プロの占い師になるには?占い師の開業について
占い師を目指す人が取るべき方法とはどんなものでしょうか。占い資格の通信講座や占い学校、占いの種類一覧、西洋占星術の占い師に向いている人とは?鑑定士になるための手順と、開業などのコツをまとめてみました。
占いは趣味として楽しむだけでなく、仕事にすることもできるもの。いつの時代も人気があるため、将来性や安定性もバツグンです。では、占い師として開業したいと思ったときには、どうすればいいのでしょうか。今回は占い師として開業するための手順や気を付けたいポイントについてご紹介します。
- 目次
- 1. 占い師になることは難しくない
- 1-1. 成功したいなら準備や情報が必要
- 1-2. 占い師になる難易度
- 1-3. 占い師になれる確率を上げる方法がある
- 2. 占い師になることで人生にプラスがある
- 2-1. 自分や家族も鑑定し、開運へ導くことができる
- 2-2. いつでもどこでも占いの仕事が可能
- 2-3. 年齢制限や定年がなく、一生仕事を続けられる
- 2-4. 人と接する経験が増えるため、人脈作りができる
- 3. 自分の性格を鑑定に活かす!鑑定士向きの性格とは
- 3-1. 話し上手でもあるが、傾聴するのも得意
- 3-2. プラス思考で辛抱強く悩みに寄り添える
- 3-3. 相手の立場で物事を考えられる
- 3-4. 勉強熱心で学ぶ意欲がある
- 3-5. 一般常識とマナーが身についている人
- 4. 占い師になるための学び場と、勉強方法とは
- 4-1. 占い学校で学ぶ
- 4-2. 占い師への弟子入りや、カルチャースクールで学ぶ
- 4-3. 自分で本や動画などにより独学
- 4-4. 自宅で通信講座を受講
- 5. 副業も可能!占い師デビューの方法と、プロとしての活躍の場とは
- 5-1. 占いの館やサロンで鑑定する
- 5-2. 占い会社に所属し、電話占いやチャット占いをする
- 5-3. 自宅で占いサロンを開業する
- 5-4. 執筆で稼ぐ
- 5-5. 占いインフルエンサーとして活躍する
- 6. 占いの種類とは?ジャンル別の占い一覧
- 6-1. 【命術】
- 6-2. 【相術】
- 6-3. 【卜術】
- 6-4. 【その他の占い】
- 7. 開業の時にやるべきこととは?手順やトラブル対策法
- 7-1. 開業届を出し、確定申告する
- 7-2. 自分自身と占い道具を、きちんとメンテナンスする
- 7-3. カウンセリング強化のために、占いや心理学などを学び続ける
- 7-4. 占い師デビューや集客を焦らない
- 7-5. おかしな縁を避けることも必要
- 7-6. 鑑定では声に気をつける
- 8. 西洋占星術師として活動するための流れやポイント
- 8-1. 【占星術に必要な物を準備する】
- 8-2. 【鑑定の練習をする】
- 8-3. 【オーディションの練習をする】
- 8-4. 【鑑定では難しく説明しない】
- 8-5. 【自分の健康やメンタルに気をつける】
- 8-6. 【顧客のメモを取る】
- 9. 占い師になるために必要なことは、とてもシンプル
- 10. 占い師の働き方
- 10-1. 占いサロンに勤める
- 10-2. 登録占い師として派遣で働く
- 10-3. フリーランスの占い師になる
- 10-4. 独立して開業する
- 11. 占い師として開業するには?
