マクロビで砂糖を使わない理由とは?適した甘味料の紹介
マクロビは、体と心の調和を重視した食事法で、砂糖を使わない理由は主に健康への配慮からです。
砂糖は血糖値を急上昇させ、エネルギーの乱れを引き起こす可能性があるでしょう。
また、砂糖の過剰摂取はさまざまな病気のリスクを高めるとされています。
そこで、マクロビでは自然な甘味料を使うことが推奨されています。
これにより、体に優しく、栄養価も高い甘さを楽しむことができるでしょう。
美容と健康に効果が高いと言われるマクロビオティック。そんなマクロビオティックの特徴は、食事に砂糖を使用しないこと。なぜマクロビでは砂糖を使用しないのでしょうか。また、砂糖を使用しないことにはどのようなメリットがあるのでしょうか。今回はマクロビの砂糖についてご紹介します。

- 目次
- 1. マクロビオティックの基本
- 1-1. 健康と長寿を追求する食事法
- 1-2. 食材の陰陽のバランス
- 1-3. 砂糖の制限とその背景
- 2. マクロビオティックにおける砂糖
- 2-1. 健康的な甘味料の選択基準
- 2-2. GI値を考慮した甘味料のポイント
- 3. 白砂糖を使わない理由とは?
- 3-1. 体を冷やす
- 3-2. 陰陽のバランスが崩れる
- 3-3. 血糖値に影響
- 4. マクロビオティックに適した甘味料
- 4-1. 米飴の特性と活用法
- 4-2. マヌカハニーの健康効果
- 4-3. メープルシロップの利点
- 4-4. オーガニックてんさい糖の魅力
- 5. マクロビオティックの陰陽調和
- 5-1. 長寿を実現するための食事法
- 5-2. 食材の陰性・陽性
- 6. 砂糖を使わない代替品としての選択肢
- 6-1. 砂糖を使わないマクロビ料理
- 6-2. 代替甘味料の提案
- 7. マクロビ料理のレシピ
- 7-1. 米飴を使ったエネルギーバー
- 7-2. マヌカハニー入りのハーブティー
- 7-3. メープルシロップのパンケーキ
- 8. マクロビの陰陽調和
- 9. マクロビでは砂糖を使用しない
- 10. 白砂糖がNGな理由
- 11. 甘味の選び方
- 12. 砂糖の代わりに使うもの
- 13. まとめ
01マクロビオティックの基本
1-1健康と長寿を追求する食事法
マクロビオティックは、健康と長寿を追求する食事法で、自然食品を中心にした食事スタイルです。 この考え方では、季節や地域に応じた旬の食材を重視し、精製された食品や動物性食品を控えることが基本です。 主に穀物、野菜、豆類を中心にし、バランスの取れた栄養を摂取します。 調理法も重要で、蒸す、煮る、焼くといったシンプルな方法が推奨され、食材の持つ自然な味を活かすことが目的です。 さらに、食事だけでなく、心の持ち方や生活習慣にも配慮し、心身の調和を目指します。 マクロビオティックを実践することで、体調が整い、病気の予防や改善につながるとされています。
1-1食材の陰陽のバランス
マクロビオティックの基本には、食材の「陰陽」のバランスがあります。 この考え方は、すべての食材が持つ特性を陰と陽に分類し、健康を維持するためにそれらのバランスを取ることが重要です。 陰陽のバランスを意識することで、体調や季節に応じた食事が可能になります。 例えば、冬には陽性の食材を多く摂り、体を温めることが推奨されます。 一方、夏には陰性の食材を取り入れて、体の熱を冷やすことが大切です。 このように、食材の陰陽を理解し、適切に組み合わせることで、心身の調和を図り、病気の予防や改善につなげることができます。
1-1砂糖の制限とその背景
マクロビオティックでは、砂糖の制限が重要な要素となっています。 その背景には、砂糖が体に与える影響に対する懸念があり、砂糖を摂取すると血糖値が急激に上昇し、その後急降下することで、エネルギーの乱れや疲れを引き起こすことがあり、過剰な砂糖の摂取は、肥満や糖尿病、心疾患などのリスクを高めるとされています。 これらの甘味料は、血糖値の上昇を緩やかにし、持続的なエネルギーを供給するのに役立つでしょう。
01マクロビオティックにおける砂糖
1-1健康的な甘味料の選択基準
マクロビオティックでは、砂糖を避ける代わりに健康的な甘味料を選ぶことが重視されています。 選択基準としてまず考慮すべきなのは、自然由来であることです。 精製された砂糖や人工甘味料ではなく、植物から得られたものを選ぶことで、体に優しい影響を与えます。 次に、栄養価の高さも重要です。 例えば、メープルシロップや黒糖はビタミンやミネラルを含んでおり、エネルギー源としても優れています。 また、これらの甘味料は、血糖値の上昇を緩やかにするため、持続的なエネルギーを提供します。 さらに、味のバランスや使用目的に応じて選ぶことも大切です。 料理やお菓子に合った甘味料を選ぶことで、自然な甘さを楽しむことができます。
1-1GI値を考慮した甘味料のポイント
マクロビオティックでは、砂糖を避けるために甘味料の選択においてGI値を考慮することが重要です。 GI値は、食材が血糖値に与える影響を示す指標で、高い値の甘味料は急激な血糖上昇を引き起こし、このためマクロビオティックでは、GI値が低い甘味料を選ぶことが推奨されます。 例えば、メープルシロップやアガベシロップ、黒糖などは、比較的低いGI値を持っており、血糖値の上昇を緩やかにします。 これにより、エネルギーの安定供給が可能となり、疲れにくい体を作ることができるでしょう。 また、甘味料を使用する際は、少量で満足できるように工夫することもポイントです。 自然の甘さを感じることで、過剰な摂取を防ぎ、健康的な食生活を維持することができます。
01白砂糖を使わない理由とは?
