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心理カウンセラーに向いている人とは?5つの特徴と適性診断

心理カウンセラーという職業に興味を持たれている方も多いのではないでしょうか。
人々の心の悩みに寄り添い、問題解決をサポートする心理カウンセラーは、現代社会において非常に重要な役割を担っています。
しかし、この職業に向いているかどうか迷っている方も少なくないでしょう。

そこで、この記事では、心理カウンセラーに向いている人の5つの特徴や適性診断の方法、さらには心理カウンセラーになるための具体的な道筋について詳しく解説します。
この記事を読むことで、自分の適性を客観的に判断し、心理カウンセラーとしてのキャリアを歩むための具体的な計画を立てることができるでしょう。

また、心理カウンセラーの重要性や社会的需要についても理解を深めることができます。心の専門家として人々をサポートする魅力的な職業に一歩近づくきっかけとなるはずです。

自分にもできる?心理カウンセラーに向いている人とは?
目次

01心理カウンセラーの役割と重要性

心理カウンセラーは、現代社会において非常に重要な役割を果たしています。
人々のメンタルヘルスケアや心理的な問題解決をサポートする専門家として、その需要は年々高まっています。
ここでは、心理カウンセラーの役割と重要性について詳しく解説していきます。

1-1心理カウンセラーとは何か

心理カウンセラーとは、人々の心理的な問題や悩みに対して専門的な知識とスキルを用いてサポートを行う専門家のことです。
クライアントの話に耳を傾け、その人の感情や思考パターンを理解し、問題解決や自己成長をサポートします。
心理カウンセラーは、心理学の理論や技法を駆使して、クライアントが自身の問題を理解し、より健康的な生活を送れるよう導きます。
心理カウンセラーの主な役割は、クライアントとの信頼関係を築きながら、安全で快適な環境でカウンセリングを行うことです。
カウンセリングセッションでは、クライアントの話を傾聴し、共感的な態度で接しながら、適切な質問や介入を行います。
また、必要に応じて心理テストや評価を実施し、クライアントの状態をより深く理解することもあります。

1-2社会における心理カウンセラーの需要

現代社会では、ストレスや不安、うつ病などの心理的な問題が増加しており、心理カウンセラーの需要は高まっています。
特に、新型コロナウイルスの感染拡大以降、多くの人々がメンタルヘルスの問題に直面し、心理カウンセラーの重要性がより一層認識されるようになりました。
心理カウンセラーは、個人だけでなく、企業や学校、医療機関などさまざまな場所で活躍している職業です。
職場のストレス管理や学校でのいじめ対策、医療現場での患者サポートなど、幅広い分野で心理カウンセラーの専門知識が求められています。
また、オンラインカウンセリングの普及により、より多くの人々が心理カウンセリングを受けやすくなり、需要の拡大につながっています。

1-3心理カウンセラーの仕事内容

心理カウンセラーの仕事内容は多岐にわたります。
主な業務としては、以下のようなものがあります。
・個人カウンセリング
クライアントと1対1で面談を行い、悩みや問題について話し合います。
クライアントの感情や思考を整理し、問題解決のための方策を一緒に考えます。
・グループカウンセリング
複数のクライアントと同時にセッションを行い、互いの経験を共有しながら問題解決を図ります。
・心理アセスメント
心理テストや面接を通じて、クライアントの性格や能力、心理状態を評価します。
・心理教育
ストレス管理や対人関係スキルなど、心理的な健康を維持するための知識や技術を教えます。
・コンサルテーション
他の専門家や組織に対して、心理学的な観点からアドバイスを提供します。
・研究活動
心理学の新しい理論や技法の開発、効果検証などの研究を行います。
これらの業務を通じて、心理カウンセラーはクライアントの心理的な健康と成長を支援し、社会全体のメンタルヘルス向上に貢献しています。
心理カウンセラーの役割は、個人の幸福だけでなく、社会の安定と発展にも大きく寄与しているのです。

02心理カウンセラーに向いている人の5つの特徴

心理カウンセラーは、人々の心の悩みや問題に寄り添い、解決に導く重要な役割を担っています。
この職業に向いている人には、いくつかの共通した特徴があります。
ここでは、心理カウンセラーに向いている人の5つの特徴について詳しく解説していきます。

