ピラティスに必要な器具や道具とその役割とは?
ピラティスは、体幹を鍛え、心身のバランスを整えるために広く実践されています。
その効果を最大限に引き出すためには、適切な道具を使用することが重要です。
道具をうまく活用することで、筋力強化や柔軟性の向上、さらにはリハビリテーションにも効果を発揮します。
女性の中には「ピラティス」に興味を持っている方も多いかもしれません。しかし、始めてみたいと思ったとき、つい迷ってしまうのがどんなものを用意すればよいかということ。今回は、ピラティスを行うときに必要なものや、ピラティスで使われる器具などについてご紹介します。
- 目次
- 1. ピラティスで用いる道具の重要性とその役割
- 1-1. リハビリテーションにおけるピラティスの効果
- 1-2. 筋肉強化と柔軟性向上を助ける道具
- 1-3. ピラティスで必要な基本的な道具とは?
- 1-4. 最初に揃えるべきヨガマットの重要性
- 2. ピラティスで活躍する小型道具の種類
- 2-1. バランスボールの特徴と使用方法
- 2-2. チューブを使ったエクササイズの効果
- 2-3. ストレッチポールの利用で得られる効果
- 3. マシーンピラティスの世界
- 3-1. ピラティスにおける大型器具の種類と役割
- 3-2. マシーンピラティスとは
- 3-3. マシーンを使ったトレーニングのメリット
- 4. ピラティス道具の選び方と購入ガイド
- 4-1. 初心者におすすめの道具セット
- 4-2. 長期的に使える高品質な器具の選び方
- 4-3. コストパフォーマンスと品質のバランス
- 5. 自宅でピラティスを楽しむための道具と環境作り
- 5-1. 自宅で手軽に使えるピラティス器具
- 5-2. 快適なエクササイズ空間を作るためのヒント
- 5-3. 効率的な収納とスペースの活用方法
- 6. ピラティスのパフォーマンスを向上させる補助アイテム
- 6-1. フォームローラーで筋肉のリリースをサポート
- 6-2. フォームローラーの基本的な使用方法
- 6-3. フォームローラーを活用したエクササイズ
- 7. ピラティスの道具・器具
- 7-1. ストレッチ、筋肉強化のサポートをする
- 8. ピラティスに必要な道具
- 8-1. ヨガマット
- 8-2. マットは最初に用意したいもの
- 8-3. ヨガで使うマットより厚めのものを選ぶ。6mmが人気
- 9. ピラティスで使われる道具
- 9-1. バランスボール
- 9-2. ミニボール、チューブ
- 9-3. ストレッチポール
- 10. ピラティスに使われる器具
- 10-1. リフォーマー
- 10-2. フレックスバレル
- 10-3. ペディプル
- 11. まとめ
01ピラティスで用いる道具の重要性とその役割
この運動は、専用の道具や器具を用いることで、その効果を最大限に引き出せます。
特に、リハビリテーションや筋力強化、柔軟性の向上において、適切な道具を使用することは非常に重要です。
ここでは、ピラティスで用いられる道具の役割について詳しく見ていきましょう。
1-1リハビリテーションにおけるピラティスの効果
ピラティスは、リハビリテーションにおいても重要な役割を果たしています。
怪我や手術後の回復期に、適切なエクササイズを行うことで、筋肉のバランスを整え、体の機能を回復させられます。
特にピラティスは、筋力の低下を防ぎ、柔軟性を保つために有効です。
筋肉強化と柔軟性向上を助ける道具
リハビリテーションの一環として行われるピラティスでは、特定の道具を使うことで、筋肉強化と柔軟性向上を効果的にサポートできます。
例えば、バランスボールやストレッチポールは、体の特定の部位に焦点を当て、筋肉を効果的に鍛えるのに役立ちます。
また、チューブを使用することで、適度な抵抗を与えながら筋力トレーニングを行え、柔軟性も同時に高められます。
1-2ピラティスで必要な基本的な道具とは?
ピラティスを始めるにあたって、基本的な道具を揃えることは不可欠です。
これらの道具は、エクササイズの効果を高め、体に無理なくトレーニングを行うために必要です。
初心者から上級者まで、ピラティスを効果的に行うために何を揃えるべきかを考えることが大切です。
最初に揃えるべきヨガマットの重要性
ピラティスを行う際に、最も基本的で重要な道具の一つがヨガマットです。
ヨガマットは、体と床の間に適度なクッション性を提供し、エクササイズ中の衝撃を和らげる役割を果たします。
また、滑り止め効果もあり、安定した姿勢を保ちながら安全にトレーニングを行うためには欠かせません。
特に、床で行う動作が多いピラティスにおいては、快適なマットがトレーニングの質を大きく左右します。
初めてピラティスを始める際には、まずこのヨガマットを用意することをおすすめします。
02ピラティスで活躍する小型道具の種類
特に、小型の道具は持ち運びがしやすく、自宅やジムでのトレーニングを効果的にサポートします。
ここでは、ピラティスで広く使用されている小型道具について、その特徴と使用方法、そして得られる効果について詳しく解説します。
2-1バランスボールの特徴と使用方法
バランスボールは、ピラティスにおいて非常に人気のある道具の一つです。
この大きな弾力のあるボールは、バランス感覚を養い、体幹の筋力を鍛えるために使用されます。
柔軟性と筋力を同時に高められるため、初級者から上級者まで幅広いレベルのトレーニングに最適です。
バランスボールを使用することで、通常のピラティスでは得られない深層筋への刺激を与えられます。
例えば、座った状態でバランスを取りながら行う腹筋運動は、体幹の筋肉を効果的に鍛えられます。
また、バランスボールに身体を預けることで、腰や背中への負担を軽減しつつ、柔軟性を高めるストレッチも可能です。
2-2チューブを使ったエクササイズの効果
