レジンのアクセサリー作りで必要な道具とは?便利になるアイテムも紹介!
レジンアクセサリーを作る際には、必要な道具を揃えることが成功の鍵となります。
レジン液やアクセサリーの土台、細かいパーツを扱うためのツールなど、道具選び一つで作品の仕上がりが大きく変わるのです。
自分好みのパーツを使うことでオリジナルのアクセサリー作りが楽しめるレジン。ハンドクラフトに興味がある方の中には、興味を持っている人も多いのではないでしょうか。では、実際にレジンを楽しむためには、どのような道具が必要なのでしょうか。今回はレジンに必要な道具についてご紹介します。
- 目次
- 1. レジンアクセサリー作りに必要な基本アイテム
- 1-1. 作業を支える基本ツール
- 1-2. レジン液の選び方と使い方
- 1-3. アクセサリーの土台選びのポイント
- 1-4. モチーフの種類と選定基準
- 1-5. 作業を楽にするピンセットの使い方
- 1-6. 精密作業に欠かせないやっとこ
- 1-7. 仕上げを美しくするためのやすりの役割
- 2. UVレジン作業に必須なアイテム
- 2-1. UVレジン作りに必要な道具とは?
- 2-2. UVライトの選び方と効率的な使い方
- 2-3. レジン作品を仕上げる拭き取り液の使い方
- 3. エポキシレジンに必要なツールセット
- 3-1. 正確な計量と混合をサポートする道具
- 3-2. ポリカップを使ったレジン液の効率的な混合方法
- 3-3. 計量機の選び方と精度の重要性
- 3-4. 撹拌棒でムラなく仕上げるコツ
- 4. レジン作りをさらに便利にするアイテム
- 4-1. 便利アイテムで作業をスムーズに
- 4-2. 平筆を使った滑らかなレジン表面の仕上げ方法
- 4-3. シリコンマットで作業を安心に進める工夫
- 4-4. マスキングテープで作品を固定するテクニック
- 5. レジンアクセサリー制作を成功に導くコツ
- 5-1. 初心者でも失敗しないための準備と工夫
- 5-2. 道具のメンテナンスと長く使うためのポイント
- 5-3. 効率よく作業を進めるための作業環境作り
- 5-4. 作業中のトラブルを防ぐための基本的な予防策
- 6. レジンづくりに必要な基本道具
- 6-1. レジン液
- 6-2. レジン型、フレームパーツなどの土台
- 6-3. パールや押し花、ビジューなどのモチーフ
- 6-4. やっとこ
- 6-5. やすり
- 6-6. 作りたいものに必要なパーツ(ネックレスならチェーンなど)
- 7. UVレジンに必要な道具
- 7-1. UVレジンは紫外線で固まる
- 7-2. UVライト(あれば早く乾くがなくても固まる)
- 7-3. UVレジン液の拭き取り液
- 8. エポキシレジンに必要な道具
- 8-1. レジン液を混ぜるポリカップ
- 8-2. デジタルの計量機
- 8-3. 撹拌棒(割り箸など)
- 9. あると便利な道具
- 9-1. レジンをならす平筆
- 9-2. こぼしても安心なシリコンマット
- 9-3. 固定するマスキングテープ
- 10. まとめ
01レジンアクセサリー作りに必要な基本アイテム
1-1作業を支える基本ツール
レジンアクセサリー作りには、いくつかの基本ツールが欠かせません。 これらのツールは、作業をスムーズに進め、品質の高い作品を作るために必要です。 それぞれの道具の使い方や選び方を正しく理解することで、作業の効率と仕上がりを大幅に向上させられます。
レジン液の選び方と使い方
レジンアクセサリー作りにおいて、レジン液は作品の基盤となる最も重要な材料です。 主にUVレジン液とエポキシレジン液の2種類がありますが、それぞれの特性を理解して適切に使い分けることが大切です。 UVレジン液は、UVライトで硬化させるため短時間で仕上げられるのが魅力です。 一方、エポキシレジン液は自然硬化し、時間はかかるものの透明度が高く、耐久性に優れています。 用途に応じて、どちらを使用するか慎重に選びましょう。 また、使い方にも注意が必要です。 レジン液を扱う際は、気泡が入りにくいようにゆっくりと注ぎ、少量ずつ作業することがポイントです。 気泡が入ってしまった場合は、爪楊枝やエアポンプで取り除くと、より透明感のある仕上がりになります。
アクセサリーの土台選びのポイント
レジンアクセサリーのデザインを決める上で、土台選びは非常に重要です。 土台は作品の見た目を大きく左右するため、目的やデザインに応じて適切なものを選ぶことが成功の鍵です。 例えば、金属製のフレームは高級感を演出する一方で、シリコンモールドを使えば、自由な形状のアクセサリーを作ることが可能です。 また、土台の素材によってレジンの定着や耐久性にも影響が出るため、用途や使用シーンに応じて慎重に選びましょう。 さらに、土台のサイズや厚みも考慮する必要があります。 大きすぎる土台はレジン液がうまく定着せず、逆に小さすぎると細かい作業が難しくなることがあります。 自分の作りたいアクセサリーのイメージに合ったサイズを選ぶことが重要です。
モチーフの種類と選定基準
