占い師のテクニックとは?心理学で占いのテクニックを磨く!
占いには様々な心理テクニックがあります。プロとして活躍したい人が学ぶべき会話術や効果的な心理テクニック、またテクニックの種類とは。今回は占い師になりたい人に役立つ、有効な心理テクニックをご紹介します。
占いは趣味として楽しむだけでなく、仕事にもなるもの。空いた時間で占いを使って稼ぎたいと考えている方も多いかもしれません。趣味でなく、仕事として占いを行うときにはちょっとしたテクニックが重要になります。今回は占い師が用いるテクニックについてご紹介します。
- 目次
- 1. 心理テクニックを占い師は使っている
- 1-1. どんな鑑定方法でも応用可能
- 2. 様々なシーンで心理テクニックを使う理由とは
- 2-1. 鑑定の際に、顧客を満足するために心理テクニックを使う
- 2-2. 無料占いなどの特典として心理テクニックを使う
- 2-3. レビューや体験談による心理的テクニックを使う
- 3. 占いで用いる心理テクニックの種類とは
- 3-1. 【占いで用いる心理テクニック】バーナム効果
- 3-2. 過剰に用いるとかえって嫌がられる
- 3-3. 【占いで用いる心理テクニック】コールドリーディング
- 3-4. 【占いで用いる心理テクニック】イエスセット
- 3-5. 【占いで用いる心理テクニック】ストックスピール
- 3-6. 他にも様々な心理テクニックがある
- 4. 占い師として活用できる心理テクニック
- 4-1. 傾聴する
- 4-2. 複数の選択肢やアドバイスを用意する
- 4-3. 【開運が期待できる占術テクニック】①九星気学による方位取り
- 4-4. 【開運が期待できる占術テクニック】②風水
- 4-5. 【開運が期待できる占術テクニック】③パワーストーン
- 4-6. 小道具などによる、雰囲気の演出
- 4-7. 声のトーンで良い印象を与える
- 4-8. 気持ちが暗くなる言葉ではなく、笑顔になれる言葉を選ぶ
- 4-9. リラックスできる環境を作ることによるヒーリング効果
- 4-10. 信頼度を上げる自己アピール
- 5. 心理テクニックを活用するために、必要な6つのこと
- 5-1. 【占い師に求められること】①清潔感(身だしなみ)
- 5-2. 【占い師に求められること】②相手を不快にさせない、丁寧な言葉遣い
- 5-3. 【占い師に求められること】③約束を守る・時間厳守
- 5-4. 【占い師に求められること】④社会的なルールを守る
- 5-5. 【占い師に求められること】⑤体調管理
- 5-6. 【占い師に求められること】⑥技術を磨く
- 5-7. 【占いの資格一覧】命術
- 5-8. 【占いの資格一覧】相術
- 5-9. 【占いの資格一覧】卜術
- 5-10. 【占いの資格一覧】その他・霊術など
- 6. 心理テクニックと占いを組み合わせることで、効果が飛躍的に上がる
- 7. 占い師になるための要素
- 7-1. 占術は絶対
- 7-2. 心理学を熟知し信頼関係を築く
- 7-3. 占う対象者の情報を聞き出す会話力
- 8. 占い師が使用するテクニック
- 8-1. バーナム効果
- 8-2. コールドリーディング
- 8-3. ストックスピール
- 8-4. イエスセット
- 8-5. プラシーボ効果
- 9. 占い師が好印象を与えるテクニック
- 9-1. 会話の内容は相手7:占い師3
- 9-2. 相談者をリラックスさせる
- 9-3. 否定はせず共感を示す
- 10. まとめ
01心理テクニックを占い師は使っている
その中でも大切なのは、心理テクニックや会話術でしょう。
1-1どんな鑑定方法でも応用可能
対面鑑定やオンライン鑑定では、コミュニケーションとともに雰囲気作りで心理テクニックを使います。
電話占いでは、会話のやりとりで心理テクニックを使うことができるでしょう。
メール占いや占いライティングでは文章力も必要ですが、人の心を打ち、納得させる言葉を選ぶのも心理テクニックと言えます。
02様々なシーンで心理テクニックを使う理由とは
占いの解答を淡々と告げるだけではお客様が満足できないなど、色んな理由があるでしょう。
他にも、必要なシーンでも心理テクニックを有効活用しています。
では、どのようなシーンでどのように心理テクニックを使っているのでしょうか。
2-1鑑定の際に、顧客を満足するために心理テクニックを使う
占い師としての話術向上や、演出のために心理テクニックを使います。
