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ヨガの基本知識と基本のポーズとは?

ヨガは、心と体のバランスを整え、日常のストレスを軽減する効果があるとされています。
特に初心者にとっては、基本的なポーズを学ぶことで、無理なくヨガの魅力を体感できます。

ヨガを初めて実践する方に向けて、リラックス効果や柔軟性の向上が期待できる基本ポーズを紹介します。
日常生活にヨガを取り入れることで、心身の調和を図り、より健やかな生活を送りましょう。
美しいボディラインを整えたり、心をリラックスさせたりと様々な効果があるヨガ。自分でもやってみたいと考えている方も多いかもしれません。実はヨガは家庭でも簡単にできるもの。今回はヨガの基本的な知識や、基本のポーズについてご紹介します。

ヨガの基本知識と基本のポーズについて
目次

01ヨガの基礎知識とその重要性

ヨガは、古代インドで生まれた心身を整えるための修行法であり、現在では世界中で多くの人々に愛されています。
ヨガは、単なるフィットネスとしてだけでなく、心と体の調和を図るための包括的な方法として高く評価されています。

ここでは、ヨガの基本的な知識と、その実践がもたらす重要性について詳しく解説します。

1-1ヨガの目的と基本的な考え方

ヨガは、単なる身体のエクササイズとしての側面を超えて、深い精神的・身体的な統合を目指すものです。
その目的は、心と体のバランスを取り戻し、内なる平和を見つけることにあります。

ヨガの根底にある理念と、それを支える重要な要素である呼吸法について詳しく解説していきます。

心身の調和を目指すヨガの理念

ヨガの根本的な理念は、心身の調和を図ることにあります。
これは、体を動かすだけでなく、心を静め、内なる平和を見つけることを目指すものです。

ヨガのポーズ(アサナ)は、身体の柔軟性や強さを養うだけでなく、呼吸と心の集中を通じて、心の平穏を促します。
これにより、ヨガはストレスを軽減し、心のバランスを取り戻す手段として機能します。

呼吸法の重要性とその役割

ヨガにおいて、呼吸法(プラーナーヤーマ)は極めて重要な役割を果たします。
呼吸は生命エネルギー(プラーナ)を体内に取り込む手段であり、これを適切にコントロールすることで、心と体のエネルギーの流れを整えられます。

ヨガでは、深い呼吸を通じて自律神経を調整し、心身をリラックスさせる効果を狙います。
このように、呼吸法はヨガの実践において欠かせない要素です。

1-2ヨガの基本的な姿勢とその意義

ヨガの実践において、正しい姿勢を取ることは非常に重要です。
姿勢が正しければ、体のエネルギーがスムーズに流れ、効果的に心身を整えられます。

ここでは、ヨガにおける基本的な姿勢と、その意義について詳しく解説していきます。

姿勢を整えるための基本的な座法

ヨガの座法にはさまざまな種類がありますが、どれも姿勢を安定させ、心を集中させるためのものです。
例えば、「安楽座(スカーサナ)」は、リラックスした状態で座るための基本的な座法です。

この座法では、両脚を交差させて座り、背筋を伸ばして、自然な呼吸を行います。
これにより、長時間の瞑想や呼吸法の練習が可能となり、心身のリラックスが促進されます。

安定した座法で心を静める方法

座法の中でも「蓮華座(パドマーサナ)」や「達人座(シッダアサナ)」は、特に安定感があり、心を静める効果が高いとされています。
これらの座法は、体の重心をしっかりと地面に根付かせることで、心の動揺を抑え、集中力を高めます。

蓮華座では、両足を反対側の腿に置くことで体を固定し、瞑想時の揺れを最小限に抑えることが可能です。
達人座は、片足を反対側の腿の上に置き、もう片足を地面にしっかりとつけることで、さらに安定感を増せます。

