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筋トレインストラクター

筋トレのやりすぎがもたらす逆効果について

筋トレを始めたばかりの頃は、ついつい熱中してトレーニングをやり過ぎてしまうことも多いもの。しかし、トレーニングのやり過ぎは、筋肉にとっては逆効果。筋力が落ちたり、疲れやすくなったりと、身体にとってマイナスの影響が現れることもあります。今回は筋トレのやり過ぎによって現れるサインや、やり過ぎを防ぐための方法についてご紹介します。

やりすぎ厳禁!筋トレのやりすぎがもたらす逆効果について
目次

01筋トレの過剰負荷がもたらす影響とは?

筋トレは身体を強化し、健康を促進するための効果的な手段ですが、過剰な負荷をかけることによって、逆に身体に悪影響を及ぼすことがあります。
適切な負荷と頻度で行うことが重要ですが、時には無理をしてしまうこともあるでしょう。
このような過度な筋トレがもたらす兆候とリスクについて理解し、注意を払うことが不可欠です。
ここでは、過度な筋トレが引き起こす可能性のある身体の変化と、それに伴うリスクについて詳しく解説していきます。

1-1過度な筋トレの兆候に注意すべき理由

過度な筋トレは、一見健康的に見える活動であっても、身体に深刻な影響を与える可能性があります。
そのため、筋トレ中や筋トレ後に現れる体のサインを見逃さず、適切な対応を取ることが重要です。
筋トレが過剰であるときに現れる兆候は、身体が限界を超えていることを示す重要なメッセージです。
筋力の低下や筋肉痛の慢性化、そしてパンプアップしない状態に焦点を当てて、これらの兆候が何を意味するのか、そしてどのように対応すべきかについて詳しく解説します。

筋力の低下が示す体の警告サイン

筋力の低下は、過剰なトレーニングによって筋肉が過度に疲労し、回復する時間が不足していることを示しています。
筋トレを続けることで本来ならば筋力が向上するはずですが、逆に筋力が落ちる場合は、身体が過負荷に対処できていない証拠です。
この状態を放置すると、筋肉の損傷が進み、トレーニングの効果が逆転してしまう可能性があります。
筋力の低下を感じたら、トレーニングの頻度や強度を見直し、十分な休息を取ることが必要です。

筋肉痛が慢性化するリスクとは?

通常の筋肉痛は、筋肉が成長する過程で自然に発生するものですが、これが慢性的に続く場合、筋肉の回復が追いついていない可能性があります。
筋肉痛が慢性化すると、筋肉繊維が十分に修復されないため、結果として筋肉の成長が阻害されるばかりか、怪我のリスクも高まります。
慢性化した筋肉痛は、筋トレのやりすぎを示す重要なサインであり、早急にトレーニングプランを調整し、休息を取り入れることが必要です。

パンプアップしない時に考えるべきこと

筋トレ中に感じるパンプアップ(筋肉の一時的な膨張感)は、トレーニングが効果的に行われているサインですが、このパンプアップが得られない場合、筋肉が十分に刺激を受けていないか、過度なトレーニングによって筋肉が疲弊している可能性があります。
パンプアップが得られないときは、トレーニング方法や負荷の調整を行う必要があります。
また、栄養不足や休息不足が原因となることもあるため、これらの要因にも注意を払うことが重要です。

02効果的な筋トレを継続するための重要なポイント

筋トレを効果的に継続するためには、ただ単にトレーニングを繰り返すだけでは不十分です。
筋肉の成長や体力の向上を目指すためには、適切な頻度と質、そして十分な回復時間を確保することが重要です。
ここでは、筋トレの頻度と質のバランス、そしてトレーニング後の回復の重要性について詳しく解説します。
これらのポイントを押さえることで、より効果的で持続可能な筋トレが実現できます。

2-1筋トレの頻度と質のバランス

筋トレを行う際に、頻度と質のバランスを保つことは非常に重要です。
適切な頻度で筋肉を刺激しつつ、その質を高めることで、効果的な筋力向上が期待できます。
ここでは、トレーニングの頻度とその影響、そして長時間のトレーニングがもたらす弊害について詳しく解説していきます。

トレーニングの適切な頻度とは?

筋トレの適切な頻度は、目指す目標や現在の体力レベルによって異なります。
一般的に、週に2~3回の筋トレが効果的とされていますが、これはあくまで一般的な目安に過ぎません。
重要なのは、トレーニングとトレーニングの間に十分な休息を挟み、筋肉が回復する時間を確保することです。
頻繁すぎるトレーニングは、逆に筋肉を過度に疲労させ、成長を妨げることになります。
したがって、自分の体に合った頻度を見つけることが、効果的な筋トレを継続する鍵となります。

長時間のトレーニングがもたらす弊害

長時間にわたるトレーニングは、一見すると効果的に思えるかもしれませんが、実際には逆効果となる場合が多いです。
筋肉はトレーニング中に破壊され、休息中に回復し、成長します。
しかし、過度に長いトレーニングは筋肉に過大な負荷をかけ、回復を妨げる可能性があります。
さらに、疲労が蓄積されることで、フォームの崩れや怪我のリスクも高まります。
筋トレは、質を重視した短時間のセッションを複数回行うことが、より効率的な方法です。

2-2トレーニング後の回復とその重要性

筋トレの効果を最大化するためには、トレーニング後の回復が不可欠です。
筋肉はトレーニング後に回復し、その過程で強化されます。
適切な休息と回復を怠ると、筋肉は成長せず、逆に疲労や怪我の原因となることがあります。
ここでは、休息時間の確保の重要性と、適切なトレーニング時間帯の選び方について解説します。

休息時間の確保が身体に与える影響

筋トレ後の休息時間は、筋肉が回復し、強くなるために欠かせない要素です。
トレーニングで破壊された筋繊維が修復される過程で、筋肉は成長し、より強力になります。
この修復には時間が必要であり、十分な休息を取らないと、筋肉は疲労し続け、成長が停滞してしまいます。
したがって、トレーニングとトレーニングの間には最低でも48時間の休息を取ることがおすすめです。
これにより、筋肉が完全に回復し、次回のトレーニングに備えられます。

適切なトレーニング時間帯の選び方

トレーニングを行う時間帯も、筋肉の成長や回復に影響を与える重要な要素です。
朝のトレーニングは、代謝を促進し、一日をエネルギッシュに過ごすために効果的です。
一方、夕方や夜のトレーニングは、体温が最も高く、筋肉が最も柔軟であるため、重いウェイトを扱いやすくなります。
重要なのは、自分のライフスタイルや体調に合った時間帯を選ぶことです。
これにより、トレーニングの質を高め、効果を最大限に引き出せます。

03栄養管理と筋トレの相乗効果

筋トレを効果的に行うためには、トレーニング自体の質だけでなく、適切な栄養管理が不可欠です。
栄養と筋トレは密接に関係しており、正しい栄養補給を行うことで、筋肉の成長を最大限に引き出せます。
しかし、栄養が不足した状態でのトレーニングは、期待する成果を得られないばかりか、逆に体に悪影響を与える可能性があります。
ここでは、栄養不足が筋トレにどのような影響を与えるか、そして効果的な栄養補給方法について詳しく解説します。

3-1栄養不足が筋トレに与える悪影響

筋トレを行う際に、適切な栄養が不足していると、筋肉の成長が阻害されるだけでなく、体全体のパフォーマンスも低下します。
栄養不足は、筋肉の修復と成長に必要なエネルギーや栄養素が不足していることを意味し、これが長期間続くと、トレーニングの効果が大幅に減少します。
ここでは、栄養不足が具体的にどのように筋トレに悪影響を及ぼすかについて掘り下げ、その対策についても解説していきます。

筋肉の成長を妨げる要因とその対策

筋肉の成長には、トレーニングだけでなく、適切な栄養補給が不可欠です。
栄養不足の状態では、筋繊維の修復や成長に必要な材料が不足し、結果として筋力が向上しない、あるいは筋肉量が増加しないという状況に陥ります。
特に、たんぱく質、炭水化物、脂質のバランスが崩れていると、筋肉の成長は大きく阻害されます。
このような栄養不足を防ぐためには、バランスの取れた食事を心がけることが重要です。
例えば、たんぱく質は筋肉の主要な構成要素であり、筋トレ後の修復を助けます。
炭水化物はエネルギー源として重要で、トレーニング中のパフォーマンスを支えます。
また、脂質もホルモンの生成に関与し、筋肉の成長を助けます。
これらの栄養素をバランスよく摂取することが、筋肉の成長を最大限に引き出すポイントです。

効果的な栄養補給方法とそのタイミング

効果的な栄養補給は、単に何を食べるかだけでなく、そのタイミングも非常に重要です。
筋トレの前後には、特に意識して栄養を摂取する必要があります。
トレーニング前に炭水化物を摂取することで、エネルギーの供給源を確保し、パフォーマンスを最大限に発揮できます。
また、筋トレ後には、たんぱく質と炭水化物を含む食事を摂ることで、筋繊維の修復とグリコーゲンの補充を促進します。
食事のタイミングを考える際には、トレーニング後30分以内の「ゴールデンタイム」と呼ばれる時間帯が特に重要です。
この時間帯にたんぱく質を摂取することで、筋肉の回復と成長を最大限にサポートすることが可能です。
また、トレーニング後だけでなく、一日の中で複数回にわたり、少量ずつたんぱく質を摂取することも効果的です。
さらに、トレーニングを継続するためには、日々の食事で必要な栄養素をバランスよく摂取することが基本となります。
特に、ビタミンやミネラルなどの微量栄養素は、体の調整機能を支えるため、これらも忘れずに摂取することが大切です。
栄養管理と筋トレは、互いに補完し合う関係にあります。
適切な栄養補給を心がけることで、筋トレの効果を最大化し、持続的な成長を促進できます。

04オーバートレーニングのリスクとその防止策

筋トレや運動を続けることは、体力の向上や健康維持にとって非常に重要ですが、過度に行うと逆効果になることがあります。
特に、オーバートレーニングは、身体だけでなく精神的にも深刻な影響を及ぼすリスクがあります。
オーバートレーニングを防ぐためには、その兆候を早期に察知し、適切な対応を取ることが重要です。
ここでは、オーバートレーニング症候群について理解し、その症状や身体への影響、そして予防策について詳しく解説します。

4-1オーバートレーニング症候群とは?

オーバートレーニング症候群は、運動や筋トレを過度に行い、身体が十分に回復できない状態が続くことで発生します。
この症候群は、パフォーマンスの低下や慢性的な疲労感、さらには怪我や病気を引き起こす原因にもなり得ます。
オーバートレーニング症候群を避けるためには、その初期症状に注意を払い、適切な休息と栄養を取ることが不可欠です。
次に、オーバートレーニング症候群の具体的な症状と、身体にどのような影響を与えるのかについて解説していきます。

その症状と身体に与える影響

オーバートレーニング症候群の主な症状には、慢性的な疲労、パフォーマンスの低下、睡眠障害、食欲不振、集中力の低下、さらには免疫機能の低下などがあります。
これらの症状が現れると、日常生活に支障をきたすだけでなく、トレーニング自体が逆効果となり、さらなる疲労や怪我のリスクが高まります。
特に、筋力トレーニングにおいては、筋肉が十分に回復する前に再度の負荷をかけることで、筋肉の成長が阻害されるばかりか、筋繊維が損傷しやすいです。
また、精神的なストレスも増大し、トレーニングへの意欲が低下することもあります。
これらの症状を放置すると、長期的な健康被害に繋がる可能性があるため、早期の対処が必要です。

オーバートレーニングの予防策と注意点

オーバートレーニング症候群を予防するためには、まずは適切なトレーニングプランを設計することが重要です。
過度なトレーニングを避け、トレーニングと休息のバランスを保つことが基本となります。
また、トレーニング後には十分な栄養補給を行い、筋肉の回復を促進することが必要です。
特に、トレーニングの頻度や強度を調整し、週に1〜2日は完全な休養日を設けることが推奨されます。
さらに、トレーニング中に体調の変化を感じた場合は、無理をせずトレーニングを中断し、専門家に相談することも大切です。
これにより、オーバートレーニングによるリスクを最小限に抑えられます。
また、心理的なストレス管理もオーバートレーニングの予防には欠かせません。
適度なリラクゼーションや趣味を楽しむ時間を設けることで、精神的な疲労を軽減し、トレーニングへのモチベーションを維持できます。
オーバートレーニングのリスクを理解し、適切な防止策を講じることで、健康的で効果的なトレーニングを継続することが可能となります。
これにより、長期的なパフォーマンス向上と体力強化を実現できるでしょう。

05筋トレを成功させるための持続可能なアプローチ

筋トレを効果的に続けるためには、短期的な成果にとらわれず、長期的な視点で取り組むことが重要です。
持続可能な筋トレのアプローチは、健康的でバランスの取れた体作りを目指すための鍵となります。
ここでは、筋トレを長期的に成功させるための要因と、そのために必要な具体的な戦略について詳しく解説していきます。

5-1長期的な視点で見る筋トレの成功要因

筋トレを成功させるためには、単に重いウェイトを持ち上げることや、短期間で結果を出すことだけが目標ではありません。
むしろ、継続的にトレーニングを行い、体の変化に合わせて計画を調整していくことが、長期的な成功の鍵となります。
過度なトレーニングを避けながら、体の声を聞きつつ進めるトレーニングプランの重要性について解説します。

過度なトレーニングを避けるための戦略

筋トレを成功させるための一つの戦略は、過度なトレーニングを避けることです。
多くの人は、短期間で結果を出そうとするあまり、過剰なトレーニングを行いがちです。
しかし、これは逆効果となり、体の疲労が蓄積し、最終的にはケガや筋肉の成長の停滞を招くことがあります。
適切なトレーニング頻度と強度を設定し、無理のない範囲でトレーニングを行うことが重要です。
例えば、週に3〜4回のトレーニングを基本とし、筋肉を十分に回復させるための休息日を設けることで、長期的に見て効率的に筋肉を育てられます。
また、定期的にトレーニング内容を見直し、体の状態や目標に応じて計画を調整することも、過度なトレーニングを避けるための効果的な方法です。

身体の声を聞きながら進めるトレーニングプラン

トレーニングプランを作成する際には、身体の声を聞くことが不可欠です。
筋肉痛や疲労感が強くなっているときは、無理にトレーニングを続けるのではなく、体を休ませることが大切です。
筋トレは身体に負荷をかける行為ですが、その負荷を適切に管理することで、効果的な成長を促せます。
身体の声を聞くとは、つまり、自分の体調や気分に敏感になることです。
例えば、疲労が溜まっている日には軽めのトレーニングを行うか、ストレッチやヨガなどのリカバリー系の運動に切り替えることで、筋肉の回復を促せます。
また、睡眠や栄養にも気を配り、総合的に身体の状態を良好に保つことが、長期的な筋トレの成功に繋がります。
さらに、定期的に体の状態をチェックし、トレーニングプランの進捗を確認することで、必要な調整を行いやすくなります。
これにより、無理なく継続できるトレーニングを実践し、健康的で持続可能な筋力向上を目指すことが可能です。
以上のように、筋トレを成功させるためには、長期的な視点で計画を立て、過度なトレーニングを避け、身体の声を聞きながら進めることが重要です。
これにより、無理なく筋肉を育て、健康的な体を維持することが可能になります。

06メンタルヘルスと筋トレの関係性

筋トレは、筋力を高め、体力を向上させるだけでなく、精神的な健康にも多大な影響を与えることが知られています。
近年では、筋トレがメンタルヘルスに与えるポジティブな効果が注目されており、多くの人々が精神的な安定を求めてトレーニングを取り入れるようになっています。
ここでは、筋トレがどのようにメンタルヘルスに良い影響を与えるのか、そしてそれを最大限に活用するための方法について詳しく解説していきます。

6-1筋トレによるメンタルヘルスの向上

筋トレがメンタルヘルスに与える影響は、多くの研究で証明されています。
トレーニングを通じて、心の健康が向上するメカニズムにはいくつかの側面があります。
自己効力感の向上とストレス解消という二つの主要な効果に焦点を当てて解説します。

自己効力感と達成感の向上

筋トレを続けることで、自分自身の身体の変化を目に見えて感じられるため、自己効力感が高まります。
自己効力感とは、「自分はできる」という感覚のことで、これが高まると、他の挑戦にも前向きに取り組む意欲が生まれます。
また、筋トレの結果として得られる達成感は、精神的な満足感をもたらし、ポジティブな自己イメージの形成に寄与します。
このように、筋トレを通じて自己効力感と達成感を得ることは、メンタルヘルスの向上に大きく貢献するのです。

ストレス解消とリラクゼーション効果

筋トレは、ストレス解消にも非常に効果的です。トレーニング中に分泌されるエンドルフィンやセロトニンといったホルモンは、ストレスを軽減し、リラクゼーション効果をもたらします。
特に、ウェイトトレーニングや高強度インターバルトレーニング(HIIT)は、短時間で高いリラクゼーション効果を得られます。
また、筋トレは日常生活で溜まったストレスを発散する手段としても有効であり、心のリセットを図るための大切な時間となります。

6-2メンタルヘルスに配慮したトレーニングの進め方

筋トレがメンタルヘルスに良い影響を与えることがわかっていても、無理なトレーニングや過剰な目標設定は逆効果になることがあります。
メンタルヘルスに配慮しながら、効果的にトレーニングを進めるためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
ここでは、無理のない目標設定と、トレーニングとリラクゼーションのバランスをとる方法について解説します。

無理のない目標設定とプランニング

筋トレにおいて、無理のない目標を設定することは非常に重要です。
高すぎる目標や過度なプレッシャーは、トレーニング自体がストレスとなり、メンタルヘルスに悪影響を与える可能性があります。
まずは、現実的で達成可能な目標を設定し、少しずつステップアップしていくことが大切です。
また、目標を細分化し、短期的な目標を設定することで、達成感を得やすくなり、モチベーションを維持しやすくなります。
トレーニングプランも、個々のライフスタイルや体調に合わせて柔軟に調整し、ストレスを感じることなく続けられるようにすることが重要です。

トレーニングとリラクゼーションのバランス

筋トレの効果を最大限に引き出すためには、トレーニングとリラクゼーションのバランスを保つことが欠かせません。
過度なトレーニングは、身体的な疲労だけでなく、精神的な疲労も引き起こし、逆にメンタルヘルスを悪化させることがあります。
そのため、トレーニングの合間には、ストレッチやヨガ、マッサージなどのリラクゼーションを取り入れ、心と体をリフレッシュさせる時間を確保することが大切です。
また、十分な睡眠をとることも、リラクゼーションの一環として重要です。
睡眠は、身体の回復だけでなく、メンタルヘルスの維持にも深く関わっています。
トレーニングを行った日には、特に質の良い睡眠を心がけ、心身ともにリフレッシュする時間を大切にしましょう。
以上のように、メンタルヘルスに配慮したトレーニングを行うことで、筋トレがもたらすポジティブな効果を最大限に受けられます。
適切な目標設定とリラクゼーションを取り入れながら、心と体のバランスを保ち、持続可能なトレーニングライフを楽しみましょう。

01筋トレのやりすぎから起こる体のサイン

筋トレを続けていると、思うように効果が現れないことがあります。実はこれが、筋トレのやり過ぎを警告する身体のサインです。これらのサインを見逃さないことがやり過ぎを防ぐためには非常に重要です。

1-1筋力が落ちる

しっかりしたトレーニングを行っていると筋力は少しずつアップしていくもの。しかし、筋トレをやり過ぎていると疲労が蓄積、結果として筋肉がパフォーマンスを発揮することができず、筋力が低下してしまいます。

1-2常に筋肉痛

トレーニングしたあと、筋肉痛が起きるのは自然な状態。この筋肉痛が起きているときには筋肉が損傷した状態で、それが回復するとともに筋力も向上しています。
しかし、常に筋肉痛が続いている場合は要注意。筋肉が損傷した状態が続き、回復が追い付いていない可能性があります。

1-3パンプアップしない

トレーニングを行ったあとは、筋肉に血液やリンパ液などが流れ込み、肥大した張りのある状態になります。これはパンプアップと呼ばれるものですが、もしトレーニングをやり過ぎていると、疲労によって血液やリンパ液が十分に筋肉に届かず、パンプアップが起こりません。
もしハードな筋トレをしてもパンプアップしない場合、筋肉が疲れている証拠です。

02筋トレが逆効果にならないためには

筋トレのやり過ぎは筋肉を疲労させるだけ。では筋トレが逆効果にならないためには、どのような点に注意すればよいのでしょうか。

2-1適切な頻度で行い、十分な休息をとる

筋肉の成長のために必要なのは、トレーニングだけではありません。休養することも、筋肉を成長させるためのポイントです。
このときに目安にしたいのが筋肉痛。筋肉痛は筋肉がトレーニングによって傷ついている証拠です。筋肉痛を感じたときには休むことが必要。筋肉痛の状態でトレーニングを続けても、筋肉は回復することができないだけでなく、痛みによって十分な力を発揮できないため、効率的なトレーニングを行うことができません。

2-2適切なタイミング・時間帯に行う

トレーニングを行うときは、タイミングや時間帯も大切です。
トレーニングを行うタイミングとしては、夕方から夜の時間帯がベスト。この時間帯は日中の活動ですでに身体が温まり、柔軟になっているため、効果的なトレーニングを行うことができます。
逆に朝や寝る前などは効果が出にくいと言われています。
特に寝る前のトレーニングは、脳を興奮させてしまうためなかなか眠りにつくことができず、筋肉を成長させるための成長ホルモンに悪影響を与えます。
また、トレーニングは空腹時と満腹時は避けたほうがよいでしょう。空腹の場合、トレーニングに必要なエネルギーが不足している状態。その状態でトレーニングを行っても、身体がエネルギーを確保しようと、すでにある筋肉を分解してしまうため、結果として筋肉の量が減少してしまうこともあります。
逆に満腹の場合には、筋肉が力を発揮するために必要な血液が消化・吸収のための器官に集中、それでも無理にトレーニングをすると、消化不良をおこしてしまいます。

2-3長時間やりすぎない

ジムなどでトレーニングを行うと、ついつい長時間になってしまうことがありますが、長くてもトレーニング時間は1時間以下に抑えましょう。もし長時間のトレーニングを行うと、体内のテストステロンというホルモンが減少、筋肉が成長することができません。
より効率的なトレーニングは1回45分程度。短時間でも集中してトレーニングを行ったほうがいっそう効果がアップします。

2-4カロリー不足、栄養不足に注意する

トレーニングを行うときだけでなく、筋肉を回復・成長させるためには十分な栄養素が必要です。
筋肉の成長にはたんぱく質が重要というイメージですが、実は筋トレ3大栄養素と呼ばれているのはたんぱく質だけではありません。同時に脂質や炭水化物も必要。
もし脂質や炭水化物が不足している場合、身体がエネルギー不足に陥って、筋肉が分解、結果的に身体の中の筋肉が減少してしまいます。
特に筋肉を成長させるためには、消費するカロリーよりも摂取するカロリーが上回っていることが必要。
筋肉のためにはたんぱく質も重要ですが、プロテインやサプリだけでなく、普段の食事もきちんと摂取しておくことが大切です。

03オーバートレーニング症候群とは

真面目な人の中は、ついついトレーニングを頑張りすぎてしまうことが多いもの。しかし、もしトレーニングをやり過ぎた場合には「オーバートレーニング症候群」に陥ってしまうことがあります。

3-1トレーニングのやり過ぎによって体が回復できない状態

「オーバートレーニング症候群」とは、トレーニングのやり過ぎによって身体が回復できない状態になることを指しています。
通常の場合、トレーニングで疲労がたまっても、休養と栄養を補給することで疲労は回復、以前と同じように身体を動かすことができます。しかし、いったんオーバートレーニング症候群に陥ってしまうと、通常の休養では回復できず、結果的にトレーニングができない状態になってしまいます。
オーバートレーニング症候群は「オーバーワーク」と混同されやすい状態ですが、オーバーワークは一時的に激しい運動を行うことで強い疲労が起きること。オーバーワークの場合はしっかり休息することで回復しますが、オーバートレーニング症候群の場合、長期間の安静が必要になることもあります。

3-2筋トレの効果が出にくくなる

では、オーバートレーニング症候群に陥るとどのような症状が現れるのでしょうか。
オーバートレーニング症候群の場合、まず現れるのが筋トレの成果が出にくくなるということ。すでに説明したように、筋肉はトレーニングによって損傷したあと、休養や栄養補給によって回復・成長していきます。
しかしオーバートレーニング症候群になった場合、筋肉には疲労が蓄積、その結果、休んでも筋肉の疲労を回復することができなくなってしまいます。
もしその状態でトレーニングを行っても、筋肉の疲労はさらに蓄積してしまい、効果を上げることができません。

3-3精神面の影響も

オーバートレーニング症候群の場合、影響が現れるのは筋肉だけではありません。
長続きする疲労や筋肉痛によって免疫力が低下、風邪をはじめとする感染症にかかりやすくなってしまうことも。
さらに倦怠感によってトレーニングだけでなく、様々な意欲が低下、イライラする状態が続いたり、眠れなくなったりという症状が起きることもあります。
もし最悪の場合には、身体の不調が原因となって抑うつ状態になってしまうことも。
オーバートレーニング症候群は決して軽視できない状態に発展することもあるため、単なるトレーニングのやり過ぎと軽視することなく、十分に注意することが必要です。

04まとめ

筋トレを始めたばかりの頃や、早く効果を出したいとあせっていると、ついついオーバートレーニングに陥ってしまうもの。長い期間続けるためにも、しっかりと自分のペースを守ることが重要です。

この講座は!プロの監修を受けています!

講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
西川勇麻
西川勇麻 先生
パーソナルトレーナー
1992年生まれ。大阪府出身。総合格闘技歴10年、怪我をきっかけにトレーニング・ダイエットの勉強&指導に没頭。Twitter、instagramで「YUMA@パーソナルトレーナー」としてトレーニング動画&知識を発信中。
西川勇麻

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