羊毛フェルトの種類と選び方
初心者でも簡単に楽しめるのが羊毛フェルトの魅力です。実はフェルトの種類を知っていると、さらに作品作りを楽しむことができます。今回は羊毛フェルトの種類や特徴、選び方についてご紹介します。
- 目次
01羊毛フェルトの品種の種類
「羊毛」というと、一種類だけだと思っている方も少なくありませんが、実は同じ羊毛でも、羊の品種によって様々な種類があります。
1-1定番の3つ
羊毛の中でも、定番と呼ばれているのが「メリノ」「ロムニー」「コリデール」の三種類です。
なかでも、もっとも一般的なのが「メリノ」。毛糸や衣類、毛布などの素材としても使用されているため、名前を聞いたことがあるという方も多いかもしれません。
「メリノ」の特徴は繊維が細くて柔らかいこと。さらに発色もよく、様々な色が販売されているため、滑らかな肌触りのものやカラフルなものを作りたい人には最適。
特にアクセサリーなど、色が重要な作品向きです。
ただし、非常に滑らかな毛質のため、ニードルを刺してもなかなか固まってくれないこともあり、仕上げに時間がかかる素材です。
一方、「メリノ」に比べると扱いやすいのが「ロムニー」です。
「ロムニー」はウールのカーペットなどにも使われる羊毛で、繊維が太く、固いというのが特徴。滑らかというよりも、素朴な印象を受けるのが「ロムニー」です。
また、色もどちらかというと地味なものが多いのも「ロムニー」の特徴。
その反面、毛が太く、ごわごわしているため、ニードルを刺すとすぐにまとまり、羊毛フェルト初心者には最適の素材。
強度もあるため、しっかりした作品を作るときにも向いています。
これら「メリノ」と「ロムニー」の特徴を兼ね備えているのが「コリドール」です。「コリドール」は、柔らかすぎず固すぎずという性質を持っているため、肌ざわりがよいと同時に扱いやすいという特徴があります。
1-2その他
この三種類以外にも「ランヴィエ」「アッシュフォード」「シャップシャー」など、羊毛には様々な種類があり、それぞれ繊維の固さや密度、弾力など特徴も異なります。
ただし、実際にはこれらの品種がきちんと区別されて販売が行われるのは専門店だけ。
他の場所では、羊毛にアンゴラやアルパカなどの羊以外の獣毛が混ざっていることも少なくありません。
羊毛の専門店では、それぞれの羊の品種で区別されて販売が行われていますが、手芸店などではすべて「ウール」とひとくくりにされることも多いため、もし好みの品種を購入したいという場合には注意が必要です。
また、羊毛だけでなく、ナイロンやアクリルなど、化学繊維が入っているものや、化学繊維だけで作られたフェルトも販売されています。
これらの化学繊維は、羊毛よりも繊維が絡みやすく、短い時間で毛がまとまってくれるため、初心者にはおすすめです。
02失敗しない羊毛フェルトの選び方
このように羊毛には様々な種類があるもの。では、作品作りに失敗しないためにはどのような点に注意すればよいのでしょうか。
2-1作品に適した羊毛フェルトを選ぶ
羊毛選びで大切なのは、作品に適した羊毛の種類を選ぶということです。
羊毛には色や触感など、品種によって大きな違いがあるもの。もし肌ざわりが大切な場合には「メリノ」を、強くてしっかりしたものなら「ロムニー」をというように、羊毛による特徴を知って、自分が作りたいものを選ぶことが重要です。
2-2まずは少量を購入し試してみる
ただし、どれだけ羊毛の特徴を知っていても、実際には使ってみなければ分からないということもあります。
すでに説明したように、羊毛は「ウール」とひとまとめにされてしまうこともあれば、同じ種類でもメーカーによって質感が異なることもあります。
もし心配な場合、まずは少量を購入、それで試してみるという方法がおすすめ。
小さな作品を作り、自分の感覚を通して羊毛の特徴を知ると、作品作りで失敗することを防ぐことができます。
03羊毛フェルトを購入できる場所は?