アクセサリーに個性を加えるためには、モチーフ選びがポイントです。 モチーフには、花や葉、貝殻、ラインストーン、ビーズなど、さまざまな種類があります。 どのモチーフを選ぶかによって、作品の雰囲気が大きく変わります。 例えば、ナチュラルなテイストを求める場合は、押し花や貝殻を使用し、きらびやかなデザインにしたい場合は、ラインストーンやビーズが最適です。 モチーフを選ぶ際には、レジン液との相性も考慮しましょう。 一部のモチーフはレジン液によって変色したり、うまく定着しなかったりすることがあります。 事前に試し作りを行い、レジンとの相性を確認してから使用するのが安全です。
作業を楽にするピンセットの使い方
レジンアクセサリー作りでは、細かいパーツやモチーフを正確に配置するために、ピンセットが非常に役立ちます。 特に小さなビーズや繊細な押し花を扱う際には、指ではなくピンセットを使用することで、正確な配置が可能になります。 ピンセットを選ぶ際には、先が細くて鋭いものを選ぶと細かい作業がしやすいです。 また、長時間使用する場合は、軽量で握りやすいものを選ぶと作業疲れを軽減できます。 ピンセットを使用する際には、力加減にも注意が必要です。 強く握りすぎるとパーツが飛び出してしまうことがあり、逆に弱すぎると正確に配置できません。 適切な力でモチーフをつまみ、レジン液の上にそっと置くことで、美しく仕上げることができます。
精密作業に欠かせないやっとこ
やっとこは、レジンアクセサリー作りにおいて金属パーツを扱う際に欠かせない道具です。 特に、ピアスやネックレスの金具を取り付ける際には、正確な力加減でしっかりと固定するためにやっとこが必要です。 やっとこの使い方をマスターすることで、金具の取り付けや調整がスムーズになり、アクセサリーの耐久性も向上します。 やっとこを選ぶ際には、握りやすさや重さも重要なポイントです。 軽量なやっとこは長時間の作業でも疲れにくく、正確な作業が可能です。 また、作業中に滑りにくいグリップ付きのものを選ぶと、より安全に作業を進められます。
仕上げを美しくするためのやすりの役割
レジンアクセサリーの仕上げを完璧にするためには、やすりで細かい部分を整える作業が必要です。 レジンが固まった後、表面に微細な凹凸やバリが残ることがあります。 これらを滑らかに仕上げるためには、やすりを使って表面を整えることが大切です。 やすりはレジン表面を滑らかにするだけでなく、作品全体の美しさや質感を向上させる役割を果たします。 適切なやすりを使うことで、プロフェッショナルな仕上がりを目指せるでしょう。 やすりの選び方も重要です。 細かい作業には、目の細かいやすりを選ぶと仕上がりがより滑らかになります。 逆に、大まかな形を整えたり、粗い表面を削ったりする際には、目の粗いやすりが適しています。 また、耐水性のやすりを使うことで、水を使いながら表面を整える「水研ぎ」が可能になり、より美しい仕上げが期待できます。 やすりを使う際のポイントは、力を入れすぎず、優しく削ることです。 力を入れすぎると、レジンが削れすぎてしまい、デザインが崩れる恐れがあります。 軽くやすりをかけ、少しずつ形を整えていくことで、より自然で美しい仕上がりを目指しましょう。 また、仕上げの段階では、さらに目の細かいやすりを使って表面を仕上げると、レジンの光沢が増し、プロのような作品に仕上がります。
01UVレジン作業に必須なアイテム
1-1UVレジン作りに必要な道具とは?
UVレジンを使ったアクセサリー作りには、特定の道具が不可欠です。 これらの道具が揃っていれば、作業をスムーズに進めるだけでなく、作品の仕上がりもプロのレベルに近づけることができます。 特に重要なアイテムであるUVライトと拭き取り液について、その選び方と効率的な使い方を解説していきます。
UVライトの選び方と効率的な使い方
UVレジン作業において、UVライトは最も重要な道具の一つです。 レジン液はUV光によって硬化するため、適切なUVライトを選ぶことで、短時間で美しく仕上げられます。 UVライトにはいくつかの種類があり、それぞれの特徴を理解して選ぶことが大切です。 UVライトを選ぶ際のポイントは、まず出力です。 出力が強ければ強いほど、レジン液は早く硬化しますが、過度な出力は作品の表面にシワができたり、内部が完全に硬化しなかったりするリスクもあります。 一般的には、9W〜36Wの出力を持つUVライトが推奨されます。 初心者の場合は、時間をかけてじっくり硬化できる9W程度のライトを選ぶと、安定した仕上がりが期待できます。 また、ライトの形状やサイズも重要です。 ハンディタイプの小型ライトは持ち運びが便利で、ピンポイントで硬化させたい部分に光を当てられます。 一方で、全体を一度に硬化させたい場合は、大型のドーム型ライトを使用すると効率的です。 特に、複数の作品を一度に作る場合は、大型ライトを使用することで作業効率が大幅に向上します。 効率的な使い方としては、レジン液を均一に硬化させるために、UVライトを適切な距離で一定時間照射することがポイントです。 近すぎると一部だけが硬化しすぎてしまい、遠すぎると硬化に時間がかかるため、10〜15センチ程度の距離を保ちながら硬化させましょう。 時間についても、通常のレジン液であれば、1〜2分の照射で表面が硬化し、5分程度で完全硬化します。 硬化が不十分な場合は、照射時間を延ばして調整しましょう。
