【茶道資格3選】通信・独学で取得可能|茶道三大流派についても解説
「学生のとき茶道部だったので、社会人になってからまた始めたくなった!」
「友人に誘われてお茶会に参加したらハマってしまった!」
さまざまなことがきっかけで、茶道に興味を持つ方も多いでしょう。
茶道を極めて「茶道資格」を取得すれば、おもてなしされる側からおもてなしをする側になれます。
ここでは日本文化を理解し、人生観を変えてくれる「茶道資格」をご紹介します。
そして茶道といえば、「裏千家」や「表千家」など「三千家」なしでは語れません。
階級のようなものが存在し、上に行けば行くほど茶道の真髄が学べます。
3つの流派の違いや、階級についてもあわせてお伝えします。
- 目次
01「茶道資格」を取得するとできること
茶道に興味があるなら、「茶道資格」の取得を目指してはいかがでしょうか?
茶道について学び、理解を深めた証が残せます。
資格を取得したら、ますます茶道の高みを極めたくなるでしょう。
「茶道資格」を取得すると、できることをご紹介します。
1-1日本文化を深く理解し楽しめるようになる
「茶道」は日本文化の代表格!
「茶道」の歴史を知れば、日本の歴史が楽しめるようになります。
日本の歴史に触れれば、古くから伝わる日本文化に対する見識が深まり、周りにある寺社仏閣や観光地への見方が変わるようになるでしょう。
1-2外国人におもてなしができる
日本へやってくる「外国人」の多くは、日本文化に興味を持っています。
茶道体験はとても人気が高く、毎年多くの外国人観光客が茶道を楽しんでいます。
「茶道資格」は茶道の知識や技術を身につけた人に与えられる資格のため、外国人へのおもてなしに活かせます。
「日本文化を知ってもらいたい!」
「もっと日本を好きになってほしい!」
このような考えをお持ちの方は、ぜひ「茶道資格」の取得を目指しましょう。
02 知識を得て和の雰囲気が楽しめる「茶道資格」3選
「茶道資格」を取得すると、以下のようなメリットがあります。
・茶道の体験や教室へ行く前に、茶道の雰囲気や基礎知識が学べる
・どのような茶道を極めたいのか考えるきっかけになる
またこれからご紹介する「茶道資格」は、通信講座か、テキストを用いて独学で取得できます。
誰でもお気軽に学び始められる「茶道資格」についてみていきましょう。
2-1茶道アドバイザー
「茶道アドバイザー」とは、お茶席における一連の流れから、お茶とお茶菓子のいただき方やお茶の種類など、茶道に関する基礎的知識が身についていることを証明する資格です。
茶道に興味を持ち、初めて茶道に触れる方や、日本のおもてなしの心について学びたい方におすすめ。
多くの資格取得者を輩出してきた「諒設計アーキテクトラーニング」が提供する通信講座で資格が取れます。
茶道アドバイザーW資格取得講座
基本講座
スペシャル講座
通信講座
諒設計アーキテクトラーニング
料金(税込)
59,800円
79,800円
受講期間
6ヶ月(最短2ヶ月)
6ヶ月(最短2ヶ月)
送付されるもの
受講証
受講マニュアル
完全攻略テキスト2冊
練習問題集/解答用紙
練習問題解答集
模擬試験/解答用紙
模擬試験解答集
添削課題/提出用解答用紙
質問用紙と封筒
受講証
受講マニュアル
完全攻略テキスト2冊
練習問題集/解答用紙
練習問題解答集
模擬試験/解答用紙
模擬試験解答集
添削課題/提出用解答用紙
質問用紙と封筒
卒業課題
添削
5回
5回+卒業課題1回
資格試験
受験が必要
受験免除
「諒設計アーキテクトラーニング」の【茶道アドバイザーW資格取得講座】はこちらから!
