ワインコンシェルジュ
ワインと刺身の食べ合わせとは
記事作成日:2024.07.04
生魚を好んで食べる日本人は、やはり日本酒と刺身の組み合わせが大好きです。魚本来の持つ深みのある味わいと醤油とわさびの絶妙なアクセント…。
口の中に魚の旨味が残っている中、純米酒を流し込むという贅沢は、まさに至福の時と言っても過言では無いでしょう。しかし、刺身とワインとの相性はどうでしょうか。ワインのあのぶどうの風味と醤油をつけた刺身の相性は、日本酒に比べれば難しいとも言えるかもしれません。
しかし、ここでワインと刺身の相性を全否定して良いものなのでしょうか。
実は、ワインと刺身も上手に合わせれば、日本酒以上のマリアージュを生む可能性があるのです。ここでは、刺身とワインの相性について紹介します。
01淡泊なものを選ぶと良い
ワインの味わいと刺身がぶつかると考えられているのは、実は醤油や濃厚な血なまぐささです。
つまり、まぐろの刺身にたっぷり醤油とわさびを付けたものとワインは、どうしても難しいとされてしまうのです。
ワインには有機酸が多く含まれています。そのため、どうしても醤油などの発酵系食品との相性が芳しく無いと思われています。そこで、注目したいのが白身魚のような淡白な刺身。淡泊な刺身は、じっくり噛んでいるとふんわりと旨味が口の中に立ち上がります。
そのため、淡泊の刺身を直接口にして、そこにワインを合わせればそこまで相性に問題は無いのです。しかし、醤油を付けたくなりますよね。そこで、こんな方法を試します。
02塩やカルパッチョで!
刺身と一言でいっても、ただ醤油につけることが全て刺身とは言えません。塩レモンで食べたり、カルパッチョとしてドレッシングをかけたり、実は幅広い食べ方が楽しめます。
レモン塩と白ワインは相性が良いため、鯛なども合いますし、カルパッチョならカツオも軽めの赤ワインと好相性です。コレであれば、普段の食卓でもワインとお刺身が楽しめますよね。
03どのワインがおすすめか!?
ただ、やはり先程のような刺身の楽しみ方であれば、どんなワインでも良いという訳ではありません。
まず、おすすめなのがミネラル感を感じられるリースニング種です。香りも華やかでありながら控えめで、ふぐの味わいにやや近いものがあります。
タコの刺身など、塩こしょうとレモン塩でまぶしたものであれば、確実に最高のマリアージュを生むことでしょう。
さらに、マグロの刺身であれば、やや血なまぐささが感じられますので、力強いシラー品種を使ったワインもおすすめです。
スパイシーな香りと味わいを持っているので、マグロのカルパッチョであれば、こちらも良い相性で楽しむことができるのです。
04シャンパーニュがおすすめ!
淡泊な白身魚の刺身に合わせるであれば、シャンパーニュが最高の相性と言われています。さらに、白ぶどうだけで作られるワインは、ミネラル感が非常にあるので、淡泊なものとの相性は抜群です。
火を軽く通したものであれば、イカの刺身や牡蠣などでもバランス良く合わせられます。発泡性のシャンパーニュは、どこか地ビールにも似た味わいがあるために、日本人には違和感無く取り入れやすいのかもしれません。
もちろん、甘ったるいものでは無く、シャープでキレのある、本物のシャンパーニュがおすすめです。
甘過ぎるものは、ちょっと舌にまとわりつくので、刺身と互いに旨味を引き立て合うということは無さそうです。それでも、もし醤油でしっかりと刺身をいただきたい、という方は甲州種ワインをおすすめします。
甲州種ワインであれば、醤油やポン酢もすんなり包み込むので、間違い無い味を楽しめます。ぜひ、刺身とワインの新たなマリアージュを探し当てて、ワインをより楽しんでみてくださいね。
ワインの味わいと刺身がぶつかると考えられているのは、実は醤油や濃厚な血なまぐささです。
つまり、まぐろの刺身にたっぷり醤油とわさびを付けたものとワインは、どうしても難しいとされてしまうのです。
ワインには有機酸が多く含まれています。そのため、どうしても醤油などの発酵系食品との相性が芳しく無いと思われています。そこで、注目したいのが白身魚のような淡白な刺身。淡泊な刺身は、じっくり噛んでいるとふんわりと旨味が口の中に立ち上がります。
そのため、淡泊の刺身を直接口にして、そこにワインを合わせればそこまで相性に問題は無いのです。しかし、醤油を付けたくなりますよね。そこで、こんな方法を試します。
