでクリーンな味わいが特徴で、他の材料との相性が良いです。 このように、カクテルベースの選択は、最終的なカクテルの個性を大きく左右します。 自分の好みやシチュエーションに合わせて、様々なベースを試してみることで、新たな発見があるかもしれません。 カクテル作りの楽しさは、いろいろなベースを試しながら自分のスタイルを見つけることにあります。

1-1カクテルにおけるベースの重要性

カクテルにおけるベースは、そのカクテルの風味を決定づける重要な要素です。 ベースとなる酒や飲料は、全体の味わいの土台を形成し、他の材料との相性を左右します。 例えば、ジンをベースにしたカクテルは、ハーバルで爽やかな味わいを提供し、レモンやトニックと組み合わせることで一層引き立ちます。 また、ベースの選び方によって、アルコールの強さや飲みごたえも変わるでしょう。 軽めのベースを使えば、飲みやすく、パーティーやリラックスしたい時にぴったりです。 一方で、ウイスキーやテキーラなどの強いベースは、特別な瞬間を演出するのに最適です。 自分の好みやシチュエーションに応じてベースを選ぶことで、より満足度の高いカクテル体験が得られます。 したがって、カクテルベースの理解は、魅力的なカクテル作りの第一歩と言えるでしょう。

01カクテルベースの種類

カクテルベースの種類は以下の通りです。 ・ウイスキー ・ジン ・ウォッカ ・ラム ・テキーラ ・リキュール こちらを順にご紹介します。

1-1ウイスキー

ウイスキーは、カクテルベースとして非常に人気があり、その独特の風味と深い味わいは、さまざまな飲み物と組み合わせることで、豊かな体験を提供します。 ウイスキーには、スコッチ、バーボン、アイリッシュ、ジャパニーズなど多くの種類があり、それぞれに個性があります。 スコッチはスモーキーで複雑な香りを持ち、クラシックなカクテル「ウイスキーサワー」や「マンハッタン」によく使われるでしょう。 バーボンは甘みが強く、キャラメルやバニラの風味が感じられ「オールドファッションド」に最適です。 アイリッシュウイスキーは滑らかで軽やかなので、フルーツ系のカクテルにも合います。 ウイスキーの魅力は、その多様性にあります。シンプルにストレートで楽しむのも良いですが、他の材料と組み合わせることで、さまざまな味わいを楽しむことができます。 自分の好みに合ったウイスキーを見つけ、カクテル作りに挑戦してみてください。

1-1ジン

ジンは、カクテルベースとして非常に人気のあるお酒で、その特徴的なハーバルな風味が特長です。 主にジュニパーベリーを主成分としており、その他のスパイスやハーブが加えられることで、多様な味わいが生まれます。 ジンは、さまざまなカクテルに使われ、特に「ジントニック」や「マティーニ」が有名です。 ジンの種類には、ロンドンドライジン、オールドトムジン、ギン・マルティーニなどがあります。 ロンドンドライジンは、しっかりとした風味が特徴で、爽やかなトニックウォーターと合わせると最高のコンビネーションになります。 オールドトムジンはやや甘めで、甘いカクテルにぴったりです。 ジンの魅力は、その多様性と組み合わせの自由度にあります。 さまざまなフルーツジュースやシロップ、ビターなどと組み合わせて、自分好みのカクテルを楽しむことができます。 ジンを使ったカクテル作りを通じて、新しい味わいを発見してみましょう。

1-1ウォッカ

ウォッカは、カクテルベースとして非常に人気が高いお酒で、クリアでクリーンな味わいが特徴です。 主に穀物やじゃがいもから作られ、アルコール度数が高く、他の材料と合わせてもその風味が引き立ちます。 ウォッカは、さまざまなカクテルに使われ「モスコミュール」や「ブラッディ・マリー」が代表的です。 その特性から、ウォッカはフルーツジュースや炭酸水との相性が抜群。特に、オレンジジュースやクランベリージュースとの組み合わせは人気があります。 また、ウォッカは香りが強くないため、他の材料の風味を楽しむことができ、カクテル作りの幅が広がるでしょう。 さらに、フレーバーウォッカも増えており、バニラやフルーツなどの風味を楽しめるものもあります。 これにより、より多彩なカクテルを楽しむことができます。 ウォッカを使ったカクテル作りを通じて、自分の好みや新しい味わいを見つけてみましょう。