レジン作品を仕上げる拭き取り液の使い方
レジン作品を仕上げる際に、表面がベタつくことがあります。 これは、完全に硬化していない薄い層が表面に残るためで、ベタつきを取り除かないと、完成後の作品が綺麗に見えないだけでなく、手に触れたときの感触も悪くなります。 このベタつきを取り除くために使われるのが、拭き取り液です。 拭き取り液は、レジンの表面を滑らかにし、透明感を際立たせる役割を果たします。 市販されている拭き取り液は、アルコールベースのものが多く、柔らかい布やコットンに含ませて表面を拭き取ります。 アルコールの蒸発により、レジンのベタつきを取り除き、クリアでツヤのある仕上がりを実現します。 拭き取り液を使用する際のポイントは、適切なタイミングで作業を行うことです。 レジンが完全に硬化してから拭き取りを行うと、表面が均一に滑らかになり、作品のクオリティが向上します。 早すぎる段階で拭き取ると、まだ硬化が十分でない部分に傷をつけてしまう可能性があるため、必ず十分に硬化させた後で作業を行うようにしましょう。 また、拭き取り液を使用する際は、柔らかい素材の布やコットンを使用することが大切です。 粗い布や強い力で拭き取ると、レジンの表面に細かい傷がついてしまい、完成後の作品に光の反射が均一でなくなることがあります。 拭き取り作業は、優しく、ゆっくりと行うことを心がけましょう。 さらに、拭き取り液の代わりに、一般的なアルコールを使用することも可能です。 ただし、純度の低いアルコールを使用すると、レジンが曇ってしまうことがあるため、必ず高純度のものを選びましょう。 また、拭き取り液には抗菌作用があるものもあり、作品の長期保存に役立つ場合がありますので、用途に応じて選ぶと良いでしょう。
01エポキシレジンに必要なツールセット
1-1正確な計量と混合をサポートする道具
エポキシレジン作業において、計量と混合は非常に重要なステップです。 この工程が不正確だと、硬化不良や気泡が発生し、作品の完成度が下がってしまいます。 ここからは、レジン液を正確に計量・混合するために必要なツールについて詳しく解説していきます。
ポリカップを使ったレジン液の効率的な混合方法
ポリカップは、エポキシレジン液を混合する際に欠かせないアイテムです。 この使い捨てのカップは、透明で目盛りが付いているため、レジンと硬化剤を正確に計量しながら混ぜられます。 また、ポリカップは軽量で取り扱いやすいため、作業の手間を省き、効率的にレジンを準備できます。 混合方法のポイントは、まずレジン液と硬化剤を正確な割合で計量し、ポリカップに注ぐことです。 エポキシレジンは、通常1:1や2:1の割合で混ぜる必要がありますが、この比率が少しでもズレると硬化不良を引き起こす可能性があります。 ポリカップに付いている目盛りを活用して、正確に計量することが重要です。 また、混合する際には、液体をカップの側面や底に残さないように、丁寧に撹拌することが大切です。 ポリカップは透明なため、底までしっかりと確認しながら混ぜられます。 混合が不十分だと、硬化の際にムラが生じやすく、作品の仕上がりに影響を与えることがあるため、少なくとも3〜5分程度、ゆっくりと均一になるまで混ぜましょう。
計量機の選び方と精度の重要性
エポキシレジン作業において、正確な計量は成功の鍵です。 レジンと硬化剤の比率を正確に守らなければ、硬化が不十分になったり、逆に硬化が早すぎて扱いづらくなったりすることがあります。 そこで、計量機を使うことで、精密な計量を行い、安定した結果を得られます。 計量機を選ぶ際のポイントは、まず精度です。 少量のレジンを扱うことが多い作業では、0.1g単位で計量できるデジタル計量機が最適です。 このような計量機は、微細な誤差を防ぎ、正確なレジンと硬化剤の比率を保つことができます。 また、計量機には「風袋引き」機能が付いているものを選ぶと便利です。 これにより、ポリカップの重さを無視して、実際のレジンの重さだけを正確に計量できます。 さらに、耐久性も考慮しましょう。 エポキシレジン作業は液体を扱うため、計量機が防水仕様であるか、少なくともレジン液がこぼれても簡単に拭き取れる素材でできているかを確認することが重要です。 また、作業台の上に設置しても安定して使用できる、滑り止めのついた計量機もおすすめです。
撹拌棒でムラなく仕上げるコツ
撹拌棒は、レジン液と硬化剤を混ぜる際に使用するツールで、混合の均一さを保つために欠かせません。 撹拌が不十分だと、硬化が均一に行われず、表面がムラになったり、気泡が残ったりする原因となります。 適切な撹拌方法を身につけることで、作品の完成度が格段に上がります。 まず、撹拌棒の選び方ですが、木製やシリコン製のものが一般的です。 木製の撹拌棒は手に馴染みやすく、軽量なため扱いやすい一方で、レジン液が染み込みやすいというデメリットがあります。 一方、シリコン製の撹拌棒は耐久性があり、繰り返し使えるため、長期的に見るとコストパフォーマンスが高いです。 また、シリコン製のものは液体が表面に残りにくく、レジンが乾燥して固まってしまっても簡単に剥がせるため、後片付けが楽です。 撹拌の際のポイントは、急いで混ぜるのではなく、ゆっくりと丁寧に行うことです。 急いで撹拌すると、気泡が大量に発生し、これが硬化後の作品に残ってしまうことがあります。 特に透明度の高い仕上がりを目指す場合は、できるだけ気泡を発生させないように、撹拌棒を使ってゆっくりと液体を混ぜることが重要です。 また、撹拌はカップの底や側面までしっかり行うことが大切です。 カップの中央だけを混ぜると、側面や底に残った硬化剤やレジン液が均一に混ざらず、硬化がムラになってしまうことがあります。 撹拌棒を使って、全体を均一に混ぜるように心がけましょう。
