手作り石鹸の型とは?基本や種類、代用方法!
手作り石鹸は、自由にデザインできるのが魅力のひとつです。
石鹸の型を選ぶことで、シンプルな形から個性的なデザインまで多様な仕上がりが楽しめます。
さらに、既存の型に工夫を加えたり、オリジナル型を作ったりすることで、よりユニークな作品が完成します。
石鹸を手作りする楽しみのひとつが、好きな型を使えるということ。好みの型を使うことで、好きな大きさや形の石鹸を作ることができます。さらに石鹸の型は様々なものでも代用可能。今回は手作り石鹸の型に代用できるアイデアや作り方についてご紹介します。
- 目次
- 1. 手作り石鹸の型の基本を知ろう
- 1-1. 型が石鹸作りに与える影響とは
- 1-2. 型の素材とその効果
- 1-3. 型の形状が仕上がりに与える影響
- 1-4. 型選びで広がるデザインの可能性
- 1-5. 創造力を刺激する型の選び方
- 1-6. 型の工夫でデザインを変化させる
- 2. さまざまな手作り石鹸の型の種類
- 2-1. 専用型の特徴と選び方
- 2-2. シリコン型の利便性とデザインの多様性
- 2-3. 木製型の伝統的な魅力
- 2-4. 簡単に手に入る代用品の魅力
- 2-5. 牛乳パックを使った簡単な型作り
- 2-6. ヨーグルト容器やプリンカップの活用
- 2-7. 製氷型やお菓子型の再利用
- 3. 家庭で使える石鹸型の代用品
- 3-1. 牛乳パックで作るシンプルな型
- 3-2. 牛乳パックの準備と活用のポイント
- 3-3. ヨーグルト容器やカップを活用する方法
- 3-4. 容器の選び方と活用のコツ
- 3-5. お菓子作りの型や製氷型の使い方
- 3-6. 製氷型の利便性とデザインの幅広さ
- 3-7. お菓子作りの型で作るデコラティブな石鹸
- 4. 牛乳パックを使った石鹸型の作り方
- 4-1. 必要な材料と手順
- 4-2. 必要な材料
- 4-3. 手順
- 4-4. 石鹸のデザインに適した形を作るポイント
- 4-5. 型の高さやサイズを調整する
- 4-6. デザインの工夫で個性的な石鹸作り
- 4-7. 型からの取り出しをスムーズにするコツ
- 5. 型選びの楽しみと創造力の広げ方
- 5-1. 独自のデザインを生み出す型の工夫
- 5-2. 型に装飾を加える
- 5-3. 色を重ねて模様を作る
- 5-4. オリジナル型作りのアイデアとヒント
- 5-5. 身近な材料を活用する
- 5-6. シリコン型の自作
- 5-7. 既存の型をカスタマイズする
- 6. 手作り石鹸の型(モールド)とは?
- 6-1. 石鹸のデザインのベースになる形を作る
- 6-2. 型選びも楽しみのひとつ
- 7. 手作り石鹸型の種類
- 7-1. 専用型
- 7-2. 専用型のほかに代用品を使用する方法もある
- 8. 手作り石鹸の型の代用にできるもの
- 8-1. 牛乳パック
- 8-2. ヨーグルトの空き容器
- 8-3. プリンやゼリーのカップ
- 8-4. お菓子作りの型
- 8-5. 製氷型
- 9. 牛乳パック石鹸型の作り方
- 9-1. 注ぎ口の部分は切り落とす
- 9-2. 継ぎ目の段差が影響しないように切って使用
- 10. まとめ
01手作り石鹸の型の基本を知ろう
1-1型が石鹸作りに与える影響とは
石鹸作りにおいて、型は単に形を作るための容器ではありません。 選ぶ型の素材や形状によって、石鹸の完成度や硬さ、さらには取り出しやすさまでが変わります。 石鹸作りを楽しむためには、どの型を使用するかによってどのような影響が出るのかを知っておくことが大切です。
型の素材とその効果
型にはさまざまな素材があり、それぞれが異なる特性を持っています。 例えば、シリコン型は柔軟性が高く、石鹸を型から簡単に取り出すことができます。 また、石鹸がくっつきにくいという利点もあるため、初心者にも扱いやすい素材です。 一方、木製型は、石鹸を冷ます際に適度な温度を保つ効果があり、クラフト感を求める方にはぴったりです。 しかし、木製型は取り出しが難しい場合があるため、事前にオイルやシートを使用して準備する必要があります。
型の形状が仕上がりに与える影響
型の形状も、石鹸の仕上がりに大きな影響を与えます。 例えば、直方体の型を使うとシンプルで洗練された石鹸が作れますが、丸型や星型の型を使用すると、個性的でユニークなデザインの石鹸が出来上がります。 石鹸の用途やデザインに合わせて型の形状を選ぶことで、完成した石鹸の印象が大きく変わるため、慎重に選ぶことが大切です。
1-1型選びで広がるデザインの可能性
型の選び方次第で、石鹸作りのデザインの幅は無限に広がります。 専用型だけでなく、身近な材料を代用して個性的なデザインを作り出すことも可能です。 デザイン性を重視した型選びのポイントや、創造力を活かして独自の石鹸を作る方法について解説していきます。
創造力を刺激する型の選び方