相手を心地よくさせることで、悩みを引き出すことができるでしょう。
2-2無料占いなどの特典として心理テクニックを使う
初めて占いを体験する時、数千円以上と高額であるために躊躇する人がいます。
このような人達に「お試し」として無料鑑定をすることにより、心の障壁を壊すことができるでしょう。
また一度話したことにより、占い師のことを気に入り、「もう一度話したい」という信頼や絆が生まれるきっかけとなることもあるようです。
これも心理テクニックの一つと言えます。
2-3レビューや体験談による心理的テクニックを使う
占い師を選ぶ際に、人は無意識に関心より不安が頭をよぎります。
「外れることでお金を無駄にしてしまうのではないか」「占いに行って恐ろしいことを言われたらどうしよう」という恐れです。
この時、他の人の意見や感想があれば、判断材料となるだけでなく不安を打ち消す作用も生じることでしょう。
もちろん、信頼度や信憑性がある感想や体験談であることが望ましいです。
03占いで用いる心理テクニックの種類とは
ひとつひとつ見ていきましょう。
3-1【占いで用いる心理テクニック】バーナム効果
多くの人に当てはまってしまう事柄を話すことにより、「当たっている」という気持ちを引き出す心理テクニックです。
「当たっている」という気持ちが芽生えることで、このような心理的な効果を与えられるでしょう。
・「この占い師は自分を分かってくれるかも知れない」という信頼感を与える効果。
・「この占い師を選んで良かった」という安堵感を与える効果。
・「当てはまった」という演出により、次に質問でも手応えを感じられるかもしれないという期待感を与える効果。
過剰に用いるとかえって嫌がられる
一方で多用することによりマイナス効果を招くことがあるので、過剰な演出は避けた方がいいでしょう。
具体的なデメリットはこちらです。
・「誰にでも当てはまることを言っている」という不信感や疑念を招く。
・「聞きたい質問があるのに、時間を無駄にしている」という不満が生じる。
3-2【占いで用いる心理テクニック】コールドリーディング
相手の情報を聞かず、相手のしぐさや行動パターンなどで判断する方法です。
見抜くポイントはこれらとなります。
・鑑定の時の表情やしぐさ
・服装や持ち物
・会話での話し方や、何か言った時の反応
たとえば身なりから、相手の好む要素や職業などの属性を予測することができるでしょう。
なぜなら人は無意識に好きなものや関心があるものを選び、身につけるからです。
また咄嗟の一言から性格が垣間見えることもあります。
人相や所作からも判断することは可能でしょう。
これらのような行動パターンを含めて「観相学」と言います。
対面鑑定をする占い師は、最低限の人相の知識を持っておくことで有利になれるでしょう。
3-3【占いで用いる心理テクニック】イエスセット
肯定的な質問を続けることにより、こちらの要望にYESと言わせやすくする方法です。
YESと言わせ続けることで、意見を否定しようとする心の障壁をなくしていきます。
鑑定の場合、雑談や軽い鑑定で「YES」と言いやすい流れにし、こちらのアドバイスを素直に聞き入れてもらいやすくなるでしょう。
ポジティブな話題や否定的にならない質問をすることがポイントと言えます。
3-4【占いで用いる心理テクニック】ストックスピール
言い当てた、と思わせる心理テクニックです。
誰にでも当てはまりそうな言葉を、さりげなく鑑定に織り込みます。
つまり営業トークでよく使うフレーズのようなものです。
フレーズだけではなく、たとえばどのようにでも受け取れる質問や、何と答えてもYESとなる質問などもいいでしょう。
たとえば「現状で満足できていないようですね?」という質問は、ほとんどの鑑定希望者が現状への不満を抱えて質問している都合上、当たりやすいと言えます。
仕事上での不満や、家事育児の疲れ、進展しない恋など様々ですが、この質問では限定していないため、さらに当たりやすくなるはずです。
その人にとって「満足できていない出来事」にフォーカスしていくことが鑑定で大切なことですので、質問としても無駄になりません。
さらにコールドリーディングと組み合わせるのも良いです。
3-5他にも様々な心理テクニックがある
心理テクニックは様々なものがあります。
他にもプラシーボ効果や、ホットリーディングなどが上げられるでしょう。
また権威を利用した心理テクニックもあります。
占い師として活躍したいなら、できれば心理学の基礎やカウンセリング技術を学んでおくといいでしょう。
04占い師として活用できる心理テクニック