羊毛フェルトに欠かせない羊毛。では、もし購入しようとした場合には、どんなお店に行けばよいのでしょうか。
3-1専門店
豊富な品揃えの中から選びたいという場合、なんといってもおすすめなのは羊毛の専門店です。羊毛の専門店自体の数は多くはありませんが、扱っている羊毛の種類は非常に豊富。さらに羊毛フェルト専用の道具の取り扱いもあるため、羊毛フェルトを始めたいという人の強い味方になってくれます。
3-2手芸店
一般的な手芸店でも、羊毛を購入することは可能です。手芸店の場合、専門店ほどの品ぞろえはありませんが、一通りの製品が揃っているのが魅力。
また、羊毛の専門店は都市部にしかありませんが、手芸店なら比較的見つけやすいというメリットもあります。
3-3100円ショップ
羊毛フェルトの人気を受けて、最近では100円ショップの取り扱いも多くなっています。
もちろん、専門店や手芸店に比べると種類は少なく、材料にこだわりたいという方にはおすすめできませんが、何よりも低価格。
さらに、羊毛フェルトを始めるための最低限の道具を入手することも可能なので、まず羊毛フェルトをやってみたいという方にはおすすめです。
04初心者向けにおすすめの羊毛フェルトは?
様々な種類のある羊毛フェルト。では初心者はどのようなものを使えばよいのでしょうか。
4-1ロムニー
羊毛フェルトを始めたばかりの頃は、何度針を刺してもうまく羊毛がまとまらない、フェルト化しないということは珍しくありません。
どれだけ頑張っても作品ができないと、どうしても飽きてしまうもの。それを避けるためにも、初心者にはロムニーがおすすめです。
というのも、ロムニーはメリノなどと比べると比較的早くまとまり、羊毛フェルトの楽しさを実感することができます。
また、ニードルのあとも目立ちにくいため、初心者でも美しい作品を作ることができます。
4-2コリデール
羊毛フェルトを始めたばかりの人にとってはロムニーがおすすめですが、ロムニーは肌ざわりがごわごわしている、色が地味などのデメリットもあります。
もし肌ざわりのよい作品や、カラフルなものを作りたい場合には、コリデールを使うのがよいでしょう。
コリデールはロムニーと同じぐらいに扱いやすいのと同時に、色も美しいのが特徴。
実際に、作品を作るときにはすべてコリデールを使っているという人も少なくありません。
4-3羊毛フェルト以外のおすすめ
化学繊維というと、羊毛に比べて劣っているというイメージを持っている人も多いかもしれませんが、実は羊毛フェルトを行うときには、化学繊維もおすすめの素材です。
というのも、化学繊維の場合には羊毛よりも繊維が絡みやすくフェルト化しやすいという特徴があります。
早く繊維がまとまるので、初心者だけでなく、子どもにもおすすめ。特に子どもの場合、集中力がなくなってくると、ニードルで指を刺してしまってケガをすることがありますが、短時間でまとまる化学繊維であれば、その心配も少なくなります。また、化学繊維では、羊毛にはない色を出すこともできるため、アクセサリーなどにもおすすめです。
専門店ではなく、気軽に入手できるというのも化学繊維のメリットです。
05まとめ
羊毛やその他の繊維の特徴を知ることは、より自分好みの羊毛フェルトの作品作りに役立ちます。もし思うように作品ができないという場合には、羊毛選びにも気を付けてみてはいかがでしょうか。
この講座は!プロの監修を受けています!
講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
のあわん 先生
羊毛フェルト作家
趣味として始めた羊毛フェルトでしたが、その造形の楽しさに魅了され、各種コンクールに出品。
そこでの入賞を機に本格的に羊毛フェルト制作を行うようになりました。
イベント出展や...
宮崎千絵 先生
羊毛フェルト作家Fluffy smile
富山県出身・手芸歴30年超。
2013年より作家活動を開始、2019年「Fluffy smile」名義に変更し、現在に至る。
羊毛フェルト作品の制作・販売を経て、講師業、コ...
光るまど 先生
羊毛フェルト作家
学生の頃に羊毛フェルトと出会いました。
デザイナーとして働いていましたが、知人の依頼でペットの猫を作成し、作品として購入してもらえたことをきっかけに羊毛フェルト作家になりました。...
70,000人以上が受講申し込みしている諒設計アーキテクトラーニングの通信講座
あなたも早速受講して、資格を取得しましょう!
Copyright © 2021 RYO SEKKEI ARCHITECT LEARNING SCHOOL All rights reserved.