1-1体を冷やす
白砂糖を使わない理由の一つに、体を冷やす作用があります。 白砂糖は精製過程で栄養素が失われ、体にとって負担となる食品です。 摂取すると、血糖値が急激に上昇し、その後急降下することで、エネルギーの乱れを引き起こします。 この過程は、体内の代謝を乱し、冷えを引き起こす要因となることがあるでしょう。 特に、寒い季節や体調が優れないときには、白砂糖を控えることが推奨されます。 体が冷えると、血行不良や免疫力の低下を招き、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。 代わりに、自然な甘味料を選ぶことで、体を温める効果を得ることができるでしょう。 例えば、黒糖やメープルシロップは、栄養価が高く、体を温める助けになります。 このように、白砂糖を避けることで、体の冷えを防ぎ、健康的な状態を保つことができるのです。
1-1陰陽のバランスが崩れる
白砂糖を使わない理由の一つは、陰陽のバランスが崩れることです。 マクロビオティックでは、食材の特性を陰と陽に分類し、健康を保つためにはこれらのバランスが重要とされています。 白砂糖は陰性の強い食材で、体内に取り入れると冷えやすくなり、砂糖を摂取すると血糖値が急上昇し、その後急降下することで、体のエネルギーバランスが乱れます。 このような変動は、体調不良や疲労感を引き起こし、陰陽の調和を乱し、冷え性や消化不良の人にとっては、白砂糖は体に負担をかける要因となるでしょう。 代わりに、黒糖やメープルシロップなどの自然な甘味料を選ぶことで、陽性のエネルギーを補い、体のバランスを整えることができます。
1-1血糖値に影響
白砂糖を使わない理由の一つは、血糖値に与える影響が大きいためです。 白砂糖は高GI食品であり、摂取すると血糖値が急激に上昇します。 この急上昇は、インスリンの大量分泌を引き起こし、結果として血糖値が急下降します。 このサイクルはエネルギーの乱れを生み、疲れやだるさを感じる原因になるでしょう。 さらに、頻繁に血糖値が上下すると、体はインスリン抵抗性を持つようになり、これが進行すると糖尿病のリスクが高まります。 特に、体調が優れない時やストレスを感じている時には、白砂糖の影響が顕著に表れやすいです。 代わりに、マクロビオティックでは、血糖値の上昇を緩やかにする自然な甘味料を選ぶことが推奨されます。 例えば、黒糖やメープルシロップは、栄養価が高く、エネルギーを持続的に供給するため、血糖値を安定させる助けになります。 このように、白砂糖を避けることで、健康的な血糖値の維持が可能となるでしょう。
01マクロビオティックに適した甘味料
1-1米飴の特性と活用法
米飴は、マクロビオティックに適した自然な甘味料の一つです。 主に玄米を発酵させて作られ、栄養価が高く、消化が良いのが特長です。 米飴は、優しい甘さとともに、ミネラルやビタミンが豊富で、体に負担をかけずにエネルギーを提供します。 活用法としては、料理やお菓子作りに幅広く使用できます。 例えば、煮物の調味料として加えることで、深い味わいを引き出すことができるでしょう。 また、ドレッシングやマリネ液に加えると、自然な甘さをプラスできます。 お菓子作りでは、ケーキやクッキーの甘味料としても最適です。 さらに、米飴は血糖値の上昇を緩やかにするため、エネルギーが持続しやすい点も魅力です。 健康的な生活をサポートする米飴を取り入れることで、心身のバランスを整えながら、自然な甘さを楽しむことができます。
1-1マヌカハニーの健康効果
マヌカハニーは、マクロビオティックに適した甘味料の一つで、特に健康効果が注目されています。 このハニーはニュージーランドのマヌカの花から採取され、独自の抗菌作用があることで知られています。 マヌカハニーは、喉の炎症や風邪の予防に効果的で、免疫力を高める手助けをし、消化を助ける作用もあり腸内環境を整える効果が期待できるでしょう。 さらに、抗酸化物質が含まれているため、体の老化を防ぐのにも役立ちます。 使用方法としては、飲み物に加えたり、ヨーグルトやオートミールにトッピングするのがおすすめです。 甘さを楽しみながら、健康効果を得ることができるマヌカハニーは、マクロビオティックの食生活にぴったりの選択肢です。
1-1メープルシロップの利点
メープルシロップは、マクロビオティックに適した自然な甘味料で、多くの利点があります。 まず、メープルシロップはカナダやアメリカのメープルの木から採取される天然の甘味料で、豊富なミネラルやビタミンを含んでおり、カルシウム、マグネシウム、カリウムが豊富で、骨の健康をサポートします。 さらに、メープルシロップは低GI値の甘味料として知られており、血糖値の急上昇を抑えるのが特徴です。 このため、エネルギーが持続しやすく、日常生活での疲れを軽減する効果が期待できます。 料理やお菓子作りにも幅広く利用でき、パンケーキやワッフルにかけるだけでなく、ドレッシングやマリネ液に加えても美味しさを引き立てます。 また、独特の風味が料理に深みを与え、自然な甘さを楽しむことができるでしょう。 マクロビオティックの食事に欠かせないメープルシロップは、健康的なライフスタイルをサポートします。
1-1オーガニックてんさい糖の魅力
オーガニックてんさい糖は、マクロビオティックに適した甘味料として非常に魅力的です。 この甘味料は、ビートから作られ、栄養価が高く、自然な甘さを提供します。 オーガニックであるため、化学肥料や農薬を使用せずに栽培されたビートを使用しており、体に優しいのが特長です。 てんさい糖は、ミネラルやビタミンB群を含んでおり、特にカルシウムやマグネシウムが豊富です。 これらの栄養素は、体の代謝を助け、エネルギーを持続的に供給します。 また、低GI値の甘味料であるため、血糖値の上昇を緩やかにし、エネルギーの乱れを防ぐ効果があります。 料理やお菓子作りに幅広く使えるのも魅力で、甘さだけでなく、コクのある風味を加えることができるでしょう。 例えば、煮物やスイーツに利用することで、自然な甘さが引き立ちます。 オーガニックてんさい糖は、健康的で美味しい食生活をサポートする優れた選択肢です。