茶道アドバイザーの資格が取れる講座はこちら
講座のタイトルに「W資格取得」とあるように、1つの通信講座で「茶道アドバイザー」と「お手前インストラクター」2つの資格が取得できます。
「基本講座」と「スペシャル講座」の2種類が用意されており、「スペシャル講座」なら試験免除で2つの資格取得が可能です!(卒業課題あり)
試験を受けずに確実に資格を取りたい方は「スペシャル講座」を選びましょう。
「茶道アドバイザー」資格試験概要
主催団体
日本生活環境支援協会(JLESA)
受験資格
特になし
受験料(税込)
10,000円
受験方法
在宅受験(実技なし)
合格基準
正答率70%以上
試験日程
年6回
難易度
★☆☆
「基本講座」を選ぶ場合は、カリキュラム修了後に「茶道アドバイザー」の資格試験を在宅で受けます。
実技試験はなく筆記のみの試験で、わからないことがあれば調べながら解き進められるため安心です。
2-2お手前インストラクター
「お手前インストラクター」は、道具の使い方やお茶の作り方、稽古の心がまえなど、茶道における実践的知識が身についていることを証明する資格です。
茶道の美しい所作や文化について学びたい方におすすめ。
2-1の資格と同様に、「お手前インストラクター」も「諒設計アーキテクトラーニング」が提供する通信講座で資格が取れます。
また「茶道アドバイザーW資格取得講座」を受講すると、「茶道アドバイザー」とあわせて、ダブルで資格が取得できます!
茶道アドバイザーW資格取得講座
※講座名が「茶道アドバイザー」である点にご注意ください。
基本講座
スペシャル講座
通信講座
諒設計アーキテクトラーニング
料金(税込)
59,800円
79,800円
受講期間
6ヶ月(最短2ヶ月)
6ヶ月(最短2ヶ月)
送付されるもの
受講証
受講マニュアル
完全攻略テキスト2冊
練習問題集/解答用紙
練習問題解答集
模擬試験/解答用紙
模擬試験解答集
添削課題/提出用解答用紙
質問用紙と封筒
受講証
受講マニュアル
完全攻略テキスト2冊
練習問題集/解答用紙
練習問題解答集
模擬試験/解答用紙
模擬試験解答集
添削課題/提出用解答用紙
質問用紙と封筒
卒業課題
添削
5回
5回+卒業課題1回
資格試験
受験が必要
受験免除
「諒設計アーキテクトラーニング」の【茶道アドバイザーW資格取得講座】はこちらから!
茶道アドバイザーの資格が取れる講座はこちら
講座のタイトルに「W資格取得」とあるように、1つの通信講座で「お手前インストラクター」と「茶道アドバイザー」2つの資格が取得できます。
「基本講座」と「スペシャル講座」の2種類があり、「スペシャル講座」なら試験免除で2つの資格取得が可能です!(卒業課題あり)
試験を受けずに確実に資格を取りたい方は「スペシャル講座」を選びましょう。
「基本講座」を受講する場合は、資格試験を受ける必要があるため、以下の試験概要をご覧ください。
「お手前インストラクター」資格試験概要
主催団体
日本インストラクター技術協会(JIA)
受験資格
特になし
受験料(税込)
10,000円
受験方法
在宅受験(実技なし)
合格基準
正答率70%以上
試験日程
年6回
難易度
★☆☆
在宅で筆記試験のため、わからない問題があればテキストを読みながら解き進められます。
空いた時間や、集中できるタイミングで取り組めば合格できる確率が上がるでしょう。
2-3茶道文化検定
「茶道文化検定」は、茶道を通じて日本文化を深く理解していることを証明する資格です。
流派に関係なく誰でも受験できます。
茶道に関する見聞を広めたり、日本文化の知識を身につけたりして、茶道をより深く楽しみたい方におすすめ。
書店で販売しているテキストで独学できるため、空いた時間で少しずつ勉強しましょう。
1級は、問題数も合格基準も一気に上がるため、きちんと準備をしてから受験する必要があります。
受験は、ご自宅のパソコンで行います。
「茶道文化検定」資格試験概要
4級
3級
2級
1級
主催団体
一般財団法人 今日庵 茶道資料館
受験資格
特になし
特になし
3級に合格している
2級に合格している
受験料(税込)
1,000円
2,000円
3,000円
5,000円
受験形式
選択式
50問30分
選択式
60問45分
選択式
80問60分
選択式と入力式
80問80分
合格基準
正答率70%以上
正答率70%以上
正答率70%以上
正答率80%以上
03「三千家」の世界は「茶道資格」ではなく「許状」
「茶道」といえば千利休を祖とした3つの流派が有名です。
それぞれ「裏千家」「表千家」「武者小路千家」と呼ばれ、茶道を極め、広く普及活動を行っています。
3つの流派とも、茶道を極めた者に与えられる階級制度のようなものが存在します。
それらは「許状」といい、ワンランク上の茶道を習うための許可証を指します。
3-1「許状」をもらえる条件と場所は?
