意外と簡単、ベランダガーデニングの始め方
花や野菜、ハーブなどを育てるガーデニング。身近に緑を感じられる趣味として大人気ですが、マンションやアパートに住んでいるからと言ってあきらめている人も少なくないはず。しかし、ベランダやバルコニーでも本格的なガーデニングを楽しむことができるのです。今回はベランダガーデニングの基礎知識やアイデアなどをご紹介します。
- 目次
01ベランダガーデニングの予備知識
庭で行うガーデニングとは異なり、ベランダでは鉢やプランターが中心となります。そのほかにも、ベランダガーデニングを楽しむためには、いくつかのチェックポイントがあります。
1-1ベランダの日当たりはどうか?
植物にとって、なによりも大切になるのが日光です。そのため、ベランダガーデニングを行うためには、ベランダの日当たりを確認することが必要です。ただし、お部屋の向きによっては、日が当たる時間が少ないということも少なくないはず。その場合でも、あきらめる必要はありません。もしベランダに日があたる時間が少なくても、鉢やプランターの下に台などを置いて高さを変えることで日当たりを確保するという方法もあります。また、植物によっては日当たりが強すぎると弱ってしまうものもあり、その場合は日よけなどを設ける必要があります。春夏秋冬の四季によっても、日の当たり方はずいぶん変わってきますので、こまめに注意することが必要になります。
1-2ベランダに排水溝はあるか??
植物を育てるときには、日光と同時に水も重要になります。植物に水は必須のものですが、その際に盲点になりがちなのが排水溝です。多くのマンションではベランダごとに排水溝がもうけてある部屋がほとんどですが、アパートや一人暮らしなど、狭い部屋が中心となるお部屋の場合、数戸にひとつしか排水溝がない、角部屋にしか排水溝が作られていないといった場合もあります。自分のベランダ用の排水溝がある場合には、思う存分水を上げられますが、もし部屋に排水溝がない場合には、植物に上げた水が隣のベランダに流れてしまうということもあり、運が悪ければご近所トラブルの原因となってしまいます。そのため、事前にベランダの排水溝を確認し、水が隣の部屋に漏れてしまうといった場合には、きちんと許可をもらっておくか、台所のシンクなどで水を上げられるコンパクトな鉢などを利用しましょう。
1-3ベランダの耐荷重は??
ベランダは人が出ても大丈夫で、洗濯機などを置くこともあるため、鉢やプランターの重さで底が抜けてしまうことはまずないと考えてよいかと思いますが、注意したいのがベランダの柵。ガーデニングでは、ベランダの柵に鉢やプランターなどをひっかけておくと太陽の光を浴びやすく、見た目にもお洒落になりますが、その際あまりいくつもの鉢やプランターをひっかけると柵が重さで歪んでしまうこともあります。その場合、鉢やプランターが下の階に落下することなどもあるため、特に風が強い日などは注意するようにしましょう。
02ベランダで育てやすい植物は?
植物を育てるためにはたくさんの土が必要だというイメージがありますが、実はベランダでも様々な植物を育てることができます。といっても、ベランダの環境でも簡単に育てられるものや、少し手間のかかるものなどもあるため、植物を選ぶことが初心者にとっては重要です。それでは、ベランダではどのような植物が育てやすいのでしょうか。
2-1多肉植物
初心者でも簡単に育てられる植物といえば多肉植物です。多肉植物は水を上げる手間もかからず、適度な日当たりがあれば生きていけるため、初心者にとっても非常に簡単。また、小さな鉢であればスペースも不要なので、ベランダガーデニングを始めるときには、まず多肉植物からスタートするのがおすすめです。
2-2ハーブ系
ベランダで育てるなら、ハーブ系の植物もおすすめです。ハーブは生命力も強く、毎日の食卓の彩りにも使えるのが便利。ローズマリーやバジル、和風ならシソといったものなら初心者でも比較的育てやすいでしょう。
2-3花
ベランダでお花を育てるなら、パンジーやペチュニア、ネモフィラなどがおすすめ。これらの花は環境に適応しやすく、長く花を楽しむことができます。そのほかにも、マーガレット、ゼラニウムなどもおすすめのお花です。
2-4野菜
ベランダガーデニングでは、思い切って野菜を育てるというのも楽しみのひとつ。特にミニトマトやキュウリ、ナス、オクラといった夏野菜は成長も早くすぐに収穫することができ、自分が育てた味を楽しむことができます。
1-1ベランダの日当たりはどうか?