1-1定番の3つ
羊毛の中でも、定番と呼ばれているのが「メリノ」「ロムニー」「コリデール」の三種類です。
なかでも、もっとも一般的なのが「メリノ」。毛糸や衣類、毛布などの素材としても使用されているため、名前を聞いたことがあるという方も多いかもしれません。
「メリノ」の特徴は繊維が細くて柔らかいこと。さらに発色もよく、様々な色が販売されているため、滑らかな肌触りのものやカラフルなものを作りたい人には最適。
特にアクセサリーなど、色が重要な作品向きです。
ただし、非常に滑らかな毛質のため、ニードルを刺してもなかなか固まってくれないこともあり、仕上げに時間がかかる素材です。
一方、「メリノ」に比べると扱いやすいのが「ロムニー」です。
「ロムニー」はウールのカーペットなどにも使われる羊毛で、繊維が太く、固いというのが特徴。滑らかというよりも、素朴な印象を受けるのが「ロムニー」です。
また、色もどちらかというと地味なものが多いのも「ロムニー」の特徴。
その反面、毛が太く、ごわごわしているため、ニードルを刺すとすぐにまとまり、羊毛フェルト初心者には最適の素材。
強度もあるため、しっかりした作品を作るときにも向いています。
これら「メリノ」と「ロムニー」の特徴を兼ね備えているのが「コリドール」です。「コリドール」は、柔らかすぎず固すぎずという性質を持っているため、肌ざわりがよいと同時に扱いやすいという特徴があります。
1-2その他
この三種類以外にも「ランヴィエ」「アッシュフォード」「シャップシャー」など、羊毛には様々な種類があり、それぞれ繊維の固さや密度、弾力など特徴も異なります。
ただし、実際にはこれらの品種がきちんと区別されて販売が行われるのは専門店だけ。
他の場所では、羊毛にアンゴラやアルパカなどの羊以外の獣毛が混ざっていることも少なくありません。
羊毛の専門店では、それぞれの羊の品種で区別されて販売が行われていますが、手芸店などではすべて「ウール」とひとくくりにされることも多いため、もし好みの品種を購入したいという場合には注意が必要です。
また、羊毛だけでなく、ナイロンやアクリルなど、化学繊維が入っているものや、化学繊維だけで作られたフェルトも販売されています。
これらの化学繊維は、羊毛よりも繊維が絡みやすく、短い時間で毛がまとまってくれるため、初心者にはおすすめです。
02失敗しない羊毛フェルトの選び方
このように羊毛には様々な種類があるもの。では、作品作りに失敗しないためにはどのような点に注意すればよいのでしょうか。
2-1作品に適した羊毛フェルトを選ぶ
羊毛選びで大切なのは、作品に適した羊毛の種類を選ぶということです。
羊毛には色や触感など、品種によって大きな違いがあるもの。もし肌ざわりが大切な場合には「メリノ」を、強くてしっかりしたものなら「ロムニー」をというように、羊毛による特徴を知って、自分が作りたいものを選ぶことが重要です。
2-2まずは少量を購入し試してみる
ただし、どれだけ羊毛の特徴を知っていても、実際には使ってみなければ分からないということもあります。
すでに説明したように、羊毛は「ウール」とひとまとめにされてしまうこともあれば、同じ種類でもメーカーによって質感が異なることもあります。
もし心配な場合、まずは少量を購入、それで試してみるという方法がおすすめ。
小さな作品を作り、自分の感覚を通して羊毛の特徴を知ると、作品作りで失敗することを防ぐことができます。
03羊毛フェルトを購入できる場所は?
羊毛フェルトに欠かせない羊毛。では、もし購入しようとした場合には、どんなお店に行けばよいのでしょうか。
3-1専門店
豊富な品揃えの中から選びたいという場合、なんといってもおすすめなのは羊毛の専門店です。羊毛の専門店自体の数は多くはありませんが、扱っている羊毛の種類は非常に豊富。さらに羊毛フェルト専用の道具の取り扱いもあるため、羊毛フェルトを始めたいという人の強い味方になってくれます。
3-2手芸店
一般的な手芸店でも、羊毛を購入することは可能です。手芸店の場合、専門店ほどの品ぞろえはありませんが、一通りの製品が揃っているのが魅力。
また、羊毛の専門店は都市部にしかありませんが、手芸店なら比較的見つけやすいというメリットもあります。
3-3100円ショップ
羊毛フェルトの人気を受けて、最近では100円ショップの取り扱いも多くなっています。
もちろん、専門店や手芸店に比べると種類は少なく、材料にこだわりたいという方にはおすすめできませんが、何よりも低価格。
さらに、羊毛フェルトを始めるための最低限の道具を入手することも可能なので、まず羊毛フェルトをやってみたいという方にはおすすめです。
04初心者向けにおすすめの羊毛フェルトは?