チューブ(エクササイズバンド)は、ピラティスにおいて非常に多用途に使用される道具です。
軽量で持ち運びが容易なため、自宅でのトレーニングや旅行先でも手軽にエクササイズができます。
チューブの主な目的は、筋力トレーニングと柔軟性向上であり、特に抵抗を利用して筋肉を強化できます。
チューブを使ったエクササイズでは、関節に過度な負荷をかけることなく、筋肉を効率的に鍛えられます。
特に、上半身や下半身のトレーニングに効果的で、抵抗の強さを調整することで、自分のレベルに合ったエクササイズが可能です。
例えば、肩や腕の筋肉を鍛えるためには、チューブを足で踏み、その両端を持って上方に引き上げる動作が効果的です。
また、下半身の筋力を高めるためには、チューブを脚に巻きつけてスクワットを行う方法があります。
2-3ストレッチポールの利用で得られる効果
ストレッチポールは、細長い円柱形の道具で、主に筋肉の緊張を緩和し、姿勢を改善するために使用されます。
この道具は、ピラティスだけでなく、リラクゼーションやストレッチ目的でも広く使用されています。
特に、背中や腰、肩の筋肉をほぐすのに効果的で、身体全体のバランスを整えられます。
ストレッチポールを使うことで、通常のストレッチでは届きにくい深層筋にアプローチすることが可能です。
例えば、背中の下にストレッチポールを置き、その上でゆっくりと転がることで、背骨周りの筋肉をほぐせます。
また、肩甲骨周りの柔軟性を高めるためには、ポールの上に横たわり、両腕を広げる動作が効果的です。
このように、ストレッチポールを活用することで、筋肉の緊張を和らげ、姿勢を改善することが可能になります。
03マシーンピラティスの世界
これらのマシーンは、体全体のバランスを整え、筋力を効率的に強化するために設計されています。
特に、大型のピラティス器具は、より深いトレーニングを可能にし、個々の体のニーズに合わせたエクササイズを行えます。
ピラティスで使用される代表的な大型器具の種類とその役割について詳しく見ていきましょう。
3-1ピラティスにおける大型器具の種類と役割
ピラティスで使用される大型器具は、特定の筋肉群をターゲットにし、正しいフォームと姿勢を維持しながらトレーニングを行うためのサポートを提供します。
これらの器具は、ピラティスの創始者であるジョセフ・ピラティスによって開発され、多くのバリエーションが存在します。
それぞれの器具は、異なる目的と効果を持っており、トレーニングの質を向上させるために不可欠です。
マシーンピラティスとは
マシーンピラティスとは、専用の器具を使用して行うピラティスのトレーニング方法のことです。
代表的なマシーンには、リフォーマー、キャデラック、チェア、バレルなどがあります。
これらの器具は、バネやプーリーシステムを利用して、筋肉に適度な負荷をかけることで、効果的なエクササイズを行えます。
リフォーマーは、最も一般的なピラティス器具であり、可動式のプラットフォームを用いて、全身の筋肉を鍛えられます。
キャデラックは、吊り下げ式のバーやストラップを使用し、さまざまなストレッチや筋力トレーニングが可能です。
チェアやバレルは、特定の筋肉群に集中したトレーニングを行うための器具であり、特に体幹の強化に役立ちます。
3-2マシーンを使ったトレーニングのメリット
マシーンピラティスを行うことで得られるメリットは多岐にわたります。
これらの器具を使用することで、エクササイズの難易度を調整し、個々の体力レベルやニーズに合わせたトレーニングが可能です。
また、マシーンを使用することで、正しいフォームを維持しやすくなり、トレーニングの効果を最大化できます。
マシーンを使ったトレーニングでは、体全体のバランスを強化し、筋肉の協調性を向上させられます。
特に、体幹の安定性を高めるためのエクササイズが豊富であり、姿勢の改善や腰痛の予防にも効果的です。
また、バネやプーリーの抵抗を利用することで、関節に無理なく筋肉を鍛えられるため、リハビリテーションにも適しています。
これにより、ピラティス初心者から上級者まで、幅広い層が安全かつ効果的にトレーニングを行うことが可能です。
マシーンピラティスは、体の柔軟性を高め、筋力を強化し、バランス感覚を養うための最適なトレーニング方法です。
これらの器具を上手に活用することで、ピラティスの効果をさらに引き出せます。
04ピラティス道具の選び方と購入ガイド
初心者であっても、長く続けるためには高品質な道具を揃えることが重要です。
しかし、どの道具を選ぶべきか、また予算に応じてどのように購入するかは、多くの人にとって悩ましい問題です。
ここでは、初心者に適した道具のセットから、長期的に使える高品質な器具の選び方まで、詳しく解説します。
4-1初心者におすすめの道具セット
ピラティスを始める初心者にとって、必要最低限の道具を揃えることからスタートするのが一般的です。
初期投資を抑えつつ、効果的にトレーニングを行うためには、どのような道具が必要かを知っておくことが大切になります。
まず、最も基本的で必須のアイテムはヨガマットです。
ピラティスでは多くの動作が床で行われるため、クッション性のあるマットは体への負担を軽減し、安全にエクササイズを行うために不可欠です。
滑りにくい素材を選ぶことで、安定したポジションを保ちやすくなります。
次に、ピラティスボールや、エクササイズバンド(チューブ)もおすすめです。
上記の2つは比較的安価で、初心者でも簡単に取り入れられるアイテムです。
これらの道具を揃えることで、初心者でも本格的なピラティストレーニングを自宅で手軽に始められます。
4-2長期的に使える高品質な器具の選び方
ピラティスを継続的に行うことを考えると、初期の道具セットに加えて、長期的に使用できる高品質な器具を選ぶことが重要です。