01レジン作りをさらに便利にするアイテム
1-1便利アイテムで作業をスムーズに
レジン作業を行う際、効率化と仕上がりを向上させるために、便利なアイテムがいくつかあります。 これらのアイテムは、作品の品質を上げるだけでなく、作業自体を楽にし、時間を節約する効果があります。 ここからは、平筆、シリコンマット、マスキングテープといった便利なアイテムを使ったテクニックについて詳しく解説していきます。
平筆を使った滑らかなレジン表面の仕上げ方法
平筆は、レジン作品の表面を滑らかに仕上げるために欠かせないアイテムです。 特に、透明感のある美しい仕上がりを目指す場合、レジン液を均等に広げるために平筆を使うと、表面にムラができにくく、プロのような質感を実現できます。 平筆を使用する際のポイントは、まずレジン液を適量とり、作品の表面に薄く均一に塗り広げることです。 塗布する際に、あまり力を入れすぎず、軽いタッチで表面をなでるようにしてレジンを広げるのがコツです。 これにより、気泡が入りにくくなり、滑らかな仕上がりが期待できます。 また、塗布の方向を一定にすることで、表面が整い、光沢が一層引き立ちます。 さらに、平筆は、細かい部分の仕上げにも役立ちます。 小さなアクセサリーやモチーフの細部にもレジンをきれいに行き渡らせることができ、仕上がりに一貫性を持たせることが可能です。 筆を使用する際は、レジン液が固まる前に素早く作業を行い、作業後はすぐにクリーニングを行うことを忘れないようにしましょう。 クリーニングを怠ると、次回使用時に筆が固まり、スムーズな作業ができなくなります。
シリコンマットで作業を安心に進める工夫
レジン作業は液体を扱うため、作業台が汚れてしまうことがよくあります。 そんな時に便利なのがシリコンマットです。 シリコンマットは耐久性があり、レジン液がこぼれても簡単に拭き取れるため、作業台を保護しながら安心して作業を進められます。 シリコンマットを使うメリットは、レジンが固まった後でも簡単に剥がせるという点です。 レジンがシリコン表面に付着してしまっても、固まった後に軽く押すだけでポロッと剥がれるため、掃除の手間が省けます。 さらに、シリコンマットは耐熱性があるため、UVレジン作業や高温の工程にも対応できる優れたアイテムです。 また、シリコンマットはデザインの際にも役立ちます。 マットにはあらかじめグリッド線が引かれているものがあり、正確な位置合わせやサイズの確認がしやすくなります。 特に、複数のパーツを組み合わせる際には、シリコンマットの目盛りを利用することで、バランスの取れたデザインを作り上げることが可能です。 作業の際には、マット全体を清潔に保つことが重要です。 レジン液やパーツがマットの上で混ざらないように、作業ごとにマットをきれいに拭き取ることを心がけましょう。
マスキングテープで作品を固定するテクニック
レジン作業中に、細かいパーツやモチーフが動いてしまうと、仕上がりに影響が出てしまいます。 そんな時に活躍するのがマスキングテープです。 マスキングテープを使えば、作品やパーツをしっかりと固定でき、安定した状態で作業を進められます。 マスキングテープの使い方のポイントは、まず固定したいパーツをテープでしっかりと留めることです。 テープを引きすぎると、逆にパーツが動いてしまうことがあるため、適度な張力で固定するのがコツです。 特に小さなパーツを扱う場合、テープの幅を調整し、必要な部分だけをしっかり固定できるようにカットして使うと効果的です。 また、マスキングテープは、UVレジンやエポキシレジンを使った作業にも適しています。 レジンが固まるまでの間、テープでしっかりと固定しておくことで、パーツがずれたり浮いたりするのを防ぐことができます。 テープは硬化後も簡単に剥がせるため、作品に傷を付ける心配も少なく、後片付けも楽になります。 さらに、マスキングテープを使えば、デザインのガイドラインとしても活用可能です。 テープで区切りを作ることで、レジン液の流れをコントロールし、きれいなラインや区画を作り出せます。 これにより、複雑なデザインや色分けが必要な作品でも、精密な仕上がりが可能となります。
01レジンアクセサリー制作を成功に導くコツ
1-1初心者でも失敗しないための準備と工夫
レジンアクセサリー制作は、基本的な道具や材料が揃っていても、正しい準備と工夫がなければトラブルが発生しやすくなります。 事前にしっかりと準備を整えることで、作業中の失敗を最小限に抑え、スムーズに進行させられます。 ここからは、道具のメンテナンス、作業環境の整え方、そして作業中のトラブルを防ぐための基本的な予防策について詳しく見ていきます。
道具のメンテナンスと長く使うためのポイント