- 11-1. 占い師には特別な資格は必要ない
- 11-2. 一般的な開業手続きをおこなえばいい
- 11-3. 個人事務所かWEBで開業する
- 12. 失敗しないためのポイント
- 12-1. 場数を踏んで自分の強みを探す
- 12-2. 最初は所属してリピーターを増やす
- 12-3. 占い以外に集客法とコミュニケーション能力を身につける
- 12-4. 資金が少ないならWEBがおすすめ
- 13. 開業するまでの手順
- 13-1. サロンまたはHPの雰囲気を決める
- 13-2. 開業届や道具などを用意する
- 13-3. お問い合わせ先やトラブルに関しての準備をしておく
- 14. まとめ
01占い師になることは難しくない
しかししっかりとした手順を踏むことにより、スムーズに夢を叶えることができるでしょう。
方法やコツを知ることで、占い師を目指す心の障壁や難易度を下げることができます。
1-1成功したいなら準備や情報が必要
占い師は誰でもなれることができます。
しかし占い師として有名になることや、長く続けることを考えるなら、占いになるためのガイドのような存在が必要です。
それは人ではなく、情報でも良いのです。
1-2占い師になる難易度
占いの資格を受験して合格し、正式な資格を取得するのは難易度が少し高いかもしれません。
また、未経験の状態でオーディションに受かることは難しいです。
しかしこれらを勉強したり、情報を仕入れて準備したり、練習したりすることにより難易度を下げられるでしょう。
1-3占い師になれる確率を上げる方法がある
自分の適性や性格、向いていそうな占いの種類がないかなど、しっかりと調べることでプロになるための難易度を下げることができます。
また占い師になった時のプラス面を知ることで、「やりたい」というやる気と、「自分でもできる!」という自信を身につけることができるでしょう。
こうすることにより占い師になれる確率を増やし、プロになる心構えができるのです。
02占い師になることで人生にプラスがある
占い師は一日数時間の副業から、一生の仕事まで自分自身の都合に合わせた働き方が可能です。
しかし学ぶことでかなりの時間や訓練を積まないといけない気がして、躊躇してしまう人もいるでしょう。
モチベーションを上げるために、占い師を目指すことによる人生のプラス面をご紹介します。
2-1自分や家族も鑑定し、開運へ導くことができる
占い師になった最大のメリットと言えば、自分や身近な人の未来や才能が分かる点です。
特に西洋占星術では、プログレス法やトランジット法による、長期での未来予測ができることは大きな魅力と言えるでしょう。
もちろん、他の占いでも将来へと続く流れを読み取ることは可能ですが、歴史が長い西洋占星術だとより詳細な未来予想が可能なのです。
このため転機を予測し、その少し前から準備を始めることも可能でしょう。
また、人々の相性を占ったり、ホーラリー占星術で特定の悩み事へのYES・NOが分かったりするなど、様々な手法があるのも魅力と言えます。
占いはよりよい人生を生きる糧や羅針盤となるのです。
2-2いつでもどこでも占いの仕事が可能
占い師は様々な形態で、どこにいても仕事をすることが可能です。
たとえば一般的な仕事では地方より都市部の方が仕事を得るのに有利とされますが、占い師にとっては関係がありません。
電話占いやチャット占いで多くの顧客を得ることができます。
また子供が小さいから家にいたい、仕事の合間でやりたいなどの個々の希望が通りやすく、好きな日時で仕事を調整することが可能でしょう。
2-3年齢制限や定年がなく、一生仕事を続けられる
プラス要素やメリットの3つ目は、「何歳で始めることも、何歳で終えることも自由に選択できる」点と言えます。
殆どの仕事は年齢により打ち切られたり、報酬を下げられたりしてしまいがちですが、占い師には定年はありません。
なぜなら蓄積された知識や技術は強みとなるからです。
高度な技術がある人や顧客がついている人は、いつまでも現役として占い師による報酬を受け取ることが可能でしょう。
「今は会社員だが、定年後に占い師として活躍したい」という願望にも対応できるのも、占い師という仕事の強みと言えます。
2-4人と接する経験が増えるため、人脈作りができる