安価な道具でもピラティスは可能ですが、耐久性や効果を考慮すると、品質の高い製品に投資することが将来的にはコストパフォーマンスの良い選択となります。
コストパフォーマンスと品質のバランス
高品質な道具を選ぶ際には、コストパフォーマンスと品質のバランスを考慮することが必要です。
例えば、ヨガマット一つをとっても、材質や厚さによって価格が大きく異なります。
耐久性の高い素材を選ぶことで、長期間にわたって使用できるため、結果的に買い替えの頻度が減り、コストを抑えられます。
また、ピラティスマシーンや器具についても同様です。
初期費用が高く感じられるかもしれませんが、信頼性の高いブランドや、専門家からの推奨がある製品を選ぶことで、安全かつ効果的なトレーニングが長く続けられるでしょう。
特にリフォーマーやキャデラックなどの大型器具は、一度購入すると長期間にわたって使用できるため、初期投資としての価値があります。
さらに、道具選びでは、メーカーの保証やアフターサービスも重要なポイントです。
万が一、器具に不具合が生じた際に、迅速に対応してもらえるかどうかを確認することも、安心して長く使うために大切です。
このように、ピラティス道具の選び方では、初期費用だけでなく、長期的な使用を見据えた選択をすることがポイントになります。
05自宅でピラティスを楽しむための道具と環境作り
限られたスペースや予算の中で、効果的にトレーニングを行うためには、道具と環境のバランスが重要です。
ここでは、自宅でピラティスを最大限に楽しむための道具と環境作りのコツについて詳しく解説します。
5-1自宅で手軽に使えるピラティス器具
自宅でのピラティスを効果的に行うためには、適切な器具を選ぶことが大切です。
特に、場所を取らず、手軽に使用できる器具は、限られたスペースでのトレーニングに最適です。
ヨガマットは、ピラティスにおいて基本中の基本となる道具です。
自宅のフローリングやカーペットの上に敷くことで、クッション性を確保し、体にかかる負担を軽減します。
滑りにくいマットを選ぶことで、動作中の安定性も向上します。
次におすすめなのがエクササイズバンド(チューブ)です。
この軽量かつコンパクトな器具は、筋力トレーニングやストレッチに最適で、特に体幹の強化に効果的です。
バンドの強度は様々なレベルがあるため、自分の体力に合わせて選べるのも魅力です。
また、ピラティスボールも自宅でのトレーニングに役立ちます。
このボールを使ったエクササイズは、バランス感覚を養い、コアマッスルの強化をサポートします。
バランスボールは、空気を抜いて収納できるため、場所を取らず便利です。
これらの器具を揃えることで、自宅でも効果的かつ多様なピラティスエクササイズを楽しめます。
5-2快適なエクササイズ空間を作るためのヒント
自宅でのピラティスを続けるためには、快適なエクササイズ空間を整えることが重要です。
環境が整っていれば、モチベーションを保ちながらトレーニングを続けられます。
ここでは、快適な空間を作るためのヒントを紹介します。
効率的な収納とスペースの活用方法
限られたスペースでトレーニングを行う場合、効率的な収納とスペースの活用が鍵となります。
まず、ピラティスの器具は、使用後に簡単に収納できるように工夫しましょう。
例えば、ヨガマットは壁に掛けるフックを使って収納したり、エクササイズバンドや小型のピラティスボールは、バスケットや収納ボックスにまとめて保管したりすると良いでしょう。
また、トレーニングを行うスペースを確保するためには、家具の配置を見直すことも効果的です。
例えば、リビングルームの一角をエクササイズエリアとして確保するために、家具を壁際に寄せる、もしくは使用しない家具を一時的に別の部屋に移動させるといった工夫が考えられます。
さらに、視覚的な快適さを保つために、明るい色のカーテンやインテリアを選ぶと、空間が広く感じられるため、トレーニング時の集中力を高めることが可能です。
鏡を設置することで、フォームを確認しながらエクササイズができるだけでなく、空間が広く見える効果もあります。
これらの工夫を取り入れることで、自宅でのピラティスがより楽しく、快適に続けられる環境が整います。
効率的な収納とスペースの活用を意識しながら、自分に合ったエクササイズ空間を作り上げましょう。
06ピラティスのパフォーマンスを向上させる補助アイテム
しかし、ピラティスの効果をさらに引き出し、トレーニングの質を向上させるためには、補助アイテムを効果的に活用することが重要です。
これらのアイテムは、ピラティスの基本動作をサポートし、体全体の調整を助けるだけでなく、特定の筋肉や関節の可動域を広げるのにも役立ちます。
ピラティスのパフォーマンスを向上させるために使用できる補助アイテムについて詳しく見ていきましょう。
6-1フォームローラーで筋肉のリリースをサポート
フォームローラーは、ピラティスにおいて非常に有用な補助アイテムの一つです。
この円柱形の道具は、筋膜リリースやセルフマッサージに使用され、筋肉の緊張を和らげ、柔軟性を高める効果があります。
特に、トレーニング後のリカバリーや、ピラティスエクササイズの前に行うウォームアップとしての役割が注目されています。
フォームローラーを使用することで、筋肉に溜まった老廃物を効果的に排出し、血行を促進できます。
これにより、筋肉の回復を早め、次のトレーニングに向けて体を整えることが可能です。
また、フォームローラーを使った筋膜リリースは、筋肉の柔軟性を高めるだけでなく、可動域を広げる効果も期待できるため、ピラティスの動きをよりスムーズに行えます。
フォームローラーの基本的な使用方法
フォームローラーを効果的に使用するためには、正しい使い方を理解することが重要です。
基本的には、体重をかけながら筋肉に圧をかけて転がすことで、筋膜リリースを行います。