レジンアクセサリー作りに使う道具は、繰り返し使用することで劣化しやすくなりますが、適切なメンテナンスを行うことで長く使用できます。 例えば、レジン液や硬化剤が付着した道具をそのまま放置してしまうと、固まってしまい、次に使用する際に不具合が生じることがあります。 したがって、作業が終わったらすぐにクリーニングすることが大切です。 特に、平筆や撹拌棒などのツールは、レジン液が固まる前にしっかりと拭き取ることで、次回の使用時に快適な作業が可能になります。 シリコン製の道具は、レジンが固まっても簡単に剥がせるため、メンテナンスがしやすいアイテムとしておすすめです。 また、レジン液やUVライトなども、使用後に適切な保管場所に戻すことで、道具の寿命を延ばすことができます。 さらに、長期間使用するためには、道具自体の品質にも注意を払う必要があります。 安価な道具は使い捨てになることが多く、逆に高品質な道具を選ぶことでメンテナンスの手間が減り、長期的にはコストパフォーマンスが良くなります。 例えば、耐久性のあるステンレス製のピンセットや精度の高い計量機など、長く使えるアイテムを選ぶことが重要です。
効率よく作業を進めるための作業環境作り
効率的にレジン作業を進めるためには、作業環境を整えることが欠かせません。 狭いスペースや雑然とした環境では、道具が見つからなかったり、作業の手順が乱れてしまったりして、効率が悪くなります。 作業スペースは清潔で、必要な道具がすぐ手に取れるような環境を整えることが大切です。 まず、作業台は広めのスペースを確保し、レジン液が飛び散ってもいいようにシリコンマットなどを敷いておくと便利です。 これにより、液体がこぼれても後片付けが簡単になり、作業に集中できます。 また、必要な道具を整理整頓しておくために、小さな収納ボックスやトレイを使うと、作業中に道具を探す手間が省けます。 照明も重要な要素です。 明るい照明の下で作業することで、細かい部分をしっかりと確認しながら作業を進められます。 特に細かいモチーフやビーズを扱う際には、十分な照明がないと見落としやミスが発生しやすくなります。 また、UVレジン作業では、UVライトの設置場所も重要です。適切な位置に設置することで、効率的に硬化を行い、作業時間を短縮できます。 作業時間を計画的に確保することも大切です。 レジンは硬化時間がかかるため、時間に余裕を持って作業を進めることで、焦らずに丁寧な仕上げが可能になります。 作業を途中で中断する必要がある場合でも、道具や材料を安全に保管できる環境を整えておくことで、次回の作業もスムーズに進められます。
作業中のトラブルを防ぐための基本的な予防策
レジン作業中に発生しやすいトラブルには、気泡の発生、硬化不良、パーツのズレなどがあります。 これらのトラブルを未然に防ぐためには、基本的な予防策をしっかりと把握しておくことが重要です。 特に初心者にとっては、これらの問題が頻繁に起こることが多いですが、適切な対処法を知っていれば、作品を美しく仕上げられます。 まず、気泡の発生を防ぐためには、レジン液を混ぜる際にゆっくりと撹拌することが大切です。 急いで混ぜると、空気が入り込んで気泡が発生しやすくなります。 もし気泡が入ってしまった場合は、爪楊枝やエアポンプを使って取り除けます。 さらに、レジンを注ぐ際も、ゆっくりと少量ずつ注ぐことで、気泡の混入を防げます。 次に、硬化不良を防ぐためには、レジン液と硬化剤の比率を正確に守ることが重要です。 計量機やポリカップを使用して、正確な量を測り、しっかりと混ぜることで、均一な硬化が可能になります。 また、UVレジンの場合、UVライトの出力や照射時間にも気をつけましょう。 硬化が不十分だと、ベタつきや柔らかさが残ってしまうため、適切な距離と時間で硬化させることが必要です。 パーツのズレを防ぐためには、マスキングテープやピンセットを使用して、パーツをしっかりと固定することが効果的です。 特に、小さなビーズや繊細なモチーフは、レジン液を流し込む際に動いてしまうことがあります。 これを防ぐために、事前に固定しておくことで、作業がスムーズに進み、仕上がりも美しくなります。
01レジンづくりに必要な基本道具
レジンは誰でも簡単に取り扱いができる便利な素材ですが、いくつか必要な基本的な道具があります。
1-1レジン液
レジンを楽しむときには、何を置いてもまずはレジン液が必要になります。レジンには様々な種類がありますが、一般的なハンドクラフトで使われるのは、紫外線で固まるUVレジンと、二種類の薬剤を混ぜ合わせることで固まるエポキシレジンです。
通常の場合、レジン液と呼ぶときにはUVレジンを指していることが多く、レジン液の中には固まった後、しっかり固まるハードタイプや比較的柔らかさを保ったままのソフトタイプ、固まったあとの透明感や気泡の入りやすさなど、様々な違いがあります。
1-2レジン型、フレームパーツなどの土台
レジンでハンドクラフトの作品を作るときには、レジンを流し込むためのレジン型やフレームパーツなどの土台が必要になります。この土台にはいくつかの種類があり、アクセサリーの形になっているミール皿やフレームだけのパーツ、シリコン製の型など好みに応じて選ぶことができます。
1-3パールや押し花、ビジューなどのモチーフ
