トリミングシザーの種類は何がある?それぞれの特徴や選び方、注意点について解説!
トリミングシザーは犬の毛を美しく整えるために欠かせない道具ですが、その種類や特徴を理解することが重要です。
さまざまな種類のシザーには、それぞれに適した使い方があり、仕上がりに大きな違いをもたらします。
ペットのトリミングを家庭で行いたいと思っている方も多いかもしれません。トリミングに欠かせないのが、トリミング用のハサミであるトリミングシザー。今回はトリミングシザーの種類や特徴、選び方などについてご紹介します。
- 目次
- 1. 犬のトリミングシザーの種類と用途に応じた特徴
- 1-1. 多目的に使えるカットシザーの特性
- 1-2. カットシザーの特徴と用途
- 1-3. カットシザーの選び方とメンテナンス
- 1-4. デリケートな部位に適したミニカットシザー
- 1-5. ミニカットシザーの特徴と利便性
- 1-6. ミニカットシザーの使用時の注意点
- 1-7. 仕上げに欠かせないセニングシザーの役割
- 1-8. セニングシザーの特徴と機能
- 1-9. セニングシザーの効果的な使い方
- 2. 犬のトリミングシザーの選び方のポイント
- 2-1. 安全性を重視した丸い先端シザーの選択
- 2-2. 丸い先端シザーがもたらす安心感
- 2-3. 丸い先端シザーの使用シーン
- 2-4. 調整可能なネジで切れ味を最適に保つ方法
- 2-5. 調整機能の重要性
- 2-6. 切れ味の維持とシザーの寿命を延ばすコツ
- 2-7. 鋭い切れ味がトリミングに与える影響
- 2-8. スムーズなカットが仕上がりに与える影響
- 2-9. 切れ味の劣化が犬に与える影響
- 3. トリミング用シザーの安全で効果的な使い方
- 3-1. 足裏トリミングのコツと注意点
- 3-2. 足裏の安全なトリミング方法
- 3-3. 足裏トリミング時の注意点
- 3-4. 敏感な肛門周りのシザー使用法
- 3-5. 肛門周りのトリミングに適したシザーの選び方
- 3-6. 肛門周りのトリミング時に気をつけること
- 3-7. 目の周囲のトリミング時に気をつけること
- 3-8. 目の周囲に適したシザーの選び方
- 3-9. 目の周囲のトリミングで注意すべき点
- 4. トリミング中に注意すべき犬の健康と性格
- 4-1. トリミング前に確認する犬の体調チェック
- 4-2. 健康状態の確認ポイント
- 4-3. トリミングに適したタイミング
- 4-4. 性格に応じたトリミングアプローチ
- 4-5. 落ち着いた犬への対応
- 4-6. 怖がりな犬や敏感な犬への対応
- 4-7. トリミング中の安全確保と犬への配慮
- 4-8. トリミング道具の安全な扱い方
- 4-9. 犬の体勢と姿勢に配慮する
- 5. シザー以外にあると便利なトリミングツール
- 5-1. コームの使い方と役割
- 5-2. コームで毛を整える基本的な方法
- 5-3. 仕上げに使うコームの役割
- 5-4. バリカンを使った効率的なトリミング方法
- 5-5. バリカンを使う際のポイント
- 5-6. バリカンを使う際の注意点
- 5-7. トリミングテーブルとドライヤーの重要性
- 5-8. トリミングテーブルの役割
- 5-9. ドライヤーの重要性と使用法
- 6. 犬用ハサミの種類と特徴
- 6-1. カットシザー
- 6-2. ミニカットシザー
- 6-3. セニングシザー(スキバサミ)
- 7. トリミング用ハサミの選び方
- 7-1. 先端が丸い
- 7-2. ネジで閉まり具合を調節できるもの
- 7-3. 切れ味がよいもの
- 8. トリミング用ハサミの安全な使い方
- 8-1. 足裏の毛はバリカンで刈った方が安全
- 8-2. 目の周囲はハサミの切っ先を犬に向けないように注意
- 9. ハサミの他にあると便利な物
- 9-1. コーム
- 9-2. バリカン
- 10. まとめ
01犬のトリミングシザーの種類と用途に応じた特徴
1-1多目的に使えるカットシザーの特性
カットシザーは、トリマーが最も頻繁に使用する多目的なシザーです。 このシザーは、毛をまっすぐにカットするために使用され、基本的なトリミング作業から仕上げの微調整まで幅広い場面で活躍します。 カットシザーの使い方やその特性を理解することで、トリミングの効率を上げ、より美しい仕上がりを実現できます。
カットシザーの特徴と用途
カットシザーは、刃が鋭く、正確に毛をカットできることが最大の特徴です。 このシザーを使うことで、犬の被毛を均一に整えることが可能です。 また、長毛種や短毛種など、犬種に関わらず使用できる汎用性があり、さまざまなトリミングスタイルに対応します。 特に、全身カットや部分的なカットにおいて、カットシザーは不可欠なツールです。
カットシザーの選び方とメンテナンス