植物にとって、なによりも大切になるのが日光です。そのため、ベランダガーデニングを行うためには、ベランダの日当たりを確認することが必要です。ただし、お部屋の向きによっては、日が当たる時間が少ないということも少なくないはず。その場合でも、あきらめる必要はありません。もしベランダに日があたる時間が少なくても、鉢やプランターの下に台などを置いて高さを変えることで日当たりを確保するという方法もあります。また、植物によっては日当たりが強すぎると弱ってしまうものもあり、その場合は日よけなどを設ける必要があります。春夏秋冬の四季によっても、日の当たり方はずいぶん変わってきますので、こまめに注意することが必要になります。
1-2ベランダに排水溝はあるか??
植物を育てるときには、日光と同時に水も重要になります。植物に水は必須のものですが、その際に盲点になりがちなのが排水溝です。多くのマンションではベランダごとに排水溝がもうけてある部屋がほとんどですが、アパートや一人暮らしなど、狭い部屋が中心となるお部屋の場合、数戸にひとつしか排水溝がない、角部屋にしか排水溝が作られていないといった場合もあります。自分のベランダ用の排水溝がある場合には、思う存分水を上げられますが、もし部屋に排水溝がない場合には、植物に上げた水が隣のベランダに流れてしまうということもあり、運が悪ければご近所トラブルの原因となってしまいます。そのため、事前にベランダの排水溝を確認し、水が隣の部屋に漏れてしまうといった場合には、きちんと許可をもらっておくか、台所のシンクなどで水を上げられるコンパクトな鉢などを利用しましょう。
1-3ベランダの耐荷重は??
ベランダは人が出ても大丈夫で、洗濯機などを置くこともあるため、鉢やプランターの重さで底が抜けてしまうことはまずないと考えてよいかと思いますが、注意したいのがベランダの柵。ガーデニングでは、ベランダの柵に鉢やプランターなどをひっかけておくと太陽の光を浴びやすく、見た目にもお洒落になりますが、その際あまりいくつもの鉢やプランターをひっかけると柵が重さで歪んでしまうこともあります。その場合、鉢やプランターが下の階に落下することなどもあるため、特に風が強い日などは注意するようにしましょう。
2-1多肉植物
初心者でも簡単に育てられる植物といえば多肉植物です。多肉植物は水を上げる手間もかからず、適度な日当たりがあれば生きていけるため、初心者にとっても非常に簡単。また、小さな鉢であればスペースも不要なので、ベランダガーデニングを始めるときには、まず多肉植物からスタートするのがおすすめです。
2-2ハーブ系
ベランダで育てるなら、ハーブ系の植物もおすすめです。ハーブは生命力も強く、毎日の食卓の彩りにも使えるのが便利。ローズマリーやバジル、和風ならシソといったものなら初心者でも比較的育てやすいでしょう。
2-3花
ベランダでお花を育てるなら、パンジーやペチュニア、ネモフィラなどがおすすめ。これらの花は環境に適応しやすく、長く花を楽しむことができます。そのほかにも、マーガレット、ゼラニウムなどもおすすめのお花です。
2-4野菜
ベランダガーデニングでは、思い切って野菜を育てるというのも楽しみのひとつ。特にミニトマトやキュウリ、ナス、オクラといった夏野菜は成長も早くすぐに収穫することができ、自分が育てた味を楽しむことができます。
03ベランダガーデニングのアイデア
単に植物を育てるだけでなく、おしゃれな見た目を楽しめるのもコンパクトなベランダガーデニングならではの楽しみです。ちょっとした一工夫で、見違えるような景色になりますよ!
