タロットの占い方とカードの意味一覧！やり方や読み方のコツ、資格とは

1-1大アルカナとは

大アルカナは「女帝」や「世界」などの22枚の魅力的なカードで構成されており、それぞれが絵柄に象徴されるような独特の意味を帯びています。
22枚のカードで、0から21までの数字があり、それぞれに「正義」などの名称がついていますが、番号や名称はカードによって異なることがあるようです。
ここでは、一般的な番号と名称で紹介します。
《大アルカナ一覧》0愚者、1魔術師、2女教皇（女司祭）、3女帝、4皇帝、5法王（司祭）、6恋人、7戦車、8力、9隠者、10運命の輪、11正義、12吊された男（吊られた男）、13死神、14節制、15悪魔、16塔、17星、18月、19太陽、20審判、21世界。

1-2小アルカナとは

小アルカナは「棒」「金貨」「剣」「聖杯」の4つのスート（カードのマーク）より成り立っており、それぞれが「エース、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、ペイジ、ナイト、クイーン、キング」の14枚ずつでの構成です。
4つのスートにはそれぞれの意味が割り当てられており、覚えておくことで解釈に深みが出ます。
・【棒】火の性質、別名ロッド等
・【金貨】土の性質、別名ペンタクル等
・【剣】風の性質、別名ソード
・【聖杯】水の性質、別名カップ
数が多くて暗記が難しいかもしれませんが、これから本格的に独学をしていきたい人は、焦らずに最初はメモを見ながら覚えていくといいでしょう。

1-3正位置と逆位置

鑑定では、カードの向きが上下逆になっていることがあります。
これを逆位置と呼び、カードの意味が真逆になったり強く出過ぎたりするなど、正位置と意味が変わるようです。
78枚それぞれに正位置と逆位置があります。

1-4タロットカードの種類

タロットカードは古くから世界のあちこちに伝わっており、中世から現代まで数多くの種類のタロットカードが考案されています。
このためすべてのタロットカードの種類がどれくらいなのか、把握することは不可能でしょう。
中には正方形や丸いカードなど面白い形のものもあり、サイズも小さいものから標準サイズよりやや大きめまで色々あるようです。
絵柄についても古くから伝わっている伝統的な絵柄や、有名イラストレーターがデザインしたもの、シンプルなものやミステリアスなカードなど数多いのが特徴と言えます。
では、代表的な種類を挙げてみましょう。
・【ライダー版】※別名ウエイト版
・【マルセイユ版】
・【ヴィスコンティ・スフォルツァ版】
※他にもタロットカードにはトート版、エッティラ版などがあります。
ヴィスコンティ・スフォルツァ版は世界最古のタロットカードと言われており、絵柄のみで文字や数字は書いておりません。
独特の重厚な雰囲気のためコレクションアイテムとして所持する人もいますが、カードが絵柄だけですので全てのカードの意味を暗記した上級者が用いるのもいいでしょう。

2-1タロットカード占いでできること！答えが出やすい質問

タロットでは恋愛運、仕事運、健康運、金運、人間関係など様々な悩みに対応することができます。
特に「相手の気持ちはどうなっている？」という誰かの本音に対する答え、イエス・ノーの二択などはタロットが得意です。
仕事運では「これからの流れ」や「周囲の状況」なども読み取りやすいでしょう。
また今後妨害や、トラブルが発生しやすいかどうかを予見することも得意です。
一般的に数日から一年先の運気を読み取ることに長けた占術と言えます。
現在から読み取れる近い未来を占うことに適していますが、状況は変化することもよくあるため、環境や立場などが変わった時にはまた占うことができるでしょう。