デザイン性を追求するなら、既製品の型にとらわれず、オリジナルの型作りにも挑戦してみましょう。 例えば、製氷トレイやお菓子の型、さらにはヨーグルトの空き容器なども、十分に石鹸の型として利用できます。 これにより、身近なものを再利用してエコな石鹸作りが楽しめるだけでなく、独自の形状を持つオリジナルの石鹸を生み出すことができます。
型の工夫でデザインを変化させる
型に少し工夫を加えることで、さらに多様なデザインが可能になります。 例えば、型の底に花びらやハーブを敷き詰めてから石鹸液を注ぐことで、完成した石鹸に自然な模様や質感が加わります。 また、異なる色の石鹸液を重ねて流し込むことで、マーブル模様やストライプ模様などの視覚的な効果も作り出せます。 こうした工夫を取り入れることで、手作り石鹸のデザインの幅はますます広がるでしょう。 このように、型選びは石鹸作りにおける創造性を引き出す大きな要素です。 型の素材や形状にこだわるだけでなく、周りの身近なものを工夫して活用することで、より個性的で魅力的な石鹸を作り出すことが可能です。
01さまざまな手作り石鹸の型の種類
1-1専用型の特徴と選び方
石鹸専用型は、手作り石鹸の形を美しく保ち、取り出しやすくするために設計されたアイテムです。 素材や形状もさまざまで、作りたい石鹸のデザインや用途に応じて選ぶことが可能です。 専用型を選ぶ際のポイントをいくつか押さえることで、より満足のいく石鹸作りが楽しめます。
シリコン型の利便性とデザインの多様性
シリコン型は、専用型の中でも特に人気があります。 その理由の一つは、柔軟性と耐久性です。 シリコン型は石鹸を簡単に取り出すことができ、また、さまざまなデザインやサイズが豊富に揃っているため、自由なデザインが可能です。 初心者でも扱いやすく、何度も再利用できるため、長期的なコストパフォーマンスも優れています。
木製型の伝統的な魅力
一方、木製型は、古くから石鹸作りに使用されてきた伝統的な型です。 木製の型は、石鹸が冷える過程で温度を適度に保ち、石鹸をしっかり固める役割を果たします。 木の自然な風合いが石鹸に温かみを与え、特にクラフト感を大切にしたい場合に選ばれることが多いです。 ただし、木製型はシリコン型と比べて取り出しが少し難しいことがあるため、初心者はシートやオイルを使って工夫する必要があります。
1-1簡単に手に入る代用品の魅力
専用型を使わなくても、身近な材料で手作り石鹸の型を代用できます。 これにより、低コストで手軽に石鹸作りを楽しむことができるため、初心者や節約を考えている方にもおすすめです。 ここでは、いくつかの代用品とそのメリットを紹介します。
牛乳パックを使った簡単な型作り
牛乳パックは、最も手軽に手に入る代用品の一つです。 しっかりした厚みがあり、石鹸液をしっかりと保持してくれます。 また、使い捨てできるため、後片付けが簡単です。 牛乳パックを利用する際は、石鹸の形が直方体になるため、シンプルなデザインの石鹸を作りたい場合に最適です。
ヨーグルト容器やプリンカップの活用
ヨーグルト容器やプリンカップも、石鹸型として利用できます。 これらの容器は、個別に使えるため、一度に複数の小さな石鹸を作るのに便利です。 また、円形のデザインが特徴的で、かわいらしい石鹸を作りたい場合に向いています。 このように、形状の異なる容器を組み合わせることで、多様なデザインの石鹸を作ることができます。
製氷型やお菓子型の再利用
製氷型やお菓子作りに使う型も、手作り石鹸に活用できます。 これらの型は、すでにさまざまなデザインが揃っており、シリコン素材が多いため石鹸の取り出しが簡単です。 特に、ハート型や星型など、ユニークな形状の石鹸を作りたい場合には最適です。 また、お菓子作りに使う型はデザインが豊富なので、プレゼント用の石鹸を作る際にも活用できます。
01家庭で使える石鹸型の代用品
1-1牛乳パックで作るシンプルな型
牛乳パックは、手作り石鹸に最適な代用品として広く知られています。 家庭に常備されている牛乳パックは、石鹸の形を整えるのに十分な強度があり、かつ手軽に利用できるのが魅力です。 ここでは、牛乳パックを使ったシンプルな型作りの方法と、その利便性について詳しく解説します。
牛乳パックの準備と活用のポイント
牛乳パックを石鹸型として利用する際には、まず中をしっかり洗い、乾燥させることが重要です。 パックを半分に切ったり、必要に応じて高さを調整したりすることで、作りたい石鹸のサイズに合わせた型が簡単に作れます。 牛乳パックの内側はコーティングが施されているため、石鹸液が染み込む心配もなく、固まった後もスムーズに石鹸を取り出すことが可能です。 牛乳パックはシンプルな直方体の形状を持っており、石鹸を作る際に基本的な四角形のデザインを楽しむことができます。 このため、初心者でも手軽に使えるのが大きなメリットです。 また、使い終わった後はそのまま廃棄できるため、後片付けが簡単で衛生的です。
1-1ヨーグルト容器やカップを活用する方法