01マクロビオティックの陰陽調和
1-1長寿を実現するための食事法
マクロビオティックの陰陽調和は、長寿を実現するための重要な食事法です。 この考え方では、食材が持つ特性を「陰」と「陽」に分類し、健康を維持するためにはこのバランスを取ることが大切とされています。 陰性の食材は冷たい、柔らかいもの、陽性の食材は温かい、硬いものです。 食事においては、季節や体調に応じて陰陽のバランスを調整することが求められるでしょう。 例えば、寒い季節には陽性の食材を多く取り入れ、体を温めることが推奨されます。 また、調理法も重要で、蒸すや煮るといったシンプルな方法が推奨され、食材の持つ力を活かします。 マクロビオティックを実践することで、心身の調和が保たれ、免疫力が高まり、病気の予防にもつながるでしょう。
1-1食材の陰性・陽性
マクロビオティックでは、食材を陰性と陽性に分類し、健康を保つためのバランスを重視します。 陰性の食材は、冷たく、柔らかい性質を持ち、体を冷やす効果があるでしょう。 例としては、野菜、果物、豆腐、海藻などが挙げられます。 これらは消化が良く、体をリフレッシュさせる効果がありますが、寒い季節や体調が優れない時には過剰に摂取することは避けるべきです。 一方、陽性の食材は、温かく、硬い性質を持ち、体を温める効果があるでしょう。 例えば、根菜類、肉類、ナッツ、スパイスなどが含まれます。 これらはエネルギーを補充し、体を活性化させるのに役立ちます。 マクロビオティックでは、季節や個々の体調に応じて、陰陽のバランスを取ることが重要です。
01砂糖を使わない代替品としての選択肢
1-1砂糖を使わないマクロビ料理
砂糖を使わないマクロビ料理では、自然な甘味料を上手に活用することがポイントです。 まず、米飴や麦芽糖は、穀物から作られた甘味料で、血糖値の上昇を緩やかにし、体に優しい甘さを提供します。 これらは煮物や和え物に加えることで、深い味わいを引き出すことができます。 また、フルーツも素晴らしい選択肢です。 熟したバナナや干し柿、デーツなどは自然な甘さがあり、スムージーやお菓子作りに最適です。 さらに、黒糖やメープルシロップなども利用でき、これらの甘味料は栄養価が高く、風味も豊かです。 例えば、米粉を使ったパウンドケーキには、米飴やバナナを加え、自然な甘さを楽しむことができます。 砂糖を使わないことで、体に優しく、栄養価の高い料理を楽しむことができるのが、マクロビ料理の魅力です。
1-1代替甘味料の提案
砂糖を使わない代替品として、いくつかの自然な甘味料が提案できます。 まず、米飴は、穀物から作られた甘味料で、消化が良く、血糖値の上昇を緩やかにします。 料理やお菓子作りに幅広く利用でき、自然な甘さを楽しむことができるでしょう。 次に、メープルシロップは、カナダ産の樹液から作られ、ミネラルが豊富で、独特の風味があります。 パンケーキやスイーツにぴったりです。 サトウキビから作られ、栄養価が高く、コクのある甘さが特徴です。 煮物やお菓子に加えると、深い味わいを引き立てます。 また、フルーツを活用するのも良い方法です。 熟したバナナや干し柿、デーツなどは自然な甘さがあり、お菓子やスムージーに最適です。 これらの代替甘味料を上手に使うことで、砂糖を避けながらも、豊かな甘さを楽しむことができるでしょう。
01マクロビ料理のレシピ
1-1米飴を使ったエネルギーバー
米飴を使ったエネルギーバーのレシピ。 材料(約10本分) ・オートミール:200g ・米飴:100g ・ナッツ(アーモンド、くるみなど):50g ・ドライフルーツ(レーズン、クランベリーなど):50g ・シナモン:小さじ1 ・塩:ひとつまみ 作り方 ・準備 ナッツは粗く刻み、ドライフルーツは小さく切ります。 ・混ぜる 大きなボウルにオートミール、ナッツ、ドライフルーツ、シナモン、塩を入れ、よく混ぜます。 ・加える 米飴を加え、全体が均一になるまで混ぜます。 ・型に入れる クッキングシートを敷いた型に生地を平らに押し込みます。 ・冷やす 冷蔵庫で1時間ほど冷やし固めます。 ・カット 固まったら型から外し、好みの大きさにカットして完成です。 このエネルギーバーは、栄養満点で持ち運びにも便利です。
1-1マヌカハニー入りのハーブティー
マヌカハニー入りのハーブティーのレシピ。 材料(2杯分) ・好みのハーブ(カモミール、ミント、レモンバームなど):大さじ2 ・お湯:400ml ・マヌカハニー:大さじ1 ・レモン(お好みで):1/2個 作り方 ・ハーブの準備 選んだハーブを茶葉として用意します。 ・お湯を沸かす 鍋に水を入れ、沸騰させます。 ・ハーブを浸す 沸騰したお湯にハーブを加え、蓋をして5〜7分間蒸らします。 ・こす ハーブが浸かったら、茶こしでこしてカップに注ぎます。 ・マヌカハニーを加える 熱いハーブティーにマヌカハニーを加え、よく混ぜます。 ・レモンを追加 お好みでレモンを絞って風味を加えます。 このハーブティーはリラックス効果があり、マヌカハニーが甘さと栄養をプラスします。
1-1メープルシロップのパンケーキ