2-2タロットでは不向きな事柄

一般的にタロットカードは「長期の展望を読み解くのが不得意」な傾向があります。
たとえば今後十年の運気の見通しや、数年先の卒業後の進路などは、四柱推命や西洋占星術などの「命術」による占いが適しているでしょう。
また引越し先や時期をどうするかは、気学や風水の方が得意なだけでなく、さらに開運効果もありお勧めできます。
不得意な質問では曖昧な意味のカードが出て困惑することもあるため、良いか悪いで答えられるような、タロットカードが得意な質問で占うといいでしょう。
【お勧め資格】長期の展望や適職を知るならコレ！
・四柱推命鑑定士
・陰陽五行士
・西洋占星術士
・ホロスコープ鑑定士
【お勧め資格】引越し先や時期と開運方法を知るならコレ！
・風水セラピスト
・風水鑑定士
・九星気学占術士
・東洋占術士

3-1ワンオラクルのやり方

一枚のカードで占う手法です。
・【占いの手順①シャッフル】
質問やその人物などを頭に思い浮かべ、カードを裏返し、手でよく混ぜます。
この時、時計回りに回しながら、よく混ぜることがポイントです。
よくシャッフルしないと、前回と似たようなカードが出たり、逆位置ばかりなどのように偏った向きになったりすることがあります。
・【占いの手順②カードを引く】
ゆっくりと一枚のカードを引きます。
上下逆にしないように、横でくるっと表と裏の向きを変えるといいでしょう。

3-2その他のスプレッド

ワンオラクル以外にも、タロットカードには代表的なスプレッド（展開）があります。
有名なのは「ケルト十字」でしょう。
様々な問題に対応できる優れものですので、マスターするといいです。
他にも「ホロスコープ法」「ヘキサグラム」などのスプレッドがあります。

4-1【大アルカナ・愚者の意味】

《正位置》
始まり、旅、冒険。
これから暢気に旅に出ようとする若者の姿です。やや行き当たりばったりの所があるでしょう。恋愛や仕事では先行きは分からないものの、楽しめるかもしれません。
イエス？ノー？　→未知数、不確定、これから！
《逆位置》
無計画、無秩序、スタートに逆戻り。
物事をあまり考えずに進めてしまった結果、すべてが中途半端で成果を得られません。恋でも仕事でも無駄な行動ばかりで、成就は至らないかもしれません。
イエス？ノー？　→ダメ、自滅に近い結果。

4-2【大アルカナ・魔術師の意味】

《正位置》
活気に満ちた、積極性、行動。
新しいことや興味があることに対してポジティブに行動します。コミュニケーション能力があるので仕事や恋なども、上手く成立できるかもしれません。
イエス？ノー？　→イエス、手応えあり、進展あり。
《逆位置》
信用できない、口先、落ち着きがない。
計画や言葉は立派ですが、行動が伴わないため成果に繋げられません。結果的には中途半端なまま終わるかもしれません。
イエス？ノー？　→ノー。

4-3【大アルカナ・女教皇の意味】

《正位置》
冷静、知的、観察。
知性が発揮できる時で、才能を磨いたり勉学に励んだりすると成果が現れやすいでしょう。落ち着いた時期で、良い情報を見つけることもあります。
イエス？ノー？　→様子見、恋愛ならプラトニックな関係から始める。
《逆位置》
冷淡、ヒステリー。
感情的で物事をまとめることが不向きです。仕事でも集中できず、愚痴が多くなるかもしれません。
イエス？ノー？　→様子見のまま、進まない。

4-4【大アルカナ・女帝の意味】

《正位置》
豊穣、女性的。
家庭のような温かさを感じる関係になるでしょう。収穫の時でもあり、経済的にも安定したり報われたりしやすい傾向があります。
イエス？ノー？　→イエス。恋なら両思いの可能性あり
《逆位置》
怠惰、恋愛のトラブル
甘えたりだらしなかったりして、あまり成果が得られません。
イエス？ノー？　→ノー。