2-1共感力が高い

心理カウンセラーにとって、共感力は非常に重要な資質です。
クライアントの感情や経験を理解し、その立場に立って考えることができる能力が求められます。
高い共感力を持つ人は、相手の言葉だけでなく、表情やボディランゲージからも感情を読み取ることができます。
共感力が高い人は、クライアントが抱える問題や悩みを深く理解し、適切なサポートの提供が可能です。
また、クライアントが安心して自分の気持ちを打ち明けられる雰囲気を作り出すことにも長けています。
このような能力は、信頼関係の構築や効果的なカウンセリングセッションの実施に不可欠です。

2-2傾聴力に優れている

心理カウンセラーには、優れた傾聴力が求められます。
傾聴とは、単に相手の話を聞くだけでなく、積極的に耳を傾け、相手の言葉の裏にある感情や意図を理解しようとする姿勢のことです。
傾聴力に優れた人は、クライアントの話を中断せずに最後まで聞くことができ、適切なタイミングで質問や確認を行えます。
また、非言語的なコミュニケーションにも注意を払い、相手の表情や態度からも情報を読み取れます。
このような能力は、クライアントの真の問題を把握し、適切な支援を提供する上で非常に重要です。

2-3感情コントロールができる

心理カウンセラーは、時に非常に感情的な状況や困難な事例に直面することがあります。そのため、自身の感情をコントロールし、冷静さを保つ能力が必要です。
感情コントロールができる人は、クライアントの強い感情に巻き込まれることなく、客観的な視点を維持できます。
また、ストレスの多い状況下でも落ち着いて対応し、適切な判断を下せます。
このような能力は、クライアントに安定したサポートを提供し、プロフェッショナルな態度を維持する上で重要です。

2-4論理的思考力がある

心理カウンセラーには、クライアントの問題を分析し、適切な解決策を見出すための論理的思考力が求められます。
複雑な状況を整理し、因果関係を理解し、効果的な介入方法を考案する能力が必要です。
論理的思考力がある人は、クライアントの状況を客観的に分析し、問題の本質を見極められます。
また、様々な心理療法や技法の中から、クライアントに最適なアプローチを選択し、体系的なカウンセリングプランを立てられます。
このような能力は、効果的なカウンセリングを行い、クライアントの成長や問題解決を支援する上で不可欠です。

2-5自己成長への意欲がある

心理カウンセラーは、常に自己成長を目指し、新しい知識やスキルを学び続ける姿勢が重要です。
心理学の分野は日々進化しており、最新の研究成果や技法を取り入れることが求められます。
自己成長への意欲がある人は、継続的に学習し、自己研鑽に励むことができます。
専門的な研修やワークショップに積極的に参加し、自身のスキルを向上させる努力を惜しみません。
また、自己理解を深め、自身の価値観や偏見を認識し、克服しようとする姿勢も持ち合わせています。
このような態度は、クライアントにより質の高いサポートを提供し、心理カウンセラーとしての専門性を高める上で非常に重要です。
以上の5つの特徴は、心理カウンセラーに向いている人が持つ代表的な資質です。
これらの特徴を備えている人は、心理カウンセラーとして活躍する可能性が高いと言えるでしょう。
ただし、これらの特徴は生まれつきのものだけでなく、努力や経験を通じて培うこともできます。
心理カウンセラーを目指す人は、これらの特徴を意識しながら、自己成長に取り組むことが大切です。

03心理カウンセラーに必要なスキルと資質

心理カウンセラーは、人々の心の悩みや問題に寄り添い、解決に導く重要な役割を担っています。
この職業に就くためには、特定のスキルと資質が不可欠です。
ここでは、心理カウンセラーに必要な3つの主要なスキルと資質について詳しく解説していきます。