1-1ラム

ラムは、カクテルベースとして非常に魅力的なお酒で、主にサトウキビやモラセスを原料に作られ、その甘い風味と豊かな香りが特徴で、様々なスタイルが存在します。 ホワイトラム、ダークラム、スパイストラムなどがあり、それぞれの特性がカクテルに多様な味わいをもたらし、ホワイトラムは軽やかでクリアな味わいが特徴で、特に「モヒート」や「ダイキリ」といった爽やかなカクテルによく使われます。 ダークラムはしっかりとした風味があり、カラメルやスパイスのニュアンスが感じられ、「ラムコーク」や「ティキカクテル」に最適です。 スパイストラムは、香り豊かなスパイスが加えられており、独特の風味を楽しめます。 ラムはその甘みと風味の多様性から、フルーツジュース、炭酸飲料、シロップなどとの相性が良く、自由にアレンジできます。 自分の好みに合わせて、さまざまなラムを使ったカクテルを楽しんでみてください。

1-1テキーラ

テキーラは、メキシコの特産品で、主にブルーアガベという植物から作られるスピリッツです。 カクテルベースとして非常に人気があり、独特の風味と強い個性を持っています。 テキーラには、ブランコ、レポサド、アネホの3つの主要なスタイルがあり、それぞれ異なる味わいを楽しめます。 ブランコはフレッシュでクリアな味わいが特徴で「マルガリータ」や「テキーラサンライズ」といったカクテルに使用され、レポサドは、オーク樽で熟成されることで香りが豊かになり、スムーズな飲み口が楽しめるでしょう。 アネホはさらに長く熟成され、深い風味とまろやかさが特徴です。 テキーラは、フルーツジュースやリキュールと組み合わせることで、様々な味わいを引き出せます。 特にライムやオレンジとの相性が良く、爽やかなカクテルが楽しめます。 テキーラを使ったカクテルを通じて、メキシコの風味を体験してみてください。

1-1リキュール

リキュールは、フルーツ、ハーブ、スパイスなどを使って風味をつけた甘いお酒で、カクテルベースとして非常に多彩な役割を果たします。 一般的にアルコール度数は低めで、甘味や香りが豊かです。 リキュールには、アマレット、カンパリ、ベネディクティン、トリプルセックなど、さまざまな種類があります。 アマレットはアーモンドの風味が特徴で、デザートカクテルや「アマレットサワー」に使われます。 カンパリはビターで独特の苦味があり、爽やかな「スプリッツァー」や「ネグローニ」に最適です。 トリプルセックはオレンジ風味のリキュールで、「マルガリータ」や「コスモポリタン」に欠かせません。 リキュールの魅力は、他の材料との組み合わせによって多彩な味わいを楽しめることです。 甘い、苦い、フルーティーなど、さまざまな風味がカクテルに深みを与えます。 リキュールを使ったカクテル作りを通じて、自分好みの新しい味を発見してみましょう。

01カクテルのアレンジ方法

カクテルのアレンジ方法は以下の通りです。 ・ベースの変化 ・フレーバーの追加 ・テクニックの工夫 こちらを順にご紹介します。

1-1ベースの変化

ベースを変えることで、カクテルの風味や個性が大きく変わります。 例えば、基本の「モヒート」はホワイトラムが使われますが、これをテキーラに変えると「テキーラモヒート」に。爽やかさはそのままに、独特の風味が楽しめるでしょう。 また、ジンの代わりにウォッカを使って「ウォッカトニック」を作ると、滑らかな口当たりになります。 さらに、ウイスキーを使ったカクテルも、ブランデーやラムに変えることで、まったく違った味わいに。 例えば、ウイスキーサワーをラムで作ると、甘さが際立ったカクテルになります。 ベースの変更は、カクテルの味わいだけでなく、飲みごたえや香りにも影響を与えます。 自分の好みやシチュエーションに合わせて、様々なベースを試してみることで、新しい発見があるかもしれません。 自由な発想でカクテルを楽しんでみましょう。