占い師になることのプラス面の4つめは、知り合いやファンを増やすことが可能なことです。
大勢の人とコンタクトを取る仕事であるため、通常より出会いが多いのも特徴と言えるでしょう。
政治家や専門家など、普通では出会えない人と会えることもあります。
「占い好き」の人は意外と多いため、顧客としてではなく純粋な「占い仲間」としての友達を作ることも可能です。
03自分の性格を鑑定に活かす!鑑定士向きの性格とは
占い師になるために、特別な才能は必要ありません。
しかし占い師向きの性格と、そうでない性格は存在します。
では、人気の占い師に向いている性格とはどのようなものでしょうか。
3-1話し上手でもあるが、傾聴するのも得意
占い師向きの性格として真っ先に上げられるのは、アドバイスで人を笑顔にするタイプです。
話し上手であるのも向いているポイントと言えるでしょう。
しかし説教タイプや一方的に話すタイプは、お客様によっては不快に感じることもあるようです。
このため占い師は聞き上手も向いているとも言えるでしょう。
相談者は「自分の気持ちを理解してほしい」と考えています。
自分に対して共感し、興味や関心を持ってくれる人を、好ましく感じるでしょう。
心の中で言えずに悩んでいた苦しみを打ち明けて全部吐き出せた時、人は癒され、次の答えを自然と待つ心境になれます。
3-2プラス思考で辛抱強く悩みに寄り添える
多くの人は、ストレスやプレッシャーに疲れ果てて占いに答えを探しに来ています。
周囲にはネガティブな人が多いため、傷付いて答えを見つけられるだけのエネルギーがないことも多いでしょう。
こんな時に、プラス思考で一緒に未来を考えてくれる人を、無意識に求めているはずです。
悩みを抱えている人は共感してくれる人を望むので、一方的なアドバイスではなく共に考えてくれる人は有り難いはずです。
時には励ましたり、温かい言葉で慰めたりする優しさがある占い師は、どんな場面でも求められるでしょう。
3-3相手の立場で物事を考えられる
占い師は共感力や洞察力が必要です。
鑑定士となればどんな立場や職業、年齢層の人にでも対応できるための考え方が必要となります。
たとえば家庭問題でも、二十代前半の独身の人と、子供を持つ四十代既婚者の人では意見も対応策も変わってくるでしょう。
また仕事によっては暗黙の業界ルールや、退職したくても潰しが利かず転職しにくいなど、いろいろな立場もあるようです。
いくら正論でも、相手の立場では到底選択できないアドバイスになってしまわないように、注意して考えることができるタイプが望ましいでしょう。
3-4勉強熱心で学ぶ意欲がある
お客様が求めている占い師は、占い学に対して博識なタイプです。
様々な開運法や、自分では思い浮かばないヒントを教えてくれる人を求めています。
いろんな立場の人や、年齢差がある人に対して適切なアドバイスをするためには、占い知識と教養が必要です。
このため占い師は、常に学び続ける姿勢が大切と言えます。
3-5一般常識とマナーが身についている人
占い師になるのに「当てられる霊感か、占い知識があれば十分」と考える人がいるかもしれません。
しかし社会的なマナーと一般常識は必要でしょう。
どちらが上でどちらが下、という立場はなくお客様にとってはあくまで一対一の関係です。
失礼のない対応や言葉遣いができることも大切でしょう。
04占い師になるための学び場と、勉強方法とは
誰でもやる気と気遣いと学習意欲があれば、占い師を目指せるのです。
では、どのような方法により効率よく学ぶことができるのでしょうか。
様々な方法をまとめてみました。
4-1占い学校で学ぶ
占い師養成学校で、占い師になるために必要な知識や開業のノウハウを学ぶことができます。
どのような種類の占いを学ぶことが可能か、在籍している占い師の実績などを事前に調べてから申し込むといいでしょう。
また、時間帯や曜日など、仕事と併用して学ぶことができるか、問い合わせた方がいいです。
講習費用は一般的に高額になりやすいので、プロを目指す人向けと言えます。
4-2占い師への弟子入りや、カルチャースクールで学ぶ
様々な占い師が弟子を募集していますので、ホームページなどをチェックして、気になる先生に申し込むといいでしょう。