これらの基本的な姿勢を正しく習得することは、ヨガの実践において重要な基礎となります。
姿勢が安定することで、呼吸や心のコントロールがしやすくなり、より深いリラクゼーションと集中が得られるでしょう。

02ヨガの伝統的な座法の紹介

ヨガは、心身の調和を追求する古代からの修行法であり、その中で「座法」は非常に重要な役割を果たします。
座法は、心を落ち着け、身体のエネルギーを整えるための基本的な姿勢です。

ここでは、リラックス、瞑想、精神集中を目的とした伝統的な座法について詳しく解説します。

2-1リラックスを促す座法

リラックスを促す座法は、心身をリラックスさせるための姿勢であり、日常のストレスから解放される手助けをします。
これらの座法は、初心者から上級者まで、幅広いレベルで実践されており、その効果は非常に高いとされています。

安楽座(スカーサナ)の実践と効果

安楽座(スカーサナ)は、リラックス効果の高い座法の一つで、最も基本的な姿勢とされています。
この座法では、両脚を自然に交差させて座り、背筋を伸ばして、安定した姿勢を保ちます。

呼吸を深くゆっくりと行うことで、心身がリラックスし、精神の落ち着きが得られます。
安楽座は特に瞑想や深い呼吸法の練習に適しており、心の静けさを保ちながら長時間座り続けることが可能です。

この座法は、日々の緊張や疲れを解消し、心をリフレッシュさせる効果があります。

2-2瞑想に最適な座法

瞑想は、ヨガの中心的な要素であり、心の集中と内省を深めるために行われます。
瞑想に最適な座法は、身体の安定感を高め、長時間の集中を可能にする姿勢です。

蓮華座(パドマーサナ)の特徴とその利点

蓮華座(パドマーサナ)は、瞑想に最も適した座法として知られており、伝統的なヨガの象徴的な姿勢です。
この座法では、両足を反対側の腿の上に置き、両膝を地面につけて座ります。

この姿勢は、身体のバランスを整え、長時間の瞑想中に安定した状態を保てます。
蓮華座の最大の利点は、その安定性です。

この座法は、心と身体の揺れを最小限に抑え、深い集中状態を保つのに役立ちます。
また、背筋が自然に伸びるため、呼吸が深くなり、エネルギーの流れがスムーズになる効果もあります。

2-3精神集中を高める座法

精神集中を高めるための座法は、心を一つの対象に集中させるための姿勢です。
これらの座法は、精神の安定と集中力の向上に役立ち、ヨガの練習において非常に重要です。

達人座(シッダアサナ)の正しいやり方

達人座(シッダアサナ)は、精神集中を高めるための座法として非常に効果的です。
この座法では、片足を反対側の腿の上に置き、もう片足を地面にしっかりとつけます。
この姿勢では、身体の安定感を強化し、長時間の集中が可能です。

達人座の正しいやり方は、まず背筋をまっすぐに伸ばし、頭頂部を天井に向けるように意識します。
次に、呼吸を整え、心を静めながら座り続けます。

この姿勢は、特に集中力を要する瞑想や呼吸法の練習に適しており、心のバランスを取り戻すのに役立ちます。

03ヨガの基本ポーズとその効果

ヨガの実践において、基本ポーズは心身を整え、健康を促進するための重要な要素です。
これらのポーズは、初心者から上級者まで幅広いレベルで取り入れられており、日常生活の中でのバランスと調和を図る助けとなります。

ここでは、立位の基本ポーズと前屈のポーズ、それぞれのポーズがもたらす効果について詳しく解説していきます。

3-1立位の基本ポーズ

立位の基本ポーズは、ヨガの練習における土台であり、身体の軸を整えるために重要です。
これらのポーズは、姿勢を正し、全身のバランスを改善することを目的としています。