1-1フレーバーの追加

カクテルの味わいや香りを豊かにし、個性を引き立てることができます。 フレーバーを追加する方法はいくつかあり、フルーツ、ハーブ、スパイス、シロップなどを使うことが一般的です。 例えば、基本の「モヒート」にミントの葉を加えることで、爽やかな香りが増します。 また、レモンやライムのスライスを加えることで、酸味が際立ち、さらにフレッシュ感が楽しめます。 フルーツピューレやシロップを使うことで、甘さや風味を調整することもできるでしょう。 ベリー系のシロップを加えれば、見た目も鮮やかなカクテルに変身します。 さらに、スパイスを加えるのも面白いアレンジ方法です。シナモンやジンジャーを使うと、温かみのある風味が加わります。 フレーバーを工夫することでオリジナルのカクテルが楽しめるので、ぜひ自分の好みやアイデアを活かしてアレンジしてみてください。

1-1テクニックの工夫

基本的な作り方に加えて、さまざまなテクニックを使うことで、新しい味わいや見た目を楽しむことができます。 例えば、シェイキングやステアリングの方法を変えることで、カクテルのテクスチャーが変わります。 シェイカーでしっかり振ると、空気が混ざり、軽やかでクリーミーな口当たりになり、一方、ステアリングは材料を丁寧に混ぜるため、滑らかな仕上がりになるでしょう。 また、氷の使い方も重要です。 クラッシュアイスを使うと、冷たさが増し、爽やかさが引き立ち、逆に、氷を使わずにストレートで提供すると、アルコールの風味がダイレクトに感じられます。 さらに、飾り付けもカクテルの印象を大きく変えます。 フルーツやハーブを使ったガーニッシュは、見た目を華やかにし、香りも楽しめるでしょう。 テクニックの工夫を通じて、オリジナルのカクテルを楽しんでみてください。

01組み合わせる材料

組み合わせる材料は以下の通りです。 ・フルーツジュース ・炭酸水 ・シロップ ・フルーツ ・ハーブ ・スパイスのトッピング こちらを順にご紹介します。

1-1フルーツジュース

フルーツジュースは、カクテル作りにおいて非常に重要な材料で、味わいや香りを豊かにします。 新鮮なフルーツジュースを使うと、爽やかさや自然な甘さが加わり、カクテルの魅力が引き立ちます。 例えば、オレンジジュースは「モスコミュール」や「ティーニー」に使われ、甘さと酸味のバランスが絶妙です。 クランベリージュースは「ブラッディ・マリー」や「クランベリー・モヒート」にぴったりで、鮮やかな色味も楽しめます。 レモンやライムジュースは、カクテルに爽やかな酸味を加える定番の材料です。 これらは「ジンフィズ」や「ダイキリ」に使われ、全体の味を引き締めます。 また、パイナップルジュースやマンゴージュースは、カクテルに最適で、甘くてフルーティーな味わいが楽しめるでしょう。 フルーツジュースの組み合わせによって、カクテルの風味や見た目が大きく変わります。 自分の好みや季節のフルーツを活かして、オリジナルのカクテルを楽しんでみてください。

1-1炭酸水

炭酸水は、カクテル作りにおいて非常に便利な材料で、爽やかさと軽やかさを加えます。 飲みごたえを調整し、アルコールの強さを和らげる効果があるでしょう。 特に、フルーツジュースやリキュールと組み合わせることで、バランスの良いカクテルが楽しめます。 例えば「ジントニック」はジンとトニックウォーターを混ぜたシンプルながら人気のあるカクテルです。 炭酸水を加えることで、爽やかさが際立ち、飲みやすくなるでしょう。 また、「モヒート」では、炭酸水がミントやライムの風味を引き立て、リフレッシュ感を増します。 さらに、炭酸水は「スプリッツァー」や「ハイボール」など、さまざまなカクテルに使われます。 これにより、飲みごたえを調整し、自分好みの味わいに仕上げられるでしょう。 炭酸水の使い方によって、カクテルの印象が大きく変わるため、ぜひいろいろな組み合わせを試してみてください。