例えば、背中の緊張をほぐすためには、フォームローラーを背中の下に置き、両足を床に着けたまま体を上下に動かします。
この動作により、背骨周りの筋肉がリリースされ、緊張が和らぎます。
また、太ももやふくらはぎなどの下半身の筋肉に対しても、フォームローラーを使用することで、筋肉の硬さをほぐし、柔軟性を高めることが可能です。
フォームローラーを使う際には、痛みを感じるポイントで一時的に止まり、じっくりと圧をかけることが効果的です。
これにより、筋肉の深層部にアプローチし、より効果的に筋膜リリースが行えます。
フォームローラーを活用したエクササイズ
フォームローラーは、筋膜リリースだけでなく、エクササイズの一環としても活用できます。
例えば、コアトレーニングにフォームローラーを取り入れることで、バランス能力を向上させながら体幹を強化することが可能です。
具体的には、フォームローラーを背中や腰の下に置いて行うプランクや、ローラーの上に足を乗せて行うブリッジなどが効果的です。
これらのエクササイズは、フォームローラーの不安定な面を利用することで、通常のトレーニング以上に体幹を鍛えられます。
また、フォームローラーを使ったエクササイズは、筋肉に均等な負荷をかけられるため、バランスよく筋力をつけられる点もメリットです。
フォームローラーを使用することで、ピラティスの効果をさらに高め、柔軟性、筋力、バランスのすべてを向上させられます。
この補助アイテムを日常的に取り入れることで、より効率的で効果的なトレーニングを行えるでしょう。
01ピラティスの道具・器具
ピラティスに必要な道具や使われる器具を説明する前に、まずピラティスの基本についておさらいしておきましょう。
・ピラティスはリハビリ目的
そもそも、ピラティスとはどのような運動なのでしょうか。一般的にピラティスといえば、健康を維持したり、スタイルを整えたりといったイメージですが、実はピラティスのルーツはリハビリにあります。
第一次世界大戦中、捕虜を収容しておく施設の中で、ピラティスの考案者であるジョセフ・ピラティスがベッドのスプリングを利用して作った器具でエクササイズを行ったのがピラティスの始まりと言われています。
当時、収容施設の中には戦争で傷を負った兵士が多く収容されていたため、ベッドの上で無理なく行える簡単なエクササイズが求められていました。
看護士でもあったジョセフ・ピラティスは彼らのために手製の専用器具を使ったリハビリテーションを行い、それがのちにピラティスとして発展していきました。
1-1ストレッチ、筋肉強化のサポートをする
ピラティスの特徴は、ストレッチを行い、筋肉の強化をサポートすることができるという点です。
ピラティスでは専用の器具を使用しますが、これらの器具を使うことで、正しい動きをサポートし、筋肉の強化を助けてくれます。
また、通常のトレーニングで使用させるダンベルやバーベルでは、動きの自由度が高いため、どうしても正しい動きができなくなるだけでなく、筋肉への負荷のコントロールも難しく、リハビリテーションどころかかえってケガの原因になってしまうこともあります。
しかし、専用の器具を使うピラティスでは、そんな心配は不要。
そのため、ピラティスは筋力が不足しがちな女性や、あまり運動の習慣がない方にも最適のエクササイズだと言われています。
02ピラティスに必要な道具
それでは、実際にピラティスを始めたいと思ったときには、どのような道具が必要なのでしょうか。
2-1ヨガマット
ピラティスでは様々な専用器具が用いられますが、中でももっとも重要なのがヨガマットです。
マットはピラティスを始めるときには必須のアイテム。そのため、ピラティスを始めるときには、まずヨガマットを用意する必要があります。
2-2マットは最初に用意したいもの
それでは、なぜピラティスを始めるときにはヨガマットが必要なのでしょうか。
ピラティスを始めるときにマットが必要だというと、なくても始められるのではと考える方も多いかもしれません。しかし、衝撃をやわらげてくれるマットの存在は以上に重要。
もしマットなしでピラティスを行うと、骨や筋肉、関節などに必要以上の負担をかけてしまい、ケガの原因となってしまいます。
特にピラティスは他のエクササイズとは異なり、切れ目なく身体を動かすもの。そのため、マットなしで行うと身体に衝撃が伝わりやすくなってしまうのです。
2-3ヨガで使うマットより厚めのものを選ぶ。6mmが人気
ピラティスを行うときに使うマットは、厚めのものがおすすめです。ヨガマットには様々な種類がありますが、なかでも6mm程度のものが人気です。薄めのものは、軽く扱いやすいため、持ち運びにも便利ですが、厚いものよりも衝撃を吸収する力が弱くなります。
特にまだピラティスに慣れていない初心者の場合には、どうしても痛みや衝撃を感じることもあります。
また、マットの大きな役割が足や手が滑るのを防ぐこと。もし足や手が滑ってしまうと、思わぬ事故の原因となることもあります。
そのため、マットを選ぶときにはしっかりと身体を支えてくれるものを選びましょう。
03ピラティスで使われる道具
ピラティスには様々な器具や道具が使われますが、それぞれの器具や道具には、身体を鍛える上での異なる目的があります。
3-1バランスボール
ピラティスで使われる道具の中で、もっともポピュラーなのがバランスボールです。
バランスボールとは、柔らかいプラスチックなどで出来た大きなボールで、家庭でも持っているという方も多いかもしれません。
このバランスボールは椅子の代わりに使うだけでも腹筋や背筋などの体幹が鍛えられる道具です。
バランスボールは安定が悪いため、身体を乗せているだけでも常に筋肉を動かし続ける必要があります。このとき、特に使われるのが大きな筋肉の奥にあるインナーマッスルと呼ばれる小さな筋肉。この筋肉を動かすことができるため、バランスボールは通常のトレーニングよりも筋肉を引き締める効果があると言われています。