ヨーグルトの空き容器やプリンカップも、石鹸作りに役立つ便利な代用品です。 これらの容器は、手軽に手に入り、サイズや形もさまざまで、個別に小さな石鹸を作る際に最適です。 ヨーグルト容器やカップを活用した石鹸型の使い方について紹介していきます。
容器の選び方と活用のコツ
ヨーグルト容器やプリンカップを使用する際は、プラスチック製のものが適しています。 これらは柔軟性があるため、固まった石鹸を取り出しやすく、初心者でも扱いやすいのが特徴です。 円形や楕円形など、異なる形状の容器を利用することで、さまざまなデザインの石鹸を楽しめます。 さらに、これらの容器を使って個別に作成することで、一度に複数の小さな石鹸を作ることができ、ギフトやプレゼントとしても活用しやすくなります。 また、使い捨て可能なため、使い終わった後は簡単に処分でき、後片付けもスムーズです。
1-1お菓子作りの型や製氷型の使い方
家庭にあるお菓子作りの型や製氷型も、手作り石鹸の型として活用できる優れた代用品です。 これらの型を利用することで、より装飾性の高い石鹸や、個性的なデザインの石鹸を簡単に作ることができます。 ここでは、さまざまなお菓子作りの型や製氷型を使った石鹸作りの方法を紹介します。
製氷型の利便性とデザインの幅広さ
製氷型は、多くの家庭にあるシリコン製やプラスチック製の型で、さまざまな形やデザインが揃っています。 ハート型や星型、花の形など、ユニークでかわいらしいデザインの石鹸を作ることができ、特にプレゼント用や子供向けの石鹸に適しています。 シリコン製の製氷型は、柔軟性が高く、石鹸を取り出しやすいため、使い勝手が非常に良いです。
お菓子作りの型で作るデコラティブな石鹸
お菓子作りに使うクッキー型やマフィン型も、石鹸型として非常に効果的です。 特にクッキー型を使えば、個別に形を作ることでデコラティブな石鹸を作ることが可能です。 また、マフィン型を使うと、ボリュームのある円形の石鹸を作ることができ、見た目にインパクトのある仕上がりが期待できます。 これらの型を使うことで、見た目も華やかな石鹸作りを楽しむことができます。 このように、家庭にある材料を活用して、手軽にオリジナルの石鹸型を作り出せます。 牛乳パックやヨーグルト容器、さらにはお菓子作りの型や製氷型を使うことで、コストを抑えつつデザインの幅を広げられるため、ぜひ試してみてください。
01牛乳パックを使った石鹸型の作り方
1-1必要な材料と手順
牛乳パックを使って石鹸型を作るためには、いくつかの基本的な材料と道具が必要です。 これらの道具はほとんどが家庭にあるもので揃えられるため、手軽に始められるのが特徴です。 まずは、必要な材料と手順を確認してみましょう。
必要な材料
空の牛乳パック 1リットルサイズの牛乳パックが最適です。 しっかりと洗って乾燥させ、石鹸の形を整えるために再利用します。 ハサミまたはカッター 牛乳パックを切るために使用します。 パックの高さを調整して、自分好みの石鹸サイズにカスタマイズしましょう。 マスキングテープ 牛乳パックの底や側面を補強するために使います。 型が漏れないようにしっかりと貼り付けます。 定規 正確に切り取りたい場合、定規を使って牛乳パックにラインを引き、目印として使います。
手順
1.牛乳パックの洗浄と準備 使用済みの牛乳パックをよく洗い、中の残留物を完全に取り除いてください。 パックを開いて乾燥させておくことが重要です。 2.パックのカット 好みの石鹸サイズに合わせて牛乳パックをカットします。 例えば、石鹸を長方形にしたい場合は、牛乳パックを高さ約8〜10cmにカットするとよいでしょう。 ハサミやカッターで慎重に切り、切り口が均等になるようにします。 3.テープで補強 牛乳パックの底と側面がしっかりと閉じられていることを確認し、マスキングテープで補強します。 これにより、石鹸液が漏れることを防ぎ、型が安定します。 4.型の完成 以上で、牛乳パックを使ったシンプルな石鹸型が完成です。 あとは石鹸液を注ぎ、冷やして固まるのを待つだけです。
1-1石鹸のデザインに適した形を作るポイント
牛乳パックを使った石鹸型は、シンプルな直方体の形に仕上がることが多いですが、少し工夫することでデザインの幅を広げられます。 次に、石鹸のデザインに適した形を作るためのポイントを紹介します。
型の高さやサイズを調整する
牛乳パックの高さを調整することで、石鹸の厚みや大きさを自由にコントロールできます。 例えば、薄い石鹸を作りたい場合は、パックの高さを5cm程度にカットし、厚みのある石鹸を作りたい場合は、10cm以上の高さにカットすることをおすすめします。 このように、用途やデザインに合わせてサイズを調整することで、より個性的な石鹸が作れます。
デザインの工夫で個性的な石鹸作り