自分が今受けている茶道のお稽古を極めると、茶道教室の講師または師匠から
「もうひとつレベルが高い茶道の稽古を受けることを許可する」意味あいの「許状」がもらえます。
「許状」を受け取る場所は、通っている稽古場がほとんど。
「許状」をもらう条件は、講師や師匠の考え方により異なり、茶道を極めてお願いすればもらえる場合もありますし、厳しい試験に合格しなければもらえない場合もあります。
04本格的に茶道を習うなら3つの「流派」へ
茶道には、代表的な3つの流派があります。
「千利休」の孫には4人の兄弟がおり、そのうちの3人がそれぞれの茶道を築き、今日の流派ができあがりました。
「裏千家(うらせんけ)」「表千家(おもてせんけ)」「武者小路千家(むしゃこうじせんけ)」と呼ばれ、茶道の楽しさを多くの人に伝える活動を積極的に行っています。
3つの流派とも決して対立しているわけではなく、それぞれが思い思いの茶道を楽しみながら極めているのです。
4-1裏千家の許状
「裏千家」は、3つの流派の中で最も知名度が高く、「千利休」の孫「宗旦」の四男である「仙叟宗室(せんそうそうしつ)」が初めに継ぎました。
「裏千家」には16段階の許状のほかに、3つの流派の中で唯一、習熟度を示す「資格制度」を設けています。
初めは「初伝」や「中伝」のような言い方をしていましたが、履歴書に記載したときに誰が見てもわかりやすいようにと「初級」や「中級」など一般的な表現になりました。
「裏千家」の許状
許状
資格証
取得までにかかる年数の目安
入門(にゅうもん)
初級
2~3年
小習(こならい)
茶箱点(ちゃばこだて)
茶通箱(さつうばこ)
中級
唐物(からもの)
台天目(だいてんもく)
盆点(ぼんだて)
和巾点(わきんだて)
和巾点(わきんだて)
行之行台子(ぎょうのぎょうだいす)
上級(助講師)
3年以内
大円草(だいえんそう)
引次(ひきつぎ)
真之行台子(しんのぎょうだいす)
講師
3年以内
大円真(だいえんしん)
正引次(せいひきつぎ)
茶名・紋許(ちゃめい・もんきょ)
専任講師
適時
準教授(じゅんきょうじゅ)
助教授
適時
4-2表千家の許状
「表千家」とは、千利休の孫「宗旦」の三男である「江岑宗左(こうしんそうさ)」が最初に継いだ千家のことです。
「裏千家」とは何が違うのでしょうか。
最も大きな違いは「作法」にあります。
例えばお茶を点てるとき、表千家は主に薄茶を用いて泡は立てません。
一方で裏千家は、主に濃茶を用いて泡を立てる・・・など作法の中でさまざまな違いがあります。
「表千家」にも許状があり、女性の最高位は「乱飾」。
そして、許状において最高位である「的伝」は、家元の後継者か、限られた男性のみ取得できます。
習事
飾物
茶通箱
唐物
台天目
盆点
乱飾 ※夫人の最高位
皆伝(的伝)※男子高弟の最高位
4-3武者小路千家の許状
「武者小路千家」とは、千利休の孫「宗旦」の次男である「一翁宗守(いちおうそうしゅ)」が最初に継いだ千家のことです。
3つの流派の中でもやや小規模ではありますが、わびさびと伝統を重んじたスタイルの茶道が特徴です。
着物は地味なものを好んだり、茶はあまり泡を立てない方が望ましいとしたり、合理的な動作が好まれる傾向にあるようです。
「武者小路千家」の許状については、公式の発表がないようです。
気になる方は「武者小路千家」の茶道が体験できる教室へ通ってみてはいかがでしょうか?
05まとめ
通信講座で取得できる「茶道資格」と、3大流派で取得できる「許状」をご紹介しました。
お茶の世界は非常に奥が深く、上位の許状を得るまでに10年以上かかることも!
茶道に対する堅苦しさや敷居の高さをなくし、誰でもお茶の世界を楽しめるよう独自の流派を作った方もいらっしゃいます。
純粋に茶道を楽しみたいなら、そのような方に教わるのも楽しいでしょう。
まずは「通信講座」で茶道に触れ、自分が進んでみたい茶道の世界を決めてはいかがでしょうか?