UVレジンやエポキシレジンは固まると透明になるタイプのレジンなので、作品に使用するときにはパールや押し花、ビジューなどのモチーフを中に入れるのが一般的です。このモチーフは作品の重要な存在となるため、自分好みの素材を選ぶとよいでしょう。
1-4やっとこ
やっとこは先が尖ったペンチのような道具で、細かい作業を行うときには非常に便利です。やっとこには先が丸くなった丸やっとこや、合わせた面にぎざぎざのない平やっとこなど様々な種類がありますが、自分の手の大きさや扱いやすさによって選ぶとよいでしょう。
1-5やすり
レジンで作品を作るときには、どうしても端のほうに余りができてしまうことがあります。この余りの部分をキレイにしたいというときにはやすりが便利。目の細かいやすりで研磨することで、簡単に余計な部分を整えることができます。なお、やすりを使用するときには削ったあとの粉が飛び散らないように水などをつけながら行うとよいでしょう。
1-6作りたいものに必要なパーツ(ネックレスならチェーンなど)
レジンでオリジナルのアクセサリーを作るときの魅力は自由度の高さです。ネックレスやブローチなど、作りたいものを作れるため、それに必要なパーツが必要になります。手芸店や百円ショップに行くと、様々なパーツが販売されているので、好みのものを選びましょう。
02UVレジンに必要な道具
UVレジンは初心者にぴったりの素材です。もしUVレジンに挑戦したいときには、こういった道具を揃えておくとよいでしょう。
2-1UVレジンは紫外線で固まる
UVレジンのもっとも大きな特徴が「紫外線を浴びることで液体が固まる」ということ。そのため、UVレジンを使ってハンドクラフト作品を制作するためには、紫外線が必要ということになります。
といっても、特別な道具を使わなくても紫外線を得る方法があります。それが「日光」を当てること。日光には紫外線が含まれているため、UVレジンを日光に当てておくだけでもしっかりと固めることができます。
2-2UVライト(あれば早く乾くがなくても固まる)
UVレジンを固めるためには、紫外線が必要。紫外線は日光からも得ることができますが、その日の天気や作業する場所の日当たり、作業する時間によっては、太陽がうまく当たらないということも少なくありません。
また、日光は自分でコントロールできないため、作品を固めるためには少しずつ作品を動かして日光がまんべんなく当たるようにするなど細かい配慮が必要になります。また、きちんと日光が当たっている時間が短いと、どうしても固まるまでに時間がかかってしまいます。
そういった場合には便利なのがUVランプは人工的に紫外線を照射するライトで、これを使用すれば短時間でレジンを固めることができます。また、まんべんなく紫外線を当てることができるため、大きめの作品を作るときにも非常に便利です。
2-3UVレジン液の拭き取り液
もしレジンをこぼしてしまったときには、できるだけすぐに拭き取ることが重要です。というのも、紫外線を浴びて硬化してしまったUVレジンは簡単に落とすことができなくなるから。そのため、もし机などにこぼしてしまった時に備えて、UVレジン液専用の拭き取り液を用意しておきましょう。
なお、レジンの拭き取りには、キムワイプと呼ばれる専用のティッシュなどもあるため、必要に応じて利用するとよいでしょう。
03エポキシレジンに必要な道具
UVレジンに比べると、若干扱い方は難しくなるものの、その分、高級感や手触りなどが楽しめるのがエポキシレジンの特徴です。
エポキシレジンを扱うときには、どのような道具が必要なのでしょうか。
3-1レジン液を混ぜるポリカップ
エポキシレジンはUVレジンとは異なり、二つの薬剤を混ぜることで起きる化学反応を利用して硬化するレジンです。そのため、レジン液を混ぜるときの容器が必要となります。
3-2デジタルの計量機
エポキシレジンはメーカーなどによって混合する薬剤の割合が異なりますが、これらは厳密に計量することが必要です。そのため、できるだけ正確に分量を量れるデジタルの計量器を用意しておきましょう。
3-3撹拌棒(割り箸など)
エポキシレジンを扱うときには、薬剤をしっかり混ぜ合わせることが必要になります。そのときに使用するのが撹拌棒。専用のものがない場合、割りばしなどでも代用できます。
04あると便利な道具
レジンを扱うときには、必ずなければ困るものだけでなく、用意しておくと作業効率が格段にアップする道具もあります。
4-1レジンをならす平筆
レジンには、表面だけをレジンでコーティングするという方法がありますが、その場合に便利なのがレジン用の平筆です。毛先が平らになっている筆があれば、レジンを均等に塗ることができます。また、レジンでコーティングするときには大敵になるのが細かい気泡ですが、筆があれば少ない回数でレジンを均等に塗ることができるため、気泡が入るのを防ぐことができます。
4-2こぼしても安心なシリコンマット
レジンの作業を行うとき、どうしてもレジンがこぼれてしまうこともあります。そうなると、机が汚れたり、でこぼこしたりしてしまい、その後の作業がやりにくくなってしまいます。
そんな時にあると便利なのが、作業用のシリコンマット。シリコンマットがあれば、レジン液がこぼれたときでも、その場で硬化させてしまうことで、レジンをはがれやすくして、机を汚れや凹凸から防ぐことができます。