また、カルチャースクールで占い講座が開催されていることもあり、こちらは各教室により月謝や曜日が変わります。
4-3自分で本や動画などにより独学
安価でできる方法であり、情報社会の今は独学がしやすい環境と言えます。
しかし独学では知識の下支えがないため、プロになってもどこか自信がなく感じて、新たに占い学校に学び直したり資格取得したりする占い師もいるようです。
4-4自宅で通信講座を受講
在宅で占い知識を学ぶことができる方法です。
学ぶ手順がしっかりしており、開業のサポートをしてくれることもあるので、占い師デビューを本格的に目指す人にはお勧めと言えます。
卒業後にこのような資格を受験し、取得することも可能です。
《西洋占星術に関する資格》
・西洋占星術士
・ホロスコープ鑑定士
05副業も可能!占い師デビューの方法と、プロとしての活躍の場とは
活躍の場として考えられる選択肢はこちらです。
占い師として本格的に活躍するだけでなく、副業にすることもできます。
5-1占いの館やサロンで鑑定する
占い師募集を見て応募し、サロンで働く方法です。
面接時にオーディションがあるので、練習をしておくのもいいでしょう。
副業にしたい場合、面接時に交渉をして、日時を限定的にするといいです。
5-2占い会社に所属し、電話占いやチャット占いをする
占い師募集を見て、応募することによりその占い会社に登録する方法です。
面接時にオーディションがあることが多いため、心構えと準備は必要でしょう。
副業にしたい場合、面接時に話し合って仕事をする日時を限定的にするといいです。
5-3自宅で占いサロンを開業する
自宅サロンで占いを行うことも可能です。
その場合、いくつか必要なことがあります。
まずは家族への説明と協力を求めることが重要です。
またホームページなどを作成するなどの集客や、開業届を税務署に届け出することも必要となるでしょう。
最初は近所の人や友人などの人脈で、鑑定を始めるのもいいかもしれません。
自分なりのペースでできるため、副業にしやすいと言えます。
5-4執筆で稼ぐ
サイトやクラウドソージングで募集されている占いライター募集に応募する方法です。
記事や鑑定文作成、動画シナリオの意外と需要が多いのも特徴と言えます。
他にも占いサイトの監修の仕事もあるようです。
占い記事ライティングは時間の融通が利くため、副業にするのにもっとも適した方法と言えます。
5-5占いインフルエンサーとして活躍する
今はネットやSNSで、実力を発揮することも可能な時代です。
他の才能と組み合わせて成功することも可能で、たとえばイラスト+占い、心理学+占いという風に複数の技術を組み合わせて有名になる人もいます。
06占いの種類とは?ジャンル別の占い一覧
占いの種類と向いている人などをまとめてみました。
6-1【命術】
誕生日や生年月日で占う方法です。
命術の特徴は、自分や鑑定する人の運命の流れ、素質、性格などを理解できるということでしょう。
しかし覚える項目が一番多めなので、「暗記が得意」な人や「占いの真髄を知りたい」人に非常に向いています。
《代表的な命術》
・西洋占星術
・四柱推命
・九星気学
・算命学
6-2【相術】
様々な相から人を見抜く占いで、根強い人気があります。
顔の特徴から見る人相、手より運命を読み取る手相、家や建物から読み取る家相や風水などが相術です。
《代表的な相術》
・手相
・人相
・家相
・風水
6-3【卜術】
偶然性により占う方法です。
タロット占いやルノルマンカード占いなど、非常に人気が高いのも特徴と言えます。
梅花心易という、時間などから卦を得る占いもあるようです。
《代表的な卜占い》
・タロットカード占い
・ルノルマンカード占い
・梅花心易などの易占い
6-4【その他の占い】
他にも名前で鑑定する姓名判断、夢で吉凶を判断する夢占いなどもあります。
インスピレーションを活かして水晶占いをするのもいいでしょう。
《代表的な占い》
・水晶占い
・姓名判断
・夢占い
・パワーストーン
・チャネリング
07開業の時にやるべきこととは?手順やトラブル対策法
開業後のコツをまとめてみました。
7-1開業届を出し、確定申告する
まずは税務署に出向き、開業届を出すといいでしょう。
開業届を出さなくても活動することは可能ですが、税制面で優遇される「青色申告」をしたいなら出しておくといいです。