牛乳パックの形状を工夫することで、シンプルな石鹸にも独自のデザインを加えられます。 例えば、パックの底にハーブやドライフラワーを敷き詰めてから石鹸液を注ぐことで、完成した石鹸の表面に美しい模様が浮かび上がります。 また、異なる色の石鹸液を層状に流し込むことで、マーブル模様やストライプ柄を作ることも可能です。 このように、簡単な工夫を加えるだけで、オリジナリティあふれる石鹸デザインが楽しめます。
型からの取り出しをスムーズにするコツ
石鹸が固まった後、牛乳パックから取り出す際にスムーズに行えるようにするためには、事前に牛乳パックの内側に薄く油を塗っておくとよいでしょう。 これにより、型に石鹸がくっつくのを防ぎ、簡単に取り出せます。 さらに、牛乳パックの側面をハサミで切り開くことで、より簡単に石鹸を取り出せるようになります。 このように、牛乳パックを使った石鹸型は、簡単に作れる上に、さまざまなデザインの石鹸を作り出す可能性を広げてくれます。 ぜひ、身近な材料でオリジナルの石鹸作りを楽しんでみてください。
01型選びの楽しみと創造力の広げ方
1-1独自のデザインを生み出す型の工夫
石鹸のデザインは、使用する型によって大きく左右されますが、少しの工夫で個性的なデザインを作り出せます。 既存の型にアイデアを加えるだけで、同じ型からでも異なる印象の石鹸を作ることが可能です。
型に装飾を加える
既成の型に装飾を加えることで、より独特なデザインの石鹸を作ることができます。 例えば、型の底にハーブや花びらを敷き詰めてから石鹸液を注ぐことで、石鹸の表面に自然の模様を取り入れられます。 こうした装飾は見た目を華やかにするだけでなく、石鹸を使用する際の感触や香りにも影響を与え、特別な使用感を楽しむことができます。 また、型の内部に型紙やシリコンシートを挟むことで、石鹸に文字や模様を施すことも可能です。 これにより、メッセージやロゴが入ったオリジナル石鹸を作ることができ、ギフトとしても最適です。 特別なイベントや記念品として、こうした工夫を凝らすと、さらに個性的な石鹸が出来上がります。
色を重ねて模様を作る
異なる色の石鹸液を層にして流し込むことで、マーブル模様やストライプ模様など、複雑で美しいデザインを作ることも可能です。 このテクニックは、色のコントラストを楽しむだけでなく、石鹸の立体感を引き出し、ビジュアルにこだわりたい場合に非常に有効です。 型に液を入れる際、少しずつ色を変えて流し込むことで、自然なグラデーションを作り出すこともできます。 こうした技術は、見た目にインパクトのある石鹸を作りたいときに特に役立ちます。 また、型のデザインと組み合わせて、より複雑で美しい模様を作ることができるため、創造力を最大限に発揮できるでしょう。
1-1オリジナル型作りのアイデアとヒント
既存の型を使うだけでなく、完全にオリジナルの型を作ることも石鹸作りの醍醐味の一つです。 オリジナル型を作ることで、他にはない独自のデザインが楽しめ、さらに創造的なプロジェクトに挑戦できます。 ここでは、簡単にできるオリジナル型作りのアイデアと、成功のためのヒントを紹介します。
身近な材料を活用する
オリジナルの型を作る際に、特別な材料を用意する必要はありません。 家庭にある日常品を利用して、独自の型を作り出すことが可能です。 例えば、プラスチック製のカップやヨーグルト容器は、手軽に入手できる材料として人気があります。 また、牛乳パックやジュースのカートンは、長方形や円柱形の石鹸型として再利用できます。 こうした家庭にある素材を使えば、コストをかけずにオリジナル型を楽しむことができるのです。
シリコン型の自作
さらに、オリジナルのシリコン型を作成することで、デザインの幅は無限に広がります。 シリコンは柔軟性があり、さまざまな形状の型を作るのに適しているため、自由に創作が可能です。 シリコンを型枠に流し込んで固めることで、自分だけのオリジナルデザインの型を作成できます。 シリコン型を自作する際には、まず型枠として使用するオブジェクトや形状を選びます。 この時、手持ちのアイテムや自作の形を使用することで、他にはないユニークな型が完成します。 シリコンは耐久性が高く、再利用可能なため、作った型を何度も使うことができ、長期間にわたって楽しむことが可能です。
既存の型をカスタマイズする
オリジナル型を作るのが難しい場合でも、既存の型をカスタマイズすることで、自分だけのデザインを取り入れることができます。 例えば、既存のシリコン型に、リボンやビーズなどの装飾品を追加することで、通常の石鹸型にはない立体感や質感を持たせることができます。 また、型に工夫を凝らすことで、石鹸の一部にメッセージや名前を入れることも可能です。 これにより、オリジナル感がさらに強まり、特別感のある石鹸を作ることができます。 簡単な工夫で、既存の型をより個性的なものに変えることができるのです。 このように、型選びと工夫次第で、手作り石鹸のデザインの幅は無限に広がります。 独自のデザインを作り出す楽しさを味わいながら、ぜひ自分だけのオリジナル石鹸を作り上げてみてください。
01手作り石鹸の型(モールド)とは?
