勉強運・受験運をアップする子供部屋の風水

1-1勉強部屋は本命卦の大吉方位「天医」に配置がよいとされる

風水といえば、部屋の中のインテリアの色や配置を工夫するというイメージですが、実は勉強部屋をどの場所に置くかによって、すでに与えられる運は決まっています。
勉強部屋に良いとされているのは、本命卦の大吉方位である「天医」の方角。
本命卦とは、人それぞれが持って生まれた方位のこと。風水は古代中国で生まれた技術ですが、風水では生まれた瞬間から地球の磁場に影響を受けると考えられています。つまり、この磁場とどのような関係を持つのかという特徴が「本命卦」。
この本命家は方角を八つに分けて吉と凶を判断しますが、その中でも大吉を示すのが「天医」と言われる方角です。
「天医」は健康や仕事のほか、学問にも関係する方位で、集中力が高まるため、この方角に勉強部屋を置くと学習効果がアップすると言われています。

1-2家相では、学習意欲アップには東、集中力や我慢強さを求めるなら北とされる

家相では、学習意欲や集中力を高められる方角も決まっています。
それが「東」と「北」。もし学習意欲を得たいときには勉強部屋を東にすると効果的。また、集中力や忍耐力、我慢強さなどを求めるなら「北」がおすすめです。
逆に、西は気が散ってしまい遊びたくなる方角、南は太陽のエネルギーが強すぎるため落ち着いて勉強することができなくなってしまいます。

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3-1文昌位が吉方位

文昌位とは、中国の学問の神様である文昌帝君（ぶんしょうていくん）にちなんだ方角で、玄関や部屋の入口の向きに対して、最適な机の向きがあるという考え方に基づいています。
文昌位は勉強部屋の扉に対して、机がどの方角を向いているかどうかで判断します。
もし勉強部屋がない場合には、玄関を中心としていつも勉強している机やスペースがどの方角を向いているかで考えます。

4-1集中しやすい机の向き

それではどのような環境が勉強運をアップさせるのでしょうか。
まず、机は勉強部屋のドアに背を向けるのではなく、座っている場所からドアが見えるように置くことが重要
風水では、背中側にあるスペースのことを「背空」と呼び、発展運や人間関係に関わる場所と考えます。もし勉強部屋のドアの背を向けている場合、「背空」のスペースが広すぎるため、発展運や人間関係に関する運を低下させてしまいます。
また、部屋のドアは気が出入りする場所。ドアが開くたびに気が乱れてしまうと、勉強に集中できなくなってしまいます。
逆に、机の前に窓がある状態もあまり勉強向けではありません。風水では、目の前のスペースを「望空」と呼びますが、この空間に人や車などの気配がすると、集中が乱れてしまいます。
さらに窓も気が動く場所なので、窓が目の前にあることで勉強の気を乱してしまうことになります。
もし机を動かすことができないという場合、90度回転させるだけでも気の流れが改善され、成績アップに期待できます。また、目の前に窓がある場合、カーテンを閉めるだけでも効果があります。

4-2柱や梁の角

机を置くときには、柱や梁の角にも注意が必要です。風水では、柱や梁の出っ張りは、壁刀殺（へきとうさつ）と呼ばれる場所。ここからは悪い気が発生すると考えられています。
そのため、角があるのは勉強のための机を置くには不向きな場所。同様に、出っ張った梁の下に勉強机を置くのもおすすめできません。
また、これらの出っ張りが目に入るだけでも、悪い気の影響を受けやすくなってしまうとも言われています。もしもスペースの関係で、どうしても柱や梁の角が目に入ってしまう場合には、その前に観葉植物などを置いて視線が直接当たらないようにしましょう。
観葉植物が悪い気を吸い取る効果もあるため、運気アップには効果的です。

4-3机の上

勉強に使う机やノートは、右の前方に置くとよいでしょう。また、予習には赤い表紙、復習には青い表紙のノートを使うとよいでしょう。
赤は脳の働きを活性化して、意欲や向上心を高めてくれる色。
逆に青は緊張感や集中力を高めてくれる色なので、新しいことを学ぶときには赤、一度学んだことをキチンと覚えるには青が効果的です。
なお、黄色も脳を活性化してくれる色なので、小物などで取り入れると効果的です
また、直観力が必要な場合には、インスピレーションを高めてくれる紫色が向いています。
もし辞書やあまり使わない教科書、参考書などがある場合、机の右後方に置きましょう。そうすることで悪い気が溜まるのを防ぐことができます。
一方、苦手な科目がある場合、それに関する参考書や教科書は左前方がおすすめです。この位置は忍耐力を高める効果が生まれるため、苦手科目の克服には最適です。