4-3固定するマスキングテープ
レジンの作品を制作するときには、土台となるパーツを固定する必要がありますが、そんなときに便利なのがマスキングテープ。マスキングテープは土台を固定する以外にも、レジン液がこぼれてできる汚れを防ぐという効果もあり、特に底のないフレームを使って作品を制作するときには非常に重宝します。
01まとめ
レジンアクセサリー制作には、適切な道具と便利アイテムの選択が成功への鍵です。
レジン液や土台、細かいパーツを扱うための基本ツールを揃えることで、初心者でもスムーズに作品作りを進められます。
また、効率化を図るための便利なアイテムを使うことで、仕上がりが一段と向上します。
正しい道具選びと作業環境の整備が、クオリティの高いレジンアクセサリー作りをサポートしてくれるでしょう。
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講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
runrun 先生
アクセサリーショップ運営
静岡県浜松市出身。物流業界のOLを経てハンドメイド(UVレジン)の世界へ。 minneギャラリーにてハンドメイドアクセサリーショップ「Ange.mignon〜アンジュ.ミニョン」運営。
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1-1レジン液
レジンを楽しむときには、何を置いてもまずはレジン液が必要になります。レジンには様々な種類がありますが、一般的なハンドクラフトで使われるのは、紫外線で固まるUVレジンと、二種類の薬剤を混ぜ合わせることで固まるエポキシレジンです。
通常の場合、レジン液と呼ぶときにはUVレジンを指していることが多く、レジン液の中には固まった後、しっかり固まるハードタイプや比較的柔らかさを保ったままのソフトタイプ、固まったあとの透明感や気泡の入りやすさなど、様々な違いがあります。
1-2レジン型、フレームパーツなどの土台
レジンでハンドクラフトの作品を作るときには、レジンを流し込むためのレジン型やフレームパーツなどの土台が必要になります。この土台にはいくつかの種類があり、アクセサリーの形になっているミール皿やフレームだけのパーツ、シリコン製の型など好みに応じて選ぶことができます。
1-3パールや押し花、ビジューなどのモチーフ
UVレジンやエポキシレジンは固まると透明になるタイプのレジンなので、作品に使用するときにはパールや押し花、ビジューなどのモチーフを中に入れるのが一般的です。このモチーフは作品の重要な存在となるため、自分好みの素材を選ぶとよいでしょう。
1-4やっとこ
やっとこは先が尖ったペンチのような道具で、細かい作業を行うときには非常に便利です。やっとこには先が丸くなった丸やっとこや、合わせた面にぎざぎざのない平やっとこなど様々な種類がありますが、自分の手の大きさや扱いやすさによって選ぶとよいでしょう。
1-5やすり
レジンで作品を作るときには、どうしても端のほうに余りができてしまうことがあります。この余りの部分をキレイにしたいというときにはやすりが便利。目の細かいやすりで研磨することで、簡単に余計な部分を整えることができます。なお、やすりを使用するときには削ったあとの粉が飛び散らないように水などをつけながら行うとよいでしょう。
1-6作りたいものに必要なパーツ(ネックレスならチェーンなど)
レジンでオリジナルのアクセサリーを作るときの魅力は自由度の高さです。ネックレスやブローチなど、作りたいものを作れるため、それに必要なパーツが必要になります。手芸店や百円ショップに行くと、様々なパーツが販売されているので、好みのものを選びましょう。
2-1UVレジンは紫外線で固まる
UVレジンのもっとも大きな特徴が「紫外線を浴びることで液体が固まる」ということ。そのため、UVレジンを使ってハンドクラフト作品を制作するためには、紫外線が必要ということになります。
といっても、特別な道具を使わなくても紫外線を得る方法があります。それが「日光」を当てること。日光には紫外線が含まれているため、UVレジンを日光に当てておくだけでもしっかりと固めることができます。
2-2UVライト(あれば早く乾くがなくても固まる)
UVレジンを固めるためには、紫外線が必要。紫外線は日光からも得ることができますが、その日の天気や作業する場所の日当たり、作業する時間によっては、太陽がうまく当たらないということも少なくありません。
また、日光は自分でコントロールできないため、作品を固めるためには少しずつ作品を動かして日光がまんべんなく当たるようにするなど細かい配慮が必要になります。また、きちんと日光が当たっている時間が短いと、どうしても固まるまでに時間がかかってしまいます。
そういった場合には便利なのがUVランプは人工的に紫外線を照射するライトで、これを使用すれば短時間でレジンを固めることができます。また、まんべんなく紫外線を当てることができるため、大きめの作品を作るときにも非常に便利です。
2-3UVレジン液の拭き取り液