3-1コミュニケーション能力

心理カウンセラーにとって、コミュニケーション能力は最も重要なスキルの一つです。
クライアントの悩みや問題を正確に理解し、適切なアドバイスや支援を提供するためには、優れたコミュニケーション能力が欠かせません。
まず、傾聴力が重要です。クライアントの話を注意深く聞き、言葉の裏にある感情や意図を読み取る能力が必要です。
単に耳を傾けるだけでなく、相手の表情や身振り手振りなどの非言語コミュニケーションにも注意を払う必要があります。
次に、共感力も重要です。クライアントの感情や経験を理解し、それに対して適切に反応する能力が求められます。
共感することで、クライアントとの信頼関係を築き、より深い対話が可能です。
さらに、明確な表現力も必要です。複雑な心理的概念や問題を、クライアントが理解しやすい言葉で説明する能力が求められます。
専門用語を避け、わかりやすい言葉で伝えることが大切です。

3-2心理学の知識

心理カウンセラーには、幅広い心理学の知識が必要不可欠です。
この知識は、クライアントの問題を適切に分析し、効果的な支援を提供するための基盤となります。
まず、人間の心理や行動に関する基本的な理論を理解していることが重要です。
発達心理学、臨床心理学、社会心理学などの分野の知識を持っていることで、クライアントの問題をより深く理解できます。
また、様々な心理療法の手法についても熟知している必要があります。
認知行動療法、精神分析療法、家族療法など、多様なアプローチを理解し、クライアントの状況に応じて適切な手法を選択できることが求められます。
さらに、精神疾患や心理的障害についての知識も重要です。
うつ病、不安障害、パーソナリティ障害などの症状や特徴を理解し、必要に応じて適切な専門医への紹介ができることも心理カウンセラーの役割の一つです。

3-3倫理観と守秘義務の遵守

心理カウンセラーは、クライアントの最も私的で繊細な情報を扱う立場にあります。
そのため、高い倫理観と守秘義務の厳守が不可欠です。
まず、クライアントの権利と尊厳を常に尊重する姿勢が必要です。
クライアントの自己決定権を尊重し、押し付けや強制を避け、クライアント自身が問題解決の主体となるよう支援することが重要です。
次に、守秘義務の厳守が求められます。
カウンセリングで得た情報は、法的に要求される場合や、クライアントの生命に危険がある場合を除き、絶対に第三者に漏らしてはいけません。
この信頼関係があってこそ、クライアントは安心して自分の問題を打ち明けられます。
また、自身の能力や限界を認識し、必要に応じて他の専門家に紹介する判断力も倫理観の一部です。
クライアントの最善の利益を考え、自分の能力を超える問題には適切に対応することが求められます。
さらに、継続的な学習と自己研鑽も倫理的な責任の一つです。
心理学やカウンセリングの分野は常に進化しているため、最新の研究や技術を学び続ける姿勢が必要です。
以上のように、心理カウンセラーには高度なコミュニケーション能力、幅広い心理学の知識、そして強固な倫理観が求められます。
これらのスキルと資質を磨き続けることで、クライアントにより良い支援を提供し、心理カウンセラーとしての成長を続けることができるのです。

04心理カウンセラーの適性診断

心理カウンセラーという職業に興味を持ち、自分に向いているかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか。
この章では、心理カウンセラーとしての適性を診断するための方法について詳しく解説していきます。
自己分析チェックリストや適性テストの活用方法、さらには実際のカウンセリング体験の重要性について触れていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

4-1自己分析チェックリスト

心理カウンセラーとしての適性を判断する上で、まず自己分析を行うことが重要です。
以下のチェックリストを参考に、自分自身の特徴や傾向を把握してみましょう。
1.人の話を真剣に聞くことができる
2.他人の感情に共感する能力が高い
3.自分の感情をコントロールできる
4.秘密を守る信頼性がある
5.問題解決能力が高い
6.ストレス耐性がある
7.人間関係を築くのが得意
8.継続的な学習意欲がある
9.客観的な視点を持てる
10.倫理観が強い
これらの項目に当てはまる点が多ければ多いほど、心理カウンセラーとしての適性が高いと言えるでしょう。
ただし、これはあくまで自己評価であり、客観的な判断を下すためには、次に紹介する適性テストや実際のカウンセリング体験なども併せて検討することが大切です。