1-1シロップ

シロップは、カクテル作りにおいて甘さや風味を加える重要な材料です。 砂糖を水で溶かしたシンプルなものから、フルーツやハーブ、スパイスを使ったフレーバーシロップまで、さまざまな種類があります。 例えば、グレナデンシロップは甘酸っぱい風味を持ち「テキーラサンライズ」や「ショートカクテル」に色合いと甘さを加えます。 また、ミントシロップは、モヒートやデザートカクテルに爽やかな香りをプラスし、これにより、飲みごたえが増し、全体のバランスが整えられるでしょう。 さらに、ハチミツやメープルシロップなどの自然な甘味料もカクテルに使用でき、これらを使うことで、独特の風味が楽しめ、甘さの調整が可能です。 シロップの選び方や使い方によって、カクテルの味わいや香りは大きく変わります。 自分の好みに合わせてシロップを活用し、オリジナルのカクテルを楽しんでみてください。

1-1フルーツ

フルーツは、カクテル作りにおいて重要な材料で、味わいや見た目を豊かにする役割を果たします。 新鮮なフルーツを使うことで、自然な甘さや酸味を引き出し、爽やかな風味が楽しめます。 例えば、レモンやライムは、カクテルに酸味を加える定番の材料です。 「モヒート」では、ライムのスライスが爽やかさを生み出し、フルーツの香りが引き立ちます。 オレンジやグレープフルーツは、ジンやウォッカとの相性が良く「オレンジ・モヒート」などにも使われます。 さらに、ベリー類(ストロベリーやブルーベリー)やパイナップルなどのトロピカルフルーツは、甘みと色合いを加えるのに最適です。 これらを使った「フルーツパンチ」や「サングリア」は、見た目も華やかでパーティーにぴったりです。 フルーツの選び方や組み合わせによって、カクテルの味わいや魅力が大きく変わるため、季節のフルーツを活かして自分だけのオリジナルカクテルを楽しんでみてください。

1-1ハーブ

ハーブは、カクテル作りにおいて風味や香りを引き立てる重要な材料です。 新鮮なハーブを使うことで、カクテルに爽やかさや深みが加わり、独特の個性を演出します。 例えば、ミントは「モヒート」や「ジュレップ」などのカクテルに欠かせないハーブです。 爽やかな香りがアルコールと相まって、リフレッシュ感を与えます。 また、バジルやローズマリーを使うことで、風味に複雑さを加えることができます。 バジルは「バジルモヒート」や「バジルマティーニ」にぴったりです。 さらに、タイムやセージも面白い選択肢です。 これらのハーブは、特にウイスキーやジンとの相性が良く、独特の香りを引き立てます。 例えば、タイムを使ったカクテルは、深い味わいを楽しむことができます。 ハーブを使うことで、カクテルの見た目も華やかになり、香りを楽しむことができるでしょう。 自分の好みやシーズンに合わせて、さまざまなハーブを試してみてください。

1-1スパイスのトッピング

スパイスのトッピングは、カクテルに深みと独特の風味を加える素晴らしい方法です。 スパイスを使うことで、味わいが複雑になり、飲む楽しみが広がります。 例えば、シナモンは「アップルサイダー」や「ホットバタードラム」に使われ、温かみのある香りを追加します。 これにより、カクテルが一層リッチな味わいになるでしょう。 また、ナツメグはクリーミーなカクテルやデザート系のカクテルに合い、香りを引き立てます。 さらに、黒胡椒やチリパウダーを使うことで、ピリッとした刺激を加えることも可能です。 例えば、「スパイシーマルガリータ」では、チリパウダーがアクセントとなり、飲みごたえが増します。 スパイスは見た目にも華やかさを添えるため、カクテルのプレゼンテーションを向上させる効果もあり、トッピングとして振りかけるだけでなく、シロップやマドラーで混ぜ込むことも楽しめます。 自分の好みやテーマに合わせて、さまざまなスパイスを試してみることで、オリジナルのカクテルを楽しんでください。

01カクテルベースとは?