茶道について学び、理解を深めた証が残せます。
資格を取得したら、ますます茶道の高みを極めたくなるでしょう。
「茶道資格」を取得すると、できることをご紹介します。
1-1日本文化を深く理解し楽しめるようになる
「茶道」は日本文化の代表格!
「茶道」の歴史を知れば、日本の歴史が楽しめるようになります。
日本の歴史に触れれば、古くから伝わる日本文化に対する見識が深まり、周りにある寺社仏閣や観光地への見方が変わるようになるでしょう。
1-2外国人におもてなしができる
日本へやってくる「外国人」の多くは、日本文化に興味を持っています。
茶道体験はとても人気が高く、毎年多くの外国人観光客が茶道を楽しんでいます。
「茶道資格」は茶道の知識や技術を身につけた人に与えられる資格のため、外国人へのおもてなしに活かせます。
「日本文化を知ってもらいたい!」
「もっと日本を好きになってほしい!」
このような考えをお持ちの方は、ぜひ「茶道資格」の取得を目指しましょう。
・茶道の体験や教室へ行く前に、茶道の雰囲気や基礎知識が学べる
・どのような茶道を極めたいのか考えるきっかけになる
またこれからご紹介する「茶道資格」は、通信講座か、テキストを用いて独学で取得できます。
誰でもお気軽に学び始められる「茶道資格」についてみていきましょう。
2-1茶道アドバイザー
「茶道アドバイザー」とは、お茶席における一連の流れから、お茶とお茶菓子のいただき方やお茶の種類など、茶道に関する基礎的知識が身についていることを証明する資格です。
茶道に興味を持ち、初めて茶道に触れる方や、日本のおもてなしの心について学びたい方におすすめ。
多くの資格取得者を輩出してきた「諒設計アーキテクトラーニング」が提供する通信講座で資格が取れます。
基本講座 | スペシャル講座 | |
---|---|---|
通信講座 | 諒設計アーキテクトラーニング | |
料金(税込) | 59,800円 | 79,800円 |
受講期間 | 6ヶ月(最短2ヶ月) | 6ヶ月(最短2ヶ月) |
送付されるもの | 受講証 受講マニュアル 完全攻略テキスト2冊 練習問題集/解答用紙 練習問題解答集 模擬試験/解答用紙 模擬試験解答集 添削課題/提出用解答用紙 質問用紙と封筒 |
受講証 受講マニュアル 完全攻略テキスト2冊 練習問題集/解答用紙 練習問題解答集 模擬試験/解答用紙 模擬試験解答集 添削課題/提出用解答用紙 質問用紙と封筒 卒業課題 |
添削 | 5回 | 5回+卒業課題1回 |
資格試験 | 受験が必要 | 受験免除 |
「諒設計アーキテクトラーニング」の【茶道アドバイザーW資格取得講座】はこちらから!
講座のタイトルに「W資格取得」とあるように、1つの通信講座で「茶道アドバイザー」と「お手前インストラクター」2つの資格が取得できます。
「基本講座」と「スペシャル講座」の2種類が用意されており、「スペシャル講座」なら試験免除で2つの資格取得が可能です!(卒業課題あり)
試験を受けずに確実に資格を取りたい方は「スペシャル講座」を選びましょう。
主催団体 | 日本生活環境支援協会(JLESA) |
---|---|
受験資格 | 特になし |
受験料(税込) | 10,000円 |
受験方法 | 在宅受験(実技なし) |
合格基準 | 正答率70%以上 |
試験日程 | 年6回 |
難易度 | ★☆☆ |
「基本講座」を選ぶ場合は、カリキュラム修了後に「茶道アドバイザー」の資格試験を在宅で受けます。
実技試験はなく筆記のみの試験で、わからないことがあれば調べながら解き進められるため安心です。
2-2お手前インストラクター
「お手前インストラクター」は、道具の使い方やお茶の作り方、稽古の心がまえなど、茶道における実践的知識が身についていることを証明する資格です。
茶道の美しい所作や文化について学びたい方におすすめ。
2-1の資格と同様に、「お手前インストラクター」も「諒設計アーキテクトラーニング」が提供する通信講座で資格が取れます。
また「茶道アドバイザーW資格取得講座」を受講すると、「茶道アドバイザー」とあわせて、ダブルで資格が取得できます!