もしレジンをこぼしてしまったときには、できるだけすぐに拭き取ることが重要です。というのも、紫外線を浴びて硬化してしまったUVレジンは簡単に落とすことができなくなるから。そのため、もし机などにこぼしてしまった時に備えて、UVレジン液専用の拭き取り液を用意しておきましょう。
なお、レジンの拭き取りには、キムワイプと呼ばれる専用のティッシュなどもあるため、必要に応じて利用するとよいでしょう。
03エポキシレジンに必要な道具
UVレジンに比べると、若干扱い方は難しくなるものの、その分、高級感や手触りなどが楽しめるのがエポキシレジンの特徴です。
エポキシレジンを扱うときには、どのような道具が必要なのでしょうか。
3-1レジン液を混ぜるポリカップ
エポキシレジンはUVレジンとは異なり、二つの薬剤を混ぜることで起きる化学反応を利用して硬化するレジンです。そのため、レジン液を混ぜるときの容器が必要となります。
3-2デジタルの計量機
エポキシレジンはメーカーなどによって混合する薬剤の割合が異なりますが、これらは厳密に計量することが必要です。そのため、できるだけ正確に分量を量れるデジタルの計量器を用意しておきましょう。
3-3撹拌棒(割り箸など)
エポキシレジンを扱うときには、薬剤をしっかり混ぜ合わせることが必要になります。そのときに使用するのが撹拌棒。専用のものがない場合、割りばしなどでも代用できます。
04あると便利な道具
レジンを扱うときには、必ずなければ困るものだけでなく、用意しておくと作業効率が格段にアップする道具もあります。
4-1レジンをならす平筆
レジンには、表面だけをレジンでコーティングするという方法がありますが、その場合に便利なのがレジン用の平筆です。毛先が平らになっている筆があれば、レジンを均等に塗ることができます。また、レジンでコーティングするときには大敵になるのが細かい気泡ですが、筆があれば少ない回数でレジンを均等に塗ることができるため、気泡が入るのを防ぐことができます。
4-2こぼしても安心なシリコンマット
レジンの作業を行うとき、どうしてもレジンがこぼれてしまうこともあります。そうなると、机が汚れたり、でこぼこしたりしてしまい、その後の作業がやりにくくなってしまいます。
そんな時にあると便利なのが、作業用のシリコンマット。シリコンマットがあれば、レジン液がこぼれたときでも、その場で硬化させてしまうことで、レジンをはがれやすくして、机を汚れや凹凸から防ぐことができます。
4-3固定するマスキングテープ
レジンの作品を制作するときには、土台となるパーツを固定する必要がありますが、そんなときに便利なのがマスキングテープ。マスキングテープは土台を固定する以外にも、レジン液がこぼれてできる汚れを防ぐという効果もあり、特に底のないフレームを使って作品を制作するときには非常に重宝します。
01まとめ
レジンアクセサリー制作には、適切な道具と便利アイテムの選択が成功への鍵です。
レジン液や土台、細かいパーツを扱うための基本ツールを揃えることで、初心者でもスムーズに作品作りを進められます。
また、効率化を図るための便利なアイテムを使うことで、仕上がりが一段と向上します。
正しい道具選びと作業環境の整備が、クオリティの高いレジンアクセサリー作りをサポートしてくれるでしょう。
エポキシレジンを扱うときには、どのような道具が必要なのでしょうか。
3-1レジン液を混ぜるポリカップ
エポキシレジンはUVレジンとは異なり、二つの薬剤を混ぜることで起きる化学反応を利用して硬化するレジンです。そのため、レジン液を混ぜるときの容器が必要となります。
3-2デジタルの計量機
エポキシレジンはメーカーなどによって混合する薬剤の割合が異なりますが、これらは厳密に計量することが必要です。そのため、できるだけ正確に分量を量れるデジタルの計量器を用意しておきましょう。
3-3撹拌棒(割り箸など)
エポキシレジンを扱うときには、薬剤をしっかり混ぜ合わせることが必要になります。そのときに使用するのが撹拌棒。専用のものがない場合、割りばしなどでも代用できます。
4-1レジンをならす平筆
レジンには、表面だけをレジンでコーティングするという方法がありますが、その場合に便利なのがレジン用の平筆です。毛先が平らになっている筆があれば、レジンを均等に塗ることができます。また、レジンでコーティングするときには大敵になるのが細かい気泡ですが、筆があれば少ない回数でレジンを均等に塗ることができるため、気泡が入るのを防ぐことができます。
4-2こぼしても安心なシリコンマット
レジンの作業を行うとき、どうしてもレジンがこぼれてしまうこともあります。そうなると、机が汚れたり、でこぼこしたりしてしまい、その後の作業がやりにくくなってしまいます。
そんな時にあると便利なのが、作業用のシリコンマット。シリコンマットがあれば、レジン液がこぼれたときでも、その場で硬化させてしまうことで、レジンをはがれやすくして、机を汚れや凹凸から防ぐことができます。
4-3固定するマスキングテープ
レジンの作品を制作するときには、土台となるパーツを固定する必要がありますが、そんなときに便利なのがマスキングテープ。マスキングテープは土台を固定する以外にも、レジン液がこぼれてできる汚れを防ぐという効果もあり、特に底のないフレームを使って作品を制作するときには非常に重宝します。