何が違う?ルーンタロットと一般的なタロット占いの比較
根強い人気を持ったタロット占い。タロットの中でもルーン文字の書かれた「ルーンタロット」というものをご存じでしょうか。今回はルーンタロットと一般的なタロット占いの相違点についてご紹介します。
- 目次
01ルーンタロットとは?
ルーン文字とは、古代ヨーロッパで使われていた文字のこと。魔術や呪術、護符、祈祷に使われていたこともあり、スピリチュアルな存在として知られています。このルーン文字が書かれているのが「ルーンタロット」。
また、ルーン文字を使った占いの中には、ルーン文字が書かれたカードである「ルーンカード」が使われることもありますが、このルーンカードを使った占いの総称としてルーンタロットという言葉が用いられることもあります。
ルーンカードは、通常のタロットカードと同じように販売され、簡単に入手することができます。
02ルーンタロットと一般的なタロットの共通点
ルーンタロットと一般的なタロットの間には様々な相違点があります。まずはふたつの共通点から見ていきましょう。
2-1どちらも卜術(ぼくじゅつ)である点
ルーンタロットと一般的なタロットに共通するのは、どちらも卜術(ぼくじゅつ)であるということ。
卜術とは、偶然の結果によって現れた物事から未来や過去、運命などを読み取る占いの方法。タロットの他にも、東洋の易術やおみくじなどが卜術に当たります。卜術は生年月日などのデータが不要で占いやすいのが特徴。反面、長期間の占いに向いていないという性質もあります。
また、カードの絵柄や文字からリーディングを行うため、占いを行う人の経験やインスピレーション、イマジネーションが重要になるという点もルーンタロットとタロット占いの共通点です。
2-2カードの配置や組み合わせで占う点
ルーンタロットと一般的なタロットのもうひとつの共通点は、カードの配置や組み合わせ、スプレッドと呼ばれる展開法によって占いを行うということ。
もちろん、一種類だけのカードを使用する「ワンオラクル」によってリーディングを行うこともありますが、占いたい内容や知りたいことによっては、カードの絵柄と配置、組み合わせが重要になります。ルーンカードにもタロットカードにも、スプレッドには様々なバリエーションがあり、異なるスプレッドを選ぶことで、奥深い占いを楽しむことができます。
また、カードの配置によって、過去、現在、未来について占うことができるというのもルーンタロットと一般的なタロットカードの共通点。どのようなタロットカードの並びになっているのか、隣にあるカードがどのようなものかによって、占いの結果は異なります。
03ルーン占いとタロット占いの違い
次に、ルーン占いとタロット占いの違いについて見ていきましょう。
3-1ルーンカードとタロットカードは絵柄、カードの枚数が違う
ルーンカードとタロットカードの最大の違いは、カードの絵柄と枚数です。
一般的なタロット占いの場合、カードは全部で78枚。タロットカードとしてよく知られている22枚の大アルカナに56枚の小アルカナを加えて占います。大アルカナにも小アルカナにも神秘性のある絵が描かれていて、それぞれに異なる意味が込められています。さらに大アルカナには「星」「太陽」「悪魔」といった絵柄があり、それぞれのイメージからリーディングを行うのがタロット占いの特徴です。
一方、ルーン占いやルーンタロットのカードに描かれているのはルーン文字。ルーンタロットでは、二十四種類のルーン文字に、空白のルーン文字である「ブランク」を加えた二十五枚のカードによって占います。
それぞれのルーン文字には、意味やシンボル、持っている力などが象徴されていて、それらの意味をリーディングすることによって占いを行うのがルーンタロットです。
また、ルーン占いでは、ルーン文字が刻まれた石を用いた「ドローイング」という方法があります。
ドローイングの方法は基本的にはルーンカードの場合と同じ。ただし、ルーンカードではシャッフルしたカードの山からカードを選ぶのに対して、ドローイングでは袋に入れたルーンストーンを選び、占いを行います。
さらにルーン占いで特徴的なのが、「キャスト」と呼ばれる方法。キャストでは、ルーンカードやルーンストーンではなく、九本の小枝を使用します。
キャストを行う場合、まず九本の小枝を手に持ち、白い布の上に放り投げます。このとき、白い布の上に小枝がどのような形で落ちたかによって運命を占うのがキャストです。
なお、タロットカードにはカードがどちらを上にしているかによってカードの意味がまったく異なる「正位置」「逆位置」というものが存在しますが、ルーンカードやドローイングにも正位置と逆位置が存在します。
といっても、ルーンカードはタロットカードとは異なり、正位置の場合にはネガティブな要素はほとんどありません。
04まとめ
共通点も多いルーンカードとタロットカード。どちらも気軽に行うことができるので、占いに興味があるという方はぜひ両方の占術を試してみてはいかがでしょうか。
また、ルーン文字を使った占いの中には、ルーン文字が書かれたカードである「ルーンカード」が使われることもありますが、このルーンカードを使った占いの総称としてルーンタロットという言葉が用いられることもあります。
ルーンカードは、通常のタロットカードと同じように販売され、簡単に入手することができます。
2-1どちらも卜術(ぼくじゅつ)である点
ルーンタロットと一般的なタロットに共通するのは、どちらも卜術(ぼくじゅつ)であるということ。