様々な種類のある羊毛フェルト。では初心者はどのようなものを使えばよいのでしょうか。
4-1ロムニー
羊毛フェルトを始めたばかりの頃は、何度針を刺してもうまく羊毛がまとまらない、フェルト化しないということは珍しくありません。
どれだけ頑張っても作品ができないと、どうしても飽きてしまうもの。それを避けるためにも、初心者にはロムニーがおすすめです。
というのも、ロムニーはメリノなどと比べると比較的早くまとまり、羊毛フェルトの楽しさを実感することができます。
また、ニードルのあとも目立ちにくいため、初心者でも美しい作品を作ることができます。
4-2コリデール
羊毛フェルトを始めたばかりの人にとってはロムニーがおすすめですが、ロムニーは肌ざわりがごわごわしている、色が地味などのデメリットもあります。
もし肌ざわりのよい作品や、カラフルなものを作りたい場合には、コリデールを使うのがよいでしょう。
コリデールはロムニーと同じぐらいに扱いやすいのと同時に、色も美しいのが特徴。
実際に、作品を作るときにはすべてコリデールを使っているという人も少なくありません。
4-3羊毛フェルト以外のおすすめ
化学繊維というと、羊毛に比べて劣っているというイメージを持っている人も多いかもしれませんが、実は羊毛フェルトを行うときには、化学繊維もおすすめの素材です。
というのも、化学繊維の場合には羊毛よりも繊維が絡みやすくフェルト化しやすいという特徴があります。
早く繊維がまとまるので、初心者だけでなく、子どもにもおすすめ。特に子どもの場合、集中力がなくなってくると、ニードルで指を刺してしまってケガをすることがありますが、短時間でまとまる化学繊維であれば、その心配も少なくなります。また、化学繊維では、羊毛にはない色を出すこともできるため、アクセサリーなどにもおすすめです。
専門店ではなく、気軽に入手できるというのも化学繊維のメリットです。
05まとめ
羊毛やその他の繊維の特徴を知ることは、より自分好みの羊毛フェルトの作品作りに役立ちます。もし思うように作品ができないという場合には、羊毛選びにも気を付けてみてはいかがでしょうか。
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のあわん 先生
羊毛フェルト作家
趣味として始めた羊毛フェルトでしたが、その造形の楽しさに魅了され、各種コンクールに出品。
そこでの入賞を機に本格的に羊毛フェルト制作を行うようになりました。
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宮崎千絵 先生
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富山県出身・手芸歴30年超。
2013年より作家活動を開始、2019年「Fluffy smile」名義に変更し、現在に至る。
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羊毛フェルト作家
学生の頃に羊毛フェルトと出会いました。
デザイナーとして働いていましたが、知人の依頼でペットの猫を作成し、作品として購入してもらえたことをきっかけに羊毛フェルト作家になりました。...
