タロット初心者向けのカードの選び方や占い方
多くの女性が関心を寄せる占いの中でも、一度は占ってみたいものといえばタロットカードではないでしょうか。神秘的な雰囲気のタロットは的中率も高いため、人気の占いの方法です。今回は、タロット初心者向けのカードの選び方や、簡単にできる占いの方法をご紹介します。
- 目次
01初心者におすすめのタロットカードの選び方
タロットカードの占いを始めるときには、まずタロットカードが必要です。では、初心者はどんな点に注意してタロットカードを選べばよいのでしょうか。
1-1ウェイト版とマルセイユ版の違い
実はタロットカードと一口にいっても、二種類のタロットカードが存在します。
ひとつが「ウェイト版」と呼ばれるもの、もうひとつが「マルセイユ版」と呼ばれるものです。
ウェイト版のタロットカードは、イギリスやアメリカを中心に広く使われているもので、世界では現在もっとも人気があるカードと呼ばれています。このウェイト版は、「ライダー社」という会社が販売を行ったこともあるため「ライダー版」と呼ばれることもあります。
一方のマルセイユ版は、ヨーロッパ、特にフランスで使用されているカードです。マルセイユ版は十八世紀のフランス革命の頃に印刷技術の発展とともに広がり、フランスのマルセイユで大量に生産されたことから「マルセイユ版」と呼ばれるようになりました。
ウェイト版・マルセイユ版とも、タロットカードの枚数には変わりはありませんが、一部のカードの番号や名称が異なっていることもあります。また、ウェイト版は大アルカナだけでなく小アルカナのカードも絵札で構成されていますが、マルセイユ版の小アルカナはトランプのように数字のみのものもあります。
マルセイユ版は十八世紀のデザインがほぼそのまま引き継がれていることからタロットの伝統を重んじるもので、一方のウェイト版は絵柄の魅力に人気があります。
もし伝統的なものを使いたい場合はマルセイユ版がおすすめですが、絵柄から意味を読み取りやすいということもあり、初心者にはウェイト版がおすすめです。
1-2選び方のポイント
タロットカードを選ぶとき、大切なのは自分の直感やフィーリング、インスピレーションを大切にすることです。できれば実際にカードを手に取り、しっくりするものを選びましょう。その際、絵柄のデザインだけでなく、カードの大きさにも注意しましょう。
タロットカードはトランプに比べるとやや大きく、女性の手ではうまく扱えない場合もあります。また、タロットカードはまとめて使う場合もあり、そのときにはちょっとした重さになります。手が小さい、力が弱いといった人の場合には、小さめで軽いカードを選ぶとその後扱いやすいでしょう。
1-3カードに日本語解説書がない場合は解説書を用意した方がよい
タロットカードの中には、輸入されたものなどもあり、日本語の解説書が入っていない、そもそもカードのみで販売されているという場合があります。その場合、日本語の解説書を用意したほうがよいでしょう。インターネットのサイトなどを見ながら意味を覚えていくという方法もありますが、手元に本があると気が向いたときに眺められるので非常に便利です。
02初心者におすすめの占い方
タロットカードにはカードの並べ方や占い方に様々な方法があります。このとき、タロットを並べる配置のことを「スプレッド」と呼びます。このスプレッドによって、タロットカードに様々な質問を行うことができます。
スプレッドには多くのカードを使うものもありますが、初心者の場合、できるだけカード枚数の少ない方法を選ぶと、手軽に占いを行うことができます。
2-1ワンカードスプレッド
スプレッドの中でも、もっともカード枚数の少ないものが「ワンカードスプレッド」です。ワンカードスプレッドはその名の通り、カードを一枚だけ使うスプレッドです。
まずタロットをシャッフルしてカットし、ひとまとめの山にします。その中から、自分のインスピレーションに従ってカードを選び、そのカードの意味を読み解いていくのがワンカードスプレッドです。このとき、心の中でカードに尋ねたい質問を唱えながらカードを引くのがコツ。この方法は非常に簡単で、その日の運勢や、自分の行動が成功するかどうかなど二者択一の質問を行うときに用いられます。
2-2ツーカードスプレッド
カードを二枚する方法が「ツーカードスプレッド」です。これはワンカードスプレッドを発展させた方法と呼ぶことができます。
ツーカードスプレッドもワンカードスプレッドと同じように、山を作りカードを引きますが、まずそのカードを裏返したまま置いて、さらにもう一枚、カードを引き、最初のカードの右側に並べます。
