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夫婦・家族心理カウンセラー

働かない夫の心理とは?働かない夫を働かせる方法について

ある日突然、夫が仕事を辞めてしまって働かなくなったら。想像するだけでも怖いことですが、実際に働かない夫に悩まされている方も少なくありません。それでは働かない夫の心理とはどのようなものなのでしょうか。また、働かなくなってしまった夫を働かせる方法はあるのでしょうか。

働かない夫の心理とは?働かない夫を働かせる方法について
目次

01働かない夫の心理とは?

働いてお金を稼ぐのは社会人として当然のことのはずなのに、働こうとしない夫。ではその心理とはどのようなものなのでしょうか。

1-1楽になれてしまった

どのような理由であっても、一度働くことを辞めてしまうと、どうしても「働いていない状態」に慣れてしまうものです。
ちょっと休むだけのつもりがだらだらと休んでしまうという状態は誰でも一度は経験があるもの。その状態が長く続くと、どうしてもまた働くことが難しくなってしまいます。
そういう場合は頑張ろうと思う以前に、やる気がなくなってしまい、最後には頑張ろうと思うこともなくなってしまいます。

1-2プライドが高く妥協ができない

働いている職場を辞めて新しい場所で働こうとする場合、どうしても条件のよい、自分でも納得できるところで働きたいと思うもの。
しかし、会社の規模や給与など、最終的にはどこかで妥協する必要がありますが、あまりにもプライドの高い人の場合、なかなかその妥協ができません。その結果、「自分が働く場所ではない」などと考えて、なかなか次の職場を決めることができず、結果として働かない状態になってしまいます。

1-3働くことが楽しくない、辛い

労働は辛いものですが、その中には喜びもあります。また、周囲の人間関係などの中に、楽しさを見出すことも珍しくありません。しかし、仕事の中にひとつも楽しみを見いだせず辛いだけという場合、どうしても「働きたくない」ということになってしまいます。

02働かない夫にあてはまりやすい特徴

働かないということが分かっていれば、最初から結婚を考えることもありません。働かない夫には共通する特徴はあるのでしょうか。

2-1仕事で辛い経験をした

仕事は辛いものですが、特に非常に辛い経験をしたという場合、どうしても「また同じような経験をするかもしれない」と考えて働くことが怖くなってしまうことがあります。

2-2インドアで内向的

どのような仕事でも、人と接する機会は多いもの。しかし、もともと人間関係が苦手という場合、人と接することが原因で仕事に対するストレスが生まれてしまいます。もし休日はゲームをして家で過ごしたい、あまり人と話したくないといったタイプの男性の場合、働かなくなる可能性があります。

2-3完璧主義で妥協経験が少ない

「すべて自分が思い通りにならないと気が済まない」と考えてしまう人の場合、一度つまずいただけですべてをあきらめてしまうことがあります。
また、これまで妥協した経験が少ない場合も、自分の意見が通らない、思った通りにならないということが原因で仕事に行きたくないということになり、さらに仕事を休んだことで罪悪感やうしろめたさを感じて、ずるずると仕事に行かなくなってしまうことがあります。

2-4面接や試験に落ちてプライドが傷ついた

就職活動や転職活動では、面接や試験がつきもの。また、どれだけ優秀な人でも、面接や試験に落ちてしまうことがあります。
しかし、これまで失敗した経験が少ない場合、面接や試験に落ちることで大きくプライドが傷つき、「また失敗したくなく」と就職・転職活動を辞めてしまうこともあります。

2-5夢や理想を諦めきれない

働かない夫の中には俳優になりたい、ミュージシャンになりたいという夢をあきらめられない人もいます。これらのタイプは、稼ぐことができず、経費などで支出も増えてしまいがち。また、夢をあきらめたつもりでも、なかなか思い切れないという人も少なくありません。