その後、稼いだ金額を手帳でも良いのでメモしておき、一年分の収支報告書を作って翌年2月の確定申告で届けるといいでしょう。
7-2自分自身と占い道具を、きちんとメンテナンスする
占い師には対人職であるため、印象を良くすることも仕事の一つです。
清潔感を保つために、身だしなみを整えておくといいでしょう。
また占い道具やパソコン等のメンテナンスを怠らないことも重要です。
パソコンやタロットカードは古くなったら買い換える必要もありますし、パワーストーンは浄化をする必要があります。
仕事道具は確定申告の際に「経費」として計上することができるので、必ず購入時のレシートを取っておくといいでしょう。
7-3カウンセリング強化のために、占いや心理学などを学び続ける
トラブルに遭う理由の一つに、コミュニケーションの問題が挙げられます。
心理学を学ぶことで、お客様に対して適切な対応を取ることができるでしょう。
また占い師は常に学びを深めることも重要です。
知識が不足しているためにお客様にきちんと答えられず、不満を持たせてしまうことがあるからです。
このため学び続けることもトラブル回避に役立ちます。
技術習得のための書籍代や資格取得は、確定申告の際に「経費」として計上することができます。
7-4占い師デビューや集客を焦らない
最初の頃は報酬がなく、焦るかもしれません。
SNSや口コミで広がるには時間がかかるものです。
辛抱強くリピーターを集めましょう。
しかし集客が見込めない場合は、最初は無料相談をしてみるといいでしょう。
おかしな縁を避けることも必要
トラブルを避けるためには、おかしな取引相手や相談相手と無理に続けないことも重要です。
無理な集客をすることで、トラブルの種になることもあります。
電話占い募集ではどの会社に所属するか、口コミなどで念入りに調べるといいでしょう。
また占いライティングでは、格安案件や問題ありの仕事を避けつつも、なるだけ様々な募集に応募することも重要です。
7-5鑑定では声に気をつける
占い師は鑑定内容だけでなく、本人の声質なども重要となります。
声のトーンや話すスピード、伝えやすい話し方や滑舌の良さなども鑑定での満足度に影響するでしょう。
電話占いでは無料時間が設定されていることがあります。
この時に、「しゃべり方が不快」と感じられると途中で切られてしまうかもしれません。
また電話占いであまりにもゆっくり話したり、聞き取りにくい声で何度も尋ねさせたりするのも良くないでしょう。
答えを多く聞きたいのに、時間がすぐに終わってしまい、「全然役に立たなかった。二度と依頼しない」となってしまうかもしれません。
08西洋占星術師として活動するための流れやポイント
プロになる前に、あるいはなってから役立てるといいでしょう。
8-1【占星術に必要な物を準備する】
まず占星術用のソフトと、占星術用の天文暦を揃えることが必要でしょう。
なぜならプロとして出張した時に、どこでも手軽に鑑定をすることができるからです。
自宅サロンの場合は、何よりも雰囲気を重視するため、占い師らしい鑑定部屋にするといいでしょう。
パワーストーンや占いの本などを置いておくのもいいですし、看板や集客用のチラシも準備した方がいいです。
また、集客のためのSNSも作成しておきましょう。
ブログの場合、占星術に関する豆知識などを書いておくのも必要です。
資格や占い歴などもアピールポイントとなります。
8-2【鑑定の練習をする】
またプロとして鑑定する前に、練習として出生時刻や生誕地が判明している過去の偉人や、現代の有名人を占ってみるといいでしょう。
もちろんその際にその人物が辿った人生のイベントの日時と、トランジットやプログレスの影響を確認する必要があります。
結婚した時期や配偶者との相性も、注意深く読み取っていき、練習するといいです。
そして西洋占星術は長い歴史があり技術が多いため、占い学校などで学んだ後も様々な占星術の本を学ぶ必要があるでしょう。
なぜなら一年や二年でマスターできる量ではないため、知識を継続して学ぶ必要があるからです。
他にも友人や家族など、「その後どうなったか分かる人」を鑑定することも必要と言えます。
こうすることにより、星の動きによる影響が見えてくるのです。