3-2ミニボール、チューブ
ピラティスで使われるバランスボールの中には「ミニボール」「ピラティスボール」と呼ばれるものもあります。これは直径の小さなバランスボール。直径が小さくなるとさらに安定が悪くなるため、バランスを取るのが難しくなり、より高い筋肉への効果が期待できます。
また、ピラティスで使われることが多いのがゴム製のチューブ。
チューブはゴムの伸縮性によって筋肉を鍛えるための道具で、適度な負荷をかけることで、無理なく筋肉を強化することができます。
3-3ストレッチポール
ストレッチポールは特殊な樹脂を使用した円柱上の器具です。
ストレッチポールは、その上に身体を乗せてエクササイズを行うための道具で、ストレッチポールを使用することで、身体の奥にある関節や筋肉を緩め、骨格を整える効果があると言われています。
04ピラティスに使われる器具
実は一口にピラティスと言っても、様々な種類があります。その中で、独自の大型機械を使用するのが「マシーンピラティス」です。
マシーンピラティスは、大型のピラティス専用の機械を使用するもので、身体に掛ける負荷をコントロールすることで、運動に慣れていない人から上級者まで、その人に最適のエクササイズを行うことができます。
マシーンピラティスでは、様々な専用器具が用いられます。
4-1リフォーマー
リフォーマーは、リハビリベッドをピラティス用に改造した器具です。滑車と身体を乗せるためのシートが設けられていて、スプリングで負荷を調節しながらエクササイズを行います。
スプリングが身体の動きをサポートしてくれるため、身体が固い人や腰痛がある人など、通常のエクササイズが難しい人にも適しています。
また、ピラティスを始めて行う人や、運動経験がない人にとっても最適なマシーンです。
4-2フレックスバレル
フレックスバレルは一定の角度が付けられたクッションのことです。フレックスバレルはスパインコレクターをも言われ、使用することで通常では鍛えることの出来ない身体の奥のインナーマッスルや、動かすのが難しい背骨の動きをサポートしてくれます。
ストレッチのサポートとしても用いられる人気の器具のひとつです。
4-3ペディプル
ペディプルは立ったままエクササイズを行うことができるスタンド状の器具です。ボードに建てられたポールに背骨を合わせてエクササイズを行うことで、背骨全体だけでなく、脊柱のひとつひとつを意識してエクササイズを行うことができます。
07まとめ
ピラティスは、適切な道具を活用することで、その効果を最大限に引き出せるエクササイズです。
ヨガマットやエクササイズバンド、バランスボールなどの基本的な道具は、筋力強化や柔軟性の向上に不可欠です。
また、道具を選ぶ際には、長期的な使用を見据えた品質やコストパフォーマンスを考慮することが大切です。
自宅でピラティスを楽しむために、道具と環境を整え、効果的なトレーニングを続けていきましょう。
この講座は!プロの監修を受けています!
講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
滝本さやか 先生
ピラティスインストラクター
1981年生まれ。京都出身、福岡在住。金融業界での営業職、音楽業界でのエレクトーンインストラクターを経て、激務の果てに人生初の入院経験をした事を契機として、心身の健康を根本から作ることの大切さを知りピラティスインストラクターの世界へ。
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・ピラティスはリハビリ目的
そもそも、ピラティスとはどのような運動なのでしょうか。一般的にピラティスといえば、健康を維持したり、スタイルを整えたりといったイメージですが、実はピラティスのルーツはリハビリにあります。
第一次世界大戦中、捕虜を収容しておく施設の中で、ピラティスの考案者であるジョセフ・ピラティスがベッドのスプリングを利用して作った器具でエクササイズを行ったのがピラティスの始まりと言われています。
当時、収容施設の中には戦争で傷を負った兵士が多く収容されていたため、ベッドの上で無理なく行える簡単なエクササイズが求められていました。
看護士でもあったジョセフ・ピラティスは彼らのために手製の専用器具を使ったリハビリテーションを行い、それがのちにピラティスとして発展していきました。
1-1ストレッチ、筋肉強化のサポートをする
ピラティスの特徴は、ストレッチを行い、筋肉の強化をサポートすることができるという点です。
ピラティスでは専用の器具を使用しますが、これらの器具を使うことで、正しい動きをサポートし、筋肉の強化を助けてくれます。
また、通常のトレーニングで使用させるダンベルやバーベルでは、動きの自由度が高いため、どうしても正しい動きができなくなるだけでなく、筋肉への負荷のコントロールも難しく、リハビリテーションどころかかえってケガの原因になってしまうこともあります。
しかし、専用の器具を使うピラティスでは、そんな心配は不要。
そのため、ピラティスは筋力が不足しがちな女性や、あまり運動の習慣がない方にも最適のエクササイズだと言われています。
02ピラティスに必要な道具
それでは、実際にピラティスを始めたいと思ったときには、どのような道具が必要なのでしょうか。
2-1ヨガマット
ピラティスでは様々な専用器具が用いられますが、中でももっとも重要なのがヨガマットです。
マットはピラティスを始めるときには必須のアイテム。そのため、ピラティスを始めるときには、まずヨガマットを用意する必要があります。
2-2マットは最初に用意したいもの
それでは、なぜピラティスを始めるときにはヨガマットが必要なのでしょうか。
ピラティスを始めるときにマットが必要だというと、なくても始められるのではと考える方も多いかもしれません。しかし、衝撃をやわらげてくれるマットの存在は以上に重要。
