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華道アドバイザー®

華道の資格は履歴書に書ける!就職に有利な華道資格4選

女性の習い事としてポピュラーなもののひとつに、華道があります。
華道は花を美しくいける芸術です。
昔は良家の女性であればある程度華道の心得を持っているものでした。
最近では花に関わる職業を目指す方が、華道の教室に通ったり、華道に関する検定試験に挑戦したりしています。
そこで今回は、華道に関する検定試験と、華道家のもとで修業する場合の免状についてまとめました。
資格試験と華道家のもとで学ぶ場合の違いを知りたい方は、ぜひご覧ください。

目次

01華道に関する資格

華道に関する資格は、大きく分けて以下の2つがあります。
【華道資格の種類】
・検定試験で認定される資格
・華道家の師範の下で修業して得る「お免状」
カルチャースクールや通信講座で取得できる資格は、検定試験で認定される資格です。
一方、華道家に入門して取得できるものは「お免状」と呼ばれ、検定試験の資格とは別のものです。

1-1華道家に必須なのは「お免状」

「お免状」は、華道の流派に入門した方が、華道を極める過程でその習熟度に応じてもらえるものです。
お免状をもらえる条件は教室ごとに異なるほか、生徒の習熟度も関係します。
華道の師範しだいでお免状をもらえるかどうかが決まります。
お免状はプロの華道家として活動する際に必要です。
華道の教室を開く際に必要なほか、華道の研究会の参加条件でもあるため、華道家として道を極める場合は必ず持っておかなくてはなりません。
ちなみに、華道には流派があります。
華道におけるお免状や階級は流派ごとに呼び方が異なるため、華道を習う場合はあらかじめ自分の流派の呼び方を調べておくとよいでしょう。

02華道の資格やお免状で何ができるか

華道の資格やお免状で何ができるか
華道の資格やお免状は、就職や転職で役立てられます。
華道の資格やお免状の活用方法の中でも特にポピュラーなものを2つご紹介します。

2-1華道家として教室を持てる

お免状があれば華道の教室を正式に開けます。
華道家として弟子を取りながら教室を運営するほか、カルチャースクールで講師としても活躍できます。
資格試験の場合、お免状のように華道の流派として教室を開くことは難しいですが、講師活動は可能です。
華道家として教室を持ちたい場合はお免状を持っておくとよいでしょう。

2-2履歴書に華道の心得があることをアピールできる

資格やお免状を持っていることは、履歴書に記入できます。
華道に関係した職業や植物を取り扱う仕事に就職する場合、華道資格やお免状を持っておくと有利です。
意外に思われるかもしれませんが、華道資格やお免状は、うまく使えば就職や転職を有利にできます。
次の項目で詳しく解説します。

03華道資格を活かせる就職先

華道資格は植物を取り扱う仕事や、生け花の技術があると便利な仕事で重宝されます。
具体的な就職先をご紹介します。

3-1植物を取り扱う業界

花屋をはじめ植物を取り扱うお店では、花束や鉢植えなどをデザインしながら制作する場合があり、デザインにはセンスや技術が要求されます。
華道資格を持っていれば、植物を使ったデザインのセンスがあることをアピールできるでしょう。

3-2冠婚葬祭やイベント関係の仕事

ブライダル業界や斎場など冠婚葬祭に関係した職場でも、華道資格を活かせます。
冠婚葬祭に関わる施設では花を飾る機会がありますが、華道資格があれば花に関する知識や技術があることを証明でき有利です。
このほか、イベントなどで花を取り扱う仕事も華道資格を活かせる職種です。

3-3ホテルや施設の職場で役立つことも

華道資格はホテルやレストランでも活用できる資格です。
ホテルでは結婚式や式典などが執り行われることが多いため、冠婚葬祭関係の企業と同じく、華道の知識や技術があると重宝されます。
また店内の内装にこだわりがあるレストランや、式典を行う施設があるレストランでは、ホテル同様華道の知識や技術を求めている場合があります。
このように、華道資格はさまざまな仕事で必要とされている資格です。
植物やイベント関係の仕事への就職・転職を考えているなら、資格取得を視野に入れることをおすすめします。

04華道に関する資格の難易度

華道の資格は、資格試験の場合とお免状を取得する場合で難易度が変わります。
資格試験の場合の難易度とお免状を取得する場合の難易度について、それぞれ解説します。

4-1検定試験の難易度はそれほど高くない

華道に関係した検定資格の場合、難易度はそれほど高くありません。
どの資格も、しっかり勉強していれば難なく取得できます。
しかし検定試験の中には、受験資格として特定の講座への参加や実務経験が問われるものがあります。
試験自体の難易度が高くないとしても、受験資格を満たすのが難しい場合も考えられるため、あらかじめ条件を確認しましょう。