カットシザーを選ぶ際には、シザーの長さや持ちやすさ、刃の鋭さが重要な要素となります。 自分の手に合ったシザーを選ぶことで、手の疲労を軽減し、作業効率を高められます。 また、カットシザーは定期的なメンテナンスが必要です。 切れ味を維持するためには、使用後の清掃や定期的な研ぎが欠かせません。
1-1デリケートな部位に適したミニカットシザー
ミニカットシザーは、通常のカットシザーよりも小さく、細かい作業やデリケートな部位のトリミングに最適です。 特に、顔周りや足元など、トリミングが難しい箇所で活躍します。 ここでは、ミニカットシザーの特性や使い方について詳しく解説していきます。
ミニカットシザーの特徴と利便性
ミニカットシザーは、通常のシザーよりも刃が短く、手先の細かい作業が求められる部位に適しています。 犬の目の周りや耳の裏側、足裏など、繊細な部分のトリミングには特に有効です。 また、ミニカットシザーは小回りが効き、犬が動いても安心して作業を続けられるため、安全性も高いと言えます。
ミニカットシザーの使用時の注意点
ミニカットシザーを使用する際は、犬の動きに十分注意することが重要です。 特に、敏感な部位での作業は、犬が不安を感じやすく、急な動きによって怪我をさせてしまう可能性があります。 そのため、トリマーは犬の動きを見ながら慎重に作業を進める必要があります。
1-1仕上げに欠かせないセニングシザーの役割
セニングシザーは、カット後の仕上げや量感調整に使われる特殊なシザーです。 このシザーは、部分的に毛を削ぐことで、自然な仕上がりを作り出すのに役立ちます。 セニングシザーの使い方やその効果について詳しく見ていきましょう。
セニングシザーの特徴と機能
セニングシザーは、片側の刃にギザギザとしたくし状の刃が付いており、一度のカットで毛を全て切るのではなく、一部の毛だけを削ぐことができます。 これにより、ボリュームを調整したり、全体のバランスを整えたりすることが可能です。 また、毛の質感を柔らかく見せる効果もあるため、特に仕上げの段階で重宝します。
セニングシザーの効果的な使い方
セニングシザーを使用する際は、削ぐ量や角度に注意することがポイントです。 過度に使用すると、毛が薄くなりすぎたり、不自然なラインができてしまったりするため、使用量には細心の注意を払いながら作業を進めましょう。 また、セニングシザーを使いすぎないことで、毛の自然な流れを保ちつつ、スタイルを整えられます。 このように、犬のトリミングにはさまざまなシザーが使われ、それぞれが特定の役割を持っています。 シザーの種類とその特性を理解し、適切に使い分けることで、より美しく安全なトリミングが実現できます。
01犬のトリミングシザーの選び方のポイント
1-1安全性を重視した丸い先端シザーの選択
トリミングシザーを選ぶ際にまず考慮すべきは、安全性です。 特に初心者や、犬がトリミング中に動いてしまう場合には、先端が鋭くなっているシザーは危険性が高い理由から、丸い先端を持つシザーが推奨されます。 丸い先端シザーは、敏感な部位でも安心して使用できるため、非常に人気があります。
丸い先端シザーがもたらす安心感
丸い先端のシザーは、特に犬の顔や目の周り、耳の近くなど、デリケートな部分のトリミングにおいて、安全性を提供します。 鋭い先端がないことで、誤って犬の皮膚を傷つけるリスクが大幅に減少します。 そのため、トリマーだけでなく、家庭で飼い主が自分でトリミングを行う場合にも、丸い先端のシザーは安心して使用できる選択肢となります。
丸い先端シザーの使用シーン
丸い先端シザーは、特に小型犬や敏感な犬種におすすめです。 これらの犬種は、トリミング中に急に動くことが多いため、安全なものを選ぶ必要があります。 また、子犬やシニア犬など、より慎重なケアが必要な犬にも適しています。 丸い先端シザーを使うことで、トリマーや飼い主が安心して作業を進められ、犬にとってもストレスの少ない体験となります。
1-1調整可能なネジで切れ味を最適に保つ方法
トリミングシザーは、使用頻度や作業環境によって切れ味が変わることがあります。 そのため、シザーの刃の閉まり具合を自分で調整できるネジが付いているシザーを選ぶことで、常に最適な切れ味を保つことができます。 この調整機能は、プロのトリマーにとっても重要な要素となります。
調整機能の重要性
シザーのネジ部分を調整することで、刃の間隔や閉まり具合を微調整でき、カットの際にかかる圧力を最適化できます。 これにより、シザーがスムーズに動き、毛を均一にカットすることが可能になります。 また、調整可能なネジを持つシザーは、使用するシザーの種類やトリミングする犬種に合わせてカスタマイズできるため、より精密なトリミング作業を行えます。
切れ味の維持とシザーの寿命を延ばすコツ