4-5【大アルカナ・皇帝の意味】

《正位置》
権力、父性、強さ。
リーダーシップがあり、前向きに力強く行動や判断をしていくでしょう。
イエス？ノー？　→イエス。上や一番を目指すといいです。
《逆位置》
不正な権力、過信、傲慢。
自信満々ですが暴虐で自滅するところがあります。プライドが高すぎるのも問題です。
イエス？ノー？　→ノー。高望みすぎます。

4-6【大アルカナ・法王の意味】

《正位置》
援助、支援、法、常識。
頼もしい援助者やアドバイスをくれる人が登場しそうです。年長者の意見を参考にするといいでしょう。ルールや常識的に善いと思えることを選びましょう。
イエス？ノー？　→イエス。支援者の助けやヒントあり。
《逆位置》
不正、堕落。
ズルい考えのため誰も力を貸してくれません。ヒントや援助者は現れないでしょう。
イエス？ノー？　→ノー。方法や動機が間違っている。

4-7【大アルカナ・恋人の意味】

《正位置》
楽しさ、明るさ、和やか。
平和で明るく楽しい雰囲気で過ごせます。淡い恋の始まりのような、ドキドキ感や期待感があるでしょう。
イエス？ノー？　→イエス。恋愛で占ったら脈ありです。
《逆位置》
遊び過ぎ、不真面目な恋。
気持ちがフラフラしていて、選択に迷いなかなか結果に辿り付けません。
イエス？ノー？　→ノー。決められずにフラフラ。

4-8【大アルカナ・戦車の意味】

《正位置》
前進、勝利、開拓、勇敢。
挑戦していく心意気があり、アタックして勝ちにいくでしょう。先手必勝です。
イエス？ノー？　→イエス。勝負運あり。
《逆位置》
敗北、後退、不利。
身の程知らずの戦いを挑み、撤退の憂き目に遭うでしょう。よく考えて行動した方がいいです。
イエス？ノー？　→ノー。あなたの負け。

4-9【大アルカナ・力の意味】

《正位置》
持続、愛の強さ、精神力。
精神的な強さがあり、欲望に打ち勝ちます。目標に向かってコツコツと頑張る姿勢はやがて報われるでしょう。
イエス？ノー？　→イエス。あなたの粘り勝ち。
《逆位置》
弱腰、非力、暴走。
パワーが弱いか強すぎて暴走するパターンです。力加減ができないことにより物事は失敗しやすく、また根気もありません。
イエス？ノー？　→ノー。

4-10【大アルカナ・隠者の意味】

《正位置》
静観、引退、隠遁、深い知恵。
洞察力はありますが、過去に視線が向いています。
イエス？ノー？　→家や内側に閉じこもりがち。
《逆位置》
頑迷、ケチ。
不平不満があり行動にも移せません。
イエス？ノー？　→ノー。こだわりすぎ。

4-11【大アルカナ・運命の輪の意味】

《正位置》
好機、幸運、運命、転機。
タイミングが良く、トントン拍子に話が進んでいくでしょう。
イエス？ノー？　→イエス！大幸運が押し寄せます。
《逆位置》
失意、失望、落胆、間の悪さ。
当てが外れ、何事も期待薄です。
イエス？ノー？　→ノー。空回り。またの機会を待とう。

4-12【大アルカナ・正義の意味】

《正位置》
正しさ、正論、判断。
良い判断をすることで、良い道へと進めます。自分の頭で正しいと思った道を選択してみるといいでしょう。
イエス？ノー？　→正しければ吉。ルールの通りになる。
《逆位置》
不正、間違った判断。
えこひいきや色眼鏡で見てしまい、謝った結論に達してしまいそうです。その結果、思うように行かないでしょう。
イエス？ノー？　→ノー。選択ミスをしそう。