手づくり石鹸の型は「モールド」と呼ばれています。このモールドにはどのような特徴があるのでしょうか。
1-1石鹸のデザインのベースになる形を作る
手作り石鹸のモールドには、石鹸のデザインの元になる形を作るという役割があります。石鹸のモールドは市販の者では数百円というリーズナブルなものから、数千円の専用のものまで、様々な種類があります。
1-2型選びも楽しみのひとつ
モールドには様々な形や素材のものがあり、どのようなものを選ぶかによって出来上がりの形も変わってきます。
また、専用のものを購入しなくても、家庭にある様々なもので代用が可能。そのため、見た目のきれいな石鹸を作りたければ専用のものを、機能や成分重視で作りたければ代用のものをといった具合に使い分けることができます。
このモールドを選ぶのも石鹸を手作りするときの楽しみのひとつです。
02手作り石鹸型の種類
手づくりの石鹸型には様々な種類があり、石鹸型は種類によって使い分けることができます。
2-1専用型
本格的に手作り石鹸を楽しみたいという人が買い求めるのが、石鹸づくり専用の専用型です。
専用の型には素材と形に特徴があります。
素材として代表的なのがアクリル。アクリル製の型は、もっとも一般的な長方形から円錐、円柱など様々な形があります。最初からしっかりと形ができているため、組み立ての必要がないというのがメリット。
価格は数百円から数千円まで様々なものが販売されていますが、高価なものの場合、型から取り出しやすいように形を考えられたものもあり、使いやすいのが特徴。
逆にリーズナブルな価格のものは、安い反面、型出しのときに壊れてしまうことも。
アクリル製の場合、もし型出しが苦手、市販のもので気に入った形やサイズのものが見当たらないという場合、ホームセンターなどでアクリル板をカットして、自分でオリジナルの型を作ることもできます。自分でオリジナルの型を作る場合、もし取り出しのときに型が外れてしまっても、自分で補修できるというのが大きなメリット。また、大型のサイズの石鹸を作りたいときにも便利です。ある程度、DIYに慣れている人なら、専用のアクリルカッターを使えば自分で作業をすることもできます。
マーブル模様の石鹸を作りたい人や、色を重ねてレイヤーで模様にしたい人にはアクリルがおすすめ。
アクリルは透明なので、外から色が確認しやすく、美しいデザインの石鹸を作ることができます。
ただし、アクリル製の型の場合、石鹸が固まった後には切り分けが必要になります。
手作り石鹸の型としてアクリル製のものと同じように人気があるのがシリコン製のもの。
シリコン製の型は柔らかいためアクリル製のものに比べると比較的型から取り出しやすいのがメリット。
また、シリコン製の型は、動物モチーフなどアクリルでは表現できない繊細な形のものが多いのも特徴のひとつです。石鹸が出来上がったあと、切り分ける必要もなく、同じものをたくさん作ることができるため、誰かに手作り石鹸をプレゼントしたい、華やかに見せたいという場合に最適です。
2-2専用型のほかに代用品を使用する方法もある
このように、手作り石鹸の専用型には様々なメリットがあります。
ただし、この専用型は絶対に必要というわけではありません。特に手作り石鹸を始めたばかりの頃は長続きするかどうかわからないもの。できるだけ物を増やしたくない、まず石鹸づくりを始めてみたいという場合、専用型ではなく家庭にあるものを代用品として使用するのがおすすめです。
代用品を使った場合、石鹸が出来上がったあとの切り出しが必要で、型出しがしにくくなってしまう場合もありますが、代用品なら思い切って型を壊して取り出すこともできるため、まず石鹸づくりを体験してみたいという方には最適です。
