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余ることの多いスパイス!保存はどうやってしたら良い?

様々な料理やお菓子に使うことのできるスパイスですが、一度にたくさん使うことは少ないために保存する場合がほとんどですよね。
そんなときに間違った保存方法をしてしまうと、せっかくのスパイスの香りが台無しに…!
そこで今回はそんなスパイスの保存に関する基礎知識をご紹介します。

余ることの多いスパイス!保存はどうやってしたら良い?
目次

01スパイスを保存する際に気をつけること

スパイスの一番大切なところは、やはり香りをキープしながら保存することですよね。
そこで、スパイスを保存する際に気をつけたいポイントが大きく分けて3つあるので説明していきましょう。

1-1光を避ける

スパイスの天敵である光ですが、厳密にいうと紫外線のことですね。
日常なかなか紫外線に当たるような場所にスパイスを保存することはないとは思いますが、なるべく暗い場所に保存するようにしてください。
私は乾物を保存しておく専用のキャビネットに、陶器の密封できる入れ物に入れて保存しています。

1-2熱を避ける

スパイスは涼しい場所で保存するのが鉄則ですので、コンロの近くや引き出しには入れておかないように注意しましょう。
ブラックペッパーやシナモンなど、比較的よく使うスパイスは、どうしてもコンロの近くの棚に置いてしまいがちです。
しかし、これは品質が劣化してしまうのでよほど早く使わない限りは注意しましょう。
一番便利なのは、食器棚の一角に保存する方法です。
熱がこもることもありませんし、暗い場所ですからね。
ただ、食器棚に炊飯器などを置くことのできるタイプの場所には置かないようにしてください。
一気に熱が伝わって、品質が劣化してしまう危険性があります。

1-3湿気を避ける

よくシンク下の収納場所や、冷蔵庫で保存している人がいます。
しかしスパイスは乾燥しているものが主流なので、湿気を含んでしまうと急速に劣化が進みます。
そのため、涼しい常温の場所で保存をしましょう。
スパイスを保存するときには、密閉できる容器や保存バッグは欠かせないアイテムですね。

02スパイスの保存場所はどこが良い?

涼しい常温保存が良いとは言いつつも…夏場などはスパイスの天敵である熱がこもってしまうこともしばしばあります。
そんなとき、湿気たっぷりの冷蔵庫にも入れられないとなると…ちょっと保存場所に困ってしまいますよね。
しかし、便利な場所があるのです!
それが長期保存の強い味方、冷凍庫なのです。
スパイスを小分けにしてフリーザーバッグに入れて、空気をしっかり抜いてから冷凍するようにしましょう。
ブラックペッパーなど、まだ挽いていないホールのスパイスなら2年くらいは余裕で保存することができます。
使うときには、少し解凍した状態で包丁で潰すようにしてから使ってみてくださいね。
すでに挽いてあるスパイスは、特に
解凍する必要はありません。
そのまま調理に使うなどしても品質が保たれているので問題ないですよ。
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03キーワードは光と熱と湿気

いかがでしたか?
一度に使うことが少なく、小分けに使うものだからこそ気になるスパイスの保存についてお話ししてきました。
スパイスは光、熱、湿気に弱いのでこれらを避けながら保存します。
また、冷凍庫に入れて置くことでかなり長い期間保つことがわかりましたね。
いつまでも香り豊かなスパイスを使うために、ぜひ保存方法にも注目してみてください。

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講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
日沼紀子
日沼紀子 先生
1980年生まれ、秋田県出身。
秋田大学卒業後、食品会社のスパイス部門立ち上げ、マーケティングベンチャー企業を経て独立。
東京都内でのカフェ経営、講師活動後、移住。
現在は岡山県備前市「レストランCROISEMENT」を拠点としている。
『スパイス&ハーブ料理の発想と組み立て』(中国・台湾で翻訳)他、著書多数。
日沼紀子

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