4-4机の素材

机はできるだけシンプルな木製のものがよいでしょう。木は安定した気を持っているため集中力を高めることができます。逆に金属製のものや、プラスチック、キャラクターの絵が描かれているものなどの場合、集中力が乱れてしまいます。
また、試験運は木の気を持っているもの。それをサポートするのが「水」の気です。水に関係するものを部屋に置いておくとより運気を高めることにつながります。
さらに重要なのが北西の方角。この方角は勝負に関わる方角で、金の気を持っています。金の気は土の気によってさらに力が強くなるため、土を連想させるような素焼きの器や、動物の絵などを置く方法もあります。

1-1大事なのは清潔であることと気の流れ

風水で一番大切なことは「気の流れ」です。
いくら方角や色を完璧にしても、空気の流れが澱んでいたり掃除を怠っていたりしたら、良い効果は現れないでしょう。
定期的な掃除と、適度な空気の入れ替えをすることも方角や色と同じくらいに大切なことですので、覚えておくといいです。

1-2明るい部屋が吉

やる気と成長のパワーを得るためにも、子供の部屋を明るい雰囲気にするといいでしょう。
窓の無い部屋などのように暗く陰鬱な雰囲気だと、すべての運が下がってしまいます。
覇気が無くなり部屋に閉じこもりがちで消極的になる可能性もあるので、なるだけ明るい雰囲気に整えましょう。
照明が切れかかっていたり汚れていたりするのは凶なので、明かりも適切にメンテナンスをするといいです。

2-1【北の子供部屋】

《吉》
静寂と集中力を意味する方位であり、ここを選ぶと成績も安定する傾向があります。
知識欲が増し、勉強熱心になる方位ですので、テスト運を上げたい時はここを選んで良いでしょう。
しかしすべての方位の中で最も日光が当たらず、冬場は暗く寒いイメージになりがちなので、照明や暖房器具で陽の気をプラスすると良いです。

2-2【北東の子供部屋】

《吉凶半々》
子供部屋には良く、跡取りとしての意味もあります。
しかし冬場はやや暗く寒いイメージになりがちなので、照明や暖房器具で陽の気をプラスすると良いでしょう。

2-3【東の子供部屋】

《吉》
すくすく元気な子供に育ちます。
勉強運も発展しやすいでしょう。
積極的に発言したり、部活などを頑張ったりする子供になりそうです。

2-4【南東の子供部屋】

《吉》
明朗快活で積極的、人に愛される子供に育ちます。
素直な優等生タイプで、みんなに慕われる人気者になるかもしれません。
勉強運も吉ですが、特に女の子に向いている方位でしょう。

2-5【南の子供部屋】

《吉凶半々》
明るさや華やかさがアップしますが、同時に感情的になる傾向のある方位でもあります。
知性的なアイデアマンになりますが、感情のアップダウンには気をつけるといいでしょう。
美的センスや芸術的な要素が高まる場所のため、美術や音楽の成績に良い影響を与える方位です。

2-6【南西の子供部屋】

《吉凶半々》
穏やかで従順、勤勉な性質になるでしょう。
しかし勉強に対して受動的になるので、やや問題ありと言えるかもしれません。
悪い方角ではありませんが、主体性を持って勉強をしてもらいたい時は、他の方位に部屋を移すのも良いでしょう。

2-7【西の子供部屋】

《吉凶半々》
愛嬌がある子供に育ちます。
しかし勉強よりも、友達との遊びの方に関心が向いてしまう一面もあるようです。
一般的には子供の部屋に選ぶことに、そこまでプラスを感じられない方位でしょう。

2-8【北西の子供部屋】

《吉凶半々》
リーダー的素質が育ちます。
しかし一般的に北西は、神棚を置く部屋や一家の大黒柱の部屋にするのに向いている方位となります。
子供の部屋として選ぶのも悪くありませんが、可能であれば家長を優先させたいところです。

2-9子供部屋の中のスペース分け

子供部屋のどこに「何を置くか」により、さらに吉の効果を高めることができます。
この場合、子供部屋の中心から見て、どの方角に位置するかを見るのがポイントです。
知識の集大成である本棚を、蓄積や知恵を意味する北東に置くと勉強熱心になるでしょう。
同様に勉強机も子供部屋の中心から見て、北や北東に位置する場所が良いです。
子供部屋の中心から見て西は、どちらかと言えば勉強よりも心の癒しに向いている場所と言えます。
西にゲームなどの遊びのスペースを分け、東に勉強机を配置するという風に、メリハリを付けるといいでしょう。