メープルシロップのパンケーキのレシピ。 材料(約4枚分) ・小麦粉(全粒粉):150g ・ベーキングパウダー:小さじ1 ・塩:ひとつまみ ・豆乳:200ml ・メープルシロップ:大さじ2(生地用) ・植物油:大さじ1 ・メープルシロップ(トッピング用):適量 作り方 ・乾燥材料を混ぜる ボウルに小麦粉、ベーキングパウダー、塩を入れてよく混ぜます。 ・液体材料を加える 別のボウルに豆乳、メープルシロップ、植物油を入れ、混ぜ合わせます。 ・生地を作る 乾燥材料に液体材料を加え、ダマが残らないようにさっくり混ぜます。 ・焼く フライパンを中火で熱し、少量の植物油を引きます。生地をお玉で流し込み、表面に泡が出てきたら裏返して焼きます。 ・仕上げ 両面がきつね色になったら皿に盛り、メープルシロップをたっぷりかけて完成です。 このパンケーキはふわふわで、自然な甘さが楽しめます。
01マクロビの陰陽調和
マクロビオティックは身体にいい食事というイメージです。ではそもそもマクロビとはどのようなものなのでしょうか。
1-1マクロビとは長寿のための食事法
マクロビオティックが何かをひとことでいうなら、「長寿のための食事法」ということになります。
食事は毎日の生活の基本となるもの。健康のためには非常に重要です。しかし、食事によって健康を損なったり、身体が不調になってしまったり、寿命を縮めてしまったりということも珍しくありません。
マクロビは、身体や土地に適した食事を食べることで、体調を整え、長寿を目指すことを目的としています。
1-2食材には陰性・陽性がある
マクロビオティックでは「陰陽調和」という考え方が重視されます。陰陽調和とは、東洋の伝統的な医学の考え方で、すべてのものには陰陽の特徴があるととらえる世界観のことです。
これは食材についても同様で、身体を温めるものは陽、身体を冷やすものは陰、暑い季節や地方の食べ物は陰、寒い季節や地方の食べ物は陽といったように、すべての食材を陰陽の特徴から考えます。
1-32つをバランスよく食べる
マクロビオティックでは陰陽が重要視されますが、これはどちらかが優れていてどちらかが劣っているというものではありません。
重要なのは、陰陽の食材をバランスよく摂取して、身体が陰陽のどちらかに偏らないようにすること。
マクロビオティックは食を通じて、体内の陰陽のバランスを整えることも目指しています。
02マクロビでは砂糖を使用しない
マクロビオティックの食事には様々な特徴がありますが、もっとも大きなものは「砂糖を使用しない」ということです。
2-1白砂糖はNG食材
どのような人でも砂糖の食べ過ぎはよくないということは知っています。砂糖を食べ過ぎると肌が荒れたり、体重が増えたり、集中力がなくなったりということは誰もが経験しているもの。
そのため、普通の食生活では砂糖は控え目に使用するという方も多いかもしれません。
しかし、マクロビオティックでは白砂糖はNG食材。これは「控え目なら食べても大丈夫」ということではなく、「料理には白砂糖は一切使わない」ということを意味しています。
2-2極陰に分類される
すでに説明したように、マクロビオティックでは食材を陰陽のどちらかに分類します。
といっても「陰」「陽」の中にも様々なレベルがあり、たとえば「陰」の場合であれば、「陽よりの陰」といったような段階分けが行われています。
そして、マクロビオティックでの砂糖は「極陰」に分類される食材。
極陰とは、「極めて陰の要素が強い」という意味の食材。
これがマクロビオティックが砂糖を禁じている大きな理由です。
03白砂糖がNGな理由
それでは、マクロビオティックで白砂糖がNGになる理由にはどのようなものがあるのでしょうか。
3-1体を冷やす要素がある
マクロビオティックで考える食材の陰陽には様々な要素が含まれていますが、陰の中でもっとも大きな影響は、身体を冷やしてしまうということ。
そして白砂糖は「極陰」に分類される食材。つまり、白砂糖を食べ過ぎると、身体が陰に傾いて常に冷えがちな状態になるということを意味しています。
女性の中には冷え性で悩んでいる方も多いかと思いますが、身体が冷えると、つま先が冷たくなるだけでなく、免疫力が低下して風邪をひきやすくなる、水分が溜まってむくみやすくなるといった悪影響が生まれてしまいます。
3-2陰陽のバランスを乱す
陰陽の考え方では、どちらがよいというわけではなく、全体のバランスが重要。そのため、陰陽の食材をまんべんなく摂取するだけでなく、身体が陰に傾いたときには陽、陽に傾いたときには陰の食材を取ることが大切です。しかし白砂糖のような極陰の食材を摂取すると、身体のバランスが大きく陰になってしまうため、どのようなものを食べてもなかなか身体のバランスが戻らなくなってしまいます。
3-3血糖値に影響をあたえる
白砂糖の影響のひとつが、血糖値を上昇させるということです。人間の身体は、摂取した食べ物を糖に分解、それをエネルギー源として活動を行っています。そのため、何かを食べたあとには血糖値が上昇するのは当然の反応なのですが、白砂糖の場合、血中に取り込まれる速度が非常に早いため、血糖値が急激に上昇します。
血糖値が上昇すると、体内からはインスリンが大量に放出。その状態が続くと、普通の食べ物を食べたときのインスリンの分泌が鈍くなり、必要なときに必要な量の分泌が行われなくなってしまいます。
このインスリンの分泌に不具合が出るのが、いわゆる糖尿病の状態。
そのため、白砂糖の摂取は大きな危険を伴うということができるでしょう。
04甘味の選び方
マクロビオティックは白砂糖の使用を禁止しています。ただし、砂糖全体の使用を禁止しているわけではありません。
4-1原料で見極める
白砂糖とは、さとうきびを人工的に精製して作った糖の結晶。もともとさとうきびは南国の食材であるため、どうしても身体を冷やす作用が強くなります。
一方、砂糖の中にはてんさいで作ったてんさい糖がありますが、このてんさいには身体を温める作用があります。
このように、マクロビオティックで砂糖を使用するときには、原材料で見極めるということも必要となります。
4-2GI値でみる