シザーの切れ味を長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。 特に、ネジの調整を正しく行うことで、シザーの刃が無駄に消耗することを防げます。 また、刃の間に毛や汚れが詰まらないように、トリミング後には必ずシザーを清掃し、専用のオイルを使って適切に保管することが重要です。 これにより、シザーの寿命が大幅に延び、長期間にわたって使用できます。
1-1鋭い切れ味がトリミングに与える影響
シザーの切れ味は、トリミングの仕上がりに直結する重要な要素です。 鋭い刃を持つシザーは、毛をスムーズにカットし、犬の被毛を均一に整えられます。 逆に、切れ味が悪いシザーを使用すると、毛を引っ張ってしまい、犬に不快な思いをさせる可能性があります。 ここでは、切れ味がトリミングにどのような影響を与えるのかを詳しく見ていきます。
スムーズなカットが仕上がりに与える影響
鋭い切れ味のシザーを使うことで、被毛をスムーズにカットできるため、トリミングの際に無駄な力をかけずに済みます。 これにより、トリマーは手や腕の疲れを軽減でき、作業が効率的に進むだけでなく、毛並みが美しく均一に仕上がります。 また、毛を引っ張ることなく一度でカットできるため、犬に対するストレスも軽減され、トリミング中に犬が動いてしまうリスクも減少します。
切れ味の劣化が犬に与える影響
一方で、切れ味が鈍くなったシザーを使うと、犬の被毛をカットする際に余計な力が必要となり、毛を引っ張ることになります。 これにより、犬は不快感を感じ、トリミング中に動いてしまったり、トリミング自体を嫌がったりするようになってしまうことがあります。 そのため、切れ味を保つことは、犬にとっての快適さやトリミングの安全性を確保するためにも非常に重要です。 このように、シザーの選び方やメンテナンスは、トリミングの質を大きく左右します。 安全性、調整機能、そして切れ味にこだわったシザーを選ぶことで、よりスムーズで効率的なトリミングが実現し、犬にとってもストレスの少ない快適な体験となります。
01トリミング用シザーの安全で効果的な使い方
1-1足裏トリミングのコツと注意点
足裏のトリミングは、犬が滑りにくくするためや、清潔に保つために非常に重要です。 しかし、足裏は敏感な部分であり、シザーの使い方に注意が必要です。 適切にシザーを使うことで、犬に負担をかけずに安全かつ効果的にトリミングを行うことができます。
足裏の安全なトリミング方法
足裏のトリミングでは、シザーの先端を丸いものにするか、細かい調整が可能なミニカットシザーを使うことが推奨されます。 これにより、皮膚に傷をつけるリスクを最小限に抑えられます。 まず、犬をリラックスさせ、足裏の毛を少しずつ丁寧にカットします。 特に、爪の周りや指の間などは繊細な部分ですので、慎重にシザーを操作することが重要です。
足裏トリミング時の注意点
足裏は犬が最も敏感な部位の一つであり、トリミング中に犬が急に動くことがあります。 そのため、トリミングを行う前に犬をしっかりと落ち着かせ、ストレスを感じさせない環境を作ることが大切です。 また、足裏をカットする際、毛を引っ張らないようにし、刃が肌に当たらないようにシザーを水平に保つことも重要です。 トリミング後には、余分な毛が残っていないか、再度チェックすることも忘れないようにしましょう。
1-1敏感な肛門周りのシザー使用法
肛門周りのトリミングは、犬の衛生を保つために欠かせませんが、非常に敏感でデリケートな部位でもあります。 このエリアをトリミングする際には、細心の注意を払う必要があります。 適切なシザー選びと使い方で、安全かつ効率的に肛門周りのトリミングを行うことができます。
肛門周りのトリミングに適したシザーの選び方
肛門周りのトリミングには、特に先端が丸く、安全性の高いシザーが適しています。 刃が鋭すぎると、誤って皮膚を傷つけてしまう可能性があるため、切れ味が良くても安全なデザインのシザーを選びましょう。 また、ミニカットシザーやセニングシザーを使うことで、細かい調整や仕上げも安全に行うことができます。
肛門周りのトリミング時に気をつけること
肛門周りをトリミングする際は、まず犬がリラックスしていることを確認することが重要です。 犬が緊張している状態でトリミングを行うと、予期せぬ動きが発生し、事故につながる可能性があります。 また、トリミングを始める前に、このエリアが清潔であることを確認し、毛を短くカットする際には慎重にシザーを動かすことが必要です。 特に、肛門のすぐ近くは非常にデリケートなので、ゆっくりと無理なく作業を進めましょう。
1-1目の周囲のトリミング時に気をつけること
目の周りの毛は、視界を妨げる可能性があるため、定期的にカットする必要があります。 しかし、目の周囲は非常に敏感であり、少しのミスで犬に不快感を与えたり、危険な状況を招いたりすることもあります。 安全かつ正確なシザーの使い方を理解することで、犬にとって快適なトリミング体験を提供できます。
目の周囲に適したシザーの選び方