卜術とは、偶然の結果によって現れた物事から未来や過去、運命などを読み取る占いの方法。タロットの他にも、東洋の易術やおみくじなどが卜術に当たります。卜術は生年月日などのデータが不要で占いやすいのが特徴。反面、長期間の占いに向いていないという性質もあります。
また、カードの絵柄や文字からリーディングを行うため、占いを行う人の経験やインスピレーション、イマジネーションが重要になるという点もルーンタロットとタロット占いの共通点です。
2-2カードの配置や組み合わせで占う点
ルーンタロットと一般的なタロットのもうひとつの共通点は、カードの配置や組み合わせ、スプレッドと呼ばれる展開法によって占いを行うということ。
もちろん、一種類だけのカードを使用する「ワンオラクル」によってリーディングを行うこともありますが、占いたい内容や知りたいことによっては、カードの絵柄と配置、組み合わせが重要になります。ルーンカードにもタロットカードにも、スプレッドには様々なバリエーションがあり、異なるスプレッドを選ぶことで、奥深い占いを楽しむことができます。
また、カードの配置によって、過去、現在、未来について占うことができるというのもルーンタロットと一般的なタロットカードの共通点。どのようなタロットカードの並びになっているのか、隣にあるカードがどのようなものかによって、占いの結果は異なります。
03ルーン占いとタロット占いの違い
次に、ルーン占いとタロット占いの違いについて見ていきましょう。
3-1ルーンカードとタロットカードは絵柄、カードの枚数が違う
ルーンカードとタロットカードの最大の違いは、カードの絵柄と枚数です。
一般的なタロット占いの場合、カードは全部で78枚。タロットカードとしてよく知られている22枚の大アルカナに56枚の小アルカナを加えて占います。大アルカナにも小アルカナにも神秘性のある絵が描かれていて、それぞれに異なる意味が込められています。さらに大アルカナには「星」「太陽」「悪魔」といった絵柄があり、それぞれのイメージからリーディングを行うのがタロット占いの特徴です。
一方、ルーン占いやルーンタロットのカードに描かれているのはルーン文字。ルーンタロットでは、二十四種類のルーン文字に、空白のルーン文字である「ブランク」を加えた二十五枚のカードによって占います。
それぞれのルーン文字には、意味やシンボル、持っている力などが象徴されていて、それらの意味をリーディングすることによって占いを行うのがルーンタロットです。
また、ルーン占いでは、ルーン文字が刻まれた石を用いた「ドローイング」という方法があります。
ドローイングの方法は基本的にはルーンカードの場合と同じ。ただし、ルーンカードではシャッフルしたカードの山からカードを選ぶのに対して、ドローイングでは袋に入れたルーンストーンを選び、占いを行います。
さらにルーン占いで特徴的なのが、「キャスト」と呼ばれる方法。キャストでは、ルーンカードやルーンストーンではなく、九本の小枝を使用します。
キャストを行う場合、まず九本の小枝を手に持ち、白い布の上に放り投げます。このとき、白い布の上に小枝がどのような形で落ちたかによって運命を占うのがキャストです。
なお、タロットカードにはカードがどちらを上にしているかによってカードの意味がまったく異なる「正位置」「逆位置」というものが存在しますが、ルーンカードやドローイングにも正位置と逆位置が存在します。
といっても、ルーンカードはタロットカードとは異なり、正位置の場合にはネガティブな要素はほとんどありません。
04まとめ
共通点も多いルーンカードとタロットカード。どちらも気軽に行うことができるので、占いに興味があるという方はぜひ両方の占術を試してみてはいかがでしょうか。
3-1ルーンカードとタロットカードは絵柄、カードの枚数が違う
ルーンカードとタロットカードの最大の違いは、カードの絵柄と枚数です。
一般的なタロット占いの場合、カードは全部で78枚。タロットカードとしてよく知られている22枚の大アルカナに56枚の小アルカナを加えて占います。大アルカナにも小アルカナにも神秘性のある絵が描かれていて、それぞれに異なる意味が込められています。さらに大アルカナには「星」「太陽」「悪魔」といった絵柄があり、それぞれのイメージからリーディングを行うのがタロット占いの特徴です。
一方、ルーン占いやルーンタロットのカードに描かれているのはルーン文字。ルーンタロットでは、二十四種類のルーン文字に、空白のルーン文字である「ブランク」を加えた二十五枚のカードによって占います。
それぞれのルーン文字には、意味やシンボル、持っている力などが象徴されていて、それらの意味をリーディングすることによって占いを行うのがルーンタロットです。
また、ルーン占いでは、ルーン文字が刻まれた石を用いた「ドローイング」という方法があります。
ドローイングの方法は基本的にはルーンカードの場合と同じ。ただし、ルーンカードではシャッフルしたカードの山からカードを選ぶのに対して、ドローイングでは袋に入れたルーンストーンを選び、占いを行います。
さらにルーン占いで特徴的なのが、「キャスト」と呼ばれる方法。キャストでは、ルーンカードやルーンストーンではなく、九本の小枝を使用します。
キャストを行う場合、まず九本の小枝を手に持ち、白い布の上に放り投げます。このとき、白い布の上に小枝がどのような形で落ちたかによって運命を占うのがキャストです。
なお、タロットカードにはカードがどちらを上にしているかによってカードの意味がまったく異なる「正位置」「逆位置」というものが存在しますが、ルーンカードやドローイングにも正位置と逆位置が存在します。
といっても、ルーンカードはタロットカードとは異なり、正位置の場合にはネガティブな要素はほとんどありません。