03手作り石鹸の型の代用にできるもの
それでは、家庭のどのようなものが手作り石鹸の型として代用できるのでしょうか。
3-1牛乳パック
手作り石鹸の型として、もっとも代表的な代用品が牛乳パックです。
牛乳パックなら手に入りやすいだけでなく、加工しやすい、きれいな長方形になるなど様々なメリットがあり、プロの人でも牛乳パックを石鹸のモールドとして使用していることも多いようです
3-2ヨーグルトの空き容器
ヨーグルトの空き容器も、石鹸の型として使いやすいもののひとつです。牛乳パックもヨーグルトの容器も内側に加工が施されているため、取り出しやすく使いやすいのが特徴。ただし、ヨーグルトの型の場合には、牛乳パックのように長方形にならないため、きちんとした長方形の物を作りたい場合には不向きです。
3-3プリンやゼリーのカップ
ゼリーやプリンのカップの場合、可愛いデザインのものが多く、人にプレゼントするための透明度の高い宝石石鹸を作りたいといった場合におすすめです。このほかにも、アイスキャンデーを作る型を使ってもユニークな手作り石鹸を作ることができます。
3-4お菓子作りの型
百円ショップなどで購入できるお菓子作りの型なども手作り石鹸の型として代用できます。特にお菓子作りの型の場合、デザイン性が高いものが多いだけでなく、シリコン製の者も多いため、型から外しやすいというのがメリット。同じ形のものをたくさん作りたい、プレゼントにしたいといった場合に向いています。
3-5製氷型
お菓子作りの型と同じように、シリコンで出来た製氷用の型も手作り石鹸には便利です。製氷用の型は正方形の形になっているため、きれいな石鹸をたくさん作ることができます。
04牛乳パック石鹸型の作り方
初心者でも簡単に石鹸型として代用できる牛乳パック。牛乳パックを使った石鹸型の作り方を見ていきましょう。
4-1注ぎ口の部分は切り落とす
ひとくちに牛乳パックを使った石鹸型といっても、実は牛乳パックをひとつだけ使うもの、複数使うもの、小窓を開けて取り出しやすくするものなど様々な方法があります。
ただし、基本的な作り方はどの方法でも同じです。
まず必要なのは、注ぎ口の部分を切り落とすこと。
注ぎ口の部分は三角形になっているため、この部分が残っていると、きれいな長方形の石鹸ができません。
注ぎ口を上にしてたたみ、その部分が四角くなるようにテープなどで固定するという方法もありますが、段差の部分が石鹸に跡になって残ってしまう、そこから石鹸の生地が漏れてしまうといった可能性があるため、あまりおすすめできません。
4-2継ぎ目の段差が影響しないように切って使用
もしきれいな長方形の石鹸を作りたい場合、注ぎ口を切り落としたら、牛乳パックの中を確認します。すると、紙を継いだときの段差が見つかるはず。
この段差も、石鹸が固まったときに跡になって残ってしまいます。
自分で使うから気にしないという場合は構いませんが、きれいな石鹸を作りたいという場合には、この段差をカットしてそこから牛乳パックを開いていきます。
底の部分までカットしたら、もうひとつ同じように加工した牛乳パックを組み合わせてホチキスやテープで固定。
すると、一面が蓋になった牛乳パックの石鹸型が完成です。
01まとめ
手作り石鹸は、型選びによってそのデザインや仕上がりが大きく変わります。
専用の型を使うだけでなく、身近な材料を利用して独自の型を作ることで、さらに創造性を発揮できます。
シンプルなデザインから個性的な作品まで、型選びの工夫次第で多様な石鹸作りが楽しめます。
初心者から上級者まで、自分だけのオリジナル石鹸を手軽に作り、楽しみましょう。
この講座は!プロの監修を受けています!