4-2お免状は年齢や年数制限がある

お免状を取得するには、華道の流派に入門して弟子にならなくてはなりません。
その上で、最低でも5年以上の修行と一定回数の教室参加が求められます。
また生け花に関する習熟度がある程度高くないといけないため、資格試験に比べると難易度は高いです。
別の点として、華道の資格には、お免状だけでなくたくさんの「階級」があります。
上の階級の中には、資格を取得するのに年齢制限が加わるものがあります。
その場合、定められた年齢に達していないと実力がどんなにあっても認められません。
華道家として上位資格を狙う場合は、多くの時間と努力をかける必要があります。

05華道のおすすめ資格2選

華道の資格はたくさんありますが、今回はその中でも比較的取得しやすい資格を2つご紹介します。
以下2つの資格は、集中して勉強すれば最短2か月程度で取得可能です。
各資格の基本情報と特徴を解説します。

5-1花の活け方インストラクター資格

資格の基本情報
受験資格 特になし
受験料(税込) 10,000円
受験申し込み方法 インターネットから申し込み
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
試験日程 偶数月20~25日
(申込期間は試験を行う月の前月中)
資格試験内容 ・華道とは
・華道の起源と発祥
・日本における華道の歴史
・池坊の立花「正風体」と「新風体」とは
・草月流とは
・草月流の学びの場とその特徴
・小原流とは
・小原流の花の表現
・小原流のカリキュラムと活動
・華道未生流とは
・未生流の花形と特徴
・華道遠州とは
・仁和寺御室流のいけばな
・創美流のいけばな

「花の活け方インストラクター資格」は、生け花のインストラクターとして、華道に関する基本的な知識を持っていることを証明できる資格です。
華道の基礎知識や道具の使い方・生け花に使われる花と植物の種類・扱い方などを学べます。
偶数月ごとに資格試験が開催されているため、スケジュールを組みやすいのが特徴です。
華道を通して植物をデザインする力を身に付けたい方におすすめです。

5-2華道アドバイザー®資格

資格の基本情報
受験資格 特になし
受験料(税込) 10,000円
受験申し込み方法 インターネットから申し込み
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
試験日程 偶数月20~25日
(申込期間は試験を行う月の前月中)
資格試験内容 ・華道に必要な基本的な道具とは
・花材とはさみ、剣山の使い方
・いけばなに使うさまざまな道具
・いけばなのいけ方
・現代的な造形いけばな
・いけばなに使われる花
・水揚げとは
・花を長持ちさせる方法 など

こちらも華道の基礎知識があることを証明する資格です。
華道の道具や花材の使い方・華道の流派や歴史などの知識に加え、現代的な花の生け方も学べます。
有資格者になると、華道を自分で楽しめるのはもちろん、華道アドバイザー®として講師活動をすることも可能です。

06華道と関わりのある花に関する資格2選

華道と関わりのある花に関する資格2選
華道に関わる資格は華道資格だけではありません。
花や植物を取り扱う資格にも、華道資格と同じようなメリットを期待できます。
華道資格に加えてこれらの資格も取得しておけば、より有利に就職や転職をすすめられるでしょう。
華道に関わりのある資格を、2つご紹介します。

6-1フラワーデザイナー資格検定試験

資格の基本情報
受験資格 【1級】
・日本フラワーデザイナー協会2級正会員として在籍し、同協会の認定講師および認定校にて受験日の60日前までに30単位以上を取得しているもの
・資格認定委員会から受験資格を受けたもの
・1級フラワー装飾技能士の資格を有するもの
【2級】
・日本フラワーデザイナー協会3級正会員として在籍し、同協会の認定講師および認定校にて受験日の60日前までに20単位以上を取得しているもの
・資格認定委員会から受験資格を受けたもの
・2級フラワー装飾技能士の資格を有するもの
【3級】
・資格認定委員会から受験資格を受けたもの
・3級フラワー装飾技能士の資格を有するもの
受験料 【学科試験】
・2,200円
【実技試験】
・1級:27,500円
・2級:22,000円
・3級:16,500円
受験申し込み方法 公益社団法人日本フラワーデザイナー協会が設けた受付期内に、インターネットもしくは「受験申込書」にて申し込む(都道府県ごとにスケジュールが異なるため注意)
受験方法 指定の試験場にて受験(都道府県ごとに会場が異なるため注意)
合格基準 非公開(1級の合格率は90%以上)
試験日程 都道府県ごとに公益社団法人日本フラワーデザイナー協会が設けた日程で行う
資格試験内容 ・フラワーデザイナーとしての技術と知識の基礎
・フラワーアレンジメント
・花束
・ブライダルブーケ
・コサージュ など