4-13【大アルカナ・吊された男の意味】

《正位置》
報われる犠牲、尽くす、奉仕。
辛さや苦しさ、不自由さはありますが、やがて尽くしてきた事柄は報われるでしょう。辛抱は必要ですが、何とかなります。
イエス？ノー？　→苦しいが、末吉。
《逆位置》
儚い犠牲、尽くし損、骨折り損のくたびれもうけ。
やってきた努力は水の泡で、不自由な立場ですが苦労しただけで終わりそうです。ダメな相手に尽くしたのがまずかったのかもしれません。
イエス？ノー？　→ノー。報われない。

4-14【大アルカナ・死神の意味】

《正位置》
停止、中断。
物事がストップし、縁が切れたり物事が途絶えたりします。
イエス？ノー？　→ノー、一旦停止で見通しは暗い。
《逆位置》
再開、回復。
止まっていたことが再び動き出す気配があります。
イエス？ノー？　→ゆっくりと回復。

4-15【大アルカナ・節制の意味】

《正位置》
臨機応変、中庸、穏やかな姿勢、調和とバランス。
コミュニケーションが上手く行く。お金は出入りがあるので、節約するといい。
イエス？ノー？　→イエス、期待できそう。
《逆位置》
不摂生、アンバランス。
物事が滞りがちで上手く行かない。
イエス？ノー？　→ノー。

4-16【大アルカナ・悪魔の意味】

《正位置》
欲望、誘惑、腐れ縁。
悪意ある人に騙されるなど、嘘にご用心。一見魅力的に見えますが、中身はダメかもしれません。
イエス？ノー？　→ノー。要注意！問題あり。
《逆位置》解放、誘惑から離れる、悪縁を絶つ。
悪い状態から離れる決意をしており、事態は改善していくでしょう。
イエス？ノー？　→ゆるやかに改善。ダメな所を改善するといい。

4-17【大アルカナ・塔の意味】

《正位置》
波乱、トラブル、事故、崩れる。
ろくなことが起きない時で、何かが崩壊していく暗示です。夫婦仲、恋仲、友情に亀裂が入らないように気をつけるといいでしょう。
イエス？ノー？　→ノー。大波乱で、価値暴落。
《逆位置》
壊れる、支障、危機、事故。
問題が生じてしまう暗示です。不測の事態が起こりやすいので気をつけるといいでしょう。
イエス？ノー？　→ノー。ゴタゴタが起こる。

4-18【大アルカナ・星の意味】

《正位置》
希望、願望、期待。
明るい展開であり、物事は希望へと向かって進みやすいでしょう。
イエス？ノー？　→イエス。恋なら友達から交際スタートの可能性。
《逆位置》
失望、期待外れ。
願いが叶わず落胆するでしょう。調子も良くなく、気分も優れないようです。
イエス？ノー？　→ノー。期待外れ。

4-19【大アルカナ・月の意味】

《正位置》
迷い、混乱、嘘、欺瞞、曖昧。
信用出来ない人がいたり、油断ならない状況だったりして、見通しはまるで夜道のように暗いでしょう。
イエス？ノー？　→ノー。迷いや人間不信で悩まされる。
《逆位置》
疑惑が晴れる、苦悩や迷いが晴れる。
少しずつ不安感が消えていくでしょう。見通しも少しずつ良くなっていく様子です。
イエス？ノー？　→ゆっくりと迷いが消えていく。

4-20【大アルカナ・太陽の意味】

《正位置》
昇進、成功、歓喜。
盛運であり願い事が叶うでしょう。あなたの人生に幸運のスポットライトが当たるかのように、晴れやかな事が起こります。
イエス？ノー？　→イエス。最良の結果になる。
《逆位置》
地位の失墜、落胆、暗い展開。
希望は閉ざされ、日の目を見ないようです。思い通りには行かず、辛い思いをするでしょう。
イエス？ノー？　→ノー。不本意な結果に。

4-21【大アルカナ・審判の意味】

《正位置》
復活、再生、決断。
運はあなたを再び選んだようです。運気は復活します。また、今考えていることをどうするか決心するといいでしょう。
イエス？ノー？　→奇跡的なイエス！
《逆位置》
不運、復活できない。
願いは届かず、あなたは選ばれません。好機を逃し、しばらくは失意のまま過ごすことになりそうです。
イエス？ノー？　→ノー。今は諦めるしかない。