講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
あめお 先生
手作り石鹸教室講師
住宅設計・アクセサリーデザインなど幅広い”作る”仕事を経て、日本初の手作り石鹸専門スタジオ「手作り石鹸教室Ciao*soap(チャオソープ)」を2014年に東京都練馬区に開設。
石鹸の原料をより深く理解するために”シニアオイルソムリエ”を取得、スペインでの石鹸作りディプロマも持つ。
教室の受講者数は2023年11月現在で述べ16000名を超える。
現在は、石鹸作り指導の枠を飛び出して、企業へのレシピ提供なども行う。
2022年にスタジオを東京都墨田区へ移転し、「化粧品製造販売業」許可取得。
70,000人以上が受講申し込みしている諒設計アーキテクトラーニングの通信講座
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1-1石鹸のデザインのベースになる形を作る
手作り石鹸のモールドには、石鹸のデザインの元になる形を作るという役割があります。石鹸のモールドは市販の者では数百円というリーズナブルなものから、数千円の専用のものまで、様々な種類があります。
1-2型選びも楽しみのひとつ
モールドには様々な形や素材のものがあり、どのようなものを選ぶかによって出来上がりの形も変わってきます。
また、専用のものを購入しなくても、家庭にある様々なもので代用が可能。そのため、見た目のきれいな石鹸を作りたければ専用のものを、機能や成分重視で作りたければ代用のものをといった具合に使い分けることができます。
このモールドを選ぶのも石鹸を手作りするときの楽しみのひとつです。
2-1専用型
本格的に手作り石鹸を楽しみたいという人が買い求めるのが、石鹸づくり専用の専用型です。
専用の型には素材と形に特徴があります。
素材として代表的なのがアクリル。アクリル製の型は、もっとも一般的な長方形から円錐、円柱など様々な形があります。最初からしっかりと形ができているため、組み立ての必要がないというのがメリット。
価格は数百円から数千円まで様々なものが販売されていますが、高価なものの場合、型から取り出しやすいように形を考えられたものもあり、使いやすいのが特徴。
逆にリーズナブルな価格のものは、安い反面、型出しのときに壊れてしまうことも。
アクリル製の場合、もし型出しが苦手、市販のもので気に入った形やサイズのものが見当たらないという場合、ホームセンターなどでアクリル板をカットして、自分でオリジナルの型を作ることもできます。自分でオリジナルの型を作る場合、もし取り出しのときに型が外れてしまっても、自分で補修できるというのが大きなメリット。また、大型のサイズの石鹸を作りたいときにも便利です。ある程度、DIYに慣れている人なら、専用のアクリルカッターを使えば自分で作業をすることもできます。
マーブル模様の石鹸を作りたい人や、色を重ねてレイヤーで模様にしたい人にはアクリルがおすすめ。
アクリルは透明なので、外から色が確認しやすく、美しいデザインの石鹸を作ることができます。
ただし、アクリル製の型の場合、石鹸が固まった後には切り分けが必要になります。
手作り石鹸の型としてアクリル製のものと同じように人気があるのがシリコン製のもの。
シリコン製の型は柔らかいためアクリル製のものに比べると比較的型から取り出しやすいのがメリット。
また、シリコン製の型は、動物モチーフなどアクリルでは表現できない繊細な形のものが多いのも特徴のひとつです。石鹸が出来上がったあと、切り分ける必要もなく、同じものをたくさん作ることができるため、誰かに手作り石鹸をプレゼントしたい、華やかに見せたいという場合に最適です。
2-2専用型のほかに代用品を使用する方法もある
このように、手作り石鹸の専用型には様々なメリットがあります。
ただし、この専用型は絶対に必要というわけではありません。特に手作り石鹸を始めたばかりの頃は長続きするかどうかわからないもの。できるだけ物を増やしたくない、まず石鹸づくりを始めてみたいという場合、専用型ではなく家庭にあるものを代用品として使用するのがおすすめです。
代用品を使った場合、石鹸が出来上がったあとの切り出しが必要で、型出しがしにくくなってしまう場合もありますが、代用品なら思い切って型を壊して取り出すこともできるため、まず石鹸づくりを体験してみたいという方には最適です。
03手作り石鹸の型の代用にできるもの
それでは、家庭のどのようなものが手作り石鹸の型として代用できるのでしょうか。
3-1牛乳パック
手作り石鹸の型として、もっとも代表的な代用品が牛乳パックです。
牛乳パックなら手に入りやすいだけでなく、加工しやすい、きれいな長方形になるなど様々なメリットがあり、プロの人でも牛乳パックを石鹸のモールドとして使用していることも多いようです
3-2ヨーグルトの空き容器
ヨーグルトの空き容器も、石鹸の型として使いやすいもののひとつです。牛乳パックもヨーグルトの容器も内側に加工が施されているため、取り出しやすく使いやすいのが特徴。ただし、ヨーグルトの型の場合には、牛乳パックのように長方形にならないため、きちんとした長方形の物を作りたい場合には不向きです。
3-3プリンやゼリーのカップ
ゼリーやプリンのカップの場合、可愛いデザインのものが多く、人にプレゼントするための透明度の高い宝石石鹸を作りたいといった場合におすすめです。このほかにも、アイスキャンデーを作る型を使ってもユニークな手作り石鹸を作ることができます。
3-4お菓子作りの型
百円ショップなどで購入できるお菓子作りの型なども手作り石鹸の型として代用できます。特にお菓子作りの型の場合、デザイン性が高いものが多いだけでなく、シリコン製の者も多いため、型から外しやすいというのがメリット。同じ形のものをたくさん作りたい、プレゼントにしたいといった場合に向いています。