「フラワーデザイナー資格検定試験」は、「公益社団法人日本フラワーデザイナー協会」が実施する資格試験です。
冠婚葬祭など、生活におけるさまざまな花の造形を生み出す力を証明します。
資格学習を通して花を使ったデザインに関する知識や技術を習得できるため、華道の活動にも役立つでしょう。
華道家として活動する際はもちろん、華道資格を活かして就職や転職をする際には華道資格の効果を引き上げてくれます。

6-2フラワー装飾技能士

資格の基本情報
受験資格 【1級】
・7年以上の実務経験が必要
・専門学校などの在学中に2級合格している場合は、卒業後2年の実務経験後、3年目に受験可能
【2級】
・2年以上の実務経験
・専門学校などでフラワー装飾に関する学歴がある場合は実務経験不問
【3級】
・検定職種に関し実務の経験を有するもの
・受験に必要な実務経験年数は、学歴や職業訓練受講歴で変化する
受験料(税込) ・学科試験:3,100円
・実技試験:18,200円
※上記は標準額で、都道府県により異なる場合あり
受験申し込み方法 ・受験する時期にあわせて願書受付期間に手続きを行う
・前期:4月上旬~4月中旬(毎年スケジュールに若干の変更あり)
・後期:10月上旬~10月中旬(毎年スケジュールに若干の変更あり)
受験方法 指定の試験場にて受験
合格基準 ・学科試験:65点以上
・実技試験:60点以上
試験日程 【実技試験】
・前期:6月上旬~9月中旬
・後期:12月上旬~2月中旬
【学科試験】
・前期:7月上旬~9月上旬
・後期:1月下旬~2月上旬
・学科と実技両方とも実施年によりスケジュールに変化あり
資格試験内容 ・花装飾の歴史
・花装飾の用語
・花装飾の技法
・植物の種類
・花束の制作
・ブライダルブーケの制作
・コサージュの制作 など

「フラワー装飾技能士」は、厚生労働省が定める実施計画に基づき、「中央職業能力開発協会」が実施している国家資格です。
花の装飾に関する知識と技術があることを証明できる資格で、受験には実務経験が必要です。
実技試験があるため、ブーケの制作や花装飾をつくる練習が欠かせません。
試験対策が大変ですが、その分自分の実力を示せます。
実務経験が必要なため、華道資格を活かした仕事で受験資格を得てから資格試験に挑戦するのもよいでしょう。
実力のステップアップとしても機能する資格といえます。

07華道を学ぶには「諒設計アーキテクトラーニング」がおすすめ!

先述のとおり、お免状を得る場合は、生け花教室で師範へ弟子入りしなくてはなりません。
しかし生け花教室が近くに無い場合、華道の検定資格を受けるほうが現実的かもしれません。
この場合におすすめなのが、「諒設計アーキテクトラーニング」の「華道アドバイザー®W資格取得講座」です。
「華道アドバイザー®W資格取得講座」では、「華道アドバイザー®資格」と「花の生け方インストラクター資格」の2つの資格を同時取得できます。
本講座を使うと、自宅をはじめ好きな場所で華道の知識と技術を学習でき、試験もインターネットで受けられます。
近くに生け花教室や資格講座がない方におすすめです。
「華道アドバイザー®W資格取得講座」では、集中して勉強すれば最短2か月、スキマ時間に勉強すれば6か月程で資格取得できるよう、効率的なカリキュラムが組まれています。
取得の目的や勉強時間にあわせて資格対策ができるため、とても便利です。
華道資格に興味はあるものの近場に生け花教室や資格学校がない場合は、ぜひ「諒設計アーキテクトラーニング」の「華道アドバイザー®W資格取得講座」をご活用ください。

08まとめ

華道資格には、お免状と資格試験の2つのタイプがあります。
どちらのタイプもそれぞれ特徴や難易度が異なるため、華道資格をどう生かしたいか考えた上で選びましょう。
いずれの資格を取得する場合も、植物を取り扱う業種や職場に就職・転職する際に役立ちます。
「華道資格の取得を目指しているが近くに学びの場がない」という方は、ぜひ「諒設計アーキテクトラーニング」の「華道アドバイザー®W資格取得講座」をご活用ください。

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