8-3【オーディションの練習をする】
西洋占星術師として対面鑑定や電話鑑定をしたい場合、面接やオーディションがあることもあります。
質疑応答やロールプレイングをするなど、自分なりに練習をしておくといいでしょう。
8-4【鑑定では難しく説明しない】
デビュー前の練習でも、プロとして鑑定する時でも、西洋占星術の用語を連発するのはやや問題ありかもしれません。
自分にとっては馴染み深い単語でも、相談者にはそうでないこともあるからです。
専門用語を多発するよりは、解釈のみを伝えた方がいいこともあります。
8-5【自分の健康やメンタルに気をつける】
占いで重要なのは、自分の健康とメンタル面の安定です。
ホロスコープをリーディングするとどうしても度数などをチェックするために目を使いすぎてしまいます。
目を酷使しすぎないようにするといいでしょう。
またネガティブであったり、攻撃的な発言をしたりする相談者により、メンタルが参ってしまうことがあります。
しっかりと休憩し、睡眠時間や食事を適切に行う必要があります。
また気落ちした時は心理学で心を見つめたり、時は他の占いによる開運法や、浄化法を用いてみたりするといいでしょう。
8-6【顧客のメモを取る】
練習でもプロとなってからでも、顧客情報を大切にすることが重要です。
こうすることにより次の会話に役立てることができ、リピーターを増やすことができます。
相手の質問したことなどを忘れないうちにメモしておくといいでしょう。
またホロスコープを改めて確認し、何を伝えるべきだったかなど反省し、次の対話に活かせるようにするといいです。
09占い師になるために必要なことは、とてもシンプル
必要な手順は占い技術を学ぶ・開業・集客をすることだけであり、基本を押さえておけばそこまで難しくありません。
学ぶ方法とデビューの場を知っておくことで不安がなくなり、占い師への道が開けてくるはずです。
ハッピーな占い師ライフを目指しましょう。
01占い師の働き方
1-1占いサロンに勤める
占い師として働くときに、もっとも一般的なのが占いサロンに勤めるという方法です。現在は数多くの占いサロンがあるため、基本的な技術や知識さえ習得しておけば、仕事に困ることはまずありません。
特に占いサロンの場合には、ある程度安定してお客さんがやって来るため、まだまだ占い師としての経験が足りない場合や、多くの人を占って技術を高めたい、お客さんとのコミュニケーションの取り方を勉強したいといったときには最適です。
1-2登録占い師として派遣で働く
最近増えてきているのが、派遣会社に登録して、そこから各地に派遣されて占い師として働くという方法です。
システム自体は、通常の派遣のお仕事とは変わりませんが、占い師が派遣される場所は様々。デパートなどの商業施設はもちろん、セミナーやパーティーといった人の集まる場所やイベントに派遣され、そこで占いを行います。
もちろん、派遣会社に登録しているため、鑑定料は独立した場合よりも少なくなりますが、様々な占い師と知り合えたり、イベントを通じて知名度を高めたりといったメリットがあります。
1-3フリーランスの占い師になる
占い師としてある程度の経験を積んだ場合、フリーランスという道を選択することもできます。
フリーランスの占い師は、商業施設などに間借りしてテーブルを置かせてもらい、そこで占いを行ったり、インターネットを通じて個人的な鑑定を行います。
フリーランスの場合、自分の自由な時間で働ける、鑑定料はすべて手元に入るといったメリットもありますが、場所や鑑定料の交渉などはすべて自分で行う必要があります。
1-4独立して開業する
占い師の中には、独立して自分のサロンを開業するという方もいらっしゃいます。
占いは設備や道具などにそれほど費用が掛からないため、場所さえ確保すれば比較的手持ちの資金が少なくても簡単に開業できるのが大きなメリット。
自宅の一角を改装してサロンにすれば、物件の賃料などもかかりません。
もちろん、自分のサロンを持つということは、宣伝を始め経営をすべて自分で行わなければならないということ。
しかし、自分のサロンであれば、働き方や鑑定の方法など、すべて自分の好みで行えるため、多くの方は自分のサロン開業を最終目的と考えているようです。
02占い師として開業するには?