白砂糖やグラニュー糖はさとうきびを精製して純粋な糖の結晶にしたもの。そのため、身体に取り込まれる速度が速く、急激に血糖値が上昇と下降を繰り返します。
また、精製度が高いため、その過程で栄養素などが失われてしまう傾向にあります。
一方、黒砂糖やきび砂糖、てんさい糖の場合、白砂糖やグラニュー糖に比べると血糖値の上下が穏やか。
徹底的な精製や漂白も行われないため、栄養成分も残ったままです。
血糖値がどれだけ上昇しやすいかということは「GI値」という数値によってあらわされますが、糖類を選ぶときにはこのGI値を参考にするという方法もあります。
05砂糖の代わりに使うもの
マクロビオティックでは白砂糖は使用されませんが、代わりに甘味として様々なものが使われます。
5-1米飴
マクロビオティックで甘味として使用されることが多いのは、米飴。日本では昔から優しい甘味の素材として、母乳の代わりにも使用されてきたこともあり、身体への負担は最小限に済ませることができます。
なお、マクロビオティックで使用する場合には、精製されていない米飴がおすすめです。
5-2マヌカハニー
マヌカハニーとは、ニュージーランドに自生するマヌカの木から採取されるハチミツです。マヌカハニーには多くのビタミンやミネラルが豊富に含まれているため、健康食材としてもおすすめです。
5-3メープルシロップ
メープルシロップは、メープルの樹木から採取されるシロップのこと。メープルシロップは一般的なハチミツと比べると非常に豊富なカルシウムが含まれ、血糖値の上昇も穏やかに保つことができます。
5-4てんさい糖(オーガニック)
マクロビオティックでの甘味として一般的なのがてんさい糖です。てんさい糖はサトウダイコンから作られる砂糖で、寒冷地で栽培されるため、身体を温める作用があります。
なお、てんさい糖を選ぶときも、オーガニックがおすすめです。
01まとめ
マクロビオティックでは、砂糖を使わずに健康をサポートする食事法を実践します。
砂糖は血糖値を急激に上昇させ、体に負担をかけることがあります。
そこで、自然な甘味料を利用することで、体に優しい甘さを楽しむことができるでしょう。
例えば、メープルシロップやアガベシロップ、黒糖などは栄養価が高く、マクロビに適しています。
これらの甘味料を上手に使いこなすことで、心身のバランスを整え、健康な体作りを目指しましょう。
食事を通じて、より良いライフスタイルを実現できます。
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1-1マクロビとは長寿のための食事法
マクロビオティックが何かをひとことでいうなら、「長寿のための食事法」ということになります。
食事は毎日の生活の基本となるもの。健康のためには非常に重要です。しかし、食事によって健康を損なったり、身体が不調になってしまったり、寿命を縮めてしまったりということも珍しくありません。
マクロビは、身体や土地に適した食事を食べることで、体調を整え、長寿を目指すことを目的としています。
1-2食材には陰性・陽性がある
マクロビオティックでは「陰陽調和」という考え方が重視されます。陰陽調和とは、東洋の伝統的な医学の考え方で、すべてのものには陰陽の特徴があるととらえる世界観のことです。
これは食材についても同様で、身体を温めるものは陽、身体を冷やすものは陰、暑い季節や地方の食べ物は陰、寒い季節や地方の食べ物は陽といったように、すべての食材を陰陽の特徴から考えます。
1-32つをバランスよく食べる
マクロビオティックでは陰陽が重要視されますが、これはどちらかが優れていてどちらかが劣っているというものではありません。
重要なのは、陰陽の食材をバランスよく摂取して、身体が陰陽のどちらかに偏らないようにすること。
マクロビオティックは食を通じて、体内の陰陽のバランスを整えることも目指しています。
02マクロビでは砂糖を使用しない
マクロビオティックの食事には様々な特徴がありますが、もっとも大きなものは「砂糖を使用しない」ということです。
2-1白砂糖はNG食材
どのような人でも砂糖の食べ過ぎはよくないということは知っています。砂糖を食べ過ぎると肌が荒れたり、体重が増えたり、集中力がなくなったりということは誰もが経験しているもの。
そのため、普通の食生活では砂糖は控え目に使用するという方も多いかもしれません。
しかし、マクロビオティックでは白砂糖はNG食材。これは「控え目なら食べても大丈夫」ということではなく、「料理には白砂糖は一切使わない」ということを意味しています。
2-2極陰に分類される
すでに説明したように、マクロビオティックでは食材を陰陽のどちらかに分類します。
といっても「陰」「陽」の中にも様々なレベルがあり、たとえば「陰」の場合であれば、「陽よりの陰」といったような段階分けが行われています。
そして、マクロビオティックでの砂糖は「極陰」に分類される食材。
極陰とは、「極めて陰の要素が強い」という意味の食材。
これがマクロビオティックが砂糖を禁じている大きな理由です。
03白砂糖がNGな理由
それでは、マクロビオティックで白砂糖がNGになる理由にはどのようなものがあるのでしょうか。
3-1体を冷やす要素がある
マクロビオティックで考える食材の陰陽には様々な要素が含まれていますが、陰の中でもっとも大きな影響は、身体を冷やしてしまうということ。
そして白砂糖は「極陰」に分類される食材。つまり、白砂糖を食べ過ぎると、身体が陰に傾いて常に冷えがちな状態になるということを意味しています。
女性の中には冷え性で悩んでいる方も多いかと思いますが、身体が冷えると、つま先が冷たくなるだけでなく、免疫力が低下して風邪をひきやすくなる、水分が溜まってむくみやすくなるといった悪影響が生まれてしまいます。