4-2適性テストの活用方法

自己分析だけでなく、専門的な適性テストを受けることも、心理カウンセラーとしての適性を判断する上で有効な手段です。
適性テストには様々な種類がありますが、主に以下のようなものが挙げられます。
1.性格検査:MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)やBig Five などの性格診断テスト
2.職業適性検査:VPI職業興味検査やSDS(Self-Directed Search)など
3.心理学的適性テスト:カウンセリングスキルや共感性を測定するテスト
これらのテストを受けることで、自分の性格特性や職業適性、カウンセリングに必要なスキルの有無などを客観的に評価できます。
ただし、テストの結果だけで判断するのではなく、あくまでも参考程度に捉え、総合的に自分の適性を判断することが大切です。
適性テストを活用する際のポイントは以下の通りです。
1.複数のテストを組み合わせて受けること
2.テスト結果を鵜呑みにせず、自己分析の結果と照らし合わせること
3.必要に応じて専門家のアドバイスを受けること
4.テスト結果を踏まえて、さらなる自己研鑽の方向性を見出すこと

4-3実際のカウンセリング体験の重要性

最後に、心理カウンセラーとしての適性を判断する上で最も重要なのが、実際のカウンセリング体験です。
机上の空論だけでなく、実践を通じて自分の適性を確認することが不可欠です。
実際のカウンセリング体験を得るには、以下のような方法があります。
1.心理学関連の学部や大学院での実習
2.カウンセリングスクールでのロールプレイング
3.ボランティアでのカウンセリング活動
4.インターンシップやアルバイトでの経験
これらの体験を通じて、以下のような点を確認することができます。
1.クライアントとの対話に心地よさを感じるか
2.他人の問題に真摯に向き合えるか
3.守秘義務を守る責任感があるか
4.ストレスフルな状況下でも冷静に対応できるか
5.継続的な学習と自己成長に意欲を感じるか
実際のカウンセリング体験は、自分の適性を確認するだけでなく、カウンセラーとしての技術や知識を向上させる絶好の機会にもなります。
また、この経験を通じて、自分が心理カウンセラーという職業に本当に向いているかどうかを、より深く理解できるでしょう。
心理カウンセラーとしての適性診断は、自己分析チェックリスト、適性テスト、そして実際のカウンセリング体験という3つの要素を組み合わせることで、より正確に行えます。
これらの方法を通じて自分の適性を見極め、心理カウンセラーとしてのキャリアを築いていく上での重要な指針としてください。

05心理カウンセラーになるための道筋

心理カウンセラーという職業に興味を持ち、その道を歩もうと考えている方にとって、具体的な道筋を知ることは非常に重要です。
この節では、心理カウンセラーになるために必要な資格や教育、実務経験について詳しく解説していきます。

5-1必要な資格と取得方法

心理カウンセラーとして活動するためには、いくつかの資格を取得することが望ましいです。
代表的な資格としては、公認心理師や臨床心理士が挙げられます。
公認心理師は、2017年に創設された国家資格で、心理学の専門家として認められるための最も重要な資格の一つです。
取得するためには、大学で心理学関連の科目を履修し、大学院で実習を含む所定の科目を修了した後、国家試験に合格する必要があります。
一方、臨床心理士は、日本臨床心理士資格認定協会が認定する民間資格です。
こちらも大学院修了後に資格試験を受験する必要があります。
両資格とも、心理学の幅広い知識と実践的なスキルが求められるため、取得には相当の努力と時間が必要です。

5-2教育機関と学習プログラム

心理カウンセラーを目指す上で、適切な教育機関を選択することは非常に重要です。
多くの大学や大学院で心理学関連のプログラムが提供されていますが、特に公認心理師の受験資格を得るためには、文部科学省と厚生労働省が指定した大学や大学院で学ぶ必要があります。
学部レベルでは、心理学の基礎理論や研究方法を学びます。大学院では、より専門的な知識やカウンセリング技術を習得し、実習を通じて実践的なスキルを磨きます。
また、一部の専門学校でも心理カウンセラー養成コースが設けられていますが、これらは主に民間資格の取得を目指すものが多いです。

5-3実務経験の積み方

資格取得後、実際に心理カウンセラーとして活動するためには、実務経験を積むことが不可欠です。
多くの場合、医療機関、教育機関、福祉施設などでインターンシップや研修を行うことから始めます。
初めは、経験豊富なカウンセラーの指導の下で、カウンセリングの見学や補助的な業務を行います。徐々に責任ある立場でクライアントと接する機会が増えていきます。
また、スーパービジョンと呼ばれる、経験豊富なカウンセラーからの指導や助言を受ける機会も重要です。
さらに、継続的な学習も欠かせません。最新の心理学理論や治療技法を学ぶためのワークショップや研修会に参加したり、関連する学会に所属したりすることで、常に自己研鑽に励むことが求められます。
心理カウンセラーになる道のりは決して平坦ではありませんが、人々の心の健康を支える重要な職業です。
適切な教育と訓練を受け、実践的な経験を積むことで、専門家としての能力を高めていくことができるでしょう。

01心理カウンセラーの適正とは?