他にもこのような心理テクニックや技術があるので、応用してみるといいでしょう。
4-1傾聴する
占い師は一方的に話すというアドバイザーの役割よりも、相手の気持ちに寄り添い共感するセラピストの役割が重要です。
この際に必要なのが、相手の話にじっくりと耳を傾ける姿勢と言えます。
色々と鑑定をしたい気持ちがあったとしても、まずは相手の話や心情を聞き、本音を聞き出すことに専念しましょう。
沈黙を待つ間に、人相やその人の姓名判断などを心の中で占うのもいいかもしれません。
4-2複数の選択肢やアドバイスを用意する
占いにおいて、一番良くないのは決めつけです。
どうすればいいか悩んでいる時に、選択肢を強引に一つに絞らせることは、必ずしも相手のためにならないでしょう。
複数の行動の選択肢や、様々なケースでの開運アドバイスがあると信頼度が上がります。
また、複数の開運アドバイスをするためには熟練した占い師になることが重要でしょう。
なぜなら開運方法はいくつもあるからです。
【開運が期待できる占術テクニック】①九星気学による方位取り
生年月日から吉方位を調べ、その方角が吉となる日時を割り出す方法です。
この「方位取り」をすることにより、悪い運気の流れを断ち切ったり、良いご縁を生じさせるきっかけとなったりすることができるでしょう。
また「応期」を利用して面談などで成果を上げることもできます。
【開運が期待できる占術テクニック】②風水
風水により間取りや凶作用を減らしたり、インテリアや机の位置を変更したりすることにより開運効果を得られます。
【開運が期待できる占術テクニック】③パワーストーン
叶えたい願いの効能にあうパワーストーンを勧めることもできるでしょう。
パワーストーンにはこのような資格があるので、パワーストーン鑑定士を目指す際に参考にするといいです。
《パワーストーンのお勧め資格》
・パワーストーン鑑定士
・天然石鑑定士
4-3小道具などによる、雰囲気の演出
「占い師に鑑定してもらいに来ている」というスピリチュアルで特別な雰囲気を味わってもらうのも、大事な演出と言えます。
たとえばパワーストーンや水晶を置いて、浄化された非現実的な空間にするのもいいでしょう。
占いのサロンの場合、雰囲気をややミステリアスにしてみるのも良いかもしれません。
自宅サロンは鑑定室に占いの蔵書や、万年歴という気学や四柱推命などで使用する暦などの本を並べておくのも、信用性や神秘性を増す演出と言えます。
これはZOOMなどのオンライン鑑定でも役に立つ心理テクニックかもしれません。
4-4声のトーンで良い印象を与える
声質や声の抑揚などにより、相手に与える印象が変わってきます。
特に電話占いでは影響が強いので、心理的なテクニックもですが、きれいな声が出せるようにするといいでしょう。
安心感を与える話し方をするのも話術であり、心理テクニックです。
4-5気持ちが暗くなる言葉ではなく、笑顔になれる言葉を選ぶ
鑑定をする際に必要なのが、ポジティブシンキングです。
人はどうしてもネガティブモードに陥りがちです。
特に体調が悪くなると、気持ちまで否定的になる事があるでしょう。
また、相談者は「職場への愚痴」「恋のライバルへの恨み」「不倫相手の配偶者への不満」など、ネガティブな悩みを打ち明けることがあります。
その時に頭ごなしに「あなたも悪い」「努力が足りない」と説教や否定するのではなく、まずは受け入れて共感するといいでしょう。
共感により相談者の苦しみが解けていき、素直な自分に戻ることができることもあるのです。
4-6リラックスできる環境を作ることによるヒーリング効果
自宅サロンでの鑑定の場合、お香を焚くことにより心身の浄化や、リラックス効果を期待することができるでしょう。
ヒーリングミュージックや、音叉によるヒーリング効果でも相手を癒すことができます。
しかし人によっては好き嫌いがありますので、注意が必要です。
このような香りや音による癒し効果以外にも、好感の持てるインテリアによりリラックス効果を与えることもできます。
たとえば風水的に良い配置に机を置くのもいいでしょう。
4-7信頼度を上げる自己アピール
心理テクニックでは権威付けという心理テクニックを使う事も出来ます。
プロフィールなどの自己PRで役立てることもできるでしょう。
たとえば活動歴の長さや鑑定経験の多さ、多くの占い資格を持っていることで、「的中しそう」という印象を受け、アドバイスを受け入れやすくなるようです。
05心理テクニックを活用するために、必要な6つのこと