もしマットなしでピラティスを行うと、骨や筋肉、関節などに必要以上の負担をかけてしまい、ケガの原因となってしまいます。
特にピラティスは他のエクササイズとは異なり、切れ目なく身体を動かすもの。そのため、マットなしで行うと身体に衝撃が伝わりやすくなってしまうのです。
2-3ヨガで使うマットより厚めのものを選ぶ。6mmが人気
ピラティスを行うときに使うマットは、厚めのものがおすすめです。ヨガマットには様々な種類がありますが、なかでも6mm程度のものが人気です。薄めのものは、軽く扱いやすいため、持ち運びにも便利ですが、厚いものよりも衝撃を吸収する力が弱くなります。
特にまだピラティスに慣れていない初心者の場合には、どうしても痛みや衝撃を感じることもあります。
また、マットの大きな役割が足や手が滑るのを防ぐこと。もし足や手が滑ってしまうと、思わぬ事故の原因となることもあります。
そのため、マットを選ぶときにはしっかりと身体を支えてくれるものを選びましょう。
03ピラティスで使われる道具
ピラティスには様々な器具や道具が使われますが、それぞれの器具や道具には、身体を鍛える上での異なる目的があります。
3-1バランスボール
ピラティスで使われる道具の中で、もっともポピュラーなのがバランスボールです。
バランスボールとは、柔らかいプラスチックなどで出来た大きなボールで、家庭でも持っているという方も多いかもしれません。
このバランスボールは椅子の代わりに使うだけでも腹筋や背筋などの体幹が鍛えられる道具です。
バランスボールは安定が悪いため、身体を乗せているだけでも常に筋肉を動かし続ける必要があります。このとき、特に使われるのが大きな筋肉の奥にあるインナーマッスルと呼ばれる小さな筋肉。この筋肉を動かすことができるため、バランスボールは通常のトレーニングよりも筋肉を引き締める効果があると言われています。
3-2ミニボール、チューブ
ピラティスで使われるバランスボールの中には「ミニボール」「ピラティスボール」と呼ばれるものもあります。これは直径の小さなバランスボール。直径が小さくなるとさらに安定が悪くなるため、バランスを取るのが難しくなり、より高い筋肉への効果が期待できます。
また、ピラティスで使われることが多いのがゴム製のチューブ。
チューブはゴムの伸縮性によって筋肉を鍛えるための道具で、適度な負荷をかけることで、無理なく筋肉を強化することができます。
3-3ストレッチポール
ストレッチポールは特殊な樹脂を使用した円柱上の器具です。
ストレッチポールは、その上に身体を乗せてエクササイズを行うための道具で、ストレッチポールを使用することで、身体の奥にある関節や筋肉を緩め、骨格を整える効果があると言われています。
04ピラティスに使われる器具
実は一口にピラティスと言っても、様々な種類があります。その中で、独自の大型機械を使用するのが「マシーンピラティス」です。
マシーンピラティスは、大型のピラティス専用の機械を使用するもので、身体に掛ける負荷をコントロールすることで、運動に慣れていない人から上級者まで、その人に最適のエクササイズを行うことができます。
マシーンピラティスでは、様々な専用器具が用いられます。
4-1リフォーマー
リフォーマーは、リハビリベッドをピラティス用に改造した器具です。滑車と身体を乗せるためのシートが設けられていて、スプリングで負荷を調節しながらエクササイズを行います。
スプリングが身体の動きをサポートしてくれるため、身体が固い人や腰痛がある人など、通常のエクササイズが難しい人にも適しています。
また、ピラティスを始めて行う人や、運動経験がない人にとっても最適なマシーンです。
4-2フレックスバレル
フレックスバレルは一定の角度が付けられたクッションのことです。フレックスバレルはスパインコレクターをも言われ、使用することで通常では鍛えることの出来ない身体の奥のインナーマッスルや、動かすのが難しい背骨の動きをサポートしてくれます。
ストレッチのサポートとしても用いられる人気の器具のひとつです。
4-3ペディプル
ペディプルは立ったままエクササイズを行うことができるスタンド状の器具です。ボードに建てられたポールに背骨を合わせてエクササイズを行うことで、背骨全体だけでなく、脊柱のひとつひとつを意識してエクササイズを行うことができます。
07まとめ
ピラティスは、適切な道具を活用することで、その効果を最大限に引き出せるエクササイズです。
ヨガマットやエクササイズバンド、バランスボールなどの基本的な道具は、筋力強化や柔軟性の向上に不可欠です。
また、道具を選ぶ際には、長期的な使用を見据えた品質やコストパフォーマンスを考慮することが大切です。
自宅でピラティスを楽しむために、道具と環境を整え、効果的なトレーニングを続けていきましょう。
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講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
滝本さやか 先生
ピラティスインストラクター
1981年生まれ。京都出身、福岡在住。金融業界での営業職、音楽業界でのエレクトーンインストラクターを経て、激務の果てに人生初の入院経験をした事を契機として、心身の健康を根本から作ることの大切さを知りピラティスインストラクターの世界へ。
80,000人以上が受講申し込みしている諒設計アーキテクトラーニングの通信講座
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2-1ヨガマット
ピラティスでは様々な専用器具が用いられますが、中でももっとも重要なのがヨガマットです。