3-5製氷型
お菓子作りの型と同じように、シリコンで出来た製氷用の型も手作り石鹸には便利です。製氷用の型は正方形の形になっているため、きれいな石鹸をたくさん作ることができます。
04牛乳パック石鹸型の作り方
初心者でも簡単に石鹸型として代用できる牛乳パック。牛乳パックを使った石鹸型の作り方を見ていきましょう。
4-1注ぎ口の部分は切り落とす
ひとくちに牛乳パックを使った石鹸型といっても、実は牛乳パックをひとつだけ使うもの、複数使うもの、小窓を開けて取り出しやすくするものなど様々な方法があります。
ただし、基本的な作り方はどの方法でも同じです。
まず必要なのは、注ぎ口の部分を切り落とすこと。
注ぎ口の部分は三角形になっているため、この部分が残っていると、きれいな長方形の石鹸ができません。
注ぎ口を上にしてたたみ、その部分が四角くなるようにテープなどで固定するという方法もありますが、段差の部分が石鹸に跡になって残ってしまう、そこから石鹸の生地が漏れてしまうといった可能性があるため、あまりおすすめできません。
4-2継ぎ目の段差が影響しないように切って使用
もしきれいな長方形の石鹸を作りたい場合、注ぎ口を切り落としたら、牛乳パックの中を確認します。すると、紙を継いだときの段差が見つかるはず。
この段差も、石鹸が固まったときに跡になって残ってしまいます。
自分で使うから気にしないという場合は構いませんが、きれいな石鹸を作りたいという場合には、この段差をカットしてそこから牛乳パックを開いていきます。
底の部分までカットしたら、もうひとつ同じように加工した牛乳パックを組み合わせてホチキスやテープで固定。
すると、一面が蓋になった牛乳パックの石鹸型が完成です。
01まとめ
手作り石鹸は、型選びによってそのデザインや仕上がりが大きく変わります。
専用の型を使うだけでなく、身近な材料を利用して独自の型を作ることで、さらに創造性を発揮できます。
シンプルなデザインから個性的な作品まで、型選びの工夫次第で多様な石鹸作りが楽しめます。
初心者から上級者まで、自分だけのオリジナル石鹸を手軽に作り、楽しみましょう。
3-1牛乳パック
手作り石鹸の型として、もっとも代表的な代用品が牛乳パックです。
牛乳パックなら手に入りやすいだけでなく、加工しやすい、きれいな長方形になるなど様々なメリットがあり、プロの人でも牛乳パックを石鹸のモールドとして使用していることも多いようです
3-2ヨーグルトの空き容器
ヨーグルトの空き容器も、石鹸の型として使いやすいもののひとつです。牛乳パックもヨーグルトの容器も内側に加工が施されているため、取り出しやすく使いやすいのが特徴。ただし、ヨーグルトの型の場合には、牛乳パックのように長方形にならないため、きちんとした長方形の物を作りたい場合には不向きです。
3-3プリンやゼリーのカップ
ゼリーやプリンのカップの場合、可愛いデザインのものが多く、人にプレゼントするための透明度の高い宝石石鹸を作りたいといった場合におすすめです。このほかにも、アイスキャンデーを作る型を使ってもユニークな手作り石鹸を作ることができます。
3-4お菓子作りの型
百円ショップなどで購入できるお菓子作りの型なども手作り石鹸の型として代用できます。特にお菓子作りの型の場合、デザイン性が高いものが多いだけでなく、シリコン製の者も多いため、型から外しやすいというのがメリット。同じ形のものをたくさん作りたい、プレゼントにしたいといった場合に向いています。
3-5製氷型
お菓子作りの型と同じように、シリコンで出来た製氷用の型も手作り石鹸には便利です。製氷用の型は正方形の形になっているため、きれいな石鹸をたくさん作ることができます。
4-1注ぎ口の部分は切り落とす
ひとくちに牛乳パックを使った石鹸型といっても、実は牛乳パックをひとつだけ使うもの、複数使うもの、小窓を開けて取り出しやすくするものなど様々な方法があります。
ただし、基本的な作り方はどの方法でも同じです。
まず必要なのは、注ぎ口の部分を切り落とすこと。
注ぎ口の部分は三角形になっているため、この部分が残っていると、きれいな長方形の石鹸ができません。
注ぎ口を上にしてたたみ、その部分が四角くなるようにテープなどで固定するという方法もありますが、段差の部分が石鹸に跡になって残ってしまう、そこから石鹸の生地が漏れてしまうといった可能性があるため、あまりおすすめできません。
4-2継ぎ目の段差が影響しないように切って使用
もしきれいな長方形の石鹸を作りたい場合、注ぎ口を切り落としたら、牛乳パックの中を確認します。すると、紙を継いだときの段差が見つかるはず。
この段差も、石鹸が固まったときに跡になって残ってしまいます。
自分で使うから気にしないという場合は構いませんが、きれいな石鹸を作りたいという場合には、この段差をカットしてそこから牛乳パックを開いていきます。
底の部分までカットしたら、もうひとつ同じように加工した牛乳パックを組み合わせてホチキスやテープで固定。
すると、一面が蓋になった牛乳パックの石鹸型が完成です。
01まとめ
この講座は!プロの監修を受けています!
石鹸の原料をより深く理解するために”シニアオイルソムリエ”を取得、スペインでの石鹸作りディプロマも持つ。
教室の受講者数は2023年11月現在で述べ16000名を超える。
現在は、石鹸作り指導の枠を飛び出して、企業へのレシピ提供なども行う。
2022年にスタジオを東京都墨田区へ移転し、「化粧品製造販売業」許可取得。
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