最初のカードが意味するのは、心の中で唱えた質問の答えです。ただし、答えはいつもよいものだとは限りません。中には悪い答えが出てくることもあるものです。
そういった場合、その答えにどう対処したらいいかを教えてくれるのが二枚目のカードです。
このように二枚のカードを組み合わせて、意味を読み解いていくのがツーカードスプレッドです。
2-3スリーカードスプレッド
もっと本格的な占いを行いたいという場合に用いられるのがスリーカードスプレッドです。スリーカードスプレッドは三枚のカードを使った占いの方法。
スリーカードスプレッドでは、カードの中から三枚を選び、左から順番に並べていきます。
もっとも左のカードは「過去」、真ん中のカードは「現在」、一番右のカードは「未来」を意味しています。
これは、質問の内容に過去がどうかかわっているのか、現在はどんな状況なのか、未来にはそれがどう変化しているのかといった一連の流れを示しています。
このスリーカードスプレッドは過去から現在、未来といった時間と出来事の流れが連なって示されるため、本格的なリーディングの第一歩となります。プロの占い師の中でも、スリーカードスプレッドは愛好されている方法ですが、枚数が少ないため、初心者でも取り組みやすいスプレッドです。
2-4シンプル・クロス・スプレッド
カードを二枚使用するものでも、ツーカードスプレッド以外の方法もあります。それがシンプル・クロス・スプレッドと呼ばれるもの。
シンプル・クロス・スプレッドでは、最初に引いたカードを下に、二枚目に引いたカードを、最初のカードを十字を描く形で配置します。
このとき、下にあるカードが現在の状況を表し、上にあるカードが自分の望みに対して障害となっている出来事を表します。
このシンプル・クロス・スプレッドでは、カードの描くストーリーが重要となるため、カードリーディングに慣れていない初心者にもおすすめできるスプレッドです。
1-1ウェイト版とマルセイユ版の違い
実はタロットカードと一口にいっても、二種類のタロットカードが存在します。
ひとつが「ウェイト版」と呼ばれるもの、もうひとつが「マルセイユ版」と呼ばれるものです。
ウェイト版のタロットカードは、イギリスやアメリカを中心に広く使われているもので、世界では現在もっとも人気があるカードと呼ばれています。このウェイト版は、「ライダー社」という会社が販売を行ったこともあるため「ライダー版」と呼ばれることもあります。
一方のマルセイユ版は、ヨーロッパ、特にフランスで使用されているカードです。マルセイユ版は十八世紀のフランス革命の頃に印刷技術の発展とともに広がり、フランスのマルセイユで大量に生産されたことから「マルセイユ版」と呼ばれるようになりました。
ウェイト版・マルセイユ版とも、タロットカードの枚数には変わりはありませんが、一部のカードの番号や名称が異なっていることもあります。また、ウェイト版は大アルカナだけでなく小アルカナのカードも絵札で構成されていますが、マルセイユ版の小アルカナはトランプのように数字のみのものもあります。
マルセイユ版は十八世紀のデザインがほぼそのまま引き継がれていることからタロットの伝統を重んじるもので、一方のウェイト版は絵柄の魅力に人気があります。
もし伝統的なものを使いたい場合はマルセイユ版がおすすめですが、絵柄から意味を読み取りやすいということもあり、初心者にはウェイト版がおすすめです。
1-2選び方のポイント
タロットカードを選ぶとき、大切なのは自分の直感やフィーリング、インスピレーションを大切にすることです。できれば実際にカードを手に取り、しっくりするものを選びましょう。その際、絵柄のデザインだけでなく、カードの大きさにも注意しましょう。
タロットカードはトランプに比べるとやや大きく、女性の手ではうまく扱えない場合もあります。また、タロットカードはまとめて使う場合もあり、そのときにはちょっとした重さになります。手が小さい、力が弱いといった人の場合には、小さめで軽いカードを選ぶとその後扱いやすいでしょう。
1-3カードに日本語解説書がない場合は解説書を用意した方がよい
タロットカードの中には、輸入されたものなどもあり、日本語の解説書が入っていない、そもそもカードのみで販売されているという場合があります。その場合、日本語の解説書を用意したほうがよいでしょう。インターネットのサイトなどを見ながら意味を覚えていくという方法もありますが、手元に本があると気が向いたときに眺められるので非常に便利です。