代表的な立位ポーズとその実践方法を紹介します。

山のポーズ(ターダアーサナ)で体の軸を整える

山のポーズ(ターダアーサナ)は、ヨガの立位ポーズの中でも最も基本的なポーズです。
このポーズでは、まっすぐに立ち、足を揃えて全身を引き上げるように意識します。

頭頂部を天井に向けるようにしながら、肩をリラックスさせ、胸を開きます。
このポーズは、身体の軸を整え、姿勢を改善するのに効果的です。

山のポーズを正しく実践することで、身体の重心が安定し、足の裏から頭頂部までのエネルギーの流れがスムーズになります。
このポーズは、ヨガの他の立位ポーズへの準備としても重要であり、全身のバランス感覚を養う効果があります。

手を上げるポーズ(ウルドゥハスタアーサナ)のポイント

手を上げるポーズ(ウルドゥハスタアーサナ)は、山のポーズから発展させる形で行われます。
このポーズでは、両腕を頭上に持ち上げ、体側を伸ばすように意識します。
指先を天井に向けるようにしながら、肩をリラックスさせ、背筋を伸ばします。

このポーズは、体全体の伸びを感じながら行うことがポイントです。
手を上げることで、肩や胸の柔軟性が向上し、呼吸が深くなります。
また、上半身の筋肉が活性化されるため、姿勢改善にも寄与します。

このポーズを定期的に実践することで、上半身のストレッチ効果が得られ、全身のエネルギーが活発に流れるようになります。

3-2前屈のポーズの実践

前屈のポーズは、身体の柔軟性を高め、背骨のストレッチに効果的なポーズです。
これらのポーズは、身体の前側を伸ばしながら、リラックスと集中を促進する役割を果たします。

ここでは、前屈ポーズの代表例とその実践方法を紹介します。

深い前屈のポーズ(ウッターナアーサナ)の柔軟性向上効果

深い前屈のポーズ(ウッターナアーサナ)は、ヨガの中でも柔軟性向上に特化したポーズです。
このポーズでは、足を肩幅に開いて立ち、ゆっくりと上半身を前に倒します。
膝を緩め、背筋を伸ばしながら、頭を地面に向けるように意識します。

ウッターナアーサナは、特に背中と腿裏の筋肉を深くストレッチするのに効果的です。
これにより、全身の柔軟性が向上し、日常生活での動きやすさが増します。
また、このポーズを通じて血流が促進され、身体全体のエネルギー循環が改善されるため、疲労回復にも役立ちます。

ウッターナアーサナを正しく実践するためには、呼吸を深く保ち、リラックスした状態の維持が重要です。
無理に前屈しすぎることなく、身体の自然な柔軟性に応じて行うことがポイントです。

04ヨガの呼吸法とその種類

ヨガにおいて、呼吸法(プラーナーヤーマ)は、単なる呼吸以上に深い意味を持ちます。
呼吸をコントロールすることで、心と体のバランスを整え、内なるエネルギーの流れを最適化できます。

正しい呼吸法を実践することで、リラックス効果や集中力の向上、さらには精神の安定など、多くのメリットを受けられます。
ここでは、ヨガの代表的な呼吸法について詳しく見ていきましょう。

4-1腹式呼吸の効果と実践方法

腹式呼吸は、ヨガの基本的な呼吸法の一つであり、リラックス効果が非常に高いとされています。
この呼吸法は、息を吸うときにお腹を膨らませ、息を吐くときにお腹を引っ込ませることで、深くゆったりとした呼吸を実現します。

腹式呼吸は、自律神経を整え、心身のリラクゼーションを促すための重要な手法です。

腹式呼吸でリラックスを促す方法

腹式呼吸は、心身をリラックスさせるための効果的な方法です。
この呼吸法を実践する際には、まず背筋を伸ばして楽な姿勢で座り、目を閉じます。

次に、鼻からゆっくりと息を吸い込み、お腹が膨らむのを感じながら呼吸を深めます。
その後、口からゆっくりと息を吐き出し、お腹が自然と引っ込むのを感じます。

この一連の動作を繰り返すことで、全身の緊張が解け、心が穏やかになるのを感じられるでしょう。

腹式呼吸は、特にストレスがたまったときや、リラックスが必要なときに行うと効果的です。
夜寝る前や、緊張を感じる場面で取り入れることで、心身のリラクゼーションが促進され、より深い安らぎを得られます。