3-2陰陽のバランスを乱す
陰陽の考え方では、どちらがよいというわけではなく、全体のバランスが重要。そのため、陰陽の食材をまんべんなく摂取するだけでなく、身体が陰に傾いたときには陽、陽に傾いたときには陰の食材を取ることが大切です。しかし白砂糖のような極陰の食材を摂取すると、身体のバランスが大きく陰になってしまうため、どのようなものを食べてもなかなか身体のバランスが戻らなくなってしまいます。
3-3血糖値に影響をあたえる
白砂糖の影響のひとつが、血糖値を上昇させるということです。人間の身体は、摂取した食べ物を糖に分解、それをエネルギー源として活動を行っています。そのため、何かを食べたあとには血糖値が上昇するのは当然の反応なのですが、白砂糖の場合、血中に取り込まれる速度が非常に早いため、血糖値が急激に上昇します。
血糖値が上昇すると、体内からはインスリンが大量に放出。その状態が続くと、普通の食べ物を食べたときのインスリンの分泌が鈍くなり、必要なときに必要な量の分泌が行われなくなってしまいます。
このインスリンの分泌に不具合が出るのが、いわゆる糖尿病の状態。
そのため、白砂糖の摂取は大きな危険を伴うということができるでしょう。
04甘味の選び方
マクロビオティックは白砂糖の使用を禁止しています。ただし、砂糖全体の使用を禁止しているわけではありません。
4-1原料で見極める
白砂糖とは、さとうきびを人工的に精製して作った糖の結晶。もともとさとうきびは南国の食材であるため、どうしても身体を冷やす作用が強くなります。
一方、砂糖の中にはてんさいで作ったてんさい糖がありますが、このてんさいには身体を温める作用があります。
このように、マクロビオティックで砂糖を使用するときには、原材料で見極めるということも必要となります。
4-2GI値でみる
白砂糖やグラニュー糖はさとうきびを精製して純粋な糖の結晶にしたもの。そのため、身体に取り込まれる速度が速く、急激に血糖値が上昇と下降を繰り返します。
また、精製度が高いため、その過程で栄養素などが失われてしまう傾向にあります。
一方、黒砂糖やきび砂糖、てんさい糖の場合、白砂糖やグラニュー糖に比べると血糖値の上下が穏やか。
徹底的な精製や漂白も行われないため、栄養成分も残ったままです。
血糖値がどれだけ上昇しやすいかということは「GI値」という数値によってあらわされますが、糖類を選ぶときにはこのGI値を参考にするという方法もあります。
05砂糖の代わりに使うもの
マクロビオティックでは白砂糖は使用されませんが、代わりに甘味として様々なものが使われます。
5-1米飴
マクロビオティックで甘味として使用されることが多いのは、米飴。日本では昔から優しい甘味の素材として、母乳の代わりにも使用されてきたこともあり、身体への負担は最小限に済ませることができます。
なお、マクロビオティックで使用する場合には、精製されていない米飴がおすすめです。
5-2マヌカハニー
マヌカハニーとは、ニュージーランドに自生するマヌカの木から採取されるハチミツです。マヌカハニーには多くのビタミンやミネラルが豊富に含まれているため、健康食材としてもおすすめです。
5-3メープルシロップ
メープルシロップは、メープルの樹木から採取されるシロップのこと。メープルシロップは一般的なハチミツと比べると非常に豊富なカルシウムが含まれ、血糖値の上昇も穏やかに保つことができます。
5-4てんさい糖(オーガニック)
マクロビオティックでの甘味として一般的なのがてんさい糖です。てんさい糖はサトウダイコンから作られる砂糖で、寒冷地で栽培されるため、身体を温める作用があります。
なお、てんさい糖を選ぶときも、オーガニックがおすすめです。
01まとめ
マクロビオティックでは、砂糖を使わずに健康をサポートする食事法を実践します。
砂糖は血糖値を急激に上昇させ、体に負担をかけることがあります。
そこで、自然な甘味料を利用することで、体に優しい甘さを楽しむことができるでしょう。
例えば、メープルシロップやアガベシロップ、黒糖などは栄養価が高く、マクロビに適しています。
これらの甘味料を上手に使いこなすことで、心身のバランスを整え、健康な体作りを目指しましょう。
食事を通じて、より良いライフスタイルを実現できます。
- 通信講座の諒設計アーキテクトラーニング編集部
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280講座以上の資格取得できる通信講座を運営する諒設計アーキテクトラーニング編集部が運営するコラムです。心理カウンセラー、ドッグトレーナー、リンパケアセラピストなど、実践的で需要の高い資格を提供しており、学習者は自分のペースで学べる柔軟なカリキュラムを受けることができます。専門知識を短期間で習得できるよう設計されており、仕事や趣味に役立つスキルを身につけることが可能です。
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2-1白砂糖はNG食材
どのような人でも砂糖の食べ過ぎはよくないということは知っています。砂糖を食べ過ぎると肌が荒れたり、体重が増えたり、集中力がなくなったりということは誰もが経験しているもの。
そのため、普通の食生活では砂糖は控え目に使用するという方も多いかもしれません。
しかし、マクロビオティックでは白砂糖はNG食材。これは「控え目なら食べても大丈夫」ということではなく、「料理には白砂糖は一切使わない」ということを意味しています。
2-2極陰に分類される
すでに説明したように、マクロビオティックでは食材を陰陽のどちらかに分類します。
といっても「陰」「陽」の中にも様々なレベルがあり、たとえば「陰」の場合であれば、「陽よりの陰」といったような段階分けが行われています。