基本講座 | スペシャル講座 | |
---|---|---|
通信講座 | 諒設計アーキテクトラーニング | |
料金(税込) | 59,800円 | 79,800円 |
受講期間 | 6ヶ月(最短2ヶ月) | 6ヶ月(最短2ヶ月) |
送付されるもの | 受講証 受講マニュアル 完全攻略テキスト2冊 練習問題集/解答用紙 練習問題解答集 模擬試験/解答用紙 模擬試験解答集 添削課題/提出用解答用紙 質問用紙と封筒 |
受講証 受講マニュアル 完全攻略テキスト2冊 練習問題集/解答用紙 練習問題解答集 模擬試験/解答用紙 模擬試験解答集 添削課題/提出用解答用紙 質問用紙と封筒 卒業課題 |
添削 | 5回 | 5回+卒業課題1回 |
資格試験 | 受験が必要 | 受験免除 |
「諒設計アーキテクトラーニング」の【茶道アドバイザーW資格取得講座】はこちらから!
講座のタイトルに「W資格取得」とあるように、1つの通信講座で「お手前インストラクター」と「茶道アドバイザー」2つの資格が取得できます。
「基本講座」と「スペシャル講座」の2種類があり、「スペシャル講座」なら試験免除で2つの資格取得が可能です!(卒業課題あり)
試験を受けずに確実に資格を取りたい方は「スペシャル講座」を選びましょう。
「基本講座」を受講する場合は、資格試験を受ける必要があるため、以下の試験概要をご覧ください。
主催団体 | 日本インストラクター技術協会(JIA) |
---|---|
受験資格 | 特になし |
受験料(税込) | 10,000円 |
受験方法 | 在宅受験(実技なし) |
合格基準 | 正答率70%以上 |
試験日程 | 年6回 |
難易度 | ★☆☆ |
在宅で筆記試験のため、わからない問題があればテキストを読みながら解き進められます。
空いた時間や、集中できるタイミングで取り組めば合格できる確率が上がるでしょう。
2-3茶道文化検定
「茶道文化検定」は、茶道を通じて日本文化を深く理解していることを証明する資格です。
流派に関係なく誰でも受験できます。
茶道に関する見聞を広めたり、日本文化の知識を身につけたりして、茶道をより深く楽しみたい方におすすめ。
書店で販売しているテキストで独学できるため、空いた時間で少しずつ勉強しましょう。
1級は、問題数も合格基準も一気に上がるため、きちんと準備をしてから受験する必要があります。
受験は、ご自宅のパソコンで行います。
4級 | 3級 | 2級 | 1級 | |
---|---|---|---|---|
主催団体 | 一般財団法人 今日庵 茶道資料館 | |||
受験資格 | 特になし | 特になし | 3級に合格している | 2級に合格している |
受験料(税込) | 1,000円 | 2,000円 | 3,000円 | 5,000円 |
受験形式 | 選択式 50問30分 |
選択式 60問45分 |
選択式 80問60分 |
選択式と入力式 80問80分 |
合格基準 | 正答率70%以上 | 正答率70%以上 | 正答率70%以上 | 正答率80%以上 |
03「三千家」の世界は「茶道資格」ではなく「許状」
「茶道」といえば千利休を祖とした3つの流派が有名です。
それぞれ「裏千家」「表千家」「武者小路千家」と呼ばれ、茶道を極め、広く普及活動を行っています。
3つの流派とも、茶道を極めた者に与えられる階級制度のようなものが存在します。
それらは「許状」といい、ワンランク上の茶道を習うための許可証を指します。
3-1「許状」をもらえる条件と場所は?