4-22【大アルカナ・世界の意味】

《正位置》
完成、成就、最高、幸福。
すべてに満たされた完成形であり、願いは通りやすいです。またあなたにとって相応しい環境が用意されるでしょう。
イエス？ノー？　→イエス。大円満。
《逆位置》
不充足感、不満足、不完全、中途半端。
中途挫折を味わいやすく、高望みすぎてダメになってしまうでしょう。物事は自分にとって有利な方向に動きません。
イエス？ノー？　→ノー。状況は揃わない。

5-1小アルカナ・棒

・【棒エース・正位置】始まる、創造性、予感、自信がある。
・【棒エース・逆位置】始まらない、終わる、情熱に欠ける、方向性が定まらない。
・【棒2・正位置】野心的、グローバルな視点、財産の保持。
・【棒2・逆位置】意外な失敗、孤独、独立できない弱さ、自信のなさ。
・【棒3・正位置】期待できる、手応えあり、発展性、未来の希望。
・【棒3・逆位置】希望が見える、支持や支援、課題、油断は禁物。
・【棒4・正位置】平安とリラックス、祝福された門出、心や時間のゆとり。
・【棒4・逆位置】安堵と癒し、装飾、余暇。
・【棒5・正位置】競争と戦い、対立、生存本能、不和と葛藤。
・【棒5・逆位置】混迷、一時撤退や休戦、妥協した方がいい。
・【棒6・正位置】勝ち、誇らしさ、前進や進展、朗報、順調。
・【棒6・逆位置】屈辱、形勢は劣勢、進めないで悩む、延期を検討。
・【棒7・正位置】闘志、有利、戦いに応じる、苦労しながら奮闘する。
・【棒7・逆位置】不利な形勢、力及ばず、孤独感、敵が多い、消耗戦。
・【棒8・正位置】急展開、予想外の変化、急に進展していく。
・【棒8・逆位置】徐々に、渋滞していて遅くなる、混迷。
・【棒9・正位置】受け身、持久戦、準備をしている、警戒して窺っている。
・【棒9・逆位置】心の壁、逆境の中、遅くて出し抜かれる、卑屈。
・【棒10・正位置】重すぎる心身の負担、分不相応、心身の余裕がない、限界に近い。
・【棒10・逆位置】放棄しようとする、別離、疲労困憊、中途挫折、無念な撤退。
・【棒ペイジ・正位置】朗報、伝達、活気に満ちている、メッセンジャー。
・【棒ペイジ・逆位置】悲報、返事が来ない、コミュニケーションのミス。
・【棒ナイト・正位置】前進、独立しようとする気概、話し合いや交渉の進展、活発。
・【棒ナイト・逆位置】離反、衝動的、気後れなどコミュニケーションが上手く行かない。
・【棒クイーン・正位置】女性的で有利、知恵、生活面での充実。
・【棒クイーン・逆位置】女性の嫌な面、依存する心、感情的、他を妬む、余計なお世話。
・【棒キング・正位置】男性的で有利、プライドがある、情熱と頼りがいがある、頼れる。
・【棒キング・逆位置】高慢、身勝手で自己中心的、男性の嫌な面、傍若無人。

