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タロットを自分で占うことのメリットデメリット

神秘的な雰囲気や的中率の高さから人気のあるタロットカード占い。自分でもやってみたいという方もきっと多いはず。でも、自分で自分のことを占ってみてもいいものなのでしょうか。今回は、タロットカードで自分を占うことのメリットやデメリットを紹介します。

やってもいいの?タロットを自分で占うことのメリットデメリット
目次

01タロットで自分のことを占ってもいいのかどうか

そもそも、タロットカードで自分のことを占ってもいいのでしょうか。
結論からいうと、専門家の中でも、占っていい、占ってはいけないと意見は分かれています。
また、占ってはいけないとまでは言えないけれど、自分のことを占っても当たらない、占いの精度が低くなるといった意見もあり、初心者が判断するのは非常に難しいところです。
実際に、プロの占い師でも自分のことを占うという人は少数派だと言われ、自分のことを正確に占うのは非常に困難だとされています。
ただし、自分で自分のことを占うメリットは少なくありません。
自分で自分のことを占うときに注意したいポイントを押さえれば、自分でも精度の高い占いを行うことができます。

02タロットで自分を占うメリット

それでは、タロットカードで自分のことを占うことにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

2-1経済的、心理的な負担がない

まず自分で占いを行う大きなメリットは経済的、心理的な負担が少ないということが挙げられます。占いの専門家に鑑定を頼む場合には鑑定料が必要ですが、当たると評判の占い師であれば、その額は決して安いものではありません。中には予約をしなければいけない、紹介が必要などハードルが高くなることもあります。
さらに占い師のところに出かけるというのもなかなか面倒なものです。電話占いといった方法もありますが、こちらも鑑定料が必要になり、占い師によっては深夜の鑑定のみ、すぐに予約が埋まってしまうなどということも珍しくありません。
そのうえ、お金を払ったり予約をして待たされたりしても、その占い師と相性がいいとは限りません。そうなった場合、色々な手間をかけたのに納得できないということにもなりかねません。
しかし、自分で占いを行う場合には、経済的、心理的な負担はほぼゼロ。タロットカードの場合であれば、必要なコストはせいぜいカードを買うお金程度のものです。
これは占いが好きであればあるほど、大きなメリットということができるでしょう。

2-2いつでも占える

悩みがあるとき、ふたつからひとつを選ばなくてはならないなど、「すぐに結果を知りたい!」ということも少なくありません。
そんなとき、わざわざ占い師のところに出かけていくのは時間もかかってしまうものです。もし信頼できる占い師に巡り合えていたとしても、自分が話を聞きたいときに、その占い師が営業時間中だとは限りません。
もし自分で自分を占うことができればすぐに結果を知り、行動に活かすことができます。
自分で自分を占うのは難しいものですが、二者択一であれば比較的簡単。
すぐに占える、すぐに答えが出るというのも、自分で自分を占うメリットといえるでしょう。
また、占い師に意見を聞くことに慣れてしまうと、ついついどんな選択をするときも「意見を聞きたい」と思ってしまうもの。そういった状況が続くと、自分で自分の行動を決められない、占いをしないと不安になってしまう、占い師のいうことを聞かなければならないという強迫観念にかられるなど、占い依存に近い症状が現れることもあります。
しかし、自分で自分を占っている間は、そういった心配も不要です。

03タロットで自分を占うデメリット

自分で自分を占うときには、様々なメリットもありますが、逆にデメリットも存在します。

3-1自分に好都合な解釈をしがち

自分で自分のことを占うと、どうしても自分に好意的な解釈をしてしまいがちになるものです。どんな悩みや質問をするときにも、「こうなって欲しい」という願望はあるもの。タロットカードはそういう念も吸収してしまうので、悩みや思いが強ければ強いほど、間違った結果を導き出してしまいます。
また、人間というものはなかなか自分にとって都合の悪いことは認められないもの。自分ではうっすら思い当たることがあったとしても、悪いことは認めたくないため、その部分を受け流してしまうこともあります。
その結果、悪いことは無視していいことだけを見てしまうといったことになってしまい、正しい占いを行えなくなってしまいます。

3-2正確な結果が得られない

タロットカードの場合、カードの中には様々な意味が込められています。それを正確にリーディングするのが占い師の役割ですが、同じカードが出た場合でも、占い師が他人であれば、客観的な意見としてカードの意味や解釈を伝えることができますが、自分で自分を占う場合、なかなか悪いことは認められず、カードのいい意味だけを読み取ってしまいがちです。
また、自分では意識していなくても、都合のいいカードを引いてしまうということも少なくありません。タロットカードは使い込んでいるうちに手に馴染んでくるものですが、カードを使えば使うほど、無意識にそのカードの特徴を覚えてしまうこともあります。たとえば、角が折れていたり、ちょっとした傷が入っていたりという点を無意識に記憶しているため、悪いカードは避けてよいカードを選んでしまい、結果として正確な結果が得られないということになってしまいます。

04同じテーマを何度も鑑定しない

自分で自分を占うときには、メリットもデメリットもあります。それでもどうしても自分で自分を占いたいというときには、注意したいポイントがあります。

4-1同じテーマを何度も鑑定しない

自分で自分を占うときには、同じテーマを何度も鑑定してはいけません。たとえば「いいカードが出なかった」「カードの意味が分からなかった」「結果が納得できなかった」などの場合、ついついもう一度占いをしたくなりますが、そうするとカードは正しい答えを返してくれません。最初に引いたカードが答えのすべて。何度も繰り返し鑑定を行って、たとえいいカードが出たとしてもそのことにほとんど意味はありません。
同じテーマの鑑定は一度だけ、最初に出たカードの意味をしっかり考えるようにしましょう。
ただし、タロットカードが占えるのは約一か月前後の短期的な未来です。そのため、同じテーマでも時間が経ってからなら鑑定しても構いません。また、状況が大きく変わった、自分が大きく行動を変えたといった場合には、新しい答えが返って来る場合もあります。

4-2カードは大切に扱う

これは自分で自分を占うときに限ったことではありませんが、カードを大切に扱うのはタロット占いの基本です。そのため、カードは出しっぱなしにせず、必要な時以外はきちんとしまっておきましょう。
また、カードはエネルギーを吸いやすいので、定期的にお香やセージの煙をくぐらす、鈴の音を鳴らすといった方法で浄化を行いましょう。そうすることで、カードの本当の力を引き出すことができます。
なお占いを行うときには、カードを傷つけないようにテーブルの上にクロスを敷く、ときにはタロットカードの掃除をするなど、きちんとケアを行うことで、カードは正しい答えを出してくれます。

05まとめ

自分で自分のことを客観的に評価するのは難しいもの。それはタロット占いでも同じことです。ただし、趣味や勉強としてなら自分を占うのもおすすめ。カードからストーリーを読み解くのは楽しいものなので、もし興味がある方は一度試してみてはいかがでしょうか。

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講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
あい
あい 先生
スピリチュアルカウンセラー
1978年生まれ。北海道出身。某お笑い養成所で学んだトークスキル、占いコンサルタントの経験を活かし占いの世界に。日本最大級の占いイベント「占1グランプリ2016」にて優勝者。
あい

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