3-1勉強部屋に良い「天医」

子供の生年月日と性別により、吉方位と凶方位を調べることができます。
「生気」などの吉方位は運気の底上げを期待できる方位と言えるでしょう。
なかでも「天医」という位置は、勉強運に対しては期待ができる方位と言えます。
逆に子供に与えない方が良いのは最大凶である「絶命」の方位で、エネルギーを阻害してやる気や意欲を落としてしまう影響があるので、なるだけ避けた方が良いです。
子供の本命卦から判断する、8つの方位の意味をまとめてみました。
《生気》大吉
非常に良い方位で、活力がアップし、行動的でエネルギッシュな子供になるでしょう。
この方位は最も良い方角であり、運気を盛運へと向かわせることができます。
《天医》大吉
体調の安定を促進する方位ですので、疲れをリフレッシュし、勉強に集中することができます。
寝室にも勉強部屋にも非常に良い効果を及ぼすでしょう。
《延年》吉
継続運などがあるため、こちらも子供にとって良い方位となるでしょう。
《伏位》吉
吉の方位の中では一番効果が弱めですが、穏やかな安定感があります。
《禍害》凶
凶の方位の中では一番影響が薄いものの、心身の調子が振るわなくなりがちです。
ただし家の構造や間取りの中で、選択できる方位が凶しかない場合、ここが凶の中では一番ダメージが少ないと言えるでしょう。
《六殺》凶
感情的になりがちであまり集中できる場所とは言えません。
心が落ち着かないため運気も減退しがちでしょう。
《五鬼》大凶
エネルギーが低迷する場所ですので、なるだけ選ばない方がいい方位のひとつ。
次の絶命ほどは悪くありませんが、できれば寝室や勉強部屋に選ばない方がいいです。
《絶命》大凶
一番避けたい方位です。
生命エネルギーや活力がダウンしてしまうので、まずはここを避けることが肝心と言えます。

3-2受験で勝つのに吉の「文昌位」

家の中での玄関の位置や、部屋の中でのドアの位置など、入り口から文昌位を導き出すことができます。
この文昌位に机を置くことで、知識の吸収や試験運などをアップさせる効果が期待できるでしょう。

3-3大黒柱の人物の部屋も重要

いくら子供の運が素晴らしくても、大黒柱である家長の運がパッとしない状態では受験や進学にマイナスとなってしまいます。
そこで重要となるのは、本命卦から見た吉の方位。
家長となっている人物の本命卦にとって、吉となる方位に家長の部屋や寝室を配置するといいでしょう。
せっかく子供部屋を吉方位にしても、家長を大凶である「絶命」などの凶方位に追いやってしまっては、家運自体に影響が出てしまい本末転倒となります。
優先すべきは家運を盛り立てる家長の部屋であり、その次に子供の部屋をどうするか考えるといいでしょう。
この場合の家長とは、最も経済的にも精神的にも支柱となるべき存在の人物であり、必ずしも男性を差すわけではありません。
近年では専業主夫のように、従来の性別の価値観に寄らない考え方で家庭を運営している家族もあります。
一番稼ぐのが妻であるならば、この人物を家長として寝室や部屋の吉凶を重要視するといいでしょう。

4-1吉になる勉強机の配置とは

机の近くに大きな窓を設置するのは、気が散りやすいので良いとは言えません。
また、机の向きは一般的に東や南、北などが吉とされます。
机を置く場所は子供部屋の中の北や東、南東や東北などがいいでしょう。

4-2吉になる窓の位置とは

子供部屋にはどうしても教科書や図鑑など、本が多くなりがちです。
西に大きな窓を配置するなど、西日などが強くて本が日焼けしてしまうのは、あまり良いとは言えないでしょう。

4-3吉になるカーテンの色とは

基本的に暖色系が吉となりますが、ブルーやグリーンも吉となります。
方位によってラッキーカラーが変わりますので、調べておくと良いでしょう。
ただし黒いカーテンや黒ずくめの部屋は、成長していく子供にとって必ずしも良い意味となりません。
特に黒一色のインテリアで統一するのは陰の気が増えすぎて成長に阻害しかねないため、他の色を選択するのが望ましいと言えます。

