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フリーラン果汁のワインって何のこと?

ワインに興味を持ち始めた方であれば、何となくフリーラン果汁という文言を聞いたことがあるでしょう。街のワインショップ、ネットのワインショップなどで『フリーラン果汁を贅沢に搾汁!』というポップやコピーが貼られ、何となくすごく美味しいワインのはずと思うことでしょう。 しかし、さらにフリーラン果汁を分けるという技法も良く使われており、これによりバランスの取れた美味しいワインが仕上がるわけです。 しかし、そもそもフリーラン果汁を知らない、さらにそれを分けるとか、何とのことか分からずにワインを楽しまれている方も多いはずです。ここでは、フリーラン果汁についてを解説しましょう。

知らなきゃ恥ずかしい!?フリーラン果汁のワインって何のこと?
目次

01フリーラン果汁とは?

まず、フリーラン果汁を知る必要があります。フリーラン果汁とは、ブドウを破砕した時に自然に流れ出す果汁のことを言います。 白ブドウのもつ本来の果実身を感じられる製法ですので、ある意味とても贅沢なわけです。フリーラン100%というワインがごく稀にありますが、実にフルーティーでジューシーです。

02なぜフリーラン果汁を分けるのか?

フリーラン果汁はとても贅沢で美味しいわけですが、それであればなぜフリーラン果汁を分ける必要があるのでしょうか。 まず、大変な作業であることもありますが、味わいの問題です。フリーランに対し、圧搾機を使って人工的に絞った果汁のことを圧搾果汁と言います。フリーランでは当然ながら全く持って量が足りません。 さらに、優しく押しつぶされているだけですので結果的に果皮由来のポリフェノールが足りなくなってしまいます。 そのため、爽やかで軽やか、フレッシュな白ワインを醸造するためには、フリーラン果汁を分ける必要があるのです。もちろん、圧搾果汁が優れているわけではなく、白ブドウ自体のポリフェノールが少ないために大きな変化は無いとも言われているのです。

03濃厚な味わいにする場合

実は、シャルドネやソーヴィニョンブランの中でも濃厚でコクが求められている白ワインに関しては、フリーラン果汁が100%で使われていることが殆どです。 フリーラン果汁のままで発酵させて売り出したり、後からプレスランをブレンドするなどが一般的になっています。つまり、先にフリーラン果汁でワインを造ってみて、それがよければ出荷するし、何かが足りなければ、プレスランの白ワインをブレンドしながらワインが造られます。

04飲み分ければ分かる?

月に1度や2度、またはお店で酔っぱらっている状態でフリーラン果汁などを飲み分けても分からないかもしれません。フリーラン果汁100%、ブレンドしたもの、この二つを同時に飲んでみると違いがハッキリと分かるのではないでしょうか。

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勝山美幸
勝山美幸 先生
社団法人日本ソムリエ協会認定シニアソムリエ(No.1676)
北海道 美瑛町生まれ札幌市在中
1999年 当時日本で最年少で社団法人日本ソムリエ協会ソムリエ資格を取得。
2002年 C.I.V.C日本シャンパーニュ委員会デュプロム取得 No.235
2005年 札幌大通り公園で毎年5月に開催されるさっぽろライラック祭り内で、7丁目に北海道のワインと食のイベント「ワインガーデン」を自らプロデュースし立ち上げる。
(総合プロデュースは2005年〜2009年)
2011年FBO唎酒師呼称資格認定
2012年 社団法人日本ソムリエ協会シニアソムリエ資格取得
2015年 シャンパーニュ騎士団ショバリエ叙任
(フランス、ルイ14世時代から続く歴史的、由緒正しき伝統ある騎士団)
2016年 フランスシャンパーニュ地方「ニコラフィアット社」公式アンバサダー任命 (世界初のニコラフィアットアンバサダーに任命)※15年連続フランス国内生産量No.1
2017年豆腐マイスター、おから味噌インストラクターライセンス取得
2018年 シャンパーニュ騎士団オフィシエ叙任
2019年から現在、料理屋botanの専属シニアソムリエール
勝山美幸

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