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ハーブ・メディカルハーブの勉強方法

ハーブやメディカルハーブは毎日の生活に取り入れやすいものですが、きちんと扱うためにはしっかりとした知識が必要です。では、ハーブやメディカルハーブについて勉強しようと思ったときにはどのような方法があるのでしょうか。今回はハーブとメディカルハーブの勉強法についてご紹介します。

ハーブ・メディカルハーブの勉強方法
目次

01ハーブ・メディカルハーブの勉強方法は?

ハーブやメディカルハーブについて勉強するときには、学ぶレベルや時間、費用などに応じて様々な方法があります。

1-1公式テキストと問題集を購入

まずハーブやメディカルハーブについて学ぶときには、テキストや問題集を購入、そこから知識を学ぶという方法があります。
ハーブやメディカルハーブについては、様々な団体が資格や認定を主催していますが、それらの団体が発行する公式のテキストと問題集を購入、学習を進めるという方法です。
この方法の場合、ある程度の専門的な知識が身につけられること、自宅での学習が中心となるため、自分の好きな時間に学習を進められるといったメリットがあります。

1-2通信講座、資格取得講座で学ぶ

もしハーブやメディカルハーブに関する資格を取得したいと考えた場合には、通信講座や資格取得講座で学ぶという方法がおすすめです。
通信講座や資格取得講座の場合、資格取得が目的となるため、効果的な学習が可能。自分でテキストなどを探す場合、まずどれを使えばよいのかということも問題となりますが、講座などであれば送られてきたものを順番に勉強していけば、ある程度の体系的な知識をきちんと学ぶことができます。
通信講座でも資格取得の講座でもまとまった費用が必要になりますが、効率的に勉強したいという人にはおすすめです。

1-3趣味程度の独学…本、ネット

逆に、それほど専門的な知識を身につけなくてもよいという方の場合には、本やネットの情報での独学がおすすめです。
現在では、ハーブやメディカルハーブに関する本は数多く出版させているため、書店に行けばレベルに応じた本を入手することができます。
また、ネットでも多くの情報が存在するため、独学で学ぶときも不自由することはありません。
この方法のメリットは何と言ってもコストがかからないこと。
ただし、ネットの場合には不正確な情報が掲載されているため、ある程度きちんとした知識を身につけたいという場合には、大手の出版社から出版されている本を購入するとよいでしょう。

02ハーブ・メディカルハーブの資格

ハーブやメディカルハーブの資格には様々なものがありますが、ほとんどが安全性や有効性を正しく伝える目的で設けられているものです。
ハーブやメディカルハーブに関する資格は多くが民間の団体によるもので、資格の認定制度が設けられています。
資格の取得には認定校及び認定教室に通う必要がありますが、これは正しいハーブとメディカルハーブの取り扱い方を身につけるため。特にメディカルハーブはとくに薬効性が高いためきちんと学ぶ必要があります。

03メディカルハーブに関する資格

では、メディカルハーブに関するものはどのようなものがあるのでしょうか。

3-1メディカルハーブは医療関係や福祉関係に携わるひとにも注目されている

そもそもメディカルハーブは、自然の植物を利用して健康の維持や体調の改善、自然治癒力の向上などを目的とした自然療法の一種です。メディカルハーブ自体は、民間療法として昔から用いられていたものですが、現在では医療関係や福祉関係など、人の健康に関わる職業の人々からも注目を集めるようになりました。
メディカルハーブに関する資格の特徴は、一般的なハーブに関する資格よりも難易度が高いということ。
これはメディカルハーブが健康維持や増進を目的としていることに由来しています。人間の健康に関わる以上、中途半端な知識を身につけることは健康を向上させるどころか、危険にさらしてしまうことにもなりかねません。
また、メディカルハーブは種類が多く、複数のメディカルハーブを組み合わせて使用することも少なくないため覚えることが多くなり、どうしても資格の難易度も高くなっています。