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2-1作品に適した羊毛フェルトを選ぶ
羊毛選びで大切なのは、作品に適した羊毛の種類を選ぶということです。
羊毛には色や触感など、品種によって大きな違いがあるもの。もし肌ざわりが大切な場合には「メリノ」を、強くてしっかりしたものなら「ロムニー」をというように、羊毛による特徴を知って、自分が作りたいものを選ぶことが重要です。
2-2まずは少量を購入し試してみる
ただし、どれだけ羊毛の特徴を知っていても、実際には使ってみなければ分からないということもあります。
すでに説明したように、羊毛は「ウール」とひとまとめにされてしまうこともあれば、同じ種類でもメーカーによって質感が異なることもあります。
もし心配な場合、まずは少量を購入、それで試してみるという方法がおすすめ。
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羊毛フェルトに欠かせない羊毛。では、もし購入しようとした場合には、どんなお店に行けばよいのでしょうか。
3-1専門店
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3-2手芸店
一般的な手芸店でも、羊毛を購入することは可能です。手芸店の場合、専門店ほどの品ぞろえはありませんが、一通りの製品が揃っているのが魅力。
また、羊毛の専門店は都市部にしかありませんが、手芸店なら比較的見つけやすいというメリットもあります。
3-3100円ショップ
羊毛フェルトの人気を受けて、最近では100円ショップの取り扱いも多くなっています。
もちろん、専門店や手芸店に比べると種類は少なく、材料にこだわりたいという方にはおすすめできませんが、何よりも低価格。
さらに、羊毛フェルトを始めるための最低限の道具を入手することも可能なので、まず羊毛フェルトをやってみたいという方にはおすすめです。
04初心者向けにおすすめの羊毛フェルトは?
様々な種類のある羊毛フェルト。では初心者はどのようなものを使えばよいのでしょうか。
4-1ロムニー
羊毛フェルトを始めたばかりの頃は、何度針を刺してもうまく羊毛がまとまらない、フェルト化しないということは珍しくありません。
どれだけ頑張っても作品ができないと、どうしても飽きてしまうもの。それを避けるためにも、初心者にはロムニーがおすすめです。
というのも、ロムニーはメリノなどと比べると比較的早くまとまり、羊毛フェルトの楽しさを実感することができます。
また、ニードルのあとも目立ちにくいため、初心者でも美しい作品を作ることができます。
4-2コリデール
羊毛フェルトを始めたばかりの人にとってはロムニーがおすすめですが、ロムニーは肌ざわりがごわごわしている、色が地味などのデメリットもあります。
もし肌ざわりのよい作品や、カラフルなものを作りたい場合には、コリデールを使うのがよいでしょう。
コリデールはロムニーと同じぐらいに扱いやすいのと同時に、色も美しいのが特徴。
実際に、作品を作るときにはすべてコリデールを使っているという人も少なくありません。
4-3羊毛フェルト以外のおすすめ
化学繊維というと、羊毛に比べて劣っているというイメージを持っている人も多いかもしれませんが、実は羊毛フェルトを行うときには、化学繊維もおすすめの素材です。
というのも、化学繊維の場合には羊毛よりも繊維が絡みやすくフェルト化しやすいという特徴があります。
早く繊維がまとまるので、初心者だけでなく、子どもにもおすすめ。特に子どもの場合、集中力がなくなってくると、ニードルで指を刺してしまってケガをすることがありますが、短時間でまとまる化学繊維であれば、その心配も少なくなります。また、化学繊維では、羊毛にはない色を出すこともできるため、アクセサリーなどにもおすすめです。
専門店ではなく、気軽に入手できるというのも化学繊維のメリットです。
05まとめ
羊毛やその他の繊維の特徴を知ることは、より自分好みの羊毛フェルトの作品作りに役立ちます。もし思うように作品ができないという場合には、羊毛選びにも気を付けてみてはいかがでしょうか。
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羊毛フェルト作家
趣味として始めた羊毛フェルトでしたが、その造形の楽しさに魅了され、各種コンクールに出品。
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学生の頃に羊毛フェルトと出会いました。
デザイナーとして働いていましたが、知人の依頼でペットの猫を作成し、作品として購入してもらえたことをきっかけに羊毛フェルト作家になりました。...
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3-1専門店
豊富な品揃えの中から選びたいという場合、なんといってもおすすめなのは羊毛の専門店です。羊毛の専門店自体の数は多くはありませんが、扱っている羊毛の種類は非常に豊富。さらに羊毛フェルト専用の道具の取り扱いもあるため、羊毛フェルトを始めたいという人の強い味方になってくれます。
3-2手芸店
一般的な手芸店でも、羊毛を購入することは可能です。手芸店の場合、専門店ほどの品ぞろえはありませんが、一通りの製品が揃っているのが魅力。
また、羊毛の専門店は都市部にしかありませんが、手芸店なら比較的見つけやすいというメリットもあります。
3-3100円ショップ
羊毛フェルトの人気を受けて、最近では100円ショップの取り扱いも多くなっています。
もちろん、専門店や手芸店に比べると種類は少なく、材料にこだわりたいという方にはおすすめできませんが、何よりも低価格。
さらに、羊毛フェルトを始めるための最低限の道具を入手することも可能なので、まず羊毛フェルトをやってみたいという方にはおすすめです。
04初心者向けにおすすめの羊毛フェルトは?