4-2胸式呼吸の特長と用途

胸式呼吸は、ヨガにおいてエネルギーを高め、集中力を強化するために使用される呼吸法です。
この呼吸法では、息を吸うときに胸が広がり、肺が十分に膨らむことを感じながら行います。

胸式呼吸は、腹式呼吸と異なり、身体を活性化し、集中力を必要とする場面での実践が推奨されます。

集中力を高める胸式呼吸の実践

胸式呼吸は、集中力を高めるために効果的な呼吸法です。
この呼吸法を行うには、まず楽な姿勢で座り、背筋をまっすぐに伸ばします。
次に、鼻から息を吸い込み、胸が広がるのを感じながら、肺を十分に膨らませます。

このとき、肩や首の力を抜き、自然なリズムで呼吸を行うことが重要です。
その後、ゆっくりと息を吐き出し、胸が元の状態に戻るのを感じます。

胸式呼吸は、エネルギーを高め、集中力を必要とする場面で役立ちます。
例えば、仕事や学習の前にこの呼吸法を取り入れることで、頭が冴え、パフォーマンスが向上することが期待できます。

また、胸式呼吸は、ヨガのポーズと組み合わせることで、さらに効果を高めることが可能です。

4-3交互鼻孔呼吸法のメリット

交互鼻孔呼吸法(ナディショーダナ)は、ヨガの中でも特に精神を安定させる効果が高いとされる呼吸法です。
この呼吸法は、左右の鼻孔を交互に使って呼吸を行うことで、エネルギーの流れを均等にし、心のバランスを整えることを目的としています。

交互鼻孔呼吸法は、特に瞑想の前に行うと効果的であり、深い内省を助ける役割を果たします。

精神を安定させる交互鼻孔呼吸法のステップ

交互鼻孔呼吸法を実践するには、まず背筋を伸ばして楽な姿勢で座ります。
次に、右手の親指で右の鼻孔を閉じ、左の鼻孔からゆっくりと息を吸い込みます。

その後、左手の薬指で左の鼻孔を閉じ、右の鼻孔からゆっくりと息を吐き出します。
次に、右の鼻孔から息を吸い、左の鼻孔から吐き出すという動作を交互に繰り返す流れです。

この呼吸法を繰り返すことで、心の平静が保たれ、精神のバランスが整います。
交互鼻孔呼吸法は、特に不安やストレスを感じたときに有効であり、日常生活の中で取り入れることで、より穏やかな心を維持できます。

05初心者におすすめの簡単なポーズ

ヨガを始めたばかりの方にとって、最初に取り組むポーズはシンプルでありながらも効果が実感できるものが理想的です。
初心者でも無理なく実践できるポーズは、リラックス効果や身体の柔軟性を高める効果があり、ヨガの基本を習得するための基盤となります。

ここでは、特に初心者におすすめの簡単なポーズを紹介します。

5-1リラックス効果の高いポーズ

リラックス効果の高いポーズは、心身の緊張を解きほぐし、深いリラクゼーションをもたらします。
これらのポーズは、ヨガのセッションの始まりや終わりに取り入れると、ストレスを軽減し、心の平静を保つのに効果的です。

子供のポーズで深いリラクゼーションを得る

子供のポーズ(バラアーサナ)は、リラックス効果が非常に高いポーズの一つです。
このポーズでは、膝を曲げて地面に座り、上半身を前に倒して額を床につけ、腕を体の前方に伸ばします。
この姿勢を取ることで、背中全体が伸び、深いリラクゼーションが得られます。