マットはピラティスを始めるときには必須のアイテム。そのため、ピラティスを始めるときには、まずヨガマットを用意する必要があります。
2-2マットは最初に用意したいもの
それでは、なぜピラティスを始めるときにはヨガマットが必要なのでしょうか。
ピラティスを始めるときにマットが必要だというと、なくても始められるのではと考える方も多いかもしれません。しかし、衝撃をやわらげてくれるマットの存在は以上に重要。
もしマットなしでピラティスを行うと、骨や筋肉、関節などに必要以上の負担をかけてしまい、ケガの原因となってしまいます。
特にピラティスは他のエクササイズとは異なり、切れ目なく身体を動かすもの。そのため、マットなしで行うと身体に衝撃が伝わりやすくなってしまうのです。
2-3ヨガで使うマットより厚めのものを選ぶ。6mmが人気
ピラティスを行うときに使うマットは、厚めのものがおすすめです。ヨガマットには様々な種類がありますが、なかでも6mm程度のものが人気です。薄めのものは、軽く扱いやすいため、持ち運びにも便利ですが、厚いものよりも衝撃を吸収する力が弱くなります。
特にまだピラティスに慣れていない初心者の場合には、どうしても痛みや衝撃を感じることもあります。
また、マットの大きな役割が足や手が滑るのを防ぐこと。もし足や手が滑ってしまうと、思わぬ事故の原因となることもあります。
そのため、マットを選ぶときにはしっかりと身体を支えてくれるものを選びましょう。
03ピラティスで使われる道具
ピラティスには様々な器具や道具が使われますが、それぞれの器具や道具には、身体を鍛える上での異なる目的があります。
3-1バランスボール
ピラティスで使われる道具の中で、もっともポピュラーなのがバランスボールです。
バランスボールとは、柔らかいプラスチックなどで出来た大きなボールで、家庭でも持っているという方も多いかもしれません。
このバランスボールは椅子の代わりに使うだけでも腹筋や背筋などの体幹が鍛えられる道具です。
バランスボールは安定が悪いため、身体を乗せているだけでも常に筋肉を動かし続ける必要があります。このとき、特に使われるのが大きな筋肉の奥にあるインナーマッスルと呼ばれる小さな筋肉。この筋肉を動かすことができるため、バランスボールは通常のトレーニングよりも筋肉を引き締める効果があると言われています。
3-2ミニボール、チューブ
ピラティスで使われるバランスボールの中には「ミニボール」「ピラティスボール」と呼ばれるものもあります。これは直径の小さなバランスボール。直径が小さくなるとさらに安定が悪くなるため、バランスを取るのが難しくなり、より高い筋肉への効果が期待できます。
また、ピラティスで使われることが多いのがゴム製のチューブ。
チューブはゴムの伸縮性によって筋肉を鍛えるための道具で、適度な負荷をかけることで、無理なく筋肉を強化することができます。
3-3ストレッチポール
ストレッチポールは特殊な樹脂を使用した円柱上の器具です。
ストレッチポールは、その上に身体を乗せてエクササイズを行うための道具で、ストレッチポールを使用することで、身体の奥にある関節や筋肉を緩め、骨格を整える効果があると言われています。
04ピラティスに使われる器具
実は一口にピラティスと言っても、様々な種類があります。その中で、独自の大型機械を使用するのが「マシーンピラティス」です。
マシーンピラティスは、大型のピラティス専用の機械を使用するもので、身体に掛ける負荷をコントロールすることで、運動に慣れていない人から上級者まで、その人に最適のエクササイズを行うことができます。
マシーンピラティスでは、様々な専用器具が用いられます。
4-1リフォーマー
リフォーマーは、リハビリベッドをピラティス用に改造した器具です。滑車と身体を乗せるためのシートが設けられていて、スプリングで負荷を調節しながらエクササイズを行います。
スプリングが身体の動きをサポートしてくれるため、身体が固い人や腰痛がある人など、通常のエクササイズが難しい人にも適しています。
また、ピラティスを始めて行う人や、運動経験がない人にとっても最適なマシーンです。
4-2フレックスバレル
フレックスバレルは一定の角度が付けられたクッションのことです。フレックスバレルはスパインコレクターをも言われ、使用することで通常では鍛えることの出来ない身体の奥のインナーマッスルや、動かすのが難しい背骨の動きをサポートしてくれます。
ストレッチのサポートとしても用いられる人気の器具のひとつです。
4-3ペディプル
ペディプルは立ったままエクササイズを行うことができるスタンド状の器具です。ボードに建てられたポールに背骨を合わせてエクササイズを行うことで、背骨全体だけでなく、脊柱のひとつひとつを意識してエクササイズを行うことができます。
07まとめ
ピラティスは、適切な道具を活用することで、その効果を最大限に引き出せるエクササイズです。
ヨガマットやエクササイズバンド、バランスボールなどの基本的な道具は、筋力強化や柔軟性の向上に不可欠です。
また、道具を選ぶ際には、長期的な使用を見据えた品質やコストパフォーマンスを考慮することが大切です。
自宅でピラティスを楽しむために、道具と環境を整え、効果的なトレーニングを続けていきましょう。
この講座は!プロの監修を受けています!
講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
滝本さやか 先生
ピラティスインストラクター
1981年生まれ。京都出身、福岡在住。金融業界での営業職、音楽業界でのエレクトーンインストラクターを経て、激務の果てに人生初の入院経験をした事を契機として、心身の健康を根本から作ることの大切さを知りピラティスインストラクターの世界へ。
80,000人以上が受講申し込みしている諒設計アーキテクトラーニングの通信講座
あなたも早速受講して、資格を取得しましょう!