心理カウンセラーは相手の悩みを聞いて問題解決に導き、健康な心の状態を取り戻すお手伝いをする仕事。では、心理カウンセラーの適正とはどのようなものなのでしょうか。

1-1コミュニケーション能力、観察力、精神力が必要

心理カウンセラーの仕事は相談者の悩みや話を聞くことからスタートします。そのため、コミュニケーション能力は必須。さらに相談者がすべて自分の悩みをきちんと論理的に話せるとは限りません。また、相談者は悩みがあっても、それがどのような原因なのか、なぜそれを悩みとして感じるのか自分でも分からないという人も多いもの。
そのため、話を聞くだけでなく、相手をしっかり観察して言葉に現れない部分を読み取る必要があります。
さらに、心理カウンセラーはいつも人の悩みを聞く仕事。どのような人でも同じことですが、相手の文句や愚痴などを聞き続けるのは非常に精神的に疲労する仕事です。それを職業として行うためには、強い精神力も必要になります。

1-2対話や会話を通じて問題を解決にみちびかなければならない

心理カウンセラーは対話や会話を通じて、相手の悩みを解決に導いたり、解決のためのヒントを与えたりといったことが仕事になります。
そのため、言葉遣いや態度といった部分は非常に重要です。
誰でも信用できない、頼りにならないという相手には心を開くのは難しいもの。
そんなときには、相手に信頼されるような言葉や態度でカウンセリングに望むことが必要です。
ただし、必ずしも会話が上手である必要はありません。会話よりも、話しやすい雰囲気を作ったり、温かい態度や思いやりを持って相手に接したりすることで、相手が心を開いてくれることもあります。

1-3専門知識とカウンセリング能力を用いる

心理カウンセラーには、専門知識とカウンセリング能力が必要になります。
これらはしっかりと勉強しなければ身につかないもの。
また、常に最新の知識を身につけたり、社会の動きに関心を持ったりといったことも必要です。
このように、常日頃から向学心を持ち、知識の習得に勤めようとする態度も心理カウンセラーには必要です。

02心理カウンセラーに向いている人

それでは、実際にはどのような人が心理カウンセラーに向いているのでしょうか。

2-1人から相談を受けやすい

人には様々なタイプがありますが、中には「人からよく相談される」「話しやすいと言われる」といった方もいらっしゃいます。
それは、その人が聞き上手だから。また、人の話を聞くためには、落ち着きや忍耐力も必要になります。
もし人に相談されやすいといった人は、すでに心理カウンセラーに必要な、話しやすい雰囲気や落ち着き、忍耐力を備えているのかもしれません。

2-2他者の気持ちによりそえる人

心理カウンセラーに必要なのは、相手に「子の人なら信用できる」「この人になら打ち明けても大丈夫」と思ってもらうこと。
どんな人でも、自分の悩みを他人に打ち明けるのは勇気がいること。
悩みを打ちあけても大したことじゃないと言われたり、気にし過ぎだと答えられてしまうとどうしようと考えて、つい悩みを抱え込んでしまいます。
そのため、心理カウンセラーには他者の気持ちによりそえる共感能力も必要になります。

2-3感情論ではなく論理的な思考で物事を伝えられる人

心理カウンセラーには様々な相談が寄せられるもの。中には、すぐに共感できる人もいれば、そうではない人もいます。
また、共感する能力も必要ですが、ただ共感するだけでは相手の悩みを解決に導くことはできません。
悩みを解決するときに必要なのは、論理的な考え方と、それをいかに伝えるかということ。
相手の悩みを解消して、健康な精神状態へと導くためには、感情論だけではなく、論理的な思考で物事を伝えることも必要になります。