子供のポーズの最大の特徴は、身体全体をリラックスさせる効果があることです。
特に背中や肩の緊張を解消するのに適しており、長時間の座り仕事やストレスの多い日常生活において非常に有効です。

呼吸を深く保ちながら、このポーズを数分間キープすることで、心身ともにリフレッシュできます。

5-2背中の柔軟性を高めるポーズ

背中の柔軟性を高めるポーズは、姿勢を改善し、背筋を強化する効果があります。
これらのポーズは、腰痛の予防や改善にも役立ち、日常生活における体の動きやすさを向上させます。

コブラのポーズで背筋を強化

コブラのポーズ(ブジャンガーサナ)は、背中の柔軟性を高め、背筋を強化するのに非常に効果的なポーズです。
このポーズでは、うつ伏せになり、両手を肩の下に置いて上半身を持ち上げます。
背筋を使って上体を反らせ、胸を開くように意識しながら行います。

コブラのポーズのポイントは、無理なく背中を伸ばすことです。
このポーズを正しく実践することで、背骨が柔軟になり、肩や胸の緊張が解消されます。

また、腹筋や腕の筋肉も同時に強化されるため、体全体のバランスを保つのに役立ちます。
コブラのポーズは、日常の姿勢改善や、腰痛の予防・改善に非常に効果的です。

06ヨガの実践で得られるメリット

ヨガは、古代インドで発祥し、現代に至るまで世界中で広く実践されている心身の調和を図るための修行法です。
ヨガの実践は、単なる運動としての側面を超えて、心身にさまざまなメリットをもたらします。

ここでは、ヨガを継続的に行うことで得られる主なメリットについて、心身のリラックスとストレス解消、柔軟性の向上と体の安定性に焦点を当てて詳しく解説します。

6-1心身のリラックスとストレス解消

現代社会において、ストレスは多くの人々にとって避けられない問題となっています。
ヨガは、そのストレスを軽減し、心と体のリラクゼーションを促進する効果があります。

日常生活の中でヨガを取り入れることで、ストレスに対処し、心の平穏を取り戻せます。

日常生活でのリラクゼーション効果

ヨガの最も大きなメリットの一つは、日常生活におけるリラクゼーション効果です。
ヨガのポーズ(アサナ)や呼吸法(プラーナーヤーマ)は、身体の緊張を解きほぐし、心を静める効果があります。

例えば、深い呼吸とともに行うヨガのポーズは、自律神経を整え、心拍数を落ち着かせることで、リラックス状態を促進します。

さらに、ヨガは精神的なリラクゼーションをもたらすだけでなく、身体的な疲労を軽減するのにも効果的です。

日常のストレスやプレッシャーから解放されることで、心身ともにリフレッシュし、新たなエネルギーを得られます。
これにより、日々の生活において、よりポジティブなマインドセットの維持が可能です。

6-2柔軟性の向上と体の安定性

ヨガのもう一つの重要なメリットは、柔軟性の向上と体の安定性を促進することです。
継続的にヨガを行うことで、筋肉が柔らかくなり、関節の可動域が広がります。

また、体幹を鍛えることで、体全体のバランスが向上し、姿勢が改善されます。

日常の姿勢改善と体幹強化

ヨガは、特に体幹の強化と姿勢の改善に効果的です。
ヨガのポーズの多くは、体幹の筋肉を使ってバランスを取ることを求められます。

例えば、プランクや戦士のポーズなどは、体幹を安定させるための筋力を鍛えられ、これにより自然と姿勢が改善されます。
姿勢が改善されると、肩こりや腰痛の予防にもつながります。

また、体幹が強化されることで、日常の動作が安定し、ケガのリスクも減少させることが可能です。
さらに、柔軟性が向上することで、身体全体の動きがスムーズになり、日常生活においても軽快に動けるようになります。