つまり、まぐろの刺身にたっぷり醤油とわさびを付けたものとワインは、どうしても難しいとされてしまうのです。
ワインには有機酸が多く含まれています。そのため、どうしても醤油などの発酵系食品との相性が芳しく無いと思われています。そこで、注目したいのが白身魚のような淡白な刺身。淡泊な刺身は、じっくり噛んでいるとふんわりと旨味が口の中に立ち上がります。
そのため、淡泊の刺身を直接口にして、そこにワインを合わせればそこまで相性に問題は無いのです。しかし、醤油を付けたくなりますよね。そこで、こんな方法を試します。
刺身と一言でいっても、ただ醤油につけることが全て刺身とは言えません。塩レモンで食べたり、カルパッチョとしてドレッシングをかけたり、実は幅広い食べ方が楽しめます。
レモン塩と白ワインは相性が良いため、鯛なども合いますし、カルパッチョならカツオも軽めの赤ワインと好相性です。コレであれば、普段の食卓でもワインとお刺身が楽しめますよね。
レモン塩と白ワインは相性が良いため、鯛なども合いますし、カルパッチョならカツオも軽めの赤ワインと好相性です。コレであれば、普段の食卓でもワインとお刺身が楽しめますよね。
03どのワインがおすすめか!?
ただ、やはり先程のような刺身の楽しみ方であれば、どんなワインでも良いという訳ではありません。
まず、おすすめなのがミネラル感を感じられるリースニング種です。香りも華やかでありながら控えめで、ふぐの味わいにやや近いものがあります。
タコの刺身など、塩こしょうとレモン塩でまぶしたものであれば、確実に最高のマリアージュを生むことでしょう。
さらに、マグロの刺身であれば、やや血なまぐささが感じられますので、力強いシラー品種を使ったワインもおすすめです。
スパイシーな香りと味わいを持っているので、マグロのカルパッチョであれば、こちらも良い相性で楽しむことができるのです。
04シャンパーニュがおすすめ!
淡泊な白身魚の刺身に合わせるであれば、シャンパーニュが最高の相性と言われています。さらに、白ぶどうだけで作られるワインは、ミネラル感が非常にあるので、淡泊なものとの相性は抜群です。
火を軽く通したものであれば、イカの刺身や牡蠣などでもバランス良く合わせられます。発泡性のシャンパーニュは、どこか地ビールにも似た味わいがあるために、日本人には違和感無く取り入れやすいのかもしれません。
もちろん、甘ったるいものでは無く、シャープでキレのある、本物のシャンパーニュがおすすめです。
甘過ぎるものは、ちょっと舌にまとわりつくので、刺身と互いに旨味を引き立て合うということは無さそうです。それでも、もし醤油でしっかりと刺身をいただきたい、という方は甲州種ワインをおすすめします。
甲州種ワインであれば、醤油やポン酢もすんなり包み込むので、間違い無い味を楽しめます。ぜひ、刺身とワインの新たなマリアージュを探し当てて、ワインをより楽しんでみてくださいね。
ただ、やはり先程のような刺身の楽しみ方であれば、どんなワインでも良いという訳ではありません。
まず、おすすめなのがミネラル感を感じられるリースニング種です。香りも華やかでありながら控えめで、ふぐの味わいにやや近いものがあります。
タコの刺身など、塩こしょうとレモン塩でまぶしたものであれば、確実に最高のマリアージュを生むことでしょう。
さらに、マグロの刺身であれば、やや血なまぐささが感じられますので、力強いシラー品種を使ったワインもおすすめです。
スパイシーな香りと味わいを持っているので、マグロのカルパッチョであれば、こちらも良い相性で楽しむことができるのです。
まず、おすすめなのがミネラル感を感じられるリースニング種です。香りも華やかでありながら控えめで、ふぐの味わいにやや近いものがあります。
タコの刺身など、塩こしょうとレモン塩でまぶしたものであれば、確実に最高のマリアージュを生むことでしょう。
さらに、マグロの刺身であれば、やや血なまぐささが感じられますので、力強いシラー品種を使ったワインもおすすめです。
スパイシーな香りと味わいを持っているので、マグロのカルパッチョであれば、こちらも良い相性で楽しむことができるのです。
淡泊な白身魚の刺身に合わせるであれば、シャンパーニュが最高の相性と言われています。さらに、白ぶどうだけで作られるワインは、ミネラル感が非常にあるので、淡泊なものとの相性は抜群です。