5-2小アルカナ・金貨

・【金貨エース・正位置】金満、所有、手応えあり、大きなメリット、成果。
・【金貨エース・逆位置】損失、赤字、ミスしてしまい損する。
・【金貨2・正位置】気楽さ、器用、繰り返す、意思疎通、臨機応変に対応する。
・【金貨2・逆位置】軽すぎるノリ、バランスを保てない、弱点の露見。
・【金貨3・正位置】スキルや技術、専門分野を学ぶ、修練して上達する。
・【金貨3・逆位置】経験が足りていない状態、手を抜いている。
・【金貨4・正位置】安定を望む心、所有、固執、信念がある。
・【金貨4・逆位置】強欲、束縛する、お金を追い求めすぎ。
・【金貨5・正位置】貧窮、生活レベルの低下、不足感、機会に気づかない。
・【金貨5・逆位置】困窮、支援の打ち切り、経済的なダメージ。
・【金貨6・正位置】慈善行為、公平な心、恵みや機会を与える、交渉ごと。
・【金貨6・逆位置】したたか、偽り、不利、労働の不満やトラブル。
・【金貨7・正位置】待つ必要、成果が出にくい。
・【金貨7・逆位置】中途の放棄、マンネリ。
・【金貨8・正位置】地道さ、こだわり、努力の大切さ、技術習得、修練。
・【金貨8・逆位置】手抜き、熟練していない、出し惜しみ、不誠実な仕事の態度。
・【金貨9・正位置】豊穣や富、幸福感、栄達、充足感、実現化する。
・【金貨9・逆位置】金に靡く、浪費傾向、派手な贅沢趣味。
・【金貨10・正位置】経済的に満たされる、報酬の獲得、伝統的、相続。
・【金貨10・逆位置】家庭トラブル、お金が磨り減る、不充足感。
・【金貨ペイジ・正位置】将来に憧れる少年、勤勉、前途有望。
・【金貨ペイジ・逆位置】怠惰な姿勢、未熟な一面。
・【金貨ナイト・正位置】堅実な男性、信頼できる人、能力がある。
・【金貨ナイト・逆位置】気が利かない男性、突飛な行動。
・【金貨クイーン・正位置】才気がある、包容する心。
・【金貨クイーン・逆位置】劣等感、神経質な女性。
・【金貨キング・正位置】リッチな男性、知恵と実力がある。
・【金貨キング・逆位置】拝金主義な男性、欲張り、権力を振りかざす。

5-3小アルカナ・剣

・【剣エース・正位置】強さと栄光、苦難の果てに得るもの。強い気持ちと力。
・【剣エース・逆位置】傲慢、独善、中途挫折。
・【剣2・正位置】静かさと理性、向き合う必要性、バランス。
・【剣2・逆位置】しっかり物事を見ていない、早合点して失敗する。
・【剣3・正位置】心の傷、ショック、悲しみと痛みと苦しさ。傷が深い状況。
・【剣3・逆位置】ショッキングなこと、失意、回復まで時間が必要。
・【剣4・正位置】休むことが必要、計画的な撤退、充電期間。
・【剣4・逆位置】一時停止、状況は変わりにくい、休止するか少し動き出す。
・【剣5・正位置】傍若無人、手段を選ばぬ一面、競争やトラブル。
・【剣5・逆位置】負けや破綻、戦いは不利で長引く。
・【剣6・正位置】出発の時、新たな場所へ向かう、新しいシーンへの移行。
・【剣6・逆位置】停滞する進捗状況、方向性を変える必要。
・【剣7・正位置】嘘や矛盾、不誠実な心、ずるさ、メリット重視。
・【剣7・逆位置】良きアドバイス、反省が必要、道が見えてくる、
・【剣8・正位置】しばらく我慢の時、低迷期、活動の制限や休止。
・【剣8・逆位置】忍耐が必要、不運から抜け出す、苦しみが和らぐ、解放された心地。
・【剣9・正位置】厳しい状況と失望、苦悩と絶望、破綻、ミス。
・【剣9・逆位置】苦悩、気づきを得る、少しだけ心に光明が見えることも。
・【剣10・正位置】辛すぎる環境、耐えがたい状況、破綻とプレッシャー。
・【剣10・逆位置】絶望からの心の回復、立ち直るきっかけ。
・【剣ペイジ・正位置】勤勉さ、用心深い一面がある、稽古しようとする男性。
・【剣ペイジ・逆位置】反発心、計画性の無さ。
・【剣ナイト・正位置】有能で勇ましい男性、素早く的確。
・【剣ナイト・逆位置】勝つ見込み薄、失敗する。
・【剣クイーン・正位置】峻厳で物事を深く考える冷徹な女性。明晰で洞察力がある。
・【剣クイーン・逆位置】悲嘆に暮れる女性、批判的な考え。
・【剣キング・正位置】責任あり判断力がある男性、厳格な思考、指導力。
・【剣キング・逆位置】無謀で自分勝手な男性、ワンマン思考。