ヨガを継続的に実践することで、これらの身体的なメリットを実感できるようになり、より健康的でバランスの取れた体を維持できます。

01ヨガの基本

ヨガというと、神秘的なものというイメージ。では、ヨガの基本とはどのようなものなのでしょうか。

1-1ヨガの考え方

ヨガはストレッチに似たエクササイズだと考えている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ヨガとストレッチは根本的な考え方が異なっています。
ヨガにとってもっとも重要なのは、自分自身と向き合うこと。
ヨガでは「アーサナ」という独特なポーズを取りますが、このアーサナは筋肉を伸ばす効果があると同時に、集中力をアップして、自分の内面と向き合いやすい状態を作るもの。
ヨガで大切なのは、バランスを整えること。これは自分の体内のバランスや精神的なバランスはもちろん、自分と大地、大気などのエネルギーとのバランスを取ることも含まれています。
また、ヨガは心の中を静かに保つことで、自分の本来の姿や気持ちなどに気づくことが目的と考えています。
このようにヨガはストレッチなどの効果もありますが、精神的な充実を求めるものということができるでしょう。

1-2呼吸法に重きをおく

ヨガでは、アーサナと同様、呼吸法も重要です。
ヨガではしっかりと深い呼吸を行うことで自律神経のバランスを整えるための方法です。
ヨガには様々な流派や種類がありますが、それによって呼吸法も様々。
といっても、すべての呼吸法をマスターしなければヨガができないかというとそうではありません。ヨガの基本となるのは、腹式呼吸と鼻呼吸。
鼻から息を吸ってお腹をふくらませ、鼻から出すというのがヨガの呼吸法の基本になります。
この呼吸法を保つことで、心と身体、交感神経と副交感神経など様々なバランスを整えることができます。

02基本の座法

ヨガというと難しいポーズを取らなければいけないと考えがち。そのため、身体が固いから無理だと考えている方も多いかもしれません。
もちろんヨガの中には難しいポーズもありますが、基本となるのは実は「座ること」なのです。

2-1ヨガの座るときの基本姿勢

ヨガでは、正しい姿勢で座ることが基本姿勢となります。
まず固い床で行うときはヨガマットを引いてお尻や足などの負担を和らげましょう。

2-2安楽座 スカーサナ

ヨガの基本の座り方となるのが「安楽座(スカーサナ)」です。
「安楽座」を行うときには、左右の座骨に均等に体重を乗せて、かかとを身体の前に縦に並べて腰を立てます。
その後、両手を膝の上に上向きに乗せて背筋を伸ばします。
なお、腰が立たない人や、腰を痛めている人は、お尻の下に毛布や畳んだザブトンなどを入れるとよいでしょう。

2-3蓮華座 パドマーサナ

「蓮華座(パドマーサナ)」はいわゆる「座禅」のポーズです。「安楽座」の体勢で座ったあと、両足首を太ももの上に乗せて、背筋を伸ばします。このとき、両手は膝の上で上向きにしておきます。
この「蓮華座」のポーズは瞑想のときに行われます。

2-4達人座 シッダアサナ

「蓮華座」は足首が固い人にとっては難しいポーズですが、無理な場合には「達人座(シッダアサナ)」がおすすめです。
「達人座」は、足を太ももに乗せず、身体の前で交差する座り方。
実際に行うときには、骨盤を安定させてあごを引き、背筋が伸びるように注意しましょう。

03基本のポーズ

ヨガの特徴と言えるのが様々なポーズです。中でも代表的なものを紹介します。

3-1山のポーズ ターダアーサナ

「山のポーズ(ターダアーサナ)」は立って行うポーズの基本的な体勢です。
「山のポーズ」は、足を揃えて、重心が偏らないようにバランスを取りながら立ちますが、この時、お腹を引いて骨盤を正面に向けます。
立っているだけの簡単なポーズに思えますが、すべての基本となるものなので、慣れるまではインストラクターのチェックを受けましょう。