2-1占い師には特別な資格は必要ない
たとえば医者や弁護士などの場合、国家資格となるため、試験を受験し、合格して資格を取得する必要があります。
しかし、占い師には特別な資格は必要ありません。技術と知識さえあれば、今日からでも占い師として働くことができます。
2-2一般的な開業手続きをおこなえばいい
どのような事業であっても、仕事を始めるためには開業のための手続きがあります。たとえば、税務署に提出する開業届などは、占い師として開業ときには必要となります。
ただし、占い師だからといって特別なものはありません。一般の事業開始と同じように開業の手続きを行えば、占い師として開業することができます。
2-3個人事務所かWEBで開業する
占い師として開業する場合には、個人事務所やWEBで開業するという方法もあります。
これらの方法で開業すると、費用などの面で安く抑えられるというのがメリット。もちろん、準備することは少なくありませんが、今すぐにでも仕事を始めたいという方にはおすすめの方法です。
03失敗しないためのポイント
3-1場数を踏んで自分の強みを探す
占い師に必要なのは、技術や知識はもちろん、占い師として豊富な経験を積むことです。多くの人を占って経験を積むうちに、他の人とは違う自分だけの強みが見つかるはず。
また、占い師として仕事を続けていく上では、顧客のターゲット層や占いの仕方なども重要になってきます。
場数を踏んでいくことで、自分にとって必要なものが必ず発見できることでしょう。
3-2最初は所属してリピーターを増やす
占い師として仕事を始めたとき、多くの人は占いサロンや占い会社などに所属するもの。
これは経験を積むという意味もありますが、同時にリピーターを増やすという役割も含まれています。
占い師にとって、リピーターの存在は非常に重要。リピーターとなってくれるお客さんを増やすことで、収入を安定させるだけでなく、高評価の口コミを広げていくことができます。
まず、ひとりひとりのお客様ときちんと向き合い、信頼関係を得ることが重要です。
3-3占い以外に集客法とコミュニケーション能力を身につける
占い師にとって、技術や知識と同様、集客の方法とコミュニケーション能力も大切です。
人気となっている占い師は、占いの能力だけでなく、お客様を集める方法や、お客様に占った内容をどのように伝えるかという技術を持っているもの。
占いだけに集中するのではなく、これらの集客とコミュニケーションにも気を配りましょう。
3-4資金が少ないならWEBがおすすめ
占い師として開業したいけれど資金が足りないという場合、まずはWEBによる開業がおすすめです。
WEBの場合、実店舗を構えるよりもはるかに低予算での開業が可能。インターネットで占いの専門サイトを立ち上げ、後は宣伝を行うだけで、独立・開業を実現することができます。
もちろん、サイトを作る技術や、SEOの知識なども必要になりますが、サイト制作会社や有料広告を利用すれば、知識が少なくても開業を行うことが可能です。
04開業するまでの手順
4-1サロンまたはHPの雰囲気を決める
まず開業を決めたときに考えなければならないのは、どのようなサロンにしたいのかということ。
家庭的で訪れやすい雰囲気にするのか、神秘的なムードが欲しいのか、どのような客層を狙うのかなど、全体のイメージを決定しましょう。
これはWEBでの開業の場合にも同じこと。ホームページなどの雰囲気も重要になります。
非常に大事なステップなので、しっかりと時間を使って考えましょう。
4-2開業届や道具などを用意する
次に必要となるのは、実際に必要なものを揃える開業準備です。開業届の提出はもちろん、テーブルやイスなども必要になります。
また、占いの方法によってそろえるものや必要になるものも変わってきます。
いざお店をオープンしてから足りないものがないように、しっかり準備しましょう。
4-3お問い合わせ先やトラブルに関しての準備をしておく
意外に見落としやすいのが、お問い合わせ先や、もしトラブルが発生したときに関する準備です。
独立して開業した場合、これらのことは自分ひとりで行わなければいけません。
特にトラブル対応を間違うと、訴訟に発展する可能性もあるため、対処法を考えておきましょう。
05まとめ
この講座は!プロの監修を受けています!
フルタイム会社員として働く中「本当の私はこれがしたいのだろうか?」「私にも何か才能があるのだろうか?」と感じ退職。
自分らしさを追求し、西洋占星術を学びました。
自分らしく自然体に生き、働く女性を応援するため星読みサロン「by nature」を運営。
- 西洋占星術おすすめ資格5選!趣味・仕事・副業にも最適な資格
- 占いのバーナム効果とは?簡単で有効な心理テクニックを解説
- プロの占い師になるには?占い師の開業について
- 占い師のテクニックとは?心理学で占いのテクニックを磨く!
- ホロスコープでリリスの意味とは?吉凶と影響
- ホロスコープの読み方と天体の配置について
- ホロスコープと小惑星の影響を詳しく解説!吉凶と意味とは
- ホロスコープの三重円の読み方とは?意味や作成方法を詳しく解説
- ホロスコープのプログレス法の解釈とは?吉凶を分かりやすく解説
- ホロスコープの各ハウスから何が分かる?見方を詳しく解説
- ホロスコープのアスペクトによる解釈とは?吉凶と意味を解説
- タロット占いのホロスコープ法の解釈とは?吉凶と読み方一覧