様々な種類のある羊毛フェルト。では初心者はどのようなものを使えばよいのでしょうか。
4-1ロムニー
羊毛フェルトを始めたばかりの頃は、何度針を刺してもうまく羊毛がまとまらない、フェルト化しないということは珍しくありません。
どれだけ頑張っても作品ができないと、どうしても飽きてしまうもの。それを避けるためにも、初心者にはロムニーがおすすめです。
というのも、ロムニーはメリノなどと比べると比較的早くまとまり、羊毛フェルトの楽しさを実感することができます。
また、ニードルのあとも目立ちにくいため、初心者でも美しい作品を作ることができます。
4-2コリデール
羊毛フェルトを始めたばかりの人にとってはロムニーがおすすめですが、ロムニーは肌ざわりがごわごわしている、色が地味などのデメリットもあります。
もし肌ざわりのよい作品や、カラフルなものを作りたい場合には、コリデールを使うのがよいでしょう。
コリデールはロムニーと同じぐらいに扱いやすいのと同時に、色も美しいのが特徴。
実際に、作品を作るときにはすべてコリデールを使っているという人も少なくありません。
4-3羊毛フェルト以外のおすすめ
化学繊維というと、羊毛に比べて劣っているというイメージを持っている人も多いかもしれませんが、実は羊毛フェルトを行うときには、化学繊維もおすすめの素材です。
というのも、化学繊維の場合には羊毛よりも繊維が絡みやすくフェルト化しやすいという特徴があります。
早く繊維がまとまるので、初心者だけでなく、子どもにもおすすめ。特に子どもの場合、集中力がなくなってくると、ニードルで指を刺してしまってケガをすることがありますが、短時間でまとまる化学繊維であれば、その心配も少なくなります。また、化学繊維では、羊毛にはない色を出すこともできるため、アクセサリーなどにもおすすめです。
専門店ではなく、気軽に入手できるというのも化学繊維のメリットです。
05まとめ
羊毛やその他の繊維の特徴を知ることは、より自分好みの羊毛フェルトの作品作りに役立ちます。もし思うように作品ができないという場合には、羊毛選びにも気を付けてみてはいかがでしょうか。
この講座は!プロの監修を受けています!
講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
のあわん 先生
羊毛フェルト作家
趣味として始めた羊毛フェルトでしたが、その造形の楽しさに魅了され、各種コンクールに出品。
そこでの入賞を機に本格的に羊毛フェルト制作を行うようになりました。
イベント出展や...
宮崎千絵 先生
羊毛フェルト作家Fluffy smile
富山県出身・手芸歴30年超。
2013年より作家活動を開始、2019年「Fluffy smile」名義に変更し、現在に至る。
羊毛フェルト作品の制作・販売を経て、講師業、コ...
光るまど 先生
羊毛フェルト作家
学生の頃に羊毛フェルトと出会いました。
デザイナーとして働いていましたが、知人の依頼でペットの猫を作成し、作品として購入してもらえたことをきっかけに羊毛フェルト作家になりました。...
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4-1ロムニー
羊毛フェルトを始めたばかりの頃は、何度針を刺してもうまく羊毛がまとまらない、フェルト化しないということは珍しくありません。
どれだけ頑張っても作品ができないと、どうしても飽きてしまうもの。それを避けるためにも、初心者にはロムニーがおすすめです。
というのも、ロムニーはメリノなどと比べると比較的早くまとまり、羊毛フェルトの楽しさを実感することができます。
また、ニードルのあとも目立ちにくいため、初心者でも美しい作品を作ることができます。
4-2コリデール
羊毛フェルトを始めたばかりの人にとってはロムニーがおすすめですが、ロムニーは肌ざわりがごわごわしている、色が地味などのデメリットもあります。
もし肌ざわりのよい作品や、カラフルなものを作りたい場合には、コリデールを使うのがよいでしょう。
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実際に、作品を作るときにはすべてコリデールを使っているという人も少なくありません。
4-3羊毛フェルト以外のおすすめ
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