03働かない夫への話し合い手順

働かないといっても、一生遊んで暮らすわけにはいきません。そんなときに必要となるのが、夫婦間の話し合いです。

3-1夫の状態を確認する

まず夫が働かなくなったとき、最初に夫の状態を確認することが必要です。働く意思はあるけど働かないのか、精神的に働けないのか、そもそも仕事をする意思がないのかなど、なぜ働かないのかその理由を探ることが必要です。
もし可能であれば、これから夫がどうしたいのか、専業主夫になりたいなどの希望があればそれを聞き出しましょう。
そうすることで、夫には何が必要なのかを知ることができます。

3-2第三者に相談する

夫が働かなくなった場合、一人で悩むのはよい方法とは言えません。第三者に相談することで、解決法が見つかることもあります。
もし深刻な状態であるという場合、義両親を交えて話し合うという方法もあります。
ただし、そのためには普段から義両親とよい関係を築いている必要があります。

04働かない夫への対処法

働かない夫に対して腹を立てているだけでは問題は解決しません。早い段階から現実的な対処を行うことも重要です。

4-1職探しを一緒におこなう

働いていない夫の中には「早く働かなくては」と焦っている人もいるでしょう。しかし、焦れば焦るほどうまくいかないこともあります。そんなとき、妻も一緒に職探しを行いましょう。ネットなどの求人をチェックする、履歴書づくりを行うなど、妻にも手伝えることは少なくありません。

4-2カウンセリングをすすめる

もし精神的な問題で働けない場合、カウンセリングをすすめるという方法もあります。カウンセリングは状況を客観視するためには非常に有効な方法。
また、カウンセリングには心療内科だけでなく、就職についての相談を行うものもあるため、上手に利用するとよいでしょう。

4-3期間を決めて休暇にする

夫が思いつめている場合、思い切って期限を区切って休暇にしてしまうという方法もあります。そうすることで、働かない期間で心身をリフレッシュすることができます。

4-4家計を把握してもらう

働いているかどうかにかかわらず、家計がどういう状態かを把握していない男性は意外に多いもの。
この機会に金銭についてオープンに話し合うことで、夫に現実を知ってもらい、自覚を促すという方法もあります。

4-5妻自身が自立する

どれだけ妻が手を差し伸べても夫が働かない場合、妻自身が自立するという手段を選ぶしかありません。
その場合、離婚も含めて今後の自分の生き方を考えることも必要です。

05NGワードとOKワード

もし夫が働かなくなってしまったとき、上手く声を掛けることで再び夫のやる気を引き出すことができます。しかし、そのときには言葉の選び方が重要になります。

5-1言ってはいけないNGワード

働かない夫に対しては、ついつい「頑張って」「○○して」という一方的な言い方をしてしまうことがあります。
しかしこれはNGワード。しかし、精神的なものが原因の場合、これらの言葉によってさらに追い詰められてしまうこともあります。
また、「なぜ働かないのか」という理由も聞かず、夫を否定する言葉を口にすると、さらに自信を失ってやる気を喪失させてしまうことになります。

5-2夫を奮起させるOKワード

夫を奮起させたいという場合、「○○しよう」、「○○行こう」と将来に希望をもたせる言葉がよいでしょう。
明るいイメージを与えることで、安心感が生まれます。
また、その場合には具体的な目標を付け加えると、再び前向きな気持ちを取り戻すことにつながります。

06まとめ

働かない夫は悩ましい問題ですが、最終的に働くかどうかを決めるのは夫次第。そのため、どうしようもないという場合には離婚も含めて、自分の今後について考えることも必要です。

この講座は!プロの監修を受けています!

講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
古山あかり 先生
夫婦心理・家族心理講師
千葉県出身。東北大学大学院博士前期課程修了。臨床心理士と公認心理師の資格を持ち、首都圏公立学校のスクールカウンセラーや不妊カウンセリング、司法関係に携わる。神奈川県緊急支援対策チームスーパーバイザー。東京都千代田区でカウンセリングルーム「Hanacel」を運営。

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