3-1ベランダの床を変える
おしゃれなベランダガーデニングを楽しみたいなら、おすすめはベランダの床を変えてみること。といっても大掛かりな工事などは必要ありません。たとえばジョイントタイルや人工芝を使用すると、簡単にベランダのイメージを変えることができます。そのほかにも、レンガなどを組み合わせてもナチュラルなイメージのベランダになります。
3-2縦に育てる
狭いベランダを有効活用するには、「縦」を意識することがポイント。背の高いラックなどを使用して鉢を並べると、たっぷりとした緑を楽しむことができます。
3-3すのこを活用する
もっと簡単にベランダのイメチェンをしたいなら、すのこが便利。長さを切りそろえたすのこを敷くだけで、ベランダがウッドデッキに変身。さらにすのこを白く塗れば、ベランダを広く見せてグリーンの緑も映えること間違いなしです。
04ベランダガーデニングの注意点
やってみれば簡単なベランダガーデニングですが、ベランダならではの注意点もあります。
4-1防災設備や室外機に気をつける
ベランダというと好きに使用してもいいというイメージがありますが、実は注意しなければならないものも少なくありません。たとえば、ベランダに置いてあることの多いのが、エアコンの室外機。室外機は高さも場所もちょうどいいため、室外機の上や前に植物を置くこともありますが、その場合は乾燥や温度変化で植物が枯れてしまうほか、エアコンも効きにくくなるといったトラブルが発生する可能性もあるため、注意が必要です。また、ベランダには避難用のはしごや防災用の戸などが設置されています。その場所に鉢やプランターなどを置いてしまうと、万が一のトラブルが起きたときに対処できなくなります。マンションやアパートによっては、物件の規約によって植物を置くことが禁止と言う場合もあるため、ガーデニングを始める前に確認しておいたほうがよいでしょう。
4-2近隣トラブルに気をつける
ベランダガーデニングを行うとき、注意したいのが近隣トラブル。排水についてのトラブルはすでに説明した通りですが、他にも土や肥料による床の汚れや臭気などがトラブルの原因となることもあります。また、ベランダの柵に鉢やプランターをひっかけてガーデニングを行う場合、水が階下に落ちないように注意することも必要です。もし水や排水が下の階の洗濯物や布団などにかかってしまうと、大問題になってしまいます。もちろん、鉢やプランター自体が落下しないようにも注意しましょう。
05まとめ
最初は敷居が高く感じられるかもしれませんが、ベランダガーデニングは簡単に始められる趣味のひとつ。花を眺めたり、ハーブや野菜を食卓に乗せたりと楽しみも豊富なので、興味がある方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
3-1ベランダの床を変える
おしゃれなベランダガーデニングを楽しみたいなら、おすすめはベランダの床を変えてみること。といっても大掛かりな工事などは必要ありません。たとえばジョイントタイルや人工芝を使用すると、簡単にベランダのイメージを変えることができます。そのほかにも、レンガなどを組み合わせてもナチュラルなイメージのベランダになります。
3-2縦に育てる
狭いベランダを有効活用するには、「縦」を意識することがポイント。背の高いラックなどを使用して鉢を並べると、たっぷりとした緑を楽しむことができます。
3-3すのこを活用する
もっと簡単にベランダのイメチェンをしたいなら、すのこが便利。長さを切りそろえたすのこを敷くだけで、ベランダがウッドデッキに変身。さらにすのこを白く塗れば、ベランダを広く見せてグリーンの緑も映えること間違いなしです。
4-1防災設備や室外機に気をつける
ベランダというと好きに使用してもいいというイメージがありますが、実は注意しなければならないものも少なくありません。たとえば、ベランダに置いてあることの多いのが、エアコンの室外機。室外機は高さも場所もちょうどいいため、室外機の上や前に植物を置くこともありますが、その場合は乾燥や温度変化で植物が枯れてしまうほか、エアコンも効きにくくなるといったトラブルが発生する可能性もあるため、注意が必要です。また、ベランダには避難用のはしごや防災用の戸などが設置されています。その場所に鉢やプランターなどを置いてしまうと、万が一のトラブルが起きたときに対処できなくなります。マンションやアパートによっては、物件の規約によって植物を置くことが禁止と言う場合もあるため、ガーデニングを始める前に確認しておいたほうがよいでしょう。
4-2近隣トラブルに気をつける
ベランダガーデニングを行うとき、注意したいのが近隣トラブル。排水についてのトラブルはすでに説明した通りですが、他にも土や肥料による床の汚れや臭気などがトラブルの原因となることもあります。また、ベランダの柵に鉢やプランターをひっかけてガーデニングを行う場合、水が階下に落ちないように注意することも必要です。もし水や排水が下の階の洗濯物や布団などにかかってしまうと、大問題になってしまいます。もちろん、鉢やプランター自体が落下しないようにも注意しましょう。
05まとめ
最初は敷居が高く感じられるかもしれませんが、ベランダガーデニングは簡単に始められる趣味のひとつ。花を眺めたり、ハーブや野菜を食卓に乗せたりと楽しみも豊富なので、興味がある方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
この講座は!プロの監修を受けています!
出版業界、園芸生花業界を経てガーデニング教室を設立。
フリーランスとして教室運営、カルチャー講座開講指導、ガーデンエクステリア施工請負。
店舗、在庫を持たないスタイルで活動している。
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