目の周囲のトリミングには、非常に細かい作業が必要です。 そのため、通常のカットシザーよりも小さめのミニカットシザーを使用することが推奨されます。 また、シザーの先端は丸くすることで、目の周りの皮膚や目自体に接触しても怪我をしにくいデザインのものを選ぶと、安全性が高まります。 さらに、細かく調整できるネジ付きのシザーを使用することで、刃の動きを調整し、より正確なカットが可能となります。
目の周囲のトリミングで注意すべき点
トリミング中、犬が急に動くことを考慮し、目の周りをカットする際には、できるだけ短時間で作業を終えるようにしましょう。 長時間同じ姿勢を保つことは犬にとっても負担が大きいため、細かい休憩を挟みつつ進めると良いでしょう。 また、シザーの刃が直接目に触れないように、できるだけ慎重に操作し、視界を確保しながら作業を行うことが大切です。 最後に、トリミング後に目の周りの毛が目に入らないように、毛の流れを整えることも忘れないようにしましょう。 このように、足裏、肛門周り、目の周囲といったデリケートな部分のトリミングには、特別な注意が必要です。 適切なシザー選びと技術を駆使することで、安全で効果的なトリミングを実現できます。
01トリミング中に注意すべき犬の健康と性格
1-1トリミング前に確認する犬の体調チェック
トリミング前には、必ず犬の体調を確認することが必要です。 体調が優れない場合、トリミングが犬にとって大きな負担となり、ストレスや健康への影響を与える可能性があります。 体調チェックを行うことで、犬がトリミングに耐えられる状態かを判断し、安全かつ快適なトリミングを実現できます。
健康状態の確認ポイント
トリミング前に確認すべき健康状態には、皮膚の状態、目や耳の異常、体温、呼吸の様子などが含まれます。 特に、皮膚炎やアレルギー症状が見られる場合、シザーやバリカンを使う際に刺激を与えてしまう恐れがあるため、事前に獣医師の診断を受けることが推奨されます。 また、食欲不振や元気がないといった症状が見られる場合は、無理にトリミングを行わず、体調が回復するまで待つことが重要です。
トリミングに適したタイミング
犬の体調が良好な時にトリミングを行うことが基本です。 特に、ワクチン接種後や病気の治療中は、免疫力が低下しているため、トリミングは避けるべきです。 加えて、暑さや寒さが厳しい時期には、体力を消耗しやすいので、適切な環境を整えてから作業を行うようにしましょう。
1-1性格に応じたトリミングアプローチ
犬の性格はトリミングの成功に大きく関わります。 犬それぞれの性格に応じたアプローチを取ることで、犬に安心感を与え、トリミング中のストレスを軽減できます。 特に、敏感な性格や怖がりな犬には、優しい対応と十分な時間をかけたトリミングが必要です。
落ち着いた犬への対応
落ち着いている性格の犬は、比較的トリミングをスムーズに進められます。 このような犬には、短時間で効率的にトリミングを行うことが可能です。 ただし、過度にリラックスしすぎている場合でも、適切に声をかけながらトリミングを進め、犬が不意に動かないよう注意する必要があります。
怖がりな犬や敏感な犬への対応
一方で、怖がりな犬や敏感な犬には特別な配慮が必要です。 このような犬には、トリミングの道具や環境に慣れさせる時間を設け、少しずつ作業を進めることが大切です。 また、トリミングの過程で定期的に休憩を挟むことで、犬に安心感を与えられます。 トリマーは、犬の表情や動きを注意深く観察し、恐怖心を軽減できるような声かけや撫で方を工夫することが求められます。
1-1トリミング中の安全確保と犬への配慮
トリミング中の安全確保は、犬の健康と命を守るために最も重要です。 シザーやバリカンといった道具の扱いに加え、犬の姿勢や体勢にも十分配慮することで、事故を防ぎながら快適なトリミングを行うことができます。 また、トリミング中に犬が感じるストレスを最小限に抑えるための配慮も必要です。
トリミング道具の安全な扱い方
シザーやバリカンを使用する際には、犬の皮膚や毛に対して優しく扱うことが大切です。 特に、刃物を扱う際は、誤って犬を傷つけないように細心の注意を払いましょう。 また、バリカンを使う際には、温度が上がりすぎないよう定期的に確認し、やけどのリスクを回避することが必要です。
犬の体勢と姿勢に配慮する
トリミング中は、犬の体勢や姿勢をこまめに確認し、無理な姿勢を取らせないよう心掛けることが重要です。 長時間同じ姿勢でいると、犬が疲れて動いてしまう可能性があるため、適切なタイミングで姿勢を変えることが推奨されます。 また、トリミングテーブルの高さや固定具の位置にも注意を払い、犬がリラックスできる環境を作ることが大切です。 このように、犬の健康状態や性格に応じたアプローチを取り、安全かつ配慮をもってトリミングを行うことが求められます。 適切な対応を行うことで、犬にとっても飼い主にとっても、快適で安心できるトリミング体験が実現できるでしょう
01シザー以外にあると便利なトリミングツール
1-1コームの使い方と役割