3-1バランスボール
ピラティスで使われる道具の中で、もっともポピュラーなのがバランスボールです。
バランスボールとは、柔らかいプラスチックなどで出来た大きなボールで、家庭でも持っているという方も多いかもしれません。
このバランスボールは椅子の代わりに使うだけでも腹筋や背筋などの体幹が鍛えられる道具です。
バランスボールは安定が悪いため、身体を乗せているだけでも常に筋肉を動かし続ける必要があります。このとき、特に使われるのが大きな筋肉の奥にあるインナーマッスルと呼ばれる小さな筋肉。この筋肉を動かすことができるため、バランスボールは通常のトレーニングよりも筋肉を引き締める効果があると言われています。
3-2ミニボール、チューブ
ピラティスで使われるバランスボールの中には「ミニボール」「ピラティスボール」と呼ばれるものもあります。これは直径の小さなバランスボール。直径が小さくなるとさらに安定が悪くなるため、バランスを取るのが難しくなり、より高い筋肉への効果が期待できます。
また、ピラティスで使われることが多いのがゴム製のチューブ。
チューブはゴムの伸縮性によって筋肉を鍛えるための道具で、適度な負荷をかけることで、無理なく筋肉を強化することができます。
3-3ストレッチポール
ストレッチポールは特殊な樹脂を使用した円柱上の器具です。
ストレッチポールは、その上に身体を乗せてエクササイズを行うための道具で、ストレッチポールを使用することで、身体の奥にある関節や筋肉を緩め、骨格を整える効果があると言われています。
04ピラティスに使われる器具
実は一口にピラティスと言っても、様々な種類があります。その中で、独自の大型機械を使用するのが「マシーンピラティス」です。
マシーンピラティスは、大型のピラティス専用の機械を使用するもので、身体に掛ける負荷をコントロールすることで、運動に慣れていない人から上級者まで、その人に最適のエクササイズを行うことができます。
マシーンピラティスでは、様々な専用器具が用いられます。
4-1リフォーマー
リフォーマーは、リハビリベッドをピラティス用に改造した器具です。滑車と身体を乗せるためのシートが設けられていて、スプリングで負荷を調節しながらエクササイズを行います。
スプリングが身体の動きをサポートしてくれるため、身体が固い人や腰痛がある人など、通常のエクササイズが難しい人にも適しています。
また、ピラティスを始めて行う人や、運動経験がない人にとっても最適なマシーンです。
4-2フレックスバレル
フレックスバレルは一定の角度が付けられたクッションのことです。フレックスバレルはスパインコレクターをも言われ、使用することで通常では鍛えることの出来ない身体の奥のインナーマッスルや、動かすのが難しい背骨の動きをサポートしてくれます。
ストレッチのサポートとしても用いられる人気の器具のひとつです。
4-3ペディプル
ペディプルは立ったままエクササイズを行うことができるスタンド状の器具です。ボードに建てられたポールに背骨を合わせてエクササイズを行うことで、背骨全体だけでなく、脊柱のひとつひとつを意識してエクササイズを行うことができます。
07まとめ
ピラティスは、適切な道具を活用することで、その効果を最大限に引き出せるエクササイズです。
ヨガマットやエクササイズバンド、バランスボールなどの基本的な道具は、筋力強化や柔軟性の向上に不可欠です。
また、道具を選ぶ際には、長期的な使用を見据えた品質やコストパフォーマンスを考慮することが大切です。
自宅でピラティスを楽しむために、道具と環境を整え、効果的なトレーニングを続けていきましょう。
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滝本さやか 先生
ピラティスインストラクター
1981年生まれ。京都出身、福岡在住。金融業界での営業職、音楽業界でのエレクトーンインストラクターを経て、激務の果てに人生初の入院経験をした事を契機として、心身の健康を根本から作ることの大切さを知りピラティスインストラクターの世界へ。
80,000人以上が受講申し込みしている諒設計アーキテクトラーニングの通信講座
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マシーンピラティスは、大型のピラティス専用の機械を使用するもので、身体に掛ける負荷をコントロールすることで、運動に慣れていない人から上級者まで、その人に最適のエクササイズを行うことができます。
マシーンピラティスでは、様々な専用器具が用いられます。
4-1リフォーマー
リフォーマーは、リハビリベッドをピラティス用に改造した器具です。滑車と身体を乗せるためのシートが設けられていて、スプリングで負荷を調節しながらエクササイズを行います。
スプリングが身体の動きをサポートしてくれるため、身体が固い人や腰痛がある人など、通常のエクササイズが難しい人にも適しています。
また、ピラティスを始めて行う人や、運動経験がない人にとっても最適なマシーンです。
4-2フレックスバレル
フレックスバレルは一定の角度が付けられたクッションのことです。フレックスバレルはスパインコレクターをも言われ、使用することで通常では鍛えることの出来ない身体の奥のインナーマッスルや、動かすのが難しい背骨の動きをサポートしてくれます。
ストレッチのサポートとしても用いられる人気の器具のひとつです。
4-3ペディプル
ペディプルは立ったままエクササイズを行うことができるスタンド状の器具です。ボードに建てられたポールに背骨を合わせてエクササイズを行うことで、背骨全体だけでなく、脊柱のひとつひとつを意識してエクササイズを行うことができます。
07まとめ
ヨガマットやエクササイズバンド、バランスボールなどの基本的な道具は、筋力強化や柔軟性の向上に不可欠です。
また、道具を選ぶ際には、長期的な使用を見据えた品質やコストパフォーマンスを考慮することが大切です。
自宅でピラティスを楽しむために、道具と環境を整え、効果的なトレーニングを続けていきましょう。