2-4口が堅くて秘密が守れる人

当然のことですが、心理カウンセラーが耳にしたことは決して他人に話すことはできません。
また、悩みを聞く上では、非常にプライベートな事柄が話題に上ることもあります。
もし自分の家族や親しい友人、仕事は関係のない場所であっても、それを他人に伝えることはルール違反です。
そのため、心理カウンセラーには口が堅く、他人の秘密を守れる人が向いています。

2-5広い視野を持ってる人

心理カウンセラーのカウンセリングは、基本的に自分と相手の一対一の状態で行われます。
そのため、どうしても狭い世界にこもりがちになってしまいますが、相手の悩みを解決するためには広い視野が必要になります。
悩みというのは、目の前のことだけしか考えられず、そのことで頭がいっぱいになっている状態です。
そこで心理カウンセラーまでが狭い視野や考え方にとらわれてしまうと、悩みは決して解決できないだけでなく、さらに悩みが深くなり、メンタルヘルスを損なってしまうこともあります。
カウンセラーは常に広い視野や柔軟な考え方を持ち、様々なことに対して興味を持っている必要があります。

03心理カウンセラーが気をつけること/向いてない人

心理カウンセラーは非常に繊細な仕事です。そのため、カウンセリングには注意が必要なこともあります。
また、それができない人の場合、心理カウンセラーには向いていないということになります

3-1自分の意見を押し付けてはいけない

心理カウンセラーがもっともやってはいけないことは、自分の意見を押し付けることです。
心理カウンセラーに相談に来る人は、深い悩みを抱えているもの。また、自分の気持ちが整理できなかったり、何が悩みなのか分からなかったりというケースも少なくありません。
そこでカウンセラーが話を聞かず、すぐに相手の気持ちを断定してしまうと、元々不安と悩みを持っている相手は、自分が否定されたような気持ちになり、より強い不安を感じてしまいます。
心理カウンセラーの仕事は人の話を聞くこと。自分の主張を伝えたいという人には、向いていない仕事だと言えるでしょう。

3-2感情移入してしまう

心理カウンセラーにとって、相手に共感するのは必要なことです。しかし、あまりにも感情移入をしてしまうというのも考えもの。
もし過剰に感情移入をしてしまった場合、冷静な判断ができなくなるだけでなく、相談者も自分だけ特別扱いをしてくれる人と考えて、心理カウンセラーを頼りすぎてしまいます。
さらに、相手の感情に共感しすぎると、心理カウンセラー自身の精神状態も不安定になってしまいます。
心理カウンセラーと相談者の間には、しっかりと一定の距離を保つことが必要です。
仮に人の役に立ちたいと思っていても、相手に親身になりすぎてしまう人や、相手の言うことをすぐにうのみにしてしまう人は心理カウンセラーとしては不向きかもしれません。

3-3謙虚すぎる

謙虚な態度は重要ですが、あまりに謙虚な場合、相手に対して「自信がない」という印象を与えてしまいます。
専門家として自信がない人には、誰だって悩みは相談したくないもの。
相手に対して威圧的になる必要はありませんが、謙虚すぎる態度は考え物です。

04まとめ

将来性が豊かな心理カウンセラーは、人のために働きたいと考えている方にはうってつけの仕事です。もし興味があるという方は、より詳しい知識を身につけてみてはいかがでしょうか。当記事では、心理カウンセラーという職業に焦点を当て、その適性や必要なスキル、なるための道筋について詳しく解説しました。
心理カウンセラーに向いている人の5つの特徴には、高い共感力、優れた傾聴力、感情コントロール能力、論理的思考力、自己成長への意欲があります。
必要なスキルは、コミュニケーション能力、心理学の知識、倫理観と守秘義務の遵守です。
また、適性診断の方法には、自己分析チェックリスト、適性テストがあります。
当記事を通じ、心理カウンセラーを目指す方々にとって、有益な情報と指針が提供できていましたら幸いです。

この講座は!プロの監修を受けています!

講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
あーちゃん 先生
精神科クリニック勤務
メンタル士心理カウンセラー監修者
1992年生まれ。静岡市出身。精神科クリニック勤務と学校のスクールカウンセラーを兼任しており、普段はカウンセリングや知能検査を実施している。

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