コームはトリミングの準備段階や仕上げに欠かせない重要なツールです。 犬の毛を整え、絡まりを取り除き、均一なカットを可能にするために役立ちます。 正しいコームの使い方を知ることで、トリミング作業がスムーズに進み、犬の被毛の状態も改善されます。
コームで毛を整える基本的な方法
コームは、トリミングの前後に使用することで、毛を整えたり、もつれや絡まりを取り除いたりできます。 トリミングを始める前に、まずコームで全体の毛をとかし、絡まっている部分を丁寧に解いていくことが重要です。 この作業を行うことで、シザーやバリカンが毛に引っかかることを防ぎ、スムーズなカットが可能になります。 特に長毛種やカールした毛質の犬では、コームを使った事前のケアが仕上がりに大きな差を生みます。
仕上げに使うコームの役割
トリミングの仕上げにも、コームは大きな役割を果たします。 コームで毛を整え、均一にすることで、最終的なカットをより正確に行うことができます。 また、仕上げに使用することで、カットした毛の残りを取り除き、犬の被毛を美しく見せる効果もあります。 コームを使いこなすことで、トリミング後の仕上がりがさらに洗練されたものになるでしょう。
1-1バリカンを使った効率的なトリミング方法
バリカンは、広範囲を素早くカットするために非常に便利なツールです。 特に、長毛種や全身を短くカットしたい場合に役立ちます。 バリカンを正しく使いこなすことで、トリミングの効率が格段に向上し、犬にかかる負担も軽減されます。
バリカンを使う際のポイント
バリカンを使用する際には、まず刃の長さを適切に調整することが重要です。 犬の毛の長さやスタイルに応じて、適切なアタッチメントを選びましょう。 刃を長く保ちたい場合は、長めのアタッチメントを使用し、短く仕上げたい場合は短めのアタッチメントを選択します。 また、バリカンの刃は適度に冷却する必要があります。 使用中に刃が熱くなりすぎると、犬の皮膚にやけどを負わせるリスクがあるため、定期的に刃の温度をチェックし、冷却スプレーを使うか、使用を一時的に中断することが推奨されます。
バリカンを使う際の注意点
バリカンはシザーと異なり、広い範囲を一度にカットできるため効率的ですが、皮膚に近づけすぎると犬を傷つける可能性があります。 そのため、常に一定の圧力で動かし、皮膚に直接当たらないように注意を払いながら作業を進めましょう。 特にデリケートな部分では、バリカンを使用する際に慎重さが求められます。 また、バリカンの刃を定期的にメンテナンスし、切れ味を保つことも安全で効果的なトリミングには不可欠です。
1-1トリミングテーブルとドライヤーの重要性
トリミングテーブルとドライヤーは、トリミング作業を快適かつ安全に行うために不可欠なツールです。 これらのツールを正しく使用することで、犬の体勢を整えたり、トリミング後の仕上がりを美しくしたりできます。
トリミングテーブルの役割
トリミングテーブルは、犬を適切な高さに保ち、安定した姿勢を維持するために使用されます。 これにより、トリマーは無理な体勢を取らずに作業を行うことができ、犬も安定した位置でトリミングを受けることが可能です。 また、トリミング中に犬が動いてしまうことを防ぐために、固定用のリードやストラップが付いていることも多く、安全性が確保されます。 小型犬から大型犬まで対応できるテーブルを用意することで、あらゆる犬種に対応できる準備が整います。
ドライヤーの重要性と使用法
トリミング後の毛を乾かすために、ドライヤーは欠かせないツールです。 特に、バリカンやシザーでカットした後の毛を完全に乾かすことで、最終的な仕上がりが向上します。 また、ドライヤーを使うことで、被毛がふんわりと整い、犬の見た目がさらに美しくなります。 ドライヤーを使用する際には、温風と冷風を適切に使い分け、犬が熱さを感じないように注意することが大切です。 特に長毛種の場合、根元までしっかりと乾かすことで、毛の絡まりや皮膚のトラブルを防ぐ効果もあります。 このように、コーム、バリカン、トリミングテーブル、ドライヤーといったツールを活用することで、トリミング作業がより効率的で安全に行えるようになります。 シザー以外のこれらの道具を適切に使いこなすことが、プロのような仕上がりを実現するための鍵となるでしょう。
01犬用ハサミの種類と特徴
犬の毛をカットするトリミングシザーには様々な種類や用途、特徴などがあります。
1-1カットシザー
カットシザーはトリミングを行うときにメインで使うハサミです。トリマーが主に使っているのもカットシザーと呼ばれるもの。家庭用のハサミより切れ味がよく、簡単にペットの毛をカットできますが、切りすぎには注意が必要です。
1-2ミニカットシザー
ミニカットシザーとは、細かいカットを行うときに使用するハサミ。肉球の間の毛やひげなどをカットするときに便利で、小さいために安全に使用することができ、自宅でちょっとしたお手入れをしたい方におすすめです。