自分が今受けている茶道のお稽古を極めると、茶道教室の講師または師匠から
「もうひとつレベルが高い茶道の稽古を受けることを許可する」意味あいの「許状」がもらえます。
「許状」を受け取る場所は、通っている稽古場がほとんど。
「許状」をもらう条件は、講師や師匠の考え方により異なり、茶道を極めてお願いすればもらえる場合もありますし、厳しい試験に合格しなければもらえない場合もあります。
04本格的に茶道を習うなら3つの「流派」へ
茶道には、代表的な3つの流派があります。
「千利休」の孫には4人の兄弟がおり、そのうちの3人がそれぞれの茶道を築き、今日の流派ができあがりました。
「裏千家(うらせんけ)」「表千家(おもてせんけ)」「武者小路千家(むしゃこうじせんけ)」と呼ばれ、茶道の楽しさを多くの人に伝える活動を積極的に行っています。
3つの流派とも決して対立しているわけではなく、それぞれが思い思いの茶道を楽しみながら極めているのです。
4-1裏千家の許状
「裏千家」は、3つの流派の中で最も知名度が高く、「千利休」の孫「宗旦」の四男である「仙叟宗室(せんそうそうしつ)」が初めに継ぎました。
「裏千家」には16段階の許状のほかに、3つの流派の中で唯一、習熟度を示す「資格制度」を設けています。
初めは「初伝」や「中伝」のような言い方をしていましたが、履歴書に記載したときに誰が見てもわかりやすいようにと「初級」や「中級」など一般的な表現になりました。
「裏千家」の許状
許状
資格証
取得までにかかる年数の目安
入門(にゅうもん)
初級
2~3年
小習(こならい)
茶箱点(ちゃばこだて)
茶通箱(さつうばこ)
中級
唐物(からもの)
台天目(だいてんもく)
盆点(ぼんだて)
和巾点(わきんだて)
和巾点(わきんだて)
行之行台子(ぎょうのぎょうだいす)
上級(助講師)
3年以内
大円草(だいえんそう)
引次(ひきつぎ)
真之行台子(しんのぎょうだいす)
講師
3年以内
大円真(だいえんしん)
正引次(せいひきつぎ)
茶名・紋許(ちゃめい・もんきょ)
専任講師
適時
準教授(じゅんきょうじゅ)
助教授
適時
4-2表千家の許状
「表千家」とは、千利休の孫「宗旦」の三男である「江岑宗左(こうしんそうさ)」が最初に継いだ千家のことです。
「裏千家」とは何が違うのでしょうか。
最も大きな違いは「作法」にあります。
例えばお茶を点てるとき、表千家は主に薄茶を用いて泡は立てません。
一方で裏千家は、主に濃茶を用いて泡を立てる・・・など作法の中でさまざまな違いがあります。
「表千家」にも許状があり、女性の最高位は「乱飾」。
そして、許状において最高位である「的伝」は、家元の後継者か、限られた男性のみ取得できます。
習事
飾物
茶通箱
唐物
台天目
盆点
乱飾 ※夫人の最高位
皆伝(的伝)※男子高弟の最高位
4-3武者小路千家の許状
「武者小路千家」とは、千利休の孫「宗旦」の次男である「一翁宗守(いちおうそうしゅ)」が最初に継いだ千家のことです。
3つの流派の中でもやや小規模ではありますが、わびさびと伝統を重んじたスタイルの茶道が特徴です。
着物は地味なものを好んだり、茶はあまり泡を立てない方が望ましいとしたり、合理的な動作が好まれる傾向にあるようです。
「武者小路千家」の許状については、公式の発表がないようです。
気になる方は「武者小路千家」の茶道が体験できる教室へ通ってみてはいかがでしょうか?
05まとめ
通信講座で取得できる「茶道資格」と、3大流派で取得できる「許状」をご紹介しました。
お茶の世界は非常に奥が深く、上位の許状を得るまでに10年以上かかることも!
茶道に対する堅苦しさや敷居の高さをなくし、誰でもお茶の世界を楽しめるよう独自の流派を作った方もいらっしゃいます。
純粋に茶道を楽しみたいなら、そのような方に教わるのも楽しいでしょう。
まずは「通信講座」で茶道に触れ、自分が進んでみたい茶道の世界を決めてはいかがでしょうか?
それぞれ「裏千家」「表千家」「武者小路千家」と呼ばれ、茶道を極め、広く普及活動を行っています。
3つの流派とも、茶道を極めた者に与えられる階級制度のようなものが存在します。
それらは「許状」といい、ワンランク上の茶道を習うための許可証を指します。
3-1「許状」をもらえる条件と場所は?