そもそも、カクテルベースとは一体どのようなものを指しているのでしょうか。

1-1カクテルのベースとなるお酒のこと

カクテルベースとは、カクテルの中心となるお酒のことです。カクテルは複数のお酒やソフトドリンク、フルーツなどを混ぜ合わせて作る飲み物ですが、多くのカクテルでは一種類のメインとなるお酒をまず決めて、そこにリキュールやソフトドリンクを加えていきます。

1-2主なお酒は、スピリッツ(蒸留酒)

カクテルベースには様々なお酒が使われますが、使用される機会が多いのはスピリッツと呼ばれる蒸留酒です。蒸留酒とは、原料を酵母で発行させて作った醸造酒をさらに蒸留してアルコールを抽出したお酒のこと。
たとえば、ビールやワイン、日本酒は醸造酒に当たり、それらをさらに蒸留すると、ウイスキーやブランデー、焼酎になります。
蒸留酒の特徴は、アルコール度数が高いこと、そして一度お酒を加熱して蒸気を冷やして液体にしているため、雑味が少ないこと。
これらの特徴を持つ蒸留酒は、他の素材との相性もよく、カクテルづくりにはぴったりの存在です。

02定番の4大スピリッツベース

では、実際にはどのようなスピリッツがカクテルに使用されるのでしょうか。
カクテルづくりでは、四種類のスピリッツが定番のカクテルベースとして使用されます。

2-1ジン

ジンは大麦の麦芽やトウモロコシなどの穀物を蒸留して作られたスピリッツです。杜松の実によってつけられた独特のさわやかな香りが特徴で、色は無色透明。蒸留酒の中では比較的クセがないため、カクテル初心者にもおすすめのお酒です。
ジンをベースにしたカクテルの代表的な存在がジントニック、ギムレット、マティーニなど。いかにもカクテルというものが多いので、初心者はまずジンベースのカクテルから始めてみるのもよいかもしれません。
時間をかけて味わうロングタイプのカクテルでも、冷たさとさわやかさを楽しむショートタイプのカクテルでもよく使われています。

2-2ウォッカ

ウォッカはライ麦や大麦、小麦などの穀物を原料としたスピリッツです。爽やかな香味が特徴で、原酒を活性炭でろ過しているため、ほとんどクセがなく、カクテルづくりには最適です。アルコール度数が高いものが多いウォッカですが、ソフトドリンクと混ぜると飲み口がよく、アルコール独特の味もしないので、女性にも好まれやすいカクテルです。そのため、男性が女性に進める「レディーキラー」と呼ばれるものも少なくありません。
ウォッカベースの代表的なカクテルは、モスコミュール、スクリュードライバーなどで、日本でも人気が高いものが多く、一度は名前を聞いたことがある人も多いかもしれません。

2-3ラム

ラムはサトウキビを原料にして作られたスピリッツです。サトウキビの産地であるキューバやバハマ、メキシコをはじめとした熱帯の国々で作られることが多く、エキゾチックなカクテルにも多く用いられています。
ラムの特徴は甘い香りと独特の味わいで、蒸留酒の中でははっきりとした個性を持っていますが、その個性を生かして南国らしいカクテルを作るときには欠かせない存在です。特に女性の中には甘い香りで飲みやすいため、ラムベースのカクテルを好んでいる方も多いようです。
ラムをベースにした代表的なカクテルは、モヒート、ダイキリなどが有名です。いかにも南国らしい風味のカクテルですが、ラムには産地によって大きく風味や香りに違いがあるため、自分好みのラムを見つけてカクテルを作るというこだわり派の人も少なくありません。