3-2手を上にあげるポーズ ウルドゥハスタアーサナ

「手を上にあげるポーズ(ウルドゥハスタアーサナ)」は、「山のポーズ」から両手を上に上げていき、頭上で腕を伸ばしたポーズです。
こちらも一見簡単ですが、「山のポーズ」同様にチェックを受けるとよいでしょう。

3-3深い前屈のポーズ ウッターナアーサナ

「深い前屈のポーズ(ウッターナアーサナ)」は、「山のポーズ」から身体を前に倒して前屈を行います。柔軟性のない方の場合、背中が丸まってしまいますが、可能なところまでまっすぐに身体を伸ばして曲げていきましょう。

3-4立木のポーズ ブルクシャアーサナ

「立木のポーズ(ブルクシャアーサナ)」は「山のポーズ」から両手を上げて頭上で合わせて、さらに片足を持ち上げ、足の裏を反対側の足の内ももに当てるポーズです。柔軟性と同時にバランス感覚が必要なポーズで、集中力のアップに効果があります。

3-5板のポーズ クンバカーサナ

「板のポーズ(クンバカーサナ)」は、両手を床について、身体を一直線にして支えるポーズです。いわゆる「腕立て伏せ」の体勢をイメージして、かかと、お尻、背中、頭が一直線に並ぶのが理想です。

3-6上向きの顔の犬のポーズ ウールドゥヴァムカシュヴァーナーサナ

「上向きの顔の犬のポーズ ウールドゥヴァムカシュヴァーナーサナ」は、「板のポーズ」から背中を反らしていくポーズです。背中の柔軟性を高めるため、身体が固い人におすすめ。このとき、首は反らさず、しっかりと前を向いたままにしましょう。

3-7ダウンドッグ アドームカシュヴァーナーサナ

「ダウンドッグ(アドームカシュヴァーナーサナ)」は「下向きの顔の犬のポーズ」と呼ばれることもあります。「ダウンドッグ」は「板のポーズ」からお尻を上げて、身体で床を底辺にした三角形を作るポーズです。このとき、手から肩、お尻までと、お尻からかかとまでがそれぞれ一直線となるように注意しましょう。

04簡単にできるおすすめポーズ

ヨガのポーズの中には、柔軟性が必要なものもありますが、中にはだれでも簡単にできるものがあります。

4-1子供のポーズ

「子供のポーズ」は股関節や背中、腰などを柔らかくするには最適のポーズです。「子供のポーズ」を行うときには、まず正座の形で座り、身体お前に倒します。そのときに両手はお尻の方に回して脱力します。ポーズが簡単なので、しっかり呼吸をするように気を付けましょう。

4-2コブラのポーズ

「コブラのポーズ」を行うときはまずうつ伏せになります。その後、脇を閉めて両手を脇に置いて、上体を持ち上げていきます。そのまま五秒間キープしたあと、息を吐きながら身体を戻していきます。
このポーズは腰痛予防の他、バストアップにも効果があります。

4-3うさぎのポーズ

「うさぎのポーズ」は、まず膝立ちの状態からスタートします。その後上体を丸めるように倒していきますが、そのとき、手は両足の裏を持つようにします。このポーズは視神経の緊張をほどき、リラックスに効果があるといわれています。

07まとめ

ヨガは、心と体の調和を図るための効果的な方法であり、特に初心者にとっては基本ポーズを通じてその魅力を感じられます。
ヨガを日常生活に取り入れることで、ストレスの軽減や柔軟性の向上、姿勢の改善など、多くのメリットを得られます。

無理のない範囲で継続的に実践することで、心身の健康が向上し、より豊かな生活を送れるでしょう。

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講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
浜北恵 先生
自宅サロン運営
1976年生まれ。埼玉県出身。十数年のアパレル業界での販売、そしてブランドの40店舗総括する管理職を経験。忙しい日々と大きなプレッシャーで心身ともに健康であることが必要だと思うようになり、スポーツクラブでインストラクターの道へ。

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