自分が今受けている茶道のお稽古を極めると、茶道教室の講師または師匠から
「もうひとつレベルが高い茶道の稽古を受けることを許可する」意味あいの「許状」がもらえます。
「許状」を受け取る場所は、通っている稽古場がほとんど。
「許状」をもらう条件は、講師や師匠の考え方により異なり、茶道を極めてお願いすればもらえる場合もありますし、厳しい試験に合格しなければもらえない場合もあります。
「千利休」の孫には4人の兄弟がおり、そのうちの3人がそれぞれの茶道を築き、今日の流派ができあがりました。
「裏千家(うらせんけ)」「表千家(おもてせんけ)」「武者小路千家(むしゃこうじせんけ)」と呼ばれ、茶道の楽しさを多くの人に伝える活動を積極的に行っています。
3つの流派とも決して対立しているわけではなく、それぞれが思い思いの茶道を楽しみながら極めているのです。
4-1裏千家の許状
「裏千家」は、3つの流派の中で最も知名度が高く、「千利休」の孫「宗旦」の四男である「仙叟宗室(せんそうそうしつ)」が初めに継ぎました。
「裏千家」には16段階の許状のほかに、3つの流派の中で唯一、習熟度を示す「資格制度」を設けています。
初めは「初伝」や「中伝」のような言い方をしていましたが、履歴書に記載したときに誰が見てもわかりやすいようにと「初級」や「中級」など一般的な表現になりました。
許状 | 資格証 | 取得までにかかる年数の目安 |
---|---|---|
入門(にゅうもん) | 初級 | 2~3年 |
小習(こならい) | ||
茶箱点(ちゃばこだて) | ||
茶通箱(さつうばこ) | 中級 | |
唐物(からもの) | ||
台天目(だいてんもく) | ||
盆点(ぼんだて) | ||
和巾点(わきんだて) | ||
和巾点(わきんだて) | ||
行之行台子(ぎょうのぎょうだいす) | 上級(助講師) | 3年以内 |
大円草(だいえんそう) | ||
引次(ひきつぎ) | ||
真之行台子(しんのぎょうだいす) | 講師 | 3年以内 |
大円真(だいえんしん) | ||
正引次(せいひきつぎ) | ||
茶名・紋許(ちゃめい・もんきょ) | 専任講師 | 適時 |
準教授(じゅんきょうじゅ) | 助教授 | 適時 |
4-2表千家の許状
「表千家」とは、千利休の孫「宗旦」の三男である「江岑宗左(こうしんそうさ)」が最初に継いだ千家のことです。
「裏千家」とは何が違うのでしょうか。
最も大きな違いは「作法」にあります。
例えばお茶を点てるとき、表千家は主に薄茶を用いて泡は立てません。
一方で裏千家は、主に濃茶を用いて泡を立てる・・・など作法の中でさまざまな違いがあります。
「表千家」にも許状があり、女性の最高位は「乱飾」。
そして、許状において最高位である「的伝」は、家元の後継者か、限られた男性のみ取得できます。
習事 |
飾物 |
茶通箱 |
唐物 |
台天目 |
盆点 |
乱飾 ※夫人の最高位 |
皆伝(的伝)※男子高弟の最高位 |
4-3武者小路千家の許状
「武者小路千家」とは、千利休の孫「宗旦」の次男である「一翁宗守(いちおうそうしゅ)」が最初に継いだ千家のことです。
3つの流派の中でもやや小規模ではありますが、わびさびと伝統を重んじたスタイルの茶道が特徴です。
着物は地味なものを好んだり、茶はあまり泡を立てない方が望ましいとしたり、合理的な動作が好まれる傾向にあるようです。
「武者小路千家」の許状については、公式の発表がないようです。
気になる方は「武者小路千家」の茶道が体験できる教室へ通ってみてはいかがでしょうか?
05まとめ
通信講座で取得できる「茶道資格」と、3大流派で取得できる「許状」をご紹介しました。
お茶の世界は非常に奥が深く、上位の許状を得るまでに10年以上かかることも!
茶道に対する堅苦しさや敷居の高さをなくし、誰でもお茶の世界を楽しめるよう独自の流派を作った方もいらっしゃいます。
純粋に茶道を楽しみたいなら、そのような方に教わるのも楽しいでしょう。
まずは「通信講座」で茶道に触れ、自分が進んでみたい茶道の世界を決めてはいかがでしょうか?
お茶の世界は非常に奥が深く、上位の許状を得るまでに10年以上かかることも!
茶道に対する堅苦しさや敷居の高さをなくし、誰でもお茶の世界を楽しめるよう独自の流派を作った方もいらっしゃいます。
純粋に茶道を楽しみたいなら、そのような方に教わるのも楽しいでしょう。
まずは「通信講座」で茶道に触れ、自分が進んでみたい茶道の世界を決めてはいかがでしょうか?