1-3セニングシザー(スキバサミ)
セニングシザーとは、いわゆる「すきバサミ」と呼ばれるもの。全体の毛の量を減らし、仕上がりを自然にするために使用されます。どの程度毛をすくかを決める目の数にも様々なタイプがあり、犬種や毛の状態、量などによって使い分けるのが一般的。家庭でカットを行うときも、一度に大きく毛を切らないので、切りすぎによる失敗を防ぐことができます。
02トリミング用ハサミの選び方
使いやすいトリミングシザーを選ぶときには、ハサミの種類だけでなく、いくつかのポイントがあります。
2-1先端が丸い
犬の毛をカットするときに一番心配なのは、犬を傷つけてしまうこと。もし家庭でのトリミングに慣れていない、技術に自信がない場合には、先端が丸くなったものを選ぶとよいでしょう。
特に犬の場合、皮膚が人間より薄く、ちょっと傷をつけただけでも出血してしまうもの。先端が丸くなっていると、犬の皮膚を傷つけるリスクを減らすことができます。
2-2ネジで閉まり具合を調節できるもの
トリミングシザーの中には、二つの刃を留めているネジで閉まり具合を調節できるものがあります。このネジが緩むと、かみ合わせが合わなくなり毛を切りづらくなります。
さらにネジの閉まり具合を緩めると固い毛を切りやすくなり、閉めると柔らかい毛を切りやすくなるなど、犬の毛質によって使いやすい状態を選ぶこともできます。
2-3切れ味がよいもの
トリミングシザーは切れ味が良すぎると怖いと考える方もいらっしゃいますが、実はこれは逆。もし切れ味が悪いものを使っていると、カットするときに手に力が入ってしまい、大けがの原因になります。そのため、できるだけ切れ味がよいものを選ぶとよいでしょう。
なお、ハサミを選ぶときには一般的なものや家庭用のものだけでなく、専用のトリミングシザーを選びましょう。
また、ハサミと手のサイズが合っていることも重要です。できれば試し切りをしてみると、自分とペットに合ったハサミを選ぶことができます。
03トリミング用ハサミの安全な使い方
よいハサミを選んだら、次は使い方。どうすればトリミング用のハサミを安全に使うことができるのでしょうか。
3-1足裏の毛はバリカンで刈った方が安全
どれだけよいハサミを選んでも、使い方が悪いと犬にとっても飼い主にとっても危険です。
そのため、もしハサミに自信がない場合や、犬がカットを嫌がる場合には、無理してハサミを使わず、バリカンで刈るのもよい方法です。
特に足の裏の毛や肛門の周囲をカットする場合、犬が暴れると大けがにつながってしまいます。
3-2目の周囲はハサミの切っ先を犬に向けないように注意
顔の毛をカットするときには、ハサミの先を犬に向けないように気を付けましょう。もし尖ったハサミが目に向いていると、犬が嫌がって暴れることもあります。
また、目の近くに刃があると、犬が動いたことで眼球を傷つけてしまいます。
顔の毛をハサミでカットするときには、ハサミに角度をつけて先が犬の目に向かないように注意しましょう。
04ハサミの他にあると便利な物
犬のカットを行うときには基本的にハサミがあれば十分ですが、まだトリミングに慣れていないときには、あると便利な道具を揃えておくと安心です。
4-1コーム
トリミングというと、毛をカットするだけと思いがちですが、実はその前の準備が大切。特に犬の毛をしっかりとブラッシングしておくと、絡まった毛をほどいて毛の流れをはっきりさせることができるためトリミングが簡単になります。
そのために必要なのがコーム。もしコームを選ぶときには、目の粗いものと細かいものを用意しておきましょう。両方のコームを使い分けることで、犬の毛を無理に引っ張ることを防げます。
4-2バリカン
トリミング用のバリカンにもいくつかの種類があります。簡単にトリミングを行いたいなら、通常のサイズのものだけでなく、ペンシルバリカンと呼ばれるミニサイズのものを揃えておくと、足の裏や顔の周りなど細かい部分のカットに役立ちます。
01まとめ
トリミングシザーは、カットシザー、ミニカットシザー、セニングシザーなど、それぞれの用途に応じた使い分けが求められます。
シザーの特徴を理解し、犬の毛質やトリミング部位に合わせて適切に選ぶことが重要です。
また、安全性を重視したシザーの選択や定期的なメンテナンスを行うことで、仕上がりを向上させ、犬にとっても快適なトリミングを提供できるでしょう。
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なかむらあや 先生
トリミングサロンわんすりーる運営
1991年生まれ。茨城県出身。大手チェーン店舗から個人店舗まで様々なサロンで働き経験を積み、出張トリミングで独立。独立後半年で予約が取れなくなるほどの大人気トリマーに。2020年には東京都板橋区に「トリミングサロンわんすりーる」をオープン。
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1-1カットシザー