4-4子供の成長運を妨げる？やってはいけないNG行為はこれ

子供の部屋でやってはいけないことは、遊びと勉強のスペース分けが出来ていない、散らかった状態です。
ゲームや漫画本が床に散乱し、お菓子のゴミが散らばっている状態では運気は低迷しがちでしょう。
こまめに片付けをして、風通しが良いように心がけるといいです。
また、勉強机から鏡が見えるような状態にすると、気持ちが落ち着かないためこちらもマイナスとなります。

5-1小学生向けの風水の開運方法

ゲームや漫画などの誘惑が多い時期です。
勉強するスペースと遊びのスペースを分けるように心がけるといいでしょう。
また年齢的にもまだ完全に整理整頓の癖が付いていないこともあり、何かと散らかりがちなので、こまめに片付ける癖を付けさせるといいです。

5-2中学生向けの風水の開運方法

思春期の子供は何かと感情的になりやすい一面があります。
親が選んだインテリアに反発し、「自分はこれがいい」と主張するようになるでしょう。
無理に押さえ込まないのがポイントです。
観葉植物を置くことで吉の効果をもたらします。
また暗くなりがちな北の方位ですが、中学生以降は勉強に集中させる効果があるため、こちらを子供部屋に移すのもいいかもしれません。

5-3高校生向けの風水の開運方法

本人の意志がしっかりある状態ですので、インテリアの色や家具の配置など、ある程度本人の意志や好みを反映させるといいです。
片付けの意識が身につく年齢でもありますので、整理整頓を心がけるようにするといいでしょう。
成績が振るわないなど、活気を取り入れたい場合は観葉植物を子供部屋に置くことにより、吉の効果が期待できます。
勉強に集中する北や南東などが向いていますが、進学や就職など進路に動きがあるため積極性が増す東の方位も有利となるでしょう。

5-4大学生向けの風水の開運方法

大学生は成人年齢でもありますので、自立した一人の個人として親が口だしする年齢ではなくなっています。
ゴチャゴチャした部屋よりも、シンプルで片付いた部屋の方が気の流れが良くなりますので、定期的に掃除をするといいでしょう。
良い人脈を得る南東、就職活動など活発になる東など、子供に合った方位を選ぶといいです。

6-1九星気学による「吉方位」への方位取り

受験に備えて吉方位への方位取りをするといいかもしれません。
九星気学は子供本人の生年月日と、同行する人の生年月日により「本命星」を知ることが重要です。
吉方位への方位取りには2つ方法があり、どちらかを選択するといいでしょう。
ひとつは一泊以上の旅行により開運効果を得る方法です。
この場合、温泉などで地の力を得るのもいいかもしれません。
もうひとつは、二時間以上歩くなど移動し吉方位で二時間滞在することにより良い気を受け取る方法です。
滞在する場所は神社仏閣や、自然公園などでパワーを得るといいでしょう。
しかしいくら吉効果が期待できるからと言って、せっかくの時間を方位取りに優先させ過ぎて、勉強時間を減らすのは本末転倒です。
やはり勉強時間の確保が、受験生にとっては最優先と言えるでしょう。
本人が「気分転換のために、旅行や外出をしたい」と言った時に、「方位取りという方法がある」と提示する程度がいいかもしれません。
また気学を学ぶことにより目的に沿った吉方位や、本命星を知ることができるので、興味がある人は九星気学を学ぶといいです。
気学のお勧め資格
・九星気学占術士
・東洋占術士

6-2パワーストーンによる勉強運アップ効果

風水と色は関わりが深いものですが、同じくらい色に関わりが深いのはパワーストーンです。
この2つでの開運法を同時に行うことにより、さらに子供の運気がパワーアップするでしょう。
たとえば勉強運に効果があるとされるパワーストーンはこちらです。
・ガーネット
・ソーダライト
他にも様々な石が、知性運アップや集中力アップの役に立つようです。
自分に合った石を選ぶことが最も大切ですので、効能だけではなく実際にお子様に選ばせて「これがいい」と決めたパワーストーンを持たせると良いでしょう。
妙に心惹かれる石は、本人が無意識に求めているものですので、子供自身にとって必要な効能が秘められているのです。
たとえば一見、勉強運に無関係の石を選んでも、気持ちが安定して勉強意欲が増すこともあります。
パワーストーンの良い所は、購入して飾ったり身につけたりすることにより効能を発揮するため、時間や手間がかからないことです。
パワーストーンは奥が深いものですので、学びたい人は通信講座を受講し資格を取得するのもいいでしょう。
パワーストーンのお勧め資格
・パワーストーン鑑定士
・天然石鑑定士

05まとめ