5-4小アルカナ・聖杯

・【聖杯エース・正位置】愛情の芽生え、恋の満足、良い結末。
・【聖杯エース・逆位置】愛の渇望、依存や両極端な愛、欲しい物を得られない。
・【聖杯2・正位置】支え合う愛情、絆がある友情、協調性がある。
・【聖杯2・逆位置】意見が合わない、思わぬ誤算、交渉の決裂、不仲。
・【聖杯3・正位置】和やかな雰囲気と実り、平穏で安定した状態。
・【聖杯3・逆位置】贅沢好きで浪費傾向、不摂生。
・【聖杯4・正位置】マンネリした気持ち、退屈な気持ち、思考したまま、倦怠感。
・【聖杯4・逆位置】ヒントが浮かぶ、支援、思索と行動。
・【聖杯5・正位置】失う物が多く残る物は少ない、残念な結末、悲しみ。
・【聖杯5・逆位置】残された希望や可能性、乗り越えようとする心、今あるものを見る。
・【聖杯6・正位置】子供時代や過去がヒント、家庭の記憶や思い出。
・【聖杯6・逆位置】過去を今へと昇華させる、現状を見ない一面。
・【聖杯7・正位置】憧れと夢想、見通しが甘い傾向。
・【聖杯7・逆位置】現実に気づく。我に返る。
・【聖杯8・正位置】移ろう心、捨てる、どこか気持ちが飽きている。
・【聖杯8・逆位置】再考、続ける姿勢、ここを区切りにする。
・【聖杯9・正位置】仕事と私生活の満足、願いが叶う、望外の幸運。
・【聖杯9・逆位置】妥協しがち、詰めの甘さや読みの甘さ。
・【聖杯10・正位置】理想的な幸せ、安住の地、満たされた喜び、希望の成就。
・【聖杯10・逆位置】儚く散る、揉め事が生じる。
・【聖杯ペイジ・正位置】純粋な感性、ひらめきや創造性。
・【聖杯ペイジ・逆位置】気まぐれ、注意力散漫。
・【聖杯ナイト・正位置】優しい男性、勇ましさ、騎士的な心があり慕われる。
・【聖杯ナイト・逆位置】中身がない男性、当てにならない優柔不断な態度。
・【聖杯クイーン・正位置】女性らしい優しさ、芸術性と良き母。
・【聖杯クイーン・逆位置】依存した女性、不安な心、自立していない。
・【聖杯キング・正位置】優しく器が広い男性、寛大で指導力がある。
・【聖杯キング・逆位置】感情的すぎる男性、誠実さがない。

6-1逆位置ばかり、どう解釈したら正解？

何枚も連続して逆位置が出るのは、あなたがよくカードを混ぜ合わせていない可能性があります。
集中してシャッフルしなかったのかもしれません。
否定的なカードが多いのは、あなた自身の迷いが全面的に出ただけのこともあります。
あまりにも出てしまうようなら、一呼吸して休憩し、今はその問題を一旦脇に置いておくのもいいでしょう。

6-2最終結果やワンオラクルが悪い時

結果が悪いと落ち込んでしまいますが、だからといって同じ質問を何度もしつこく繰り返すのは良くないことです。
状況や立場が変わることもありますので、そうなるまでは再び占いをし直すのは避けた方が無難でしょう。