カットシザーはトリミングを行うときにメインで使うハサミです。トリマーが主に使っているのもカットシザーと呼ばれるもの。家庭用のハサミより切れ味がよく、簡単にペットの毛をカットできますが、切りすぎには注意が必要です。
1-2ミニカットシザー
ミニカットシザーとは、細かいカットを行うときに使用するハサミ。肉球の間の毛やひげなどをカットするときに便利で、小さいために安全に使用することができ、自宅でちょっとしたお手入れをしたい方におすすめです。
1-3セニングシザー(スキバサミ)
セニングシザーとは、いわゆる「すきバサミ」と呼ばれるもの。全体の毛の量を減らし、仕上がりを自然にするために使用されます。どの程度毛をすくかを決める目の数にも様々なタイプがあり、犬種や毛の状態、量などによって使い分けるのが一般的。家庭でカットを行うときも、一度に大きく毛を切らないので、切りすぎによる失敗を防ぐことができます。
02トリミング用ハサミの選び方
使いやすいトリミングシザーを選ぶときには、ハサミの種類だけでなく、いくつかのポイントがあります。
2-1先端が丸い
犬の毛をカットするときに一番心配なのは、犬を傷つけてしまうこと。もし家庭でのトリミングに慣れていない、技術に自信がない場合には、先端が丸くなったものを選ぶとよいでしょう。
特に犬の場合、皮膚が人間より薄く、ちょっと傷をつけただけでも出血してしまうもの。先端が丸くなっていると、犬の皮膚を傷つけるリスクを減らすことができます。
2-2ネジで閉まり具合を調節できるもの
トリミングシザーの中には、二つの刃を留めているネジで閉まり具合を調節できるものがあります。このネジが緩むと、かみ合わせが合わなくなり毛を切りづらくなります。
さらにネジの閉まり具合を緩めると固い毛を切りやすくなり、閉めると柔らかい毛を切りやすくなるなど、犬の毛質によって使いやすい状態を選ぶこともできます。
2-3切れ味がよいもの
トリミングシザーは切れ味が良すぎると怖いと考える方もいらっしゃいますが、実はこれは逆。もし切れ味が悪いものを使っていると、カットするときに手に力が入ってしまい、大けがの原因になります。そのため、できるだけ切れ味がよいものを選ぶとよいでしょう。
なお、ハサミを選ぶときには一般的なものや家庭用のものだけでなく、専用のトリミングシザーを選びましょう。
また、ハサミと手のサイズが合っていることも重要です。できれば試し切りをしてみると、自分とペットに合ったハサミを選ぶことができます。
03トリミング用ハサミの安全な使い方
よいハサミを選んだら、次は使い方。どうすればトリミング用のハサミを安全に使うことができるのでしょうか。
3-1足裏の毛はバリカンで刈った方が安全
どれだけよいハサミを選んでも、使い方が悪いと犬にとっても飼い主にとっても危険です。
そのため、もしハサミに自信がない場合や、犬がカットを嫌がる場合には、無理してハサミを使わず、バリカンで刈るのもよい方法です。
特に足の裏の毛や肛門の周囲をカットする場合、犬が暴れると大けがにつながってしまいます。
3-2目の周囲はハサミの切っ先を犬に向けないように注意
顔の毛をカットするときには、ハサミの先を犬に向けないように気を付けましょう。もし尖ったハサミが目に向いていると、犬が嫌がって暴れることもあります。
また、目の近くに刃があると、犬が動いたことで眼球を傷つけてしまいます。
顔の毛をハサミでカットするときには、ハサミに角度をつけて先が犬の目に向かないように注意しましょう。
04ハサミの他にあると便利な物
犬のカットを行うときには基本的にハサミがあれば十分ですが、まだトリミングに慣れていないときには、あると便利な道具を揃えておくと安心です。
4-1コーム
トリミングというと、毛をカットするだけと思いがちですが、実はその前の準備が大切。特に犬の毛をしっかりとブラッシングしておくと、絡まった毛をほどいて毛の流れをはっきりさせることができるためトリミングが簡単になります。
そのために必要なのがコーム。もしコームを選ぶときには、目の粗いものと細かいものを用意しておきましょう。両方のコームを使い分けることで、犬の毛を無理に引っ張ることを防げます。
4-2バリカン
トリミング用のバリカンにもいくつかの種類があります。簡単にトリミングを行いたいなら、通常のサイズのものだけでなく、ペンシルバリカンと呼ばれるミニサイズのものを揃えておくと、足の裏や顔の周りなど細かい部分のカットに役立ちます。
01まとめ
トリミングシザーは、カットシザー、ミニカットシザー、セニングシザーなど、それぞれの用途に応じた使い分けが求められます。
シザーの特徴を理解し、犬の毛質やトリミング部位に合わせて適切に選ぶことが重要です。
また、安全性を重視したシザーの選択や定期的なメンテナンスを行うことで、仕上がりを向上させ、犬にとっても快適なトリミングを提供できるでしょう。
この講座は!プロの監修を受けています!