そして、マクロビオティックでの砂糖は「極陰」に分類される食材。
極陰とは、「極めて陰の要素が強い」という意味の食材。
これがマクロビオティックが砂糖を禁じている大きな理由です。
03白砂糖がNGな理由
それでは、マクロビオティックで白砂糖がNGになる理由にはどのようなものがあるのでしょうか。
3-1体を冷やす要素がある
マクロビオティックで考える食材の陰陽には様々な要素が含まれていますが、陰の中でもっとも大きな影響は、身体を冷やしてしまうということ。
そして白砂糖は「極陰」に分類される食材。つまり、白砂糖を食べ過ぎると、身体が陰に傾いて常に冷えがちな状態になるということを意味しています。
女性の中には冷え性で悩んでいる方も多いかと思いますが、身体が冷えると、つま先が冷たくなるだけでなく、免疫力が低下して風邪をひきやすくなる、水分が溜まってむくみやすくなるといった悪影響が生まれてしまいます。
3-2陰陽のバランスを乱す
陰陽の考え方では、どちらがよいというわけではなく、全体のバランスが重要。そのため、陰陽の食材をまんべんなく摂取するだけでなく、身体が陰に傾いたときには陽、陽に傾いたときには陰の食材を取ることが大切です。しかし白砂糖のような極陰の食材を摂取すると、身体のバランスが大きく陰になってしまうため、どのようなものを食べてもなかなか身体のバランスが戻らなくなってしまいます。
3-3血糖値に影響をあたえる
白砂糖の影響のひとつが、血糖値を上昇させるということです。人間の身体は、摂取した食べ物を糖に分解、それをエネルギー源として活動を行っています。そのため、何かを食べたあとには血糖値が上昇するのは当然の反応なのですが、白砂糖の場合、血中に取り込まれる速度が非常に早いため、血糖値が急激に上昇します。
血糖値が上昇すると、体内からはインスリンが大量に放出。その状態が続くと、普通の食べ物を食べたときのインスリンの分泌が鈍くなり、必要なときに必要な量の分泌が行われなくなってしまいます。
このインスリンの分泌に不具合が出るのが、いわゆる糖尿病の状態。
そのため、白砂糖の摂取は大きな危険を伴うということができるでしょう。
04甘味の選び方
マクロビオティックは白砂糖の使用を禁止しています。ただし、砂糖全体の使用を禁止しているわけではありません。
4-1原料で見極める
白砂糖とは、さとうきびを人工的に精製して作った糖の結晶。もともとさとうきびは南国の食材であるため、どうしても身体を冷やす作用が強くなります。
一方、砂糖の中にはてんさいで作ったてんさい糖がありますが、このてんさいには身体を温める作用があります。
このように、マクロビオティックで砂糖を使用するときには、原材料で見極めるということも必要となります。
4-2GI値でみる
白砂糖やグラニュー糖はさとうきびを精製して純粋な糖の結晶にしたもの。そのため、身体に取り込まれる速度が速く、急激に血糖値が上昇と下降を繰り返します。
また、精製度が高いため、その過程で栄養素などが失われてしまう傾向にあります。
一方、黒砂糖やきび砂糖、てんさい糖の場合、白砂糖やグラニュー糖に比べると血糖値の上下が穏やか。
徹底的な精製や漂白も行われないため、栄養成分も残ったままです。
血糖値がどれだけ上昇しやすいかということは「GI値」という数値によってあらわされますが、糖類を選ぶときにはこのGI値を参考にするという方法もあります。
05砂糖の代わりに使うもの
マクロビオティックでは白砂糖は使用されませんが、代わりに甘味として様々なものが使われます。
5-1米飴
マクロビオティックで甘味として使用されることが多いのは、米飴。日本では昔から優しい甘味の素材として、母乳の代わりにも使用されてきたこともあり、身体への負担は最小限に済ませることができます。
なお、マクロビオティックで使用する場合には、精製されていない米飴がおすすめです。
5-2マヌカハニー
マヌカハニーとは、ニュージーランドに自生するマヌカの木から採取されるハチミツです。マヌカハニーには多くのビタミンやミネラルが豊富に含まれているため、健康食材としてもおすすめです。
5-3メープルシロップ
メープルシロップは、メープルの樹木から採取されるシロップのこと。メープルシロップは一般的なハチミツと比べると非常に豊富なカルシウムが含まれ、血糖値の上昇も穏やかに保つことができます。
5-4てんさい糖(オーガニック)
マクロビオティックでの甘味として一般的なのがてんさい糖です。てんさい糖はサトウダイコンから作られる砂糖で、寒冷地で栽培されるため、身体を温める作用があります。
なお、てんさい糖を選ぶときも、オーガニックがおすすめです。
01まとめ
マクロビオティックでは、砂糖を使わずに健康をサポートする食事法を実践します。
砂糖は血糖値を急激に上昇させ、体に負担をかけることがあります。
そこで、自然な甘味料を利用することで、体に優しい甘さを楽しむことができるでしょう。
例えば、メープルシロップやアガベシロップ、黒糖などは栄養価が高く、マクロビに適しています。
これらの甘味料を上手に使いこなすことで、心身のバランスを整え、健康な体作りを目指しましょう。
食事を通じて、より良いライフスタイルを実現できます。
- 通信講座の諒設計アーキテクトラーニング編集部
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3-1体を冷やす要素がある
マクロビオティックで考える食材の陰陽には様々な要素が含まれていますが、陰の中でもっとも大きな影響は、身体を冷やしてしまうということ。
そして白砂糖は「極陰」に分類される食材。つまり、白砂糖を食べ過ぎると、身体が陰に傾いて常に冷えがちな状態になるということを意味しています。