スプレッドには多くのカードを使うものもありますが、初心者の場合、できるだけカード枚数の少ない方法を選ぶと、手軽に占いを行うことができます。
2-1ワンカードスプレッド
スプレッドの中でも、もっともカード枚数の少ないものが「ワンカードスプレッド」です。ワンカードスプレッドはその名の通り、カードを一枚だけ使うスプレッドです。
まずタロットをシャッフルしてカットし、ひとまとめの山にします。その中から、自分のインスピレーションに従ってカードを選び、そのカードの意味を読み解いていくのがワンカードスプレッドです。このとき、心の中でカードに尋ねたい質問を唱えながらカードを引くのがコツ。この方法は非常に簡単で、その日の運勢や、自分の行動が成功するかどうかなど二者択一の質問を行うときに用いられます。
2-2ツーカードスプレッド
カードを二枚する方法が「ツーカードスプレッド」です。これはワンカードスプレッドを発展させた方法と呼ぶことができます。
ツーカードスプレッドもワンカードスプレッドと同じように、山を作りカードを引きますが、まずそのカードを裏返したまま置いて、さらにもう一枚、カードを引き、最初のカードの右側に並べます。
最初のカードが意味するのは、心の中で唱えた質問の答えです。ただし、答えはいつもよいものだとは限りません。中には悪い答えが出てくることもあるものです。
そういった場合、その答えにどう対処したらいいかを教えてくれるのが二枚目のカードです。
このように二枚のカードを組み合わせて、意味を読み解いていくのがツーカードスプレッドです。
2-3スリーカードスプレッド
もっと本格的な占いを行いたいという場合に用いられるのがスリーカードスプレッドです。スリーカードスプレッドは三枚のカードを使った占いの方法。
スリーカードスプレッドでは、カードの中から三枚を選び、左から順番に並べていきます。
もっとも左のカードは「過去」、真ん中のカードは「現在」、一番右のカードは「未来」を意味しています。
これは、質問の内容に過去がどうかかわっているのか、現在はどんな状況なのか、未来にはそれがどう変化しているのかといった一連の流れを示しています。
このスリーカードスプレッドは過去から現在、未来といった時間と出来事の流れが連なって示されるため、本格的なリーディングの第一歩となります。プロの占い師の中でも、スリーカードスプレッドは愛好されている方法ですが、枚数が少ないため、初心者でも取り組みやすいスプレッドです。
2-4シンプル・クロス・スプレッド
カードを二枚使用するものでも、ツーカードスプレッド以外の方法もあります。それがシンプル・クロス・スプレッドと呼ばれるもの。
シンプル・クロス・スプレッドでは、最初に引いたカードを下に、二枚目に引いたカードを、最初のカードを十字を描く形で配置します。
このとき、下にあるカードが現在の状況を表し、上にあるカードが自分の望みに対して障害となっている出来事を表します。
このシンプル・クロス・スプレッドでは、カードの描くストーリーが重要となるため、カードリーディングに慣れていない初心者にもおすすめできるスプレッドです。
03タロットでやってはいけないこと
タロットによる占いは効果も精度も高く、初心者でも簡単に取り組めるものですが、中にはやってはいけないとされていることもあります。
そのひとつが「同じ質問を何度も占う」こと。もし占いの結果に納得できなくても、すぐに同じ質問で占いを行うことはやめましょう。それよりも、カードの意味をしっかり考えることが重要です。同じ内容について占いたいときには、一日程度空けるか、占いたいことに変化があったときにしましょう。
また、他人にタロットカードを触らせるのも避けたほうが良いでしょう。タロットカードは実に繊細なものなので、他人が触ると悪いエネルギーが流れ込み、正しく占えないことがあります。
04まとめ
タロットカードによる占いはそれほど難しいものではありません。もし、自分でもやってみたいと思われたときには、思い切ってチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。
そのひとつが「同じ質問を何度も占う」こと。もし占いの結果に納得できなくても、すぐに同じ質問で占いを行うことはやめましょう。それよりも、カードの意味をしっかり考えることが重要です。同じ内容について占いたいときには、一日程度空けるか、占いたいことに変化があったときにしましょう。
また、他人にタロットカードを触らせるのも避けたほうが良いでしょう。タロットカードは実に繊細なものなので、他人が触ると悪いエネルギーが流れ込み、正しく占えないことがあります。