たとえばお客様を傷つけない話し方や、好印象を与える身だしなみなどを、占術と同時に学ぶ必要があるでしょう。
いくら心理テクニックで誘導することが出来ても、相手に不快感や拒否感、信用出来ない人物だというレッテルを貼られてしまっては効果が乏しくなります。
また、6つの要素は社会人としてのマナーでもあり、どれが欠けても一流の占い師として長く活動するのは難しいでしょう。
5-1【占い師に求められること】①清潔感(身だしなみ)
清潔感のある身だしなみをすることは重要です。
これは特に占いサロンでの対人鑑定や出張イベント、風水の鑑定のために顧客の元へ出かける際に、気をつけるべき点と言えます。
清潔感と言うと服装を重視しがちですが、手相などを鑑定する際に手先が身ぎれいでないと、不潔感を与えてしまいかねません。
このような言動は不快感を与えるので、気をつけるといいでしょう。
・口臭などの臭い
エチケットをしっかり行うといいです。
・貧乏ゆすりなどの独特の癖
鑑定から相手の関心が逸れ、アドバイスを聞こうとする集中力が減ってしまいます。
5-2【占い師に求められること】②相手を不快にさせない、丁寧な言葉遣い
ざっくばらんな口調や説教口調は、時として「個性」と映り、一定数の評価を得ることもあります。
しかし相手を傷つけたり、トラウマを植え付けたりするような言葉を用いるのは良くありません。
相手に対して言葉による配慮や、気遣いができるといいでしょう。
また鑑定の際にこのような言動を取ることは、人によっては嫌がられるので気をつけるといいです。
特に電話占いでは、切られてしまう原因の一つとなります。
・曖昧な表現を用いてばかりで、結論を言わない。
自信がないと誤解されます。
・遠回しな表現で延々と話す。
鑑定時間が気になり、時間を引き延ばしているのではないかと誤解を与えます。
・占いに無関係の雑談
時間に応じた鑑定料を頂いているので、なるだけ占いに必要なことを話しましょう。
5-3【占い師に求められること】③約束を守る・時間厳守
売れっ子占い師になるとスケジュールが厳しくなりがちです。
しかし、相手を待たせたり約束をすっぽかしたりするのは良くありません。
もし待たせてしまった場合はきちんと謝罪するといいでしょう。
また、占い師が出版社などから依頼を受けて、占い記事を執筆したり連載したりすることもあります。
この場合、必ず約束した期日には原稿が届くよう、間に合わせる必要があるでしょう。
5-4【占い師に求められること】④社会的なルールを守る
法律などを守ることが重要です。
たとえば占い師として開業したのなら、きちんと毎年2~3月に「前年度の所得」を確定申告し、収入を届け出る必要があります。
高額なプレゼントは贈与税として申告しないといけないこともあるようです。
他にも社会的な規則やTPOに合う言動を行うといいでしょう。
5-5【占い師に求められること】⑤体調管理
占い師はどんなシーンでも適切なアドバイスをするために、健康管理をしっかり行う必要があるでしょう。
体を壊してしまうと鑑定予約や原稿の納期を延期せざるを得なくなり、相手に迷惑をかけてしまいます。
このため、プロとしてしっかりと体調を管理する必要があります。
5-6【占い師に求められること】⑥技術を磨く
占い師になってからも、日々勉強していくことが大切です。
占いは月日と共に解釈の仕方が変わってきたり、新しい占術ができたりすることがあります。
また、様々な人の悩みに対応するために、得意な占術を増やす必要があるかもしれません。
学びを止めた時に人は進化をやめてしまいます。
占い師は仕事を始めてからも占い学校に学び直しに行ったり、占い資格を新たに習得したりするようです。
できればプロとなってからも腕を磨き続けるといいでしょう。
また、占いには「命術」「相術」「卜術」の3つの相があります。
できれば一種類ではなく、これら3つの占術を学んでおくといいでしょう。
また他にも「霊術」というスピリチュアルな要素の占術や、姓名判断などのその他の占術もあります。
通信講座を受講したり、本で学んだりしてから資格試験を受けることが可能です。
資格の中には受験するのに「教育機関の通信講座を修了した者」という風に、条件があるものもあります。
占い資格にはこのようなものがあるので、学んでみるといいでしょう。
【占いの資格一覧】命術
生年月日や暦から占います。
代表的な占いに西洋占星術や四柱推命、九星気学があるようです。
《命術・西洋占星術のお勧め資格》
・西洋占星術士
・ホロスコープ鑑定士
《命術・四柱推命のお勧め資格》
・四柱推命鑑定士