2-4テキーラ

テキーラは「リュウゼツラン」という植物の根を原料にしたスピリッツです。テキーラもラムと同様、リュウゼツランの産地である熱帯で多く作られています。テキーラというと、ショットグラスで飲むというイメージがありますが、香りも味わいも芳醇なお酒で、老若男女を問わず高い人気を集めています。
テキーラをベースにした代表的なカクテルはマルガリータ、コンチータなどで、こちらもラムと同じように南国のイメージの強いカクテルには欠かせません。

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03その他のカクテルベース

カクテルの中には、スピリッツ以外のお酒をベースにしたものも少なくありません。

3-1ワイン(白・赤)

ワインはぶどうを原料にした醸造酒で、食事のときにそのまま楽しむものというイメージですが、カクテルの中にはワインをベースにしたものも少なくありません。
ワインをベースにしたカクテルには、ジンジャーエールと赤ワインを組み合わせた「キティ」、同じく赤ワインとレモネードを合わせた「アメリカン・レモネード」などがあります。また、シャンパンを使用した「ミモザ」や「キール・ロワイヤル」なども人気があります。

3-2ビール

ビールは大麦を発芽させた麦芽を原料とした醸造酒です。ビールと言えば、夏の暑い季節にそのまま飲むものと考えがちですが、実はビールをベースにしたカクテルは少なくありません。
ビールをベースにしたカクテルの中でも有名なのが「レッドアイ」。レッドアイは、飲みすぎた朝の赤い目をイメージして作られたカクテルで、実際に二日酔いの迎え酒として愛用している人もいるカクテルです。迎え酒は身体にはよくありませんが、レッドアイ自体はトマトジュースとビールを合わせたものなので、アルコール度数も低いため、軽いカクテルとして人気があります。
また、ビールベースのカクテルとしては、ビールとジンジャーエールを合わせたシャンディガフも人気です。
最近では、これまでならそのまま飲むお酒がカクテルのベースとして使われていることが増えてきましたが、特に最近では海外での日本ブームの影響もあり、これまではカクテルに使われる機会がほとんどなかった日本酒などもカクテルベースとして使用されることが増加しています。

3-3リキュール

リキュールは醸造酒や蒸留酒に果実のエキスや香料などを加えた飲み物の総称です。リキュールは元になるお酒にフルーツや薬草などの香りが加わり、カクテルには最適だと言えるでしょう。
リキュールには様々な種類がありますが、中でも代表的なものがカシスリキュールやコーヒーリキュールといったもの。
特にカシスのリキュールであるクレーム・ド・カシスは、ソーダやジュース、ウーロン茶などを加えるだけでカクテルになり、女性が頼むカクテルの定番となっています。
また、カシス同様有名なのが、コーヒーリキュールである「カルーア」。カルーアにミルクを加えた「カルーアミルク」はしっかりとした甘みがあり、お酒が苦手な人でも楽しめるカクテルとして人気があります。
そのほかにも、複数の薬草などをつけた「カンパリ」や、かんきつ類の皮を使用した「キュラソー」など、リキュールには様々な種類があり、カクテルづくりと楽しみの幅を広げてくれる存在です。

01まとめ

自分に合ったカクテルを見つけるのは楽しい冒険です。 まずは、自分の好みを考えてみましょう。甘いものが好きならフルーツベースのカクテル、苦味が好きならビター系のカクテルがオススメです。 また、アルコールの強さも重要なポイント。軽めのカクテルから試してみるのも良いでしょう。 バーでバーテンダーに相談するのも一つの手ですし、自宅で様々な材料を組み合わせてみるのも楽しいです。 自分だけのお気に入りを見つけるために、ぜひ色々と試してみてください。
通信講座の諒設計アーキテクトラーニング編集部
280講座以上の資格取得できる通信講座を運営する諒設計アーキテクトラーニング編集部が運営するコラムです。心理カウンセラー、ドッグトレーナー、リンパケアセラピストなど、実践的で需要の高い資格を提供しており、学習者は自分のペースで学べる柔軟なカリキュラムを受けることができます。専門知識を短期間で習得できるよう設計されており、仕事や趣味に役立つスキルを身につけることが可能です。
通信講座の諒設計アーキテクトラーニング編集部

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