講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
なかむらあや 先生
トリミングサロンわんすりーる運営
1991年生まれ。茨城県出身。大手チェーン店舗から個人店舗まで様々なサロンで働き経験を積み、出張トリミングで独立。独立後半年で予約が取れなくなるほどの大人気トリマーに。2020年には東京都板橋区に「トリミングサロンわんすりーる」をオープン。
80,000人以上が受講申し込みしている諒設計アーキテクトラーニングの通信講座
あなたも早速受講して、資格を取得しましょう!
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2-1先端が丸い
犬の毛をカットするときに一番心配なのは、犬を傷つけてしまうこと。もし家庭でのトリミングに慣れていない、技術に自信がない場合には、先端が丸くなったものを選ぶとよいでしょう。
特に犬の場合、皮膚が人間より薄く、ちょっと傷をつけただけでも出血してしまうもの。先端が丸くなっていると、犬の皮膚を傷つけるリスクを減らすことができます。
2-2ネジで閉まり具合を調節できるもの
トリミングシザーの中には、二つの刃を留めているネジで閉まり具合を調節できるものがあります。このネジが緩むと、かみ合わせが合わなくなり毛を切りづらくなります。
さらにネジの閉まり具合を緩めると固い毛を切りやすくなり、閉めると柔らかい毛を切りやすくなるなど、犬の毛質によって使いやすい状態を選ぶこともできます。
2-3切れ味がよいもの
トリミングシザーは切れ味が良すぎると怖いと考える方もいらっしゃいますが、実はこれは逆。もし切れ味が悪いものを使っていると、カットするときに手に力が入ってしまい、大けがの原因になります。そのため、できるだけ切れ味がよいものを選ぶとよいでしょう。
なお、ハサミを選ぶときには一般的なものや家庭用のものだけでなく、専用のトリミングシザーを選びましょう。
また、ハサミと手のサイズが合っていることも重要です。できれば試し切りをしてみると、自分とペットに合ったハサミを選ぶことができます。
03トリミング用ハサミの安全な使い方
よいハサミを選んだら、次は使い方。どうすればトリミング用のハサミを安全に使うことができるのでしょうか。
3-1足裏の毛はバリカンで刈った方が安全
どれだけよいハサミを選んでも、使い方が悪いと犬にとっても飼い主にとっても危険です。
そのため、もしハサミに自信がない場合や、犬がカットを嫌がる場合には、無理してハサミを使わず、バリカンで刈るのもよい方法です。
特に足の裏の毛や肛門の周囲をカットする場合、犬が暴れると大けがにつながってしまいます。
3-2目の周囲はハサミの切っ先を犬に向けないように注意
顔の毛をカットするときには、ハサミの先を犬に向けないように気を付けましょう。もし尖ったハサミが目に向いていると、犬が嫌がって暴れることもあります。
また、目の近くに刃があると、犬が動いたことで眼球を傷つけてしまいます。
顔の毛をハサミでカットするときには、ハサミに角度をつけて先が犬の目に向かないように注意しましょう。
04ハサミの他にあると便利な物
犬のカットを行うときには基本的にハサミがあれば十分ですが、まだトリミングに慣れていないときには、あると便利な道具を揃えておくと安心です。
4-1コーム
トリミングというと、毛をカットするだけと思いがちですが、実はその前の準備が大切。特に犬の毛をしっかりとブラッシングしておくと、絡まった毛をほどいて毛の流れをはっきりさせることができるためトリミングが簡単になります。
そのために必要なのがコーム。もしコームを選ぶときには、目の粗いものと細かいものを用意しておきましょう。両方のコームを使い分けることで、犬の毛を無理に引っ張ることを防げます。
4-2バリカン
トリミング用のバリカンにもいくつかの種類があります。簡単にトリミングを行いたいなら、通常のサイズのものだけでなく、ペンシルバリカンと呼ばれるミニサイズのものを揃えておくと、足の裏や顔の周りなど細かい部分のカットに役立ちます。
01まとめ
トリミングシザーは、カットシザー、ミニカットシザー、セニングシザーなど、それぞれの用途に応じた使い分けが求められます。
シザーの特徴を理解し、犬の毛質やトリミング部位に合わせて適切に選ぶことが重要です。
また、安全性を重視したシザーの選択や定期的なメンテナンスを行うことで、仕上がりを向上させ、犬にとっても快適なトリミングを提供できるでしょう。
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なかむらあや 先生
トリミングサロンわんすりーる運営
1991年生まれ。茨城県出身。大手チェーン店舗から個人店舗まで様々なサロンで働き経験を積み、出張トリミングで独立。独立後半年で予約が取れなくなるほどの大人気トリマーに。2020年には東京都板橋区に「トリミングサロンわんすりーる」をオープン。
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特に足の裏の毛や肛門の周囲をカットする場合、犬が暴れると大けがにつながってしまいます。
3-2目の周囲はハサミの切っ先を犬に向けないように注意
顔の毛をカットするときには、ハサミの先を犬に向けないように気を付けましょう。もし尖ったハサミが目に向いていると、犬が嫌がって暴れることもあります。
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4-1コーム
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4-2バリカン
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01まとめ
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