・陰陽五行士
《命術・九星気学のお勧め資格》
・九星気学占術士
・東洋占術士
【占いの資格一覧】相術
人の顔相から判断する観相学、手の平に刻まれた線から判断する手相、間取りや立地から見る家相や風水などがあります。
代表的な占いに人相や手相、風水があるようです。
《相術・手相占いのお勧め資格》
・手相鑑定士
・パームリーディングアドバイザー
《相術・人相占いのお勧め資格》
・人相鑑定士
・人相アドバイザー
《相術・風水占いのお勧め資格》
・風水セラピスト
・風水鑑定士
【占いの資格一覧】卜術
サイコロやカードなど、偶然の要素で占うものです。
代表的な占いにタロットカード、ルノルマンカード、梅花心易などの易占いがあります。
《卜術・タロットカード占いのお勧め資格》
・タロットカード士
・スピリチュアルタロット士
《卜術・ルノルマンカード占いのお勧め資格》
・ルノルマンカード占いアドバイザー
・ルノルマンカード士
《卜術・易のお勧め資格》
・梅花心易占術士
・梅花心易アドバイザー。
【占いの資格一覧】その他・霊術など
今朝見た夢で占う夢占いや、名前による姓名判断、水晶で占う方法などがあります。
《その他・夢占いのお勧め資格》
・夢占い師
・夢鑑定士
《その他・姓名判断のお勧め資格》
・姓名判断アドバイザー
・姓名鑑定士
《その他・水晶占いのお勧め資格》
・水晶占い鑑定士
・水晶占いアドバイザー
06心理テクニックと占いを組み合わせることで、効果が飛躍的に上がる
できれば心理学の基本を学び、相談者を満足させる会話術を磨くといいでしょう。
心理テクニックは意図的に信頼度を上げるような、「自分だけを有利にさせるもの」ではありません。
相談者をリラックスさせ、不安や緊張から解放させてあげるために必要なことでもあります。
鑑定に来たくれた人を、心理的にも占い的にも幸せにすることも占い師には大切な役割と言えます。
このように様々な心理テクニックを上手に使いこなすことは、占い師にとって腕の見せ所であり、プロの仕事術なのです。
01占い師になるための要素
1-1占術は絶対
仕事として占いを行ううえでは、まず占術に対する深い知識は必要不可欠です。占い師の中には、ちょっと占いをかじった程度の人が少なくないのも事実ですが、そういった占い師の場合、長く占いを続けることはできません。テクニックを学ぶことと平行して、占術に対する知識は常に深めていきましょう。
1-2心理学を熟知し信頼関係を築く
占い師にとって重要となるのは、お客様との信頼関係です。信頼関係がない場合、相手にとって聞きたくないことを告げるのはなかなか難しいもの。耳に痛いことは誰でも聞きたくないものなので、どれだけ相手のことを思いやった言葉であってもそれに耳を傾けることはありません。それどころか「当たらない」「信用できない」などということになり、すぐにお客様は離れて行ってしまいます。
そうならないためにお客様と信頼関係を築くことが必要になりますが、そこで役に立つのが心理学。心理学の知識を知ることで、より簡単にお客様との信頼関係を築くことができます。
1-3占う対象者の情報を聞き出す会話力
占い師にとって、コミュニケーション能力は非常に重要と言われています。これは、占う対象者であるお客様の情報を聞き出すため。
占いだけでもある程度のことを知ることはできますが、どんな人でもそれぞれの個性があるもの。
その個性を知ることで、占術によって現れた未来や運命を、より確実な形で伝えることができます。
お客様の個性や情報を聞き出すときになるのが会話力。会話力を鍛えることで、よりお客様のことを知り、適切な鑑定を行うことができます。
02占い師が使用するテクニック
2-1バーナム効果
バーナム効果とは、誰にでも当てはまる質問を行うことで、相手の信頼を得る方法です。
たとえば、「あなたは大胆な面もありますが、繊細な部分も秘めていますね」などと言うと、多くの人は「当たっている」と考えがち。
しかし、実際にはどんな人でも大胆な面も繊細な面も合わせもっているもの。このような言葉を使うことで、自分のことを信用させることができます。
2-2コールドリーディング
コールドリーディングとは、予備知識なしで相手の性格や行動パターンを見抜くテクニックです。
どのような人でも、表情や姿勢、身振り、声の大きさなどによって様々な情報を発信しています。
もっとも簡単な例でいうと、時計や靴などを見れば、その人がどのような収入があるのかを知ることができます。
このように、下調べなしで相手の情報を読み取る方法がコールドリーディングです。