火を軽く通したものであれば、イカの刺身や牡蠣などでもバランス良く合わせられます。発泡性のシャンパーニュは、どこか地ビールにも似た味わいがあるために、日本人には違和感無く取り入れやすいのかもしれません。
もちろん、甘ったるいものでは無く、シャープでキレのある、本物のシャンパーニュがおすすめです。
甘過ぎるものは、ちょっと舌にまとわりつくので、刺身と互いに旨味を引き立て合うということは無さそうです。それでも、もし醤油でしっかりと刺身をいただきたい、という方は甲州種ワインをおすすめします。
甲州種ワインであれば、醤油やポン酢もすんなり包み込むので、間違い無い味を楽しめます。ぜひ、刺身とワインの新たなマリアージュを探し当てて、ワインをより楽しんでみてくださいね。
火を軽く通したものであれば、イカの刺身や牡蠣などでもバランス良く合わせられます。発泡性のシャンパーニュは、どこか地ビールにも似た味わいがあるために、日本人には違和感無く取り入れやすいのかもしれません。
もちろん、甘ったるいものでは無く、シャープでキレのある、本物のシャンパーニュがおすすめです。
甘過ぎるものは、ちょっと舌にまとわりつくので、刺身と互いに旨味を引き立て合うということは無さそうです。それでも、もし醤油でしっかりと刺身をいただきたい、という方は甲州種ワインをおすすめします。
甲州種ワインであれば、醤油やポン酢もすんなり包み込むので、間違い無い味を楽しめます。ぜひ、刺身とワインの新たなマリアージュを探し当てて、ワインをより楽しんでみてくださいね。
この講座は!プロの監修を受けています!
講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
勝山美幸 先生
社団法人日本ソムリエ協会認定シニアソムリエ(No.1676)
北海道 美瑛町生まれ札幌市在中
1999年 当時日本で最年少で社団法人日本ソムリエ協会ソムリエ資格を取得。
2002年 C.I.V.C日本シャンパーニュ委員会デュプロム取得 No.235
2005年 札幌大通り公園で毎年5月に開催されるさっぽろライラック祭り内で、7丁目に北海道のワインと食のイベント「ワインガーデン」を自らプロデュースし立ち上げる。
(総合プロデュースは2005年〜2009年)
2011年FBO唎酒師呼称資格認定
2012年 社団法人日本ソムリエ協会シニアソムリエ資格取得
2015年 シャンパーニュ騎士団ショバリエ叙任
(フランス、ルイ14世時代から続く歴史的、由緒正しき伝統ある騎士団)
2016年 フランスシャンパーニュ地方「ニコラフィアット社」公式アンバサダー任命 (世界初のニコラフィアットアンバサダーに任命)※15年連続フランス国内生産量No.1
2017年豆腐マイスター、おから味噌インストラクターライセンス取得
2018年 シャンパーニュ騎士団オフィシエ叙任
2019年から現在、料理屋botanの専属シニアソムリエール
1999年 当時日本で最年少で社団法人日本ソムリエ協会ソムリエ資格を取得。
2002年 C.I.V.C日本シャンパーニュ委員会デュプロム取得 No.235
2005年 札幌大通り公園で毎年5月に開催されるさっぽろライラック祭り内で、7丁目に北海道のワインと食のイベント「ワインガーデン」を自らプロデュースし立ち上げる。
(総合プロデュースは2005年〜2009年)
2011年FBO唎酒師呼称資格認定
2012年 社団法人日本ソムリエ協会シニアソムリエ資格取得
2015年 シャンパーニュ騎士団ショバリエ叙任
(フランス、ルイ14世時代から続く歴史的、由緒正しき伝統ある騎士団)
2016年 フランスシャンパーニュ地方「ニコラフィアット社」公式アンバサダー任命 (世界初のニコラフィアットアンバサダーに任命)※15年連続フランス国内生産量No.1
2017年豆腐マイスター、おから味噌インストラクターライセンス取得
2018年 シャンパーニュ騎士団オフィシエ叙任
2019年から現在、料理屋botanの専属シニアソムリエール
70,000人以上が受講申し込みしている諒設計アーキテクトラーニングの通信講座
あなたも早速受講して、資格を取得しましょう!
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