3-2日本メディカルハーブ協会の資格が人気

メディカルハーブの資格の中でも人気が高いのは、「日本メディカルハーブ協会」が主催する資格です。
日本メディカルハーブ協会はメディカルハーブの安全性や有用性を普及させることを目的とした団体で、いくつかの資格認定を実施しています。

3-3ハーバルセラピスト

ハーバルセラピストは、体系的な知識に基づき、30種類のメディカルハーブと、12種類のメディカルハーブを原料としたエッセンシャルオイルの使用方法や有用性を深く理解した専門家に与えられる資格です。体調だけでなく、季節などの変化に応じて、その人に最適なメディカルハーブを用いたライフスタイルを提案します。
受験の資格には認定校または認定教室で認定講座の修了が必要となり、独学では資格を取得することはできません。
また、ハーバルセラピストの資格には、さらに上級資格となる「シニアハーバルセラピスト」が設けられています。シニアハーバルセラピストは、メディカルハーブのより深い知識をもとにして、現代社会のストレスや生活習慣から生じた症状に応じた「植物療法」の実践を目指す専門家です

3-4ホリスティックハーバルプラクティショナー

シニアハーバルセラピストと同様、ハーバルセラピストとしての上級資格には、「ホリスティックハーバルプラクティショナー」というものも存在します。ホリスティックハーバルプラクティショナーは、メディカルハーブの知識はもちろん、基礎医学を元にした代替医療を理解して、肉体的・精神的な面だけでなく、スピリチュアルな視点からも健康を提案できる専門家です。
この資格の受験には認定講座の修了のほか、ハーバルセラピストの資格も必要となります。

3-5ハーブ&ライフ検定

日本メディカルハーブ協会が認定する資格の中には、比較的受験のハードルが低いものも存在します。それが「ハーブ&ライフ検定」です。ハーブ&ライフ検定はキッチンやベランダで育てられるものや、手に入りやすいハーブとスパイスの基本的な知識、生活の中での役立て方、料理のレシピなどを身につけられる資格で、合格後日本メディカルハーブ協会の会員となると、ハーブ&ライフコーディネーターの資格が認定されます。

04ハーブに関する資格

メディカルハーブに比べると、気軽に取り組めるのがハーブに関する資格です。もちろん、ある程度の学習は必要ですが、きちんと学べば資格取得もさほど難しくありません。
多くのハーブの資格では、ハーブの基本知識、日常への取り入れ方などが問われます。このハーブに関する資格として人気なのが、日本ハーブセラピスト教会が主催する資格です。

4-1ハーブセラピスト

初心者が取り組みやすいハーブに関する資格が「ハーブセラピスト」です。ハーブセラピストは、ハーブを癒しの立場から効能や利用法などを本格的に学ぶための資格です。
ハーブセラピストでは、ハーブの栽培方法やハーブティーの入れ方、ハーブのブレンド方法などを身につけることができます。
なお、ハーブセラピストの上級の資格としては「ハーブセラピーインストラクター」「ハーブセラピースペシャリスト」などがあり、これらの資格を取得すると講座の講師として活躍することも可能となります。

05まとめ

趣味としてだけでなく、新しい仕事の可能性も生まれるハーブとメディカルハーブに関する資格。好きなことを仕事にしたいという方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

この講座は!プロの監修を受けています!

講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
にーな 先生
「リンパケアサロンにーな」を運営
1982年生まれ。広島県出身。 ハーブガーデンでの花苗の生産販売、就労支援としての花苗の生産の仕事を経験。その後園芸療法士となり、植物や自然に携わる仕事に移行。 現在は園芸療法士・ハーブセラピストの視点を生かし、身近な自然での自然体験を通じて五感を磨くネイチャーゲームイベントの主催や、講師やセラピストとして広島を拠点に活動。 オンラインでの講座および出張にも対応。
「リンパケアサロン にーな」を運営。

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