2-3ストックスピール
ストックスピールは、コールドリーディングを行うときのひとつの方法です。
ストックスピールの特徴は、はっきりした言葉を使わず、相手に解釈させるということ。
たとえば、悩みを持っている相手に「人間関係で悩んでいますね」などの言葉を投げかけるのがストックスピール。たとえば、恋愛や仕事の悩みであっても、それが人間関係に原因があることは少なくありません。
このように、幅広い範囲を持つ言葉を投げかけ、あとは相手に判断させるというのがストックスピールです。
2-4イエスセット
イエスセットとは、答えが「イエス」「はい」となる質問を続けて行うことです。
例えば、晴れているときに「いい天気ですね」、暑いときに「暑いですね」といった質問を続けざまに投げかけます。
相手にとっては「イエス」と答え続けることは簡単ですが、「イエス」と答えているうちに、少しずつ質問者のことを受け入れやすいという心理状態が生まれます。
そうすることで信頼関係を築きながら、相手の心理的なハードルを下げていくのがイエスセットと呼ばれる方法です。
2-5プラシーボ効果
プラシーボ効果とは、簡単に言えば「思い込み」ということになります。
たとえば、大学病院の権威ある教授から「非常に効果的な新薬です」と紹介されて薬を渡された場合、それが本当は効果がなかったとしても、効果を感じてしまうのがプラシーボ効果です。
プラシーボ効果は、様々な状況で使用されます。
たとえば、有名人のサインがたくさん張ってある飲食店の場合、「有名な人が来店しているのだから美味しいに決まっている」と考えて、多少口に合わなかったとしても「美味しい」と言ってしまうのも一種のプラシーボ効果ということができるでしょう。
占い師の場合には、プラシーボ効果は小道具などで演出されることが少なくありません。たとえば薄暗い部屋で、神秘的な雰囲気の中で占いを行うと、なんとなく相手の言うことを信用してしまうことがあります。
逆に明るい部屋などで占いを行うと、それが本当であっても信用できないと感じてしまうもの。
初対面の相手を信用させたい場合、プラシーボ効果を感じる状況を作ることを心がけましょう。
03占い師が好印象を与えるテクニック
3-1会話の内容は相手7:占い師3
相手によい印象を与えるためには、まず相手の話を引き出すことが必要です。
どんな人でも、相手の話を聞くよりも自分の話をしたいもの。そのため、占い師だけが話をしていると、なんとなく納得できないといった印象を与えてしまいます。
理想的な会話の比率は相手が7に対して占い師が3。
もし口をはさみたくなっても、ぐっと我慢して相手の話を聞き出しましょう。
そうすることで、相手の気分を良くすることができるだけでなく、相手の情報や性格を知ることにつながります。
3-2相談者をリラックスさせる
相手に信頼関係を抱かせるときには、心地よいリラックスできる環境を作ることも重要です。
人間は一度リラックスすると、自分の意見を主張したり、批判的になるのが難しいもの。また、リラックスできる相手には親密さを感じます。
そのため、普段よりゆっくり、落ち着いた声で話す、リラックスできる音楽や照明に気を配るといった方法も有効です。
3-3否定はせず共感を示す
相手を信用させるためのもっとも重要な方法は、「自分はあなたの味方ですよ」と伝えること。
占い師の元を訪れる相談者は、ほとんどが悩みを抱えています。言い換えれば、自分の味方を探している状態。そのため、まずは相手に対して自分は味方であるというアピールを行うことが必要になります。
その具体的な方法は、相手のいうことを否定せず、共感を示すということです。
たとえば悩みを誰かに相談した場合、相手に「それはあなたが間違っている」「もっと違う考え方をするべき」などと言われると、その意見が正しくてもすぐには納得できないものです。それは、相手の言葉に否定されたと感じるから。
もし占い師として相手の信頼を得たいという場合には、否定ではなく共感を示しましょう。
それだけで相手は、占い師のことを信用してくれるでしょう。
04まとめ
この講座は!プロの監修を受けています!
フルタイム会社員として働く中「本当の私はこれがしたいのだろうか?」「私にも何か才能があるのだろうか?」と感じ退職。
自分らしさを追求し、西洋占星術を学びました。
自分らしく自然体に生き、働く女性を応援するため星読みサロン「by nature」を運営。
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