女性の中には冷え性で悩んでいる方も多いかと思いますが、身体が冷えると、つま先が冷たくなるだけでなく、免疫力が低下して風邪をひきやすくなる、水分が溜まってむくみやすくなるといった悪影響が生まれてしまいます。
3-2陰陽のバランスを乱す
陰陽の考え方では、どちらがよいというわけではなく、全体のバランスが重要。そのため、陰陽の食材をまんべんなく摂取するだけでなく、身体が陰に傾いたときには陽、陽に傾いたときには陰の食材を取ることが大切です。しかし白砂糖のような極陰の食材を摂取すると、身体のバランスが大きく陰になってしまうため、どのようなものを食べてもなかなか身体のバランスが戻らなくなってしまいます。
3-3血糖値に影響をあたえる
白砂糖の影響のひとつが、血糖値を上昇させるということです。人間の身体は、摂取した食べ物を糖に分解、それをエネルギー源として活動を行っています。そのため、何かを食べたあとには血糖値が上昇するのは当然の反応なのですが、白砂糖の場合、血中に取り込まれる速度が非常に早いため、血糖値が急激に上昇します。
血糖値が上昇すると、体内からはインスリンが大量に放出。その状態が続くと、普通の食べ物を食べたときのインスリンの分泌が鈍くなり、必要なときに必要な量の分泌が行われなくなってしまいます。
このインスリンの分泌に不具合が出るのが、いわゆる糖尿病の状態。
そのため、白砂糖の摂取は大きな危険を伴うということができるでしょう。
04甘味の選び方
マクロビオティックは白砂糖の使用を禁止しています。ただし、砂糖全体の使用を禁止しているわけではありません。
4-1原料で見極める
白砂糖とは、さとうきびを人工的に精製して作った糖の結晶。もともとさとうきびは南国の食材であるため、どうしても身体を冷やす作用が強くなります。
一方、砂糖の中にはてんさいで作ったてんさい糖がありますが、このてんさいには身体を温める作用があります。
このように、マクロビオティックで砂糖を使用するときには、原材料で見極めるということも必要となります。
4-2GI値でみる
白砂糖やグラニュー糖はさとうきびを精製して純粋な糖の結晶にしたもの。そのため、身体に取り込まれる速度が速く、急激に血糖値が上昇と下降を繰り返します。
また、精製度が高いため、その過程で栄養素などが失われてしまう傾向にあります。
一方、黒砂糖やきび砂糖、てんさい糖の場合、白砂糖やグラニュー糖に比べると血糖値の上下が穏やか。
徹底的な精製や漂白も行われないため、栄養成分も残ったままです。
血糖値がどれだけ上昇しやすいかということは「GI値」という数値によってあらわされますが、糖類を選ぶときにはこのGI値を参考にするという方法もあります。
05砂糖の代わりに使うもの
マクロビオティックでは白砂糖は使用されませんが、代わりに甘味として様々なものが使われます。
5-1米飴
マクロビオティックで甘味として使用されることが多いのは、米飴。日本では昔から優しい甘味の素材として、母乳の代わりにも使用されてきたこともあり、身体への負担は最小限に済ませることができます。
なお、マクロビオティックで使用する場合には、精製されていない米飴がおすすめです。
5-2マヌカハニー
マヌカハニーとは、ニュージーランドに自生するマヌカの木から採取されるハチミツです。マヌカハニーには多くのビタミンやミネラルが豊富に含まれているため、健康食材としてもおすすめです。
5-3メープルシロップ
メープルシロップは、メープルの樹木から採取されるシロップのこと。メープルシロップは一般的なハチミツと比べると非常に豊富なカルシウムが含まれ、血糖値の上昇も穏やかに保つことができます。
5-4てんさい糖(オーガニック)
マクロビオティックでの甘味として一般的なのがてんさい糖です。てんさい糖はサトウダイコンから作られる砂糖で、寒冷地で栽培されるため、身体を温める作用があります。
なお、てんさい糖を選ぶときも、オーガニックがおすすめです。
01まとめ
マクロビオティックでは、砂糖を使わずに健康をサポートする食事法を実践します。
砂糖は血糖値を急激に上昇させ、体に負担をかけることがあります。
そこで、自然な甘味料を利用することで、体に優しい甘さを楽しむことができるでしょう。
例えば、メープルシロップやアガベシロップ、黒糖などは栄養価が高く、マクロビに適しています。
これらの甘味料を上手に使いこなすことで、心身のバランスを整え、健康な体作りを目指しましょう。
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血糖値がどれだけ上昇しやすいかということは「GI値」という数値によってあらわされますが、糖類を選ぶときにはこのGI値を参考にするという方法もあります。
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5-1米飴
マクロビオティックで甘味として使用されることが多いのは、米飴。日本では昔から優しい甘味の素材として、母乳の代わりにも使用されてきたこともあり、身体への負担は最小限に済ませることができます。
なお、マクロビオティックで使用する場合には、精製されていない米飴がおすすめです。
5-2マヌカハニー
マヌカハニーとは、ニュージーランドに自生するマヌカの木から採取されるハチミツです。マヌカハニーには多くのビタミンやミネラルが豊富に含まれているため、健康食材としてもおすすめです。
5-3メープルシロップ
メープルシロップは、メープルの樹木から採取されるシロップのこと。メープルシロップは一般的なハチミツと比べると非常に豊富なカルシウムが含まれ、血